2002年11月のお便り   ホームへ戻る
画像がいっぱい欠落しています。不注意です。すみません。
「元気の出る農業への道しるべ」の「農機等」のページをご覧ください。
欠落した写真は、そちらで見ることができます。

http://www91.sakura.ne.jp/~yama-bin/nouki-tou.htm


11/30 東京の小澤さんから「米ぬかのとぎ汁」
>*福井の冨田さんから「微生物の活用をめぐって」
>しかし、そのシンポの中でおもしろい報告と思いましたのが、
>お米の研ぎ汁や米ぬかでEM菌を培養して、下水処理場、
>台所排水や河川、学校のプール等に散布して(結構大量)、
>ヘドロが消え、川が浄化されたという報告でした。

>私がおもしろいと思った点は、無洗米で仇にされている
>「米の研ぎ汁」が、微生物の活性化に繋がり、
>上手くすれば汚染どころか浄化に寄与するという点でした。

>微生物も含めたあらゆる生物との共生の思想がこれからの
>農業には最も必要だと感じて帰りました。

EM菌は、米の研ぎ汁さえも有効に活用できる、という
売り口上は、EM菌推進派のHPなどでも読んだ記憶があります。
EM菌推進派にとっては、「研ぎ汁は環境に悪い」という前提が
あって、それがEMによって善玉になる、という流れですね。

しかし、EM菌は、所詮自然界を模したものですので、
本来は、研ぎ汁がいかに、自然の微生物群の中で
処理されやすい物質であるかの証明になっているだけだと思います。

なお、現在の下水処理施設は、微生物を利用した活性汚泥法です。
これも一種自然界を模しています。
植物由来の米の研ぎ汁は、同じ台所から出る日本酒やビールなどの
工場処理された汚れと異なり、微生物が処理しやすい物質です。
さらに、SS(浮遊性物質)が多い研ぎ汁は、汚泥の沈殿にも効果が
あります。

ということで、久しぶりの無洗米関係投稿でした。

ところで、日本子孫基金の本『食べるな、 危険!』にも無洗米について書かれてい
ます。
要は、研ぎ汁が環境に悪いという嘘をついての販売だという主張です。

http://www.mmjp.or.jp/JOF/

小澤 量
有限会社てんち代表取締役
東京都府中市宮町1-34-14
TEL 042-361-2511
E-Mail rio-ozawa(アットマ)mub.biglobe.ne.jp
http://www5e.biglobe.ne.jp/~tenchi/
 
11/30 岡山の赤木さんから「私の小道具10・タマネギ吊り」
赤木@菜の花です。
今日のはずっと以前に発表したやつだ。画像で見せてあげる。
変形S字型吊り下げ金具と呼ぶべきか。
ちっこい方にタマネギをくくった紐を掛け、でっかい方を竿や棒に引っ掛ければ1丁上がりだ。
 いちいち竿に結ばなくていいから腕が疲れないし、たいそうなスピードアップになる。
使う針金代は安いもんだから太め、もしくは2重にして使おう。途中で竿から落ちたのではおやじ笑われる。写真のは2重にして曲げてある。たわいもない物だがすぐれものだ。
 あんた、来年の5月まで覚えておけるかな?ピンときたらすぐ作っておこう。
5000本も1万本も植える人向きじゃぁないよ。軒下に吊るして保管する人用だ。
 干し柿を吊るすのにも使っています。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓   赤木歳通
11/30 福井の冨田さんから「微生物の活用をめぐって」
今日30日に福井県武生市で「みどりの革命2002展」
といのがありました。
海外、自治体、NPO、企業を巻き込んだEM菌の活用
報告が中心でした。

EM中心の話でしたが、鯖江市の藤本農園の藤本さんも
「有用微生物」の活用という立場から報告されました。
(本来の意味での有用微生物群とおっしゃっていました。)

私個人的には、土着菌を活用すべきという立場です。
特定地域で培養されたEMに支配されるのではなく、土着の
多様な微生物(Effective Micro−organismsも含め)
が良好な環境の中で互いに均衡を保つ「微生物の多様性」
とでも言う状態を目指すべきと考えています。

しかし、そのシンポの中でおもしろい報告と思いましたのが、
お米の研ぎ汁や米ぬかでEM菌を培養して、下水処理場、
台所排水や河川、学校のプール等に散布して(結構大量)、
ヘドロが消え、川が浄化されたという報告でした。

私がおもしろいと思った点は、無洗米で仇にされている
「米の研ぎ汁」が、微生物の活性化に繋がり、
上手くすれば汚染どころか浄化に寄与するという点でした。


微生物も含めたあらゆる生物との共生の思想がこれからの
農業には最も必要だと感じて帰りました。


それから京都の四方様。
2日は誰でも参加OKと解釈しましたので、綾部の学習会に
参加してみようと思っております。情報有り難うございました。
よろしくお願い申し上げます。

福井県池田町 冨田善嗣
 
 
11/30 兵庫の本岡さんから「酸っぱいご飯食べてみたい(好奇心)」
 栃木県へ単身赴任中の吉田さんへ
今週は栃木県の真岡市へ仕事で出張をしていました。
金曜日の夜に帰ってきて 今メールを見ています。

 酸っぱいご飯を一度食べてみたいなと好奇心から思ったりしています。
真岡市で食べたご飯には 酸っぱいのはありませんでした これは当たり前のこ
とですね
そんなお米が食堂に出てくるわけないですから。まして地元のお米が出て来ると
は限らないし

 ところで 私は関東でおいしいご飯を食べたことがない 
これはひとえに安いお米を使っているからだと思うのですが 
そうは思うのですが 関東のお米は旨くないと言うイメージができています。
こんな事書くと 関東の熱心な農家の皆さんからにらまれそうですが・・・
 (どこでお会いするかもしれません その時はおてやわらかに)

 今年のお米が歯に重いのは同感です それと炊きあがったときの艶が弱い
人ごとではなくて私のお米も程度の差はあれ 昨年と比べてそんな傾向にありま
す。

 稲美町 本岡哲司

11/30 茨城のすずき産地から「私も、ドラム缶でクンタンを焼いています」
こんばんわ
私もドラム缶でクン炭を焼いています。
とりあえず下記のようなページなど。
http://www.suzuki31.com/nocus/1999/10/19991026.html
http://www.suzuki31.com/nocus/1999/11/19991106.html
http://www.suzuki31.com/nocus/1999/11/19991112.html
 
すずき産地 http://www.suzuki31.com/
 
*やまちゃんから「質問」
すずき産地の写真を、次から次へと楽しんでいったら、全部で10枚くらいありました。
毎度のことながら、アングルに感心。
それはさておき、
ぼくは、ドラム缶でクンタンを焼くとき、焼き上がったあと、煙突の口(上部)と吸気口(下部)をふさいで、空気が入らないようにして一晩おいて消火するのですが、完全に密閉できないのか、時々そのまま燃え続けて灰になってしまうことがあります。
水をかけて消火してやるといいのでしょうが、重くなるので、出来れば空気を遮断して消火できればと思っています。
すずきさんは、そこらへん、どうしていますか?
 
