2001年7月のお便り    TOP PAGEへ戻る

(7月30日 高知の奥田さんから)
こちらは相変わらずの晴天つづきです。
 
近所ではコシヒカリの刈り取りが始まってますが、うちも今週末か来週には始めたいと思っているのですが、このところ機械の故障や、家族が出かけることが重なり人手不足状態です。
 
TCMの小型のボブキャットという機械を養鶏で使ってるけど、油圧シリンダーからハイドロオイルが吹き出し始めたので、機械屋に聞いたら出張修理で4万円程度。何とか自分でやることにして一組8個のパッキンセットを取り寄せ(これもバカ高いセットで10グラム程度1万円以上)ばらす時オイルを大量に吹き出してしまったけど、元のとうり組み付けオイルを補充して、1時間弱で仕上がったので自分でやって正解でした。
翌日草刈りをしていて草刈り刃が切り株に食い込み、ショックでワイヤーのフレシキブルドライブシャフトが切れ、エンジン唸るばかり・・・。
うちのは背負い式のタイプで、シャフトの曲がり部分の摩擦の発熱とショックが重なりねじ切れたみたいです。これも自分で直そうと部品を発注してあります。
機械を買う時は新品や中古でも価格交渉で買うのが当たり前ですが、部品は数万円の物でも言い値で買うのが普通だと思いますが、自動車部品のよう安く売るところがあればありがたいのにと思うこのごろです。
整備で一番厄介なのがコンバイン。ベルトや刃類、ベアリングなど消耗品は安いものだけど、特にベアリング交換はバラスのに時間がかかる。とにかくあちこちややこしい。10年以上使わなけりゃいいけど、1ヘクタール程度なので出来れば20年使いたいのだが・・?
 
岡山の赤木さんありがとう。
相変わらずビールずけです。うちは最近ネオン街へでないので、ビールにしてもらってますが、最近は発泡酒もうまいのがあるそうですね。
僕は飲まず嫌いです。
 
うちも木酢や塩かけたりまでようせんけど、発病しにくいよう気をつけようと思ってます。
播種はみのるのポットで欠株少し出る程度の薄蒔きで、株間は22センチで植えてるので、原因は初期成育が良すぎたことではと思います。この三年稲の後に大豆を作り鋤き込んでいるのと、代掻き前の合計150キロ程度の米糠や鶏糞が過ぎたのでしょう。この三年は天候も良くて収量も上がっていたけど、台風が来たらとても危ない姿でした。しんどいけど代掻き前の糠を減らして、田植え後にまわしてみようと思っています。
 

奥田誠志
ofoku(アットマ)sun.inforyoma.or.jp
 
 

(7月29日 やまちゃんから「な、なんと、コシヒカリが出穂始めてる。
例年より、1週間近く早いじゃないか、やれやれ」

今日は、日曜日
朝方だけ田んぼに出て、昼寝をして、
扇風機回して、パソコンで遊んでいます。
 
ネギの定植が終わったぞ。
約4アール、九条葉ネギ、長ネギ、下仁田ネギの三種
小芋の土寄せもほぼ完了、水入れホースもセットして、2〜3日に1回エンジンポンプを回すだけ。
トウモロコシの残稈も、ハンマーナイフで粉砕。
野菜のお店のほうも、トマトやきうりが、暑さでぼろぼろ、
ピーマン、トウガラシが、立枯れ続出、
ナスは、なってなって困っていたのが、やっとひと休止、
お客さんが、
「だんだんお店が淋しくなっていくね」
よって、8月第2週から、週3回に変更(今まで、週5回)
 
やれやれ、これから、すこし楽になるかな
(田んぼの草は、一件落着、もう見ないことにしたのだ)
 
さて、本題
岡山の赤木によると、岡山の農協では、油粕のペレットを扱っているらしい。
そんなに高くないよ、とのこと。
じゃあ、姫路の農協に聞いてみようかと、問い合わせると、
「あるかなあ」と首をかしげながら、調べてくれて、「取り寄せ、OKです」
赤木さんから、追いかけて、電話あり。「20キロ、620円」
「ぬぬ、粉が800円ですよ、それよか安いの?!」
わが農協で、いくらではいるか、楽しみです。
鶏糞を、動散で散布しようとして失敗したので、
追肥は、今のところ、油粕頼みです。
 
(7月25日 赤木さんから、追伸「紋枯れについて」)
高知のビールはたいそう旨いらしいが、岡山のビールも旨いぞ。姫路のも旨いだろうな。こちとら亭主の稼ぎが無いので、もっぱら発泡酒です。
 紋枯れ病の件ですが、宇根豊先生の「減農薬のイネつくり」に記述があります。無農薬あるいは減農薬稲作の立場で述べてあります。
本をお持ちでない方のために、簡単に書いてみます。
 