 
11/30 岡山の赤木さんから「私の小道具9・里芋掘取り鍬」
 赤木@菜の花です。
 1つ2つと出始めたようだな。私の独演会にならなくて良かった。みんなで盛り上げて育ててゆくのがこのHPだから、読むだけで黙りこくっているのはルール違反だよ。どんどん発表して。
 
 さて今夜のは里芋掘取りに使っているお気に入りの鍬2丁です。
高知市内の日曜市で買いました。1丁6000円と安くはないですが、丈夫ですぐれものです。
柄はツルハシを思わせるほどごついから、どんなにこねても無理をしてもまず大丈夫。
 アザラシの牙を思わす2本爪の付け根付近は、私の親指ほどもあるから、曲がる心配もなし。これでジャガイモを掘ると、鍬切れが(刃が当たって傷ついた物)めったに出ません。
 3本爪も用途いろいろ、ごついので無理がききます。里芋、ショウガ、ジャガイモ、手では抜けない株の掘り起こしなんかに使っています。特に威力を発揮するのは稲株ごと土を掘り起こす時です。剣スコみたいにワラが邪魔になるでなし、普通の4本爪の鍬みたいに柄の差込み部分が壊れたり爪が曲がるでなし、1発打ち込めば大きな塊がごろっと採れる。
 土が付いたまま写したのはちとまずかった。
 それと、1年に1回は柄を抜き、先の10cmばかりにオイルを軽く塗ります。CRCみたいなものをさっと吹かしてもけっこう。理由がすぐわかったらあんたも立派な百姓だ。
  
     自然を愛し環境を考える岡山の百姓   赤木歳通

11/29 岡山の赤木さんから「私の小道具8・キャスター付き万能台車」
 赤木@菜の花です。
 納屋の中で物の移動や保管に重宝しているのが自在キャスター付き万能台車です。
かさばる物が1人では運べない時に、反対側をこの台車に載せておけば一人でも作業がはかどります。写真のは50mm自在キャスターを付けたものです。コンクリ床の上なら150kgぐらい載せても軽く動きます。75mm、100mmを取り付けたものなど10数個は持っています。フリーで使うものや、特定の道具を載せて保管しているそれ専用のもあります。
 籾を運ぶコンテナ、麦播きに使うロータリーシーダー、石抜き機、コンクリートミキサー、とにかくなんでも台車の上です。理由は一人で楽に安全に作業する為です。
300kg程度なら1人で十分です。特殊な使い方としては、5反分のもみが入る40石縦型循環式乾燥機の移動にも毎年使います。
 
 大きな物を載せる場合は、かならずしも1枚の板にキャスターを付けなくてもかまいません。10〜15cm幅の板の両端にキャスターを取り付けたのを2つ用意してもいいです。板の上に荷重がかかると、道具と板は一体になりますから、外れることはありません。もちろん、荷重はキャスターのすぐ上の板にかかるようにし
てください。
がたがた道を押すのではないから大丈夫です。これはその道具専用の台車としてのみ使います。この件で分かりにくかったら言って。画像で見せます。
 
特殊な2輪の台車として、畑で使う管理機が載っています。管理機のハンドルを持ち上げて押せば台車ごと動きます。鎖で固定してありますから。
今日は応用範囲の広いキャスター付き万能台車の巻でした。
ちなみに農舎の2階フロアーもコンクリをうっています。台車の移動が楽ですから。
 
 私の文章には環境問題とあわせて時折安全という言葉が出ます。じつは仕事の上で生じる疾病予防や怪我の防止も私の専門分野に含まれます。農作業でも安全をどうやって確保するかということを忘れてはならないよ。   
 
   自然を愛し環境を考える岡山の百姓   赤木歳通
 
11/29 福井の冨田さんから「RE・肥料散布機」
岡山の香西様、有り難うございました。
ライムソワーより作業効率が良いとのこと、
参考になりました。
 それにしても30万円くらいといいますと
心動かされる価格ですね。
 
有り難うございました。 
心動かされつつある冨田でした。
(山下様、謎が解けすっきりしました。)
 
 
11/29 姫路の橋本さんから「クンタン焼き器・打ち込みポンプなど」
 インターネットの接続が悪く久しぶりに開きました。
 まず、山下さんに教えていただいた、燻燃器、2台作りました。良い燻炭ができ
ました。現在、後の2軒目で活躍しています。
煙突の高さ(1.00m)と空気孔の大きさからか、下まで熱くなるのに6時間
以上掛かってしまいました。
着火については300cc以上で、灯油よりも軽油の方が燃焼速度が遅く確実な
ようでした。下まで熱くなった後1日おいて、別のドラム缶に移し替え(2台で焼い
た燻炭が1本に丁度入りました。)蓋をして、完全消火し、空いた燻燃器で又焼き始
め時間短縮しました。
打ち抜きポンプの件ですが、パイプを溶接したのはネジ切り器がなかったのと、
溶接の上手な友人がいたからです。ネジ切り器があれば、我々素人では、パイプの亜
鉛メッキも剥がれず、確実ではないでしょうか。ネジを切ったパイプを購入して溶接
しました。それと、打ち込む時期は、雨の少ない(地下水位の低い2月、8月がよいそうです。)
 Qホー購入して使用しました。苗の際まで除草出来るのと、早いのがが良かった
ですが、土質に影響されそう。三角ホーを切れるようにこまめに研い使った方が、汎
用的でした。(2、3丁以上を切れるようにして持つのが良いと思います。どうで
しょうか。)
 私の道具についてですが、納屋が非常に狭いので移動可能なように車付きにして
います。
 いま、べたがけ不織布を押さえるマルチトンボを立ったままで打ち込む道具がな
いか探しています。
11/29 富山の田村さんから「小道具、こんなんでも言っていいかな」
田の草取り,真夏の農作業の服装ですが。下に水着を着てますね
ん。その上にレインコートの上着を軽くはおり,同じくレインコー
トのズボン。

農作業に使うと衣類は総てが泥色。だからこの3点セットで,無
敵。泥の汚れは全くこわくない。ちなみに水着は2枚持っていて交
互に。

外で水をかぶって,短パンをはけば,すぐ家に入れて御飯つくりも
OK。

長靴で駄目になったのはつま先と上を切れば水はけのよい短靴でこ
れまた重宝です。
11/28 岡山の赤木さんから「私の小道具7・ジュート紐」
 赤木@菜の花です。
バインダー用のジュート紐を、畑で使いやすくした小道具です。以前に発表済みです。
ナスやトマトを誘引したり、倒れ防止に杭にくくりつける時に、わたしは麻でできたジュート紐を使います。作が終わって切り捨てても土に返ります。この小道具、持ち運びやすくて最後まできれいに使えるために欠かせません。
 営業用のケチャップなどが入っていた空き缶に1巻を入れ、同じ缶を被せます。ガムテープでくるっと巻きます。
 紐の取り出しは蓋になった缶の上に穴をあけ、5mm径ほどのビニールホース5cmほどを差しておき、このホースの中を通して紐を出しておきます。紐の端はいつも30cmぐらいは出しておきます。缶の中に端が落ち込むと分解せねばなりません。
 上側の缶の天蓋には対角に穴をあけ、適当な紐を取り付けて持ち運び時に取っ手にします。
またこの取っ手にはハサミの柄を通しておけば便利です。
紐とハサミがいつもセットです。隣のは未使用のジュート紐です。
 この紐はタマネギを吊るす時にも使います。
 安くて長くて土に返って地球に優しいこのジュート紐、いー紐です。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通
 
 
11/28 やまちゃんから「ぼくの誘引小道具」
ぼくの場合は、誘引紐にこんなん使ってますよと言うことで。
 
下に見えるが、野菜の結束用の紙タイ。
ナスやピーマンを支柱にくくりつけるときに、これを使っています。
その心は、紐でくくるより、指先が簡単で早い。
トマト、ナス各100本、ピーマン、トウガラシで合計60本程度ですが、
なにせその時期、田植え前後でメチャ忙しい。
出来るだけ、楽したいのです。
そして、素材が紙と鉄線だから、収穫が終わると、ぽいと捨てることが出来ます。
まあ、このことは、取り立てて自慢するほどのことではありません。
注目して欲しいのは、上に見えるU字形の細い番線。
建築資材で、鉄筋をくくるときに使っているらしい。
100本50円くらい。
キウリネットを張るときに、ネットと支柱をこれで結びつけると、ゆるむことなくピンとはれます。
ペンチでぎゅっとひねると、びちっと固定できるのです。
今度エンドウのネットを張るときに、写真を撮って送ります。
その他、支柱と支柱をくくりつけて、ぐらぐらしないようにする時にも、これを使っています。
そして、収穫が終わったら、安心して、畑へポイ。
ジュート紐もそうだけど、安心して捨てられるのがいい。
ビニール紐では、こうはいかない。
以上、相変わらずおそまつでした。
11/28 岡山の香西さんから「肥料散布機について」
私どもは現在はタカキタの「コンポキャスター」というのを使っています。赤木さんの使っておられる物の改良型です。アジテーターがついているのでブリッジがおきません。価格も30万くらいです。難点は、水分が少ない粉末の場合もうもうと舞い上がりますので人家のちかくでは使いづらいです。極力回転を落として(1400rpmくらい)なんとか対応しています。以前つかっていたライムソワーにくらべると作業効率は格段に良いようです。
吉備路オーガニックワーク
香西達夫
090-8249-0938
kouzai(アットマ)ruby.ocn.ne.jp
http://www7.ocn.ne.jp/~kibijiow/
 
 
11/28 福井の冨田さんから「再び質問小僧です」
 山下様、赤木様、アドバイス有り難うございました。
ポイントは4pオートヒッチ、容量、水分%ですね!
 家に解体コンバインを調達したのですが、袋取りのもので
おっしゃるように動力をどうしようか悩んでいました。
今思えばグレンタンク式の動力を用いて、刈り歯は
転作圃場の草刈り用に残すというのが最高かと・・・思います。
 
 ところで山下様、コイン精米機の米ぬか入りフレコンを
どうやって軽トラックに乗せるのですか?
数百キロ入りますよね?ホイストは納屋にしかないでしょうし・・。
 
 近所(っていっても十数キロ離れてますが)のコイン精米機も
でっかいフレコンに貯まるようになっています。これをどうやって
運び出すんだろうと不思議に思っておりました。
 
それから、米ぬかを積んだ運搬車ごと軽トラックに
乗せちゃうのでしょうか?
だとしますと結構荒技ですね。ビックリしました。
 
今日も質問小僧でした。
よろしくお願いします。
 
酸っぱいお米ってどんなんだろうと気になる冨田でした。
失礼致します。
 
 
*やまちゃんから
質問されると、こたえる方はわかっているつもりでも、ここが抜けてたなと思います。
まず、精米機のフレコンは120キロのサイズです。
久保田の精米機は、幸いにも台車(300キロサイズ)が潜り込める高さになっていまして、台車に乗せてホイストの所までもっていきます。
ホイストでつり下げて、直接軽トラの荷台に積み込むこともあります。その時は、フレコン4杯〜5杯(500〜600キロ)積み込んで田んぼに向かいます。
運搬車に積むときは、空の運搬車をまず軽トラに乗せて置いて、それから、フレコンの米ぬかを運搬車にあけています。240キロの米ぬかを積み込んだ運搬車を、アルミブリッジを使って軽トラの荷台に載せたこともありますが、たしかに荒技で、あまりやらないようにしています。
11/27 吉田さんから「お米の味」
やまちゃん様

なに、それ、、、。
で、結構です。やまちゃん一家の農法で、出ていないなら、結構毛だらけです。
西日本は、良かったのかもネ。
自分の作った米の味をとやかく言われる事は無い訳で、供出してしまえば、誰のか判
らないですものね。
気にいらなきゃ買わなきゃいいわけで、、、。
で、勇気を持って、私に今年の米のことをしゃべってくれた、関東の70才くらいの
「百姓」に私は、百姓の姿を見ます。
「こんな、年は初めて、、、。」
この、お百姓さん、展示会場で、時間をめぐり廻って、私に、甘酒を持ってきてくれ
ました。
バザーで、やっていたからと言ってね。私は、私の意見を言い、彼も、意見を言っ
て、行っただけですが゜、、、。
私も、酸味のあるご飯、はじめてです。
こんな、経験を出来なかった方々、良かったですね。