 紋枯れにかかりにくい稲の条件。
 1. 密植をさけ疎植にする。
 2. 細植えにする。(薄蒔きの丈夫な苗を2〜3本)
 3. 元肥を少なく、もしくはゼロ出発とし、出穂45日前頃追肥。
   (早い話がへの字稲作をすればよい)
 4. 出穂前後が高温多湿で肥のよく効いた稲ほど病斑の上昇が激しい。
止葉まで病斑が駆け上がると少しの減収がでるが、通常はたいした被害は出ない。
 
ここから先は私の想像を書くので、そのおつもりで。
 紋枯れ病菌はカビの一種だから、アルコールや有機酸に弱いはず。
 と、くれば焼酎・食酢・木酢液が良いように思われる。この組み合わせは、いもちの特効  
 薬でもある。ついでに天日塩も少しぶっこんでやれば最高。
 アルコール漬け・酢漬け・塩漬けとくれば、どんなカビも遠慮してくれる。
 がまんできればやらないほうが楽でよい。嫁さんが我慢できないので・・・とか言いなが  
 らやっても止はしない。
 
ご承知のことばかりでしたら失礼。
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓 赤木歳通 h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp

(7月24日 岡山の赤木さんから「ヒエの出し方)

紋枯れではなく、その前のヒエの出し方について私のやり方を一言。
抱えて出すほどのヒエがあるときは、枕地の真中から外へ外へと取ってゆきます。
持ちきれなくなると、外側(次に通る列)へ置きます。隣の列を帰ってきたら、また外の列にかわします。何度かかわすと最後には畦に全部出てきます。田植えをするように一方の畦からはじめると、これはできません。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓 赤木歳通  h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp

(やまちゃんから)

穂だけ抜き取るってのは,やっぱり駄目だよね.
いっせいに出穂しないしね.
5年程前,農機具屋の人が,抜いて,株だけ切り取って,持ち出すとか何とか言ってたけど,
忘れてしまいました.
一昨日,稲葉さんが,
「ヒエトリに入っているのですか?
わたしは、やりませんよ。
種がこぼれても,来年の管理で,大丈夫ですよ」
とのこと.
 

(7月21日 高知の奥田さんから「紋枯病,多発」)

この夏はビールがうますぎます。
ビールとエアコンで体調崩しがちですが、控えようと思いつつついつい手が出てしまいます。やっと梅雨も明け高知では、「土佐ぴか」「夏ひかり」の刈り取りが始まったところです。
 
家のコシヒカリも2週間後には刈れそうですが、出穂後から紋枯れが目立ち始めいつもの年より多いぐらいです。また稲が出来過ぎと中干しをしてないこともあってか、出穂後から根元がぐらぐらして、倒れる株もあり、梅雨後半ぐらいから早めに水を落としています。田植え前に入れた糠が多すぎたのか?来年は出来るだけ田植え後に撒いてみようかなと思っています。
今年はヒエの取りぬかしが多く、今日も夕方から穂の出たヒエを運び出しましたが、これって翌年の管理が良ければ不要な仕事ですよね、でも小心者で、穂が出ているのを見ればほっとけない私です。
 
近隣の防除した田はほとんど紋枯れが目につかないですが、紋枯れ予防の栽培のコツとか、どなたかご存知ないですか?
 

奥田誠志
ofoku(アットマ)sun.inforyoma.or.jp
高知県南国市


(7月20日 やまちゃんから)

暑い!
わが兵庫県は,梅雨明け宣言が出たあと,「戻り梅雨」のおかげで,
一週間ほど,雨があり,ほっとしました.
ところが,静岡では,ここ40日ほど,雨らしい雨がないとのこと.
東京でも,日中の気温が36度,最低気温27度,などという数字を見て,
昔のぼろアパートでのことを思い出して,ため息ついています.
明け方3時ころになって,やっとそよそよとした風が入って来はじめたのですよ。
さて,その東海地方からのお便り,2件,送ります.
テーマは,期せずして,「有機肥料」
 
ひとつは,静岡の杉本さんから,「残飯リサイクル」の有機肥料を活用してみませんか,という提案.
写真を,添付ファイルで,送信します.
それと、「コシダテック」という,メーカーの方のメッセージを,杉本さんの便りのあとに.
「食品リサイクル法」の施行で,身近なところで,もしかしたら,ドッキングの可能性ありかも?
アンテナ、張ってみませんか.
 
あとひとつは,岐阜のやまちゃんから,「クズ大豆を稲の肥料に使ってみて,そのほか」です.
「いいな,いいな」と,指をくわえて眺めていたのですが,
ぼくも,地元の農協や普及員の方に,それとなく,アタックしてみたいなという気になっています.
 
ところで,ぼくの方から,一つ,皆さんにお聞きしたこと.
不覚にも,ヒエをいっぱいはやしてしまった田んぼは,やっとこさ,拾い終わりました.
それでも,見落としもあることだろうし,きっと,稲が出穂するころ,ヒエの花見もできるだろうと思います.
そのころの,ヒエの処理,みんなどうしています.
かつて,かかえてでるのが重たいので,畦間に捨て置いたら,節から根を出して,元の木阿弥になってしまったことがあります.
その次の年,穂だけ,刈り取って,やれやれと思っていたら,その新しい穂が出て,またもとの木阿弥になってしまった記憶があります.
ところが,今日,「子育てが終わったころ,穂を抜き取れば,大丈夫だあ」とえらく自信ありげに教えてくれるじいさんが現れたのです.
どうすれば、いいの?
教えてください.
 
 
では
(7月18日 静岡の杉本さんからのお便り「生ごみ処理について」))
皆さんは肥料をどうしているのでしょうか。
経費支出に占める肥料費の割合は決して少ないものではないと思います
ましてや良質の有機肥料ともなると価格もかなり高いものになります。
私達(清茶会というお茶栽培を主としている6人のグループ)は以前 伊豆半島にある田子漁港の魚ボカシを直接入手する方法をとってコストを下げてきましたが、昨秋製造を中止してしまいました。
そんな折、潟Rシダテックが焼津のさかなセンターに生ごみ処理装置を設置したのでその排出残渣を引き取ってくれないかと清茶会メンバーの塚本さんに問い合わせがありました。
内容はコシダテックから山下さん当てのメールにあるようなものでしたが、一番魅力的であったのは食品由来の良質な有機肥料がタダで入手できるということでした。
 しかしこれを利用するに当たっては
@定期的に引き取りに行かなくてはならない。
Aどこに保存するか
B成分が一定していない
などの問題点があります。
 
 私達は仲間の堆肥舎に一時保管し、使用する際肥料屋さんにお願いして、他の有機肥料と配合し成分を上げることや、生ごみを投入する際に植繊機(現代農業2000年10月号)で作った竹の生肥料等を数%一緒に入れてもらうことによってレベルアップすることなどを検討しています。
 
現在、生ゴミ処理装置から出てきたものをそのまま野菜畑などに使っていますが、放線菌由来と思われる白いカビがさっときて、良い肥料だという感触はあります。
 
野良日和   杉本
s_nora(アットマ)d6.dion.ne.jp
 
(生ごみ処理機のメーカーの高原さんから)
 
お世話になります。
(株)コシダテック 高原です。

杉本様からメールを頂いてからメールを送るまでに
かなりの日数を要してしまったことをお詫び申し上げます。

山下様の開かれているHP、全てではありませんが読ませて頂きました。
有機栽培農家の方々を中心とし、あれだけの意見交換を行っていることに
まず驚かされました。
また、最近いろいろな有機栽培農家の方々とお話する機会があるのですが
皆様かなり勉強なされており、日本の将来(自給率等)を
真剣に心配なさっていることが感じられます。

現在、日本の食糧自給率は40%台までに落ち込んであり、
近い未来には30%台まで落ち込んでいくことが予想されます。
一方で、年間1,940万トンの生ごみが排出され、
その内の91%に当たる1,772万トンが焼却処理なされているのが現状です。(添付
書類 表1)
このような現状の中、「食料・農業・農村基本法」、「食品リサイクル法」等が施行
されております。

弊社としては、生ごみを資源と位置付け、飼料・肥料として使用し
日本の食料自給率向上に貢献できればと考えております。

また、昨年「JAS法」が改正され、農家の方々の負担もさらに増加している中、
食品からできる肥料を使ってもらうことにより、
少しでも負担軽減につながればと考えております。

このリサイクルの輪は農家の方々の協力なしではなしえないと小生強く感じており、
農家の方々の声を少しでも多く聞けるよう現在活動しております。

今回弊社が焼津さかなセンターに導入した装置は
住金インテック(株)のバイオリスタ−です。(写真1)
(弊社はユーザーの希望にあわせた販売を行っているので
扱っている商品は他にもいくつかあります。)
この装置から取出される残渣が(写真2)であり
その成分が(添付資料 表2)です。


今回弊社の姿勢、残渣の概要を報告させて頂きますが、
今後ともいろいろ教えて頂きたく思いますので、
意見、質問等がありましたらご連絡いただければ幸甚です。

(株)コシダテック バイオ事業推進部 高原成明
 弊社HP  http://www.koshida.co.jp/

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Nariaki Takahara  n-takahara(アットマ)koshida.co.jp
 
(7月17日 岐阜のダライラマこと,やまちゃんから「近況報告」)
 