11/27 岡山の赤木さんから「私の小道具6・夜間作業機」
 赤木@菜の花です。
今日の小道具は、トラクターに取り付けた照明です。 
ずっと以前に発表したことがあるんだが、今回のは映像付きです。
天候の都合で耕耘作業を頑張りたい時や、兼業農家さんにとっては必需品と思う。
問い  トラクターにはなぜライトが付いているのか。
答え  夜道を走るため          ブー 
答え  それは夜に作業をするためである。 ピンポーン
 
標準装備の照明だけではちと足らんので、 
 両側面を照らして4本のタイヤがはっきりと見えるようにすること。
 後部を照らしてロータリーの状況や土の状態が観察できるようにする。
 配線はライトを点灯したらこちらもつくようにする。
これで時間を気にせずに仕事ができるし、夜道に日は暮れんから東が白むまででもやれる。
ふんばらねばならぬ時にふんばることができるぞよ。そうだよな、衣笠さん!
 写真の右側のが側面用、左側で白い塗料がはげている方は後部照明用です。 
ただね、やりすぎてご近所から叱られるのは私の責に非ず。
 
 福井の富田さんへ。
私が鶏糞を散布しているのは、三重県に本社のあるタカキタというメーカーのブロードキャスターです。乾燥鶏糞400リットル約220kgの容量です。4Pオートヒッチ方式でトラクターに簡単に着脱できます。ただ型が古いので水分のあるものは散布できません。中でブリッジになったりカチカチになってしまいます。今のは45%水分でもラクチンらしいです。 
 選ぶ時は、水分何%まで可能かも確かめておいた方がいいです。それとクローラーの運搬車を製作されるのでしたら、キャスターの動力をどういう形で取り出すかというのも課題です。モーター駆動でしたら簡単ですがね。トラクターの前部に取り付けるライムソワー方式でしたら問題はありませんが水分が気にかかります。
 米糠は苗代に入れるのと、菜の花の出来が悪かった田んぼに田植え後に手で振りますから、機械は使いません。燃料のビールが少々要ります。 ハハ
 とりあえずこんなところかな。
 
 それとやまちゃん、写真に写っているホイストのフックはあれは大きい。200V三相動力で動くやつでしょうきっと。3トンか4トン吊りだと思いますよ。私のなんか100V単相1トン吊りだから、フックも私のみたいにちっこいよ。
      自然を愛し環境を考える岡山の百姓    赤木歳通 
 
 
11/27 福井の冨田さんから「RE/ハーベスタ改造運搬車」
山下様、有り難うございました。
写真付きですごくわかりやすかったです!
写真ではコンパネの中にフレコンが入っているのですね。

 
ところで、撒くときには枠の中に生の米ぬかが直接入るんだと
思いますが、歩くのは機械のどの位置でしょうか?
もし、後ろから付いて行くとしたら、後ろの板は順番に外して
米ぬかが少なくなると、段々と低くなるようになっているのでしょうか?
 
よろしくお願い致します。
 
福井県池田町 冨田善嗣
 
11/27 やまちゃんから「RE・冨田さん」
この倉庫は、もとは姉夫婦の会社が使っていたもので、その時のホイストで、たしかにばかでかいホイストです。金具だけで10キロくらいの重さがあるかな?
田んぼに米ぬかを撒くときは、バックで超低速にして、後ろから付いていきながら、アルミスコップで振りまいていきます。後ろの枠板は全部で4枚、順番にはずしながら撒いていきます。
11/26 岡山の赤木さんから「私の小道具5・引っ掛けボルト」
赤木@菜の花です。
 今日のこそ最もかんたん小道具です。トラクターに付けたただのボルトです。
なんでも吊り下げます。
 爪の取り付けボルトが緩んだ時のメガネレンチ、肥料袋をきるハサミ、最後に耕す周回3回分を測るメジャー、モンキーレンチ、紐でくくったスパナ。などなど、使い方はいろいろです。
 ちょっと簡単すぎたかな。 またおもろい物をお見せする。
 
11/26 福井の冨田さんから「ブレンドキャスターについて教えてください」
福井県の冨田でございます。
 
赤木様の小道具特集楽しく拝見させていただいております。
 
ところで、赤木様の納屋に沢山の農機具があるとの事でしたので
少しお伺いしたい事がございます。
 
私は今、米ぬかを散布していますが、赤木様は米ぬかやぼかしの散布
はどのようになされておられますか。
 
自作機でしょうか?それとも市販の機械でしょうか?
市販の機械でしたらスターとかササキとか色々なブレンドキャスター
があるようですが、特徴と言いますかこの機械のココが良い(ダメ)と
いうようなものはありますでしょうか?
 
私も貧乏とはいえ手で散布するのに限界を感じてきました。
クローラ式だとたんぼを荒らさないと思うので、コンバインを
改造して自作しようと考えていますが、市販の機械(トラクターに装着するタイプ)
で良さそうなものがあればそれも考えてみたいと思っています。
アドバイス頂きたくお願い申し上げます。
(散布したいと考えていますのは、米ぬかや米ぬかとおからのぼかし等です。)
 
よろしくお願い致します。
福井県池田町 冨田善嗣
 
 
11/26 一足お先に、やまちゃんから「手動式(歩行型)ブロードキャスター」
これは、ぼくの農機具の中でいちばんつきあいの古いものです(14年)
脱穀機付きのハーベスタの中古を、8万円で購入しました。
(はずした脱穀機が、運搬車の影になって、ちらっと見えますね
最初枠をつけたときは、サイドのポールの高さまででしたが、籾殻を畑に運び出してから、ベニヤを付け足して、現在の高さになりました。
米ぬかが、300キロ近く入ります。
ホイストで、コイン精米機の(フレコンに入った)米ぬかを入れます。
軽トラに乗せて、田んぼへ。田んぼに入ったら、低速で動くのに付いていきながら、アルミの石炭スコップで米ぬかを右に左に振りまいていきます。
トラクターのアタッチメントの付け替えの手間なしに、さっと動けるところがいちばんです。ご覧になってわかるように、クローラ式です。
おそまつでした。

11/26 茨城の小長谷さんから「The Power of Duck 」
京都木津高の那波さんへ

The Power of Duck のことですね。

急ぐようでしたら、自分の手元に何冊かあるのでお分けします。(本代2500+郵送料)
急がないのでしたら、農文協から3000円+税で出版されています。お近くの本屋さんからお申し込み下さい。その方が郵送料はかからないのでいいと思います。

茨城県
小長谷裕宝
(添付ファイル)
The Power of Duck

FURUNO Takao

Publisher TAGARI Publications, Australia
Price 24US$

  • Another interesting cultivation system for rice is the "integrated duck and rice cultivation system". In this system, ducks ("aigamo" in Japan) are allowed to stay and swim around in the rice field from shortly after seedling transplanting. The ducks eat the weeds as they sprout (but not the rice seedlings as they do not like the rice plant's stiff, high-silica leaves) and any insects that may land on the rice plants. The ducks' excreta then fertilize the soil providing nutrients for the rice growth. The ducks perform the function of pesticides and herbicides and chemical fertilizer, thereby saving the farmer a lot of toil, money and worry (weeding is one of the greatest problems in Japanese agriculture). This system is sometimes used with azolla (a nitrogen-fixing floating grass, which is very fast-growing, and which the ducks will feed on) and sometimes also fish (e.g. loach, which the ducks do not eat because they cannot see the fish beneath the azolla!) A well-known practitioner husband and wife team of this system, Mr. Takao Furuno and his wife in Keisen Town, Fukuoka Prefecture has obtained yields of 6,470 kg/ha of unpolished rice, where the average rice yield in his area is 3,830 kg/ha.(181) He uses no chemical fertilizers or pesticides. In fact, if you visit him, you have to watch where you walk as his neighbors use chemicals and he does not want any of them trudged near his fields. Here again the key factors are animal excreta and soil fertility. These are the determinants of yields, not chemical fertilizers.
 
11/26 やまちゃんから、単身赴任中の吉田さんへ
お米が「酸っぱい」?家内に話したところ、「なに、それ?」でした。
そんなことがあるのですねえ。

11/25 岡山から単身赴任中の吉田さんから「お米の味」
久しぶりに投稿させていただきます。
今年のお米の味についてです。
不思議なことに、今年のお米は、なぜか酸っぱいのですが、いかがでしょうか。
「酸っぱい」
私、一人そんな思いを持っていたのかもしれないので、黙っていたのですが、
11/23、11/24と、久しぶりにJAさんの展示会に出まして、農家さんと、色々お話をし
ました。
生産農家さんも、酸っぱいと、言う人がいます。私一人では、ないようですが、やま
ちゃん一家には、そのすじのプロもいらっしゃるので、お聞きしたいと思います。
私の所見。
(1) 酸っぱい。
(2) コシヒカリでも、甘さがとぼしい。歯ざわりが、もちもちとせず、しかしなが
ら、歯に重い。
(3) この傾向は、中米(1.80以下の米)のほうが著しい。
(4) 白濁米が多い。
(5) 「一発施肥」、このごろはやりの肥料らしいのですが、、、。した人は、収量
が、1,2割り増えている。 死に青が減り、青米でも、成熟している。よって、収量が
増えている。

私は、仕事柄、農家の方と、知り合いになる機会が多いもので、付き合い方々、試食
方々、軒先米を買うことが多いのです。
今年は、中米を買わない、価格を飼料用くらいにしか付けない、業者がいるらしいで
すよ。
産直販売で、中米をも、売っている農家さん、良く味見をして、出荷してください
ね。
生産者の方々の努力と、関係なく、天候は、作用するものと、思っていますが、私の
投稿を見る、方々、ぜひ、回答をお願いします。
私の食しましたお米の産地は、お尋ねにならないようにお願いします。
味が、天候に左右されにくい、お米の研究のためです。
宜しく。生意気申し上げました。

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                       FROM   吉田 周二 
 自宅
 〒700-0033         岡山市島田本町1丁目8番3−302号
                                                  TEL.FAX.  086-254-5622
  単身赴任先
〒323-1104    栃木県下都賀郡藤岡町大字藤岡字仲町1482
                   シティハイムフジ 106号
                                    TEL.FAX  0282-61-2122
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11/25 京都木津高の那波さんから「合鴨の英語本どうすれば手に入る?」
木津高の那波です。毎回楽しみに読ませていただいています。

ずいぶん前の話なのですが、古野さんの合鴨農法がオーストラリアかどこかで紹介さ
れ、出版されたと紹介されたはずです。そのときの、メール等を消去してしまったの
でほんの題名や、何処で手にはいるかわからなくなりました。本屋さんで調べてもら
ったのですが、洋書の扱いは複雑なので結局不明です。

この本を簡単に手に入れる方法をご存じでしたら、是非教えてください。

京都府木津町 那波和志
 
 
11/25 農文協の甲斐さんから「26日NEWSステーション「村へ!」をぜひ!」
10月26日(火曜) TV朝日系「ニュースステーション」の中の「村へ!」というコーナーで、増刊現代農業『新ガーデンライフのすすめ』で紹介した群馬県榛名町の富沢登さん、清水重信さんはじめ「里見フルーツランド団地整備組合」の活動が紹介されます。

大事件がなければ、10:20くらいからの放送です。

同組合では、いわゆる銀行の「不良資産」と化していた「塩漬けの土地」20ヘクタールを購入し、観光農園として整備中です。とくに富沢さんと清水さんは、それ以外に山林30ヘクタールを購入、都市との交流や農産加工の舞台にしようと整備しています。

この土地を最終的に実質管理していたのは「三菱信託銀行」でした。10年前の「大規模リゾート開発」の時代は企業が農家の土地を買いあさっていましたが、いまはまったく逆の時代になりました。

レポーターとしてノンフィクション作家の吉岡忍氏が登場するこのシリーズでは、「増刊現代農業」の協力で、今後不定期ですが

●群馬県JA甘楽富岡
●愛媛県内子町「フレッシュパークからり」
●宮城県宮崎町「食の文化祭」

など「元気なむら」を順次紹介していきます。

ぜひご覧になってみてください。
/////////////////////////////////////////////////////
  (社)農山漁村文化協会(農文協)
  http://www.ruralnet.or.jp/
  増刊現代農業 甲斐良治
  kai(アットマ)mail.ruralnet.or.jp     (Official)
    fwhk9212(アットマ)mb.infoweb.ne.jp   (Private)
  〒107-8668 東京都港区赤坂7−6−1
  phone03-3585-1146 fax03-3585-6466
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11/24 岡山の赤木さんから「私の小道具4・土落とし棒」
 赤木@菜の花です。
 今日の小道具はトラクターの土落し棒です。
最近のはロータリーカバーの内側にゴム板なんぞが張ってあるから、案外土が付きにくいんだが、鉄板だけのやつはごっそりとくっ付いてくれる。爪は田を耕してちびるのではなく、カバーの裏側に付いた土を常時擦っているもんだから、こっちのほうでちびてしまう。
このあたりの感じは百姓ならみんな分かるはず。
 