山ちゃん、ご無沙汰をしております。
先日岐阜の服部さんに連れられて滋賀県西藤さんの地域
の天祥米を
見に行きました。驚きました。お仲間の田んぼにも全く
というほど草が生えておらず、
ホタルイが元気なさそうに散見できるだけで、稲の生育
も、硬い葉が天を向き
順調そのものでした。見事!あれは確かに凄い。
西藤さんもちょっと腰が痛いようでしたが、益々お元気
で、
「天祥米の肥料の特許が下りたら、米糠田んぼに撒いて
る百姓を何がしかの
特許侵害で提訴するかぁ〜」なんて冗談飛ばしてました
が・・・西藤さん本当に冗談ですよね?
彼の場合やりかねないからドキドキしちゃう。(笑)
そんなパワフルじ〜ちゃん百姓に僕はなれるだろうか?


元肥クズ大豆反75kgのみの田んぼは倒れんばかりの
凄い勢いです。
除草効果も確かにあるようです。もっとも休耕田でした
のでその影響もあると思いますが。
うちの場合、これは来年からも使えそうです。大豆転作
増加の絡みからも、このタダの肥料を
使わない手はありません。山下さんいろいろ教えて下さ
りありがとうございます。

ところが、米糠田に除草効果を狙ってのクズ大豆反25
kg追肥区はとんでもないことになりました。
比重の軽いクズ大豆が風で田んぼの片方に寄ってしまい
除草効果は抜群でしたが、
そこの稲の分ケツを完全完璧に止めてしまい、遅すぎる
今ごろになってドカンと効き始めて
葉はビロビロ〜、イモチを出し始めています。無茶な酸
欠状態で分ケツまで止まったという感触です。
逆に反対の吹かれた方はウリカワが大発生。ウ
ワ〜ッ。。他にもいろんな要素が絡んでいると思います
が、
うちの場合、クズ大豆の元肥と追肥との使い方でこれだ
けの差が出ました。

さて、ひょんな事からどうした訳か農水省のキャリア組
みの研修に
講師として上京することになりました。
果たして彼らは頭がいいのか悪いのか・・判断がつきか
ねますが、
僕としては新しく見つけたキャバクラに初めて行くよう
な、
はたまた動物園にでも出かけていくような感覚(笑)で
す。
こんな僕が講師で行くようでは日本の農政は完全にもう
ダメです(笑)。

うちは標高600mで有難いことにウンカもメイチュウ
もいないのですが、代わりに
これからイノシシの電気牧柵張りに追われる毎日になり
ます。
それでも追いつかないので来月、狩猟免許(罠)を取り
に行きます。
作っている80枚近い田んぼのうちイノシシが出ない安
全田は10枚くらいしか
ありません。お陰で電牧メーカーには詳しくなりまし
た。トホホ・・
それでは、また。


(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)
 山田正隆   農事組合法人福地ハイランズ 
 URL
http://homepage2.nifty.com/happy_rice/
  e-mail       highlands(アットマ)nifty.com
  i-mode      09021388051(アットマ)docomo.ne.jp
  tel&fax      0574-49-1761     
  505-0421  岐阜県加茂郡八百津町福地751-11 
(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)
(7月17日 上野さんのお便り)
前略
先日は、たくさんの資料いただき、ありがとうございました。
各々諸々、それぞれの労を身体に感じ、稲作りを展開している様子、うれしくなりました。
私ばかりでないのかと.妙にうれしくなりました。
感想として、栽培するということに追われて、もう一歩前に出られていないように思われました.
目先の草をどうしようか、
今のイネの状態に対して、どうしようか、
ということばかりが、先に行っているようでならないのです.
草が生える、それをどう処理するかではなく、
稲の生育状態を見て、何をするかでなく、
その田んぼで育っている稲を、どのように受け入れるのかということが、
大事ではないかと思いました.
 
何を持って、草と稲、病気と稲、虫とイネを対比するのだろうか.
今までは,一粒でも多くとるために、
あるいは、無農薬栽培だからとか,売れる分だけとか,食べる分だけとか,
一部の田だけ,ある一定の人だけの「無」の稲作りになるように思います.
 
ちがうのだろうと思う.
生かされている自分,食べることでより長く生かされることを認識の上で,
そのための稲作りではないかな
そう思います.
そうすると,草も虫も,ともに考えられそうです.
 
さて,ぼくの田んぼのことですが,
稲刈り後の田んぼに水を入れ,代かきして,冬のあいだも湛水しておくことによって,
コナギが生えなかったよ
イネを負かすようなオモダカも,
イネを押し倒すようなクログワイも,少なくなりました.
秋から,2月ころまで,田に水をためること,良いようです.
まだ,今年初めてで,くわしいことはいえないのですが,
2ヘクタールちょっとの田,4〜5日の機械除草で何とかなりそうです.
今年は,安心して草を見られます.
草がイネを追い越さないからです.
おもしろそうですよ.
 
11月から,3月ころまで,田に水を入れることによって,
いろいろなことが見えてきたよ.
(2月ころ水をいれて代かきして,5月の田植えのころまで水を入れていても,コナギは生えるよ)
たぶん,秋に水を入れることが,大切なのかもしれません.
 
(まだまだ,手紙は続くのですが,後略・註やました)
 

(7月15日 岡山の赤木さんから「ニカメイガにやられそうだ」)

 たびたびの発信でどうもすいやせん 
 梅雨の雨にも負けず
 梅雨晴れの暑さにも負けず
 ただもくもくと草を拾い
 時に汗は目に入り我を苦しめる
 除草剤撒きし人の薄笑いも相手にせず
 薬を勧める言葉を聞こうともせず
 頬をなでる暑き風は稲を育て
 ツバメを南から運びトンボを育む
 時折 昔人の歌ぞ脳裏をかすめる
     来る秋は 風か嵐か 知らねども
         今日の勤めの 田草とるなり
 ただひとり粛々と草をとるなり
 日暮れになれば妻の呼ぶ声まだかと家の方を見る
 一日のしめくくりに今宵もまた心がはずむ
      「今夜も ビールが うめーぞ」 
 
 てなところで、少し暗くなりかけたが(日暮れのことじゃあない)最後のビールで許して。
葉鞘がちらほら赤くなってきた。心静かに割って見ると、夏ウンカの産卵痕もあるが、ニカメイガのちっさなちっさな幼虫が、うじゃうじゃとおる株がけっこうある。今月末には、1か所10〜20株がまとまってやられるだろう。苗代に籾酢液ぶら下げたけど、だめだった。来年はサンサンネットを使わんとだめかいな。今のうちに被害株を処分すればいいのだろうけど、そんな間はねー。
みんなのとこはニカメイガいねーのかな。いいなあー。
 水田用草削り器を自作して、けっこう重宝してます。潮干狩りに使う道具に似たようなもので、幅15cmほどの木に、15mm間隔で釘を打ち、T型に60cmぐらいの柄を付けたものです。ヒエや大きな草はだめですが、小さなわけのわからん草はかきむしっておわりだ。株間も掻けるし手よりかなり早い。釘が少し手前に傾くように打っておけばよい。釘は2cmほど出るのがよい。 
 後1週間したら、出穂45日前が来る。有機無農薬でない田んぼは、硫安かついで1株づつとお話しながら歩きます。分けつの少ない株にはちょこっと多めに投げてあげます。これが1町5反あります。これは楽しい作業ですが、あとで深く反省するのもこの作業です。3年に1度はベターとこかしてしまいます。何度反省してもこれはなかなか直らない病気みたいなもんだ。遺伝子の関係かもしれない。オレのじゃあない、稲のだぞ。
 向暑のみぎり、皆様おからだおだいじに。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通 h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp
 
(やまちゃんから)
この間、普及員の方と、病害虫防除所のOBの方が田んぼを見に来てくれました。
だいぶ、ニカメイガの一期の発生あとが見られるとのこと。
8月25日前後が、2回目の発生時期だそうだ。
「早生のコシヒカリは大丈夫だろうけど、晩生のヒノヒカリは、心配だなあ
他の田んぼの稲刈りが終わると、晩生の田んぼに害虫は、移動してくるからなあ」
ぼくは、ひたすら、天敵頼みです。
去年も、ニカメイガにだいぶ食い荒らされたけど、
だけど、土俵みたいになった田んぼは、なかったよ。
8俵、取れれば御の字なのだ

(ただ、ニカメイガに食い荒らされると、かくなるもんかという田んぼを見たことがあります。
姫路市の水族館の市川さんと伊勢小学校の子供らがビオトープで植えてる赤米。
田んぼ全体が、枯草みたいになっていました。
菊の栽培が多い地区で、天敵が少ないのかなあ、
なんて、思いました。
2年続けての被害で、
その時、市川さんに「どうして天敵が増えてくれないのでしょうね」
という質問をしたところ、次のような返事が返ってきています。
「天敵のズイムシアカタマゴバチが増えるには、ヒゲナガヤチバエのようなただの虫が増え
ることが重要だそうです。ニカメイチュウの幼虫のような、一時期だけの餌では卵蜂は増
えなくて、ヤチバエのように常にある餌が増えると、卵蜂も増えるそうです。
昨年害虫と益虫の生態系には、ただの虫が大きく関係すると言う話を児童らにしましたが、
ちょっと難しかったようです。
この生態系が復活するには、1年や2年では無理なんでしょう。」

(7月11日 岡山の赤木さんから「毎日おかめずりずりです」)