 そこで取り出だしたるのがこの土落し棒だ。
肉厚のパイプに鉄板を溶接しただけの物ですが、結構重宝してまんねん。
鉄板の先は片刃に軽く研ぎ、両端は丸みを付けます。カバーを傷つけない為にね。
20年以上使っています。土の湿り具合では、耕耘の途中でも土落しをやります。
 田んぼから上がる時にも使います。走行の振動で大きな土の塊が道に落ちるからね。
 
 それに百姓にとって土こそが全ての基本と考えているから、道には土を絶対にくれてやりません。タイヤに付いた土は、左官さんが使うコテできれいに落してから移動します。
1反ほどの田んぼだと、土を落す時間の方が長くなるけど、これが信用というものだと考えています。だからこそ田んぼを任して貰えるんではないのかと思います。
最後は説教じみてしまった。
 まだ残り20件以上出そうだ。大道具もあるぞ。つまらなかったら止めろと言ってね。 
  自然を愛し環境を考える岡山の百姓   赤木歳通
 
11/24 岡山の赤木さんから「ホイスト吊り金具」
先日発表した大きな物を吊る時に使う吊り金具(小道具3)で、畦塗り機を2階に収納しているところです。Vベルトを使用しています。
 スリング、ロープ、ベルトなどを1つのフックにたくさん掛けないので作業が簡単です。
それに重心が中央にないものでも、スリングを掛ける位置を調整すればバランスがとりやすいんです。写真では右側が重いんですが、水平になるようにベルトを掛けています。                                     
使用例を見ていただきました。
おわり
 
*やまちゃんから
実際につるしている状態はどんなかなあと思っていました。
この夏に、菜の花田んぼを見せてもらったついでに、納屋を見せてもらったら、農機具があるわあるわ、1階にも2階にも所狭しと置いてありました。
よく片づいているにも感心。
このホイスト吊り金具でやっているのかと、納得しました。

11/24 岡山の赤木さんから「私の小道具3・移植ごて」
 赤木@菜の花です。
やまちゃん、出来たよ、写真が軽くなったよ。静御前にならなくてすみそうだ。
ホイストからいっきに畑に出て移植ごての改良です。
標準の移植ごてはスコップの部分と柄は平行です。土に突き刺して手首をこねるようにして穴をあけるから、10や20ならいいんだが200,300と穴あけをすると手首が痛んでくる。
 
 そこで鍬の原理を応用した。木の柄を取っちまってスコップの付け根を90度曲げ、長めの柄を取り付けた。鍬のミニチュア版です。
振りかざして打ち込めば後は手前に引くだけです。ジャガイモの植穴は1っ発であきます。
種いもを巻尺に沿って置いて行くよりも植えるほうが早いんです。土を戻すのはスコップの裏側で押せば終り。手首が痛くならない。柄の長さは40〜50cm。
 隣のちっこいのは100均で買ったミニごて。幅が2.5cmほどの細長タイプ。
蕪を移植するときにこれを差し込んで土ごと引き抜きます。細いから隣の残す蕪を傷つけません。予めあけておいた穴に土ごと落とし込めば完了。後は水をたっぷりやるだけ。
蕪の移植、少し遅れるけど大丈夫。キャベツや白菜が虫に食われて欠株になった時に、私は蕪を植えます。土地の有効利用です。お試しあれ。
 写真は少し斜めから撮ったから、太く短く写ってしまいました。
 
 これで3つ発表しました。先は長いぞ。そろそろ誰かも喋りたくなるはずなんだが、、、
誰かってあんたのことだよ。黙ってちゃぁいけねーよ。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓   赤木歳通
 
 
11/24 スローフードの金丸さんから「有機農業が国を変えた」
こんにちわ。金丸です。
とても面白い本が出ました。もうご存じかもしれませんが
ご紹介します。

・「小さなキューバの大きな実験 有機農業が国を変えた」
(吉田太郎著 コモンズ)

 キューバは、ソ連崩壊後、ガソリンも農薬も化学肥料も入って
こなくなり、それまでの近代農業を辞めざるを得なくなり、カストロ
政権は1991年、国全体を有機農業に大転換しました。

 これはその詳細なレポートです。著者の吉田太郎さんが、有機農業
のメンバーであるため、レポートの農業の取り組みや体制が非常に
具体的で、わかりやすく書かれています。これは必見です。
 なにせ、メダカのがっこうで考えてるようなことが、なんとキューバ
では形になって実現してしまっているのです。

 スローフード運動もキューバの取り組みも、肝心なことは、その政策に
、農業の「経済的振興」が、方針として明確にあり、その実績を具体的に
作りあげているところが、かなり日本とは違います。

●インターネット書店で購入できます。
アマゾン・ジャパンhttp://www.amazon.co.jp/
   bk1http://www.bk1.co.jp/
ジュンク堂書店http://www.junkudo.co.jp

〒157−0073
東京都世田谷区砧4−4−3砧ロイヤルハイツ205号
金丸弘美
kanamaru(アットマ)writers-net.com

11/23 和歌山の井口さんから「米減反政策崩壊、米流通改革がやってくるのか?」
これまでは 一律減反制と呼ばれ、農家の意向を無視して国が一律に減反
面積を割り当ててきた。その結果、安全で美味しい米を作る意欲的な農家
が少なくなり、あとに残ったのは農薬をたくさん使う手抜き農家ばかりで
す。本来は、意欲的な農家には減反面積を減らし、そうでない手抜き農家
には減反面積を増やすような対策が求められていた。
しかし、11月26日に生産流通改革施策案が審議されその内容は11月
29日に発表される その中で減反も含まれているのではないか? 
  乞う ご期待!
11/23 兵庫の本岡さんから「畦シートの使い方」
 水漏れのない しっかりとした畦がイイのは誰でも認めるところですが
田んぼの畦にもそれぞれすべてに 持ち主がありますので勝手に触れない畦もあります。