 毎日間をみてはおかめ(8反擦り)ずりずりやっています。
 びっしりと生えたのは「あぜな」と「きかしくさ」です。大きくなったので、判別できるようになりました。「こなぎ」もにくたらしいほど生えてやがる。縦だけではだめだ。横もおさにゃあかん。草が参るか、それとも、この細い体が先に焼き付くか。この夏はビールの冷却効果も確認できそうだ。
 更に、「ちょうじたで」や「かやつりぐさ」が、大きいのは20cmにもなってじゃまをしよる。「あぜがや」のおっきいの、ちっこいのが、ひょこひょこ生えて、こりゃあ手で取らにゃあかん。畦からは、「よーばいずる」や「しば」がずるずる這い込んできて、侵入開始ときた。
 おかめずりずりが、みんな珍しくも懐かしいらしく、「おみゃー、今の時代に珍しいことをやっちょるな。うちにもあるけー、おみゃーにやる。」とて、2本くれる人あり。1本はダブルの効率型。もうひとつは金属製で、裏の歯がぐいっと曲がっているので、そらもう草を根こそぎむしってしまうだ。
小生これがお気に入りで、悲しくも楽しいおかめずりずりを鼻歌でやっております。三橋美智也に三波春夫に舟木一夫ときた。なに?歳がばれちまうだと。
 それと、ずりずりやってると、結構PRになるようで、確かに無農薬でやってるなと認めてくれるし、ここでとれる米は少々高くてもあたりまえだのクラッカーだと、百姓が納得してくれる。
 それにつけても、緑肥跡はいい。何にも生えん。
 早くきり付けて、8月の金沢と富山に行きたいなー。
 お盆が過ぎると赤木農園独自の虫追い祭りが始まるよ。あっと驚くよーなことやるもんね。そんときゃー、がぞー付きで知らせるからね。
 
自然を愛し環境を考える岡山の百姓 赤木歳通 h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp
 
 
(6月13日 やまちゃんから)
もしかしたら、深水は七難隠す、という不安は、あたりでした。
ギャオス(一般名は、オモダカというのだけど、その葉っぱの形から、ギャオスとも呼ばれている)が、ちらほらと見える田んぼがあるので、
来年のために、芋を拾っておこうかと、殊勝な心がけで、田んぼに向かったところ、
なんのなんの、拾いきれる数ではなかった。
気分の切り替えの早いのが、やまちゃんの持ち味。
なら、今のうちに、ヒエの拾い草をしておこう、
オモダカは、来年の秘策だ(これは、また後日、書くことにする)
と、田んぼの中を歩き始めました。
「一坪に、一本か二本、夕飯前の仕事だなあ、
ヒエなんかすこしくらい生えていても、ぼくは、へっちゃらだけど、
秋口に、ヒエの穂がガバっとでてるのは、いかにも堕農
堕農でも、ぐうたら百姓でも、それはそれで、まあいいけど
でも、まわりのひゃくしょうが、草まみれのぼくの田んぼや畑を見て、
非難がましい目をしないでいてくれているのは、
『よく、頑張っているなあ』
と、思ってくれてるからだろう。
それなりのことはやっておこう」
てなことを、思いながら、鼻歌交じりに、ヒエを拾い始めた。
何せ、一坪に一本か二本、ちょろいもんや、
こんなヒエ、ほっといても、稲の日陰で、消え入りそうな穂をつけるくらいなもんや。
 
ところが、ところが、
田んぼのまん中どころへ来たら、
なんやこれってくらい、ヒエが生えてる、
稲一株に対し、5本も10本も生えてるところが続く。
オモダカやホタルイ(?)なんぞに目もくれず、ひたすらヒエだけ相手にしてるのに、
パタッと歩みが止まり、持ち出すこともできず、丸めては、泥に埋め込むしかない。
その面積、およそ二畝くらいだろうか?
ほかは、きれいに、まあまあ抑えているのに、どうしたことか?
晩飯前の仕事では、片がつかず、
例によって「またあした」になってしまった。
くたびれたので、今日は、ためいきだけにしときます。
 

(7月7日 石川の東さんから「8月3日 金沢での集まりの件)
山下様、こんばんわ
8月3日の件ですが添付しておきますのでよろしく
お願いします

 
その中で主催者が民間稲作研究所とお米の勉強会となっております
村山様には確認をとってありますが、稲葉先生には、未確認のままです
がもう時間が無いためそのまま送ります
 村山様とメールを交わして意見交換していたのですが
お米の勉強会の運営が大変のようです
金欠病と人手不足が主な原因のようです

私の個人的な思いですが

年会費が安すぎる、
これだけの勉強会と情報量の詰まった
会報誌に4000円では安すぎるのでないですか?