 畦の補強をしたくてもできないし 草ぼうぼうでも手を出せないので見てるだけになります。
でもそんな畦に限って性悪な草ががんばっていて (アゼカヤ、 キシュウスズメノヒエ)
畦から水田の中へ侵入してきます

初めのうちは 手で取っていたのですが 田んぼが増えてくると追いつかなくなってきて
無い知恵絞って始めたのが以下の方法です。

 

 畦に沿わせて畦シートを寝かせます。(幅35センチ使用)

 

 ↑ 7月中頃 手前が畦です

1)1〜2週間に1回 見回りの時に手でむしる。
2)下に畦シートがあるので根を張れない 手で取りやすい
3)(それとは別に) 畦から離して苗を植えると コンバイン作業がぐんとしやすい

今日取れる草を 今日取らずに来週取ったとしたら 労力は2倍かかるし
2週間後だと4倍 4週間後だと 2の4乗で16倍! 
 (雑草 2乗の法則)
 
 おそまつでした

 稲美町 本岡哲司

 
11/23 岡山の赤木さんから「大フックについて補足説明」
 赤木@菜の花です。
やまちゃんからの質問に答えて。
ロープを何本も掛けることは実際ないね。この表現は不適切。
 何かをナイロンスリング2本で吊ろうとすると、フックには4個のわっぱを引っ掛けることになる。両端についたわっぱをなんと呼んだか思い出せません。1トン吊りのスリングぐらいになると、4個目はフックのあごあたりにやっと引っかかっている感じになります。
 それとフレコンによっては薩摩ロープが付けてあり、たった2本のロープなんですが、外れ防止金具の内側に収まりきらないこともあります。(ご近所のがそう)よってこの大フックの出番となります。大きいだけにロープ掛けが一人で簡単に出来て喜ばれています。(私はフレコンは使っていません。たぶんこの家の電動チェンブロ500kg吊りで、フックが小さいんだろうな)
 こんなところでよかんべーかな。
 
 画像のバイトなんだが、400KB近くあったからやべーなと思いながら送ったのです。縮専をダウンロードしてみかけたが、よーわからん。こりゃぁ、溶接よりむつかしいわい。若いもんもいないし、さて困ったな。来年の春まで待てば帰ってくるから、それまでこのシリーズはお預けになるかも知れんぞ。カメラをいじって250KBまでは落ちたんだがまだ重い。とりあえず送るからなんとかして。縮小ができるようになるまで静御前となるかも。
 
                 IT技術には弱い赤木でした。
 
11/23 岡山の赤木さんから「私の小道具2・吊り金具」
 赤木@菜の花です。
ホイスト(電動チェンブロック)で大きな物を吊る時には、この専用吊り金具を使います。
コンバインの籾を乾燥機に運ぶコンテナ、フレールモア、テーラー、いやいやなんでもだ。
1年中この金具は使っている。フックから外すことはない。2階への上げ下ろしはすべてこの吊り金具を使っている。
 長さ1.5m、外径115mmパイプの中心にフックに掛ける輪を付けている。この棒はパイプを貫通させて上下をしっかり溶接している。両端にはロープやスリングを掛ける突起を2つづつ付けている。
スリングが長すぎる時には、パイプに巻き付けることができる。この吊り金具は大変重宝しているヒットアイデアです。
 スリングの代わりに私はVベルトをよく使います。これもまことに便利です。
玉掛けの先生が知ったら怒られるかもしれん。
 自宅でホイストを使っている人は、必ず「玉掛け技能講習」だけは受けておこう。あなたや家族の命を守る為にね。玉掛け事故は怪我ではすまない。命が真っ先になくなるから。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓   赤木歳通

11/22 岡山の赤木さんから「私の小道具」
赤木@菜の花です。
やっと私の小道具と題して発信できる運びとなりました。
私が紹介するのは購入したままの物もあるし、作ってもらった物、部品を取り付けただけの物、完全なオリジナルで私が作った物、などなどいろいろです。あれいいなぁ、とか言われても製作の要望にはお応えできないことを先ずはおことわりしておきます。
「こないだのを1つ作って送ってー」なんてことは絶対なしだよ。
 
 衣笠さんによると型枠ぐらい出来ないと一人前の百姓にはなれないよ、とのこと。その通りだ。私も趣味の中では鉄骨加工が最も得意で、木工はぼちぼち。ちょっとしたコンクリート橋なら自分でかけてしまう。車庫ぐらいなら設計・加工・組み立て塗装と、すぐにおっ建ててしまう。(小圷さん、ごめんなさい)違反かも知れんが水道工事、電気工事、家の補修。たいがいのことはやってしまう。人間はマルチでなくっちゃぁいけねぇ。知らねぇのはゴルフとよその嫁さんぐらいなもんだ。
 
 本格的に百姓やりだして20数年。ありもしない脳みそを絞って考え出したたわいもない小道具達を笑って見てやってください。だれかのヒントや参考になれば祝着至極だ。
 みなさんのも教えてくださいよ。私だけの独演会になるようだったら止めちゃいます。
 
 第一回目はホイストの吊り下げ金具だ。
フックは案外小さいので、たくさんのロープを掛けたりフレコンを吊る時には困ってしまう。そこでこの大フックのお出ましとなる。
材質は焼きの入った硬い鋼です。1トン程度なら軽く吊ってしまう。
稲秋にはフレコン使用農家へ貸しています。
 かさばる大きな物(モアー、籾用コンテナ、テーラーなど)を吊り上げる時には、専用吊り金具を使います。それは次回の心なのだ。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓     赤木歳通
 
*やまちゃんから
この大フック、どんな場面で使っているのかな?
例えばロープを何本もかけるとは、どんなとき?フレコンは、普通のフックじゃなぜ駄目?ひもを2本掛けるだけなので、ぼくは普通のフックでやっているけど。
つまり、大フックが活躍する場面が、ぼくにはイメージできないので、いまいちピンとこないのです。
そこらあたりをヨロシク。
あと一点。376KBは、メールで送るには大きすぎます。ぼくのパソコンはISBN接続だから、1分くらいで受信できましたが、通常の電話回線だと、きっとパンクしてしまうと思います。
デジカメに、画像を縮小するソフトがついていないなら、インターネットの検索で「縮専」を検索して、ソフトをダウンロードする事、おすすめします。簡単に、サイズ(KBとセンチ)を縮小できます。

11/19 兵庫の本岡さんから
(その1 小圷さんへ)
 写真を撮るときに たまたま新聞が近くにあったので ちょっと洒落っけを出
して
作品と一緒に 取ってみました。

遺伝子組み換えイネをテーマに講演会 21日に神戸

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/keizai/021118jc23340.html

↑ 神戸新聞の記事です。
 

衣笠さんの夢蕎麦の記事を 神戸新聞のサイトで探しているのですが まだ見つ
かりません。

 ひょっとしてないのかも

ちなみに私も蕎麦を 
一人でぜんぶ食ってやる と言ったものの 一人で食うのは 味気ないので
仲間を呼んで そば会をしました

 

まず石臼を使って みんなで交代しながら 粉ひきです。
5時間 かけて 2キロほどできました。

  稲美町 本岡哲司

 

(その2 セスバニア 栽培の注意点!)