事務局に負担が多すぎるのでは
村山様、中井様の負担が大きい、何せ無報酬ですから


NPO法人化出来ないのでしょうか多少初期投資が
かかっても長い目でみればいいのでは

 インターネットによる会報誌の発行の早期化
今まで積み重ねて来られた情報を会員が利用出来るように
また、山下さんのホームページのように
みんなでガヤガヤワイワイ楽しくできるような
ところが良いですね

など8月3日,4日は会員さんが何名か集まると
思いますので少しこのような話しを出しても良いのでは
と思いますがどうでしょうか?

--------------------------------
  東農場   東 浩一
 石川県 小松市 矢田町 イ24−3番地
 TEL 0761−44−3790
   tonton(アットマ)land.hokuriku.ne.jp
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 稲株の見比べ会と、大規模有機大豆畑の農場見学会のご案内

                       平成13年7月7日

            主催 おコメの勉強会

               NPO法人民間稲作研究所

 今年の、8月4日に民間稲作研究所のシンポジュウムが開かれます。

その前日の8月3日に金沢におきまして、自分たちの育てている稲を

実際にもちより「今、ここまで育ってますよ」と、稲株の見比べ会と、

 金沢の河北潟干拓地で金沢農業を経営されています(代表 井村 晃氏)

の70ヘクタールの有機大豆、有機麦の圃場と、加工施設の見学会を

開きたいと思います

   集合場所  寿康苑

  寿康苑の住所 石川県 金沢市 八田東 1025

  TEL 076−258−3135 

     

     JR北陸線ご利用の方は11時30分までに

     金沢駅西口に集合してください、車にて送迎いたします。

参加費 3日全日程参加(当日、宿泊)   12000円  

      宿泊無し(日中のみ)      3000円

      懇親会、宿泊 (5時以降参加) 9000円

   なお、4日の日に富山に向かわれる方は、金沢東ICより富山ICまで

    1550円の高速代が必要となります

日時 8月3日 

  日程 11:00  受け付け開始

     13:00  稲株の比較検討ならびに有機水田での抑草の意見交換

     15:00  金沢農業への移動 見学、意見交換

     17:00  休息後 夕食 (夕食は20:00までにお済ませください)

     翌朝 8:30出発

持参するもの

     おコメを作っている方は標準的な稲株

     ドリンクカップを御持参ください 

     帽子、汗拭きタオル

 

お申し込みの締め切りは7月18日です。


(7月5日 茨城の小長谷さんから「コナギ」)

基本的には、藤本さんの意見に賛成です。
早植した田んぼでは、6月にはすでに分げつが始まっています。
それで、稲が地面を覆ってしまうとコナギは生えません。
しかし、遅植の田んぼ(5月に種をまいている人はこの部類に入りますね。)では、6月になって田植えですからコナギは太陽の光を浴びてすくすくと育つわけですよね。

だから対策の一つとしては、藤本さんのように早植をするとコナギと稲の大きさのバランスから言ってそれほど気にすることは無いとおもいます。

対策の二つ目は、大苗で植えることですが、これは元気な稲を作ろうとしている皆さんの意志に反するので問題外でしょう。

三つ目は、薄播きで大きな苗を作って競争力のある稲を植えることだと思います。

それから、深水管理と有機物施用による藻の発生で、コナギの生育を阻害するのも手だと思います。ただ恐らく文面にある田んぼはかなりコナギがはびこっているところだと思いますので、出ちゃったものは八反擦りでも、除草機でも何でも使って機械的に減らすか、生き物の力を借りて対応するしかないと思います。

私の所でも直播をやった田んぼの一部にコナギが出ていますが、サヤミドロがかなり発生しているのでそれほど気になりません。明日ブラシをかけてやろうと思っています。

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Mr. KONAGAYA Hirotaka (JICA-PB)
Instructor of Rice Cultivation
Tsukuba International Centre
2nd Training Division, Rice Group

h-konaga(アットマ)jica.go.jp (working office)
kona-ufo(アットマ)mwb.biglobe.ne.jp (private)
Home Page
http://www.rock.sannet.ne.jp/aigamo21/
Domo Arigato. Bye-bye.
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(7月3日 岡山の赤木さんから「浮いた草は、コナギのようです」)

先日の浮いた草の話しですが、今もどんどん浮いています。原因はカブトエビの撹拌と思われます。老齢成虫とでも表現すればいいのでしょうか、何度も脱皮を繰り返しとても大きくなったのが、うじゃうじゃいます。
 田んぼの中に恐る恐る入ってみました。最初は目を疑いましたが、生えてるってもんじゃあない。3反の田んぼにほとんどびっしりとこなぎのやろーめ生えてやがる。多いところは5cm角に50本以上と観た。大きいのは葉1枚が5cmほどもある。そろそろ、先の丸い葉が出るだろう。カヤツリグサも仲間のつもりで群れを作っている。やまちゃんのあちゃーどころではないかもね。ヒエはほとんどありません。
 早速、当地で「おかめ」、やまちゃんのいう「8反ずり」、のこわれたのを夜なべで修理しました。この夏は体力がつきそうだ。それともこの細い体が先に焼き付くかもね。
 原因は、夜なべで代掻きしたもんだから、籾酢液が翌日になった事と、田植え後の籾酢液が、代掻きから数えて6日も経っていたことです。米糠散布はその翌日でした。忙しさのためについつい遅くなって、時期を逸したのが敗因でしょう。 来年の肥やしにしよう。
 菜の花(キカラシ)緑肥の後は、代掻き後の籾酢液なし。田植え後の籾酢液は、代掻きから数えて7日も後。その翌日米糠散布。入水直後から醗酵が始まり、有機酸が生成したことが効果をあげた、とみてよいのかどうかわからんが、4反の田んぼに1本の草も無い。泥をいくらすくってもなんにも見当たらない。これは救いだ。
 代掻き前(春)に大量の有機物を鋤き込むと、草が生えにくいことは経験で知っていたが、こんなにもよく効くのなら、これも来年の肥やしだ。どうせ緑肥をつけるのなら、みんなの喜ぶものを撒こう。とりあえず今年は菜の花で成功を収めたから、来年はどうしてくれようぞ。
 おかめをずりずりと押しながら、一夏掛けて考えることにすんべー。
 言いたいこと山ほどあるが、もー眠ぶてー。日付が変わったようだ。
 
自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通   h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp
 
(7月1日 藤本さんのメッセージ)
除草剤を使わない稲作りの農法を、皆で、切磋琢磨しながら、共有できることを、強く願っています。
ヒエについては、それはもう問題じゃないよ、というところまで来ています。
当面、問題になっているのは、コナギですが、
コナギは、1反あたり、米ぬか200キロを田植え後散布すれば、抑えることはできます。
しかし、現実に、皆が米ぬか200キロ投入し始めると、足りなくなってしまいます。
自分のところのお米を精米して得られる50キロの米ぬかを使っての技術が求められます。
 
さて、私のところでは、5月の田植え時に日照りがつづき、用水が充分じゃなかったこともあり、コナギが生えている田んぼ、そうでない田んぼがあります。
部分的に、カルチをかける田んぼもありますが、
イネの収量に響かない程度に、コナギの生育が抑えられればいいのじゃないか、
完璧に雑草をなくしてしまう必要はない、
その見極めが大事じゃないか、
と、思っています。
 
私のところに、見学にこられた方が
「自分の田んぼでトロトロ層ができたと思っていたが、藤本さんのは違う」
と、よく、言われます。
舌で、なめてみてください。
ざらつきが感じられたら、それは、まだ、本物ではありません。
私は、自然塩を入れているのですが、塩に含まれるミネラル、
そのミネラルをえさに活動する微生物が、大きなかぎを握っているように思います。
微生物が増殖活動することによって、トロトロ層は、盛り上がっていきます。
それから、代掻き、これも大事です。
荒代をかいて、そのまま放置、草が生えてきてから、植代をかきますが、
植代は、たっぷりの水を入れて、縦横にかきます。
縦横にかくことによって、土の構造を変えることができるように思います。
たっぷりの水で代かきすると、泥水のようになりますので、
コナギの種が沈み、そのあとから、軽い、微小粒子が沈み、
このことでも、コナギの発芽は、抑制されます。
こうしたやり方で、米ぬかは、50キロでいけると思います。
 
(やまちゃんから、藤本さんに、
「一枚1ヘクタールの田んぼでは、たっぷりの水で代かきしていると、
どこを走っているのか、わからなくなりませんか?」
という、例の質問をぶつけてみたところ、
「旋回する時のわだちなどを目標にすれば、問題ありません」
とのこと
ちなみに、藤本さんのドライブハローは、幅4メートル、ぼくのは、2メートルです)
 
 
(7月3日 やまちゃんから)
藤本さんのメッセージで、大事なこと、書き忘れていました。
「コナギがでるのは、6月になってから。
そのころ、もう、稲はかなり大きくなっている。
だから、カルチをかける田んぼもあるけど、
すこしくらいなら、はえていてもいい田んぼもあります。
また、イネの株元にいて、イネの成長を妨げなければ、
別に根絶してしまわなくてもいいコナギもあります。」
 
ぼく(山下)の聞書きですので、
すこし、ニュアンスが違うかもしれませんが。
ただ、この部分、
「藤本さん、ちょっと待ってよ、
そんなに、楽観的なものでもないですよ」
って、人によっては、反論あるかもしれないな。