 今年は好天に恵まれたため 例年だと雨で苦労の連続だった麦まきもあっさりと終わって
ただいま 体力回復の充電中です。

んな訳で たびたびおじゃまの 本岡です。

緑肥についてうだうだと やっている内に 脱線してそのうち 
なにが言いたいのか分からなくなってきたので 
放っていましたが 今回は セスバニアに集中して 感じたことなどを

 根が耕盤を突き破るというセスバニア・ロストアラータ (たしかこんな名前だったと思う)
和名 オオツノクサネム 豆科

セスバニアと呼べば 何となくかっこよい響きでありがたい気がしますが
実体は あの田んぼに生えると どうしようもない どうしようもない
クサネムの親方そのものです。

水田の水の中でも ちゃんと成長します (雑草の条件1)
乾燥にも強いです (雑草の条件2)

種はクサネムよりちょっと大きいくらい

 一番の問題は 種の休眠期間が長い つまり一回撒くと何年にもわたって
だらだらと生えてきます (雑草の条件3)

クサネムも休眠期間が長いけど 約6年です。
「クサネムは親のかたきと」取り続けて 6年でほぼ無くなりましたから

 

 ↑ 撒いてから4年たっても 出てきました (10月23日写)
この田んぼは8月に耕耘 して絶やしたのですが
9月の雨で発芽してきました。1反/約50本
オオツノクサネムの花が咲く前に鋤きこみ続けて早4年立ちました。

 はじめ1反4キロ撒きました。1.8メートルくらいで花がつきだしたので
モアーで刈りこみ耕耘しました
 排水はちっとも変わりません 田んぼの下地は黄色土です。
強いと言われている根も 稲美台地の黄色土には刺さりませんでした。

本には いい面ばかり書いてありますが 初めてのものは気を付けましょう
ちなみにサツマイモの根だけは 黄色土に入っています。(サツマイモのほうがつよい)

オオツノクサネム (セスバニア)は
 管理をちゃんとしないと 強烈な雑草になるど〜

  おわり

   稲美町 本岡哲司

*やまちゃんから

そうやそうや、ほんま本には言い面ばかり書いています!!。しかし「オオツノ」ネムクサとは!!尻込みしてしまいそうです。

11/18 HP元気の小圷さんから

今晩は、大阪の小圷@GENNKI です。

■本岡さんへ

素早いですね。そして、造りは設計屋よりも確かで、楽しそう。

除草ホーの出来栄えもいいんですが、下に敷いている新聞の記事

についても紹介して頂けませんか?



衣笠さんの紹介記事は、「夢そば」について、ですか?

また、「組換えイネ」と読み取れる記事は、

「遺伝子組み換えイネ」に関する講演会の予告記事ですか?

■皆さんへ

私の方は、今日(11・17)、名古屋で開かれた

「ストップ!遺伝子組み換えイネ全国集会」という集会に出席

してみました。

参加者は、4〜500人といったところで、なかなか盛況でした。

出向いて初めて知ったのですが、愛知県の農業試験場とモンサント社

が共同で「遺伝子組み換えイネ」を研究・開発・試験栽培しつつある

ということに対する継続反対の集会でした。反対の署名が50万人分

になり、明日愛知県に提出するというから、相当なものです。

一般消費者の「食の安全」に関する関心の高まりを感じます。



参列者の殆どが消費者で、生産者はほんの僅かだと見受けられました。

パネラーの黒瀬正さん(秋田県大潟村の稲作農家)や松沢政満さん

(愛知県・中山間部の稲作農家)の遺伝子組み換えイネ不要論は、

とても説得力があって頷けました。

後日、改めて報告します。(テープ起こしして長くなるようでしたら、

「元気の出る農業の道しるべHP」に掲載します。)

 11/18 やまちゃんから「前言訂正」
(その1)金鋸について
香西さんが苦労したのは、曲げても折れない鋼でした。そして、本岡さんの着眼点は、バーナーで軽くあぶって鋼をなまし、曲げても折れないようにすることでした。つい先ほど、畳屋のいとこのから電話があって、畳を解体する板鋸の古いのがあるので持っていってあげるとのこと。リサイクル(スクラップ利用)の視点が入れば、活用できる鋼はいろいろありそう。例えば、替え刃ののこぎりの廃品も利用できるかも。本岡さんの言うように、柄の付け方も大きいだろうな。

(その2)京大の西村先生のセスバニアで水はけ改良について

かなり前の(10月23日)に書いたことですが、

西村先生によると、そういう排水の悪い畑は、セスバニアを作ると、根が1メートルも伸びて、その根の腐った後が排水口になって、大雨が降ってさっと水が抜けてくれると言われます。だけど、表土の下が固い粘土層の地山になっている場合、いったい水はどこへ抜けていってくれるのだろうと、疑り深いぼくは、まだセスバニアの種をまいていません。えびす草(たぬき豆?)は作ったことがありますが、、、

これ、訂正の必要ありのようです。
昨日、大浦ゴボウを掘りながら、思いました。地山だと思いこんでいましたが、圃場整備したときのブルで踏み固めた耕盤でした。そして、大浦ゴボウは早太り短根系のゴボウですが、耕盤が少し柔らかい粘土のところでは耕盤を突き抜けて60センチくらいも根を下ろしているのです。根っこの突き抜ける力にビックリしました。
セスバニアは、1メートルの深さにも根を張るそうです。そうした根穴が作られていけば、排水性もかなり変わってくるかもしれません。これは、試してみる価値ありのようです。 以上訂正終わります。           

11/17 本岡さんから「つくってみました」
除草に使う 草削り 作ってみました。

 

(今日の神戸新聞 鉢巻きをしているのが衣笠さん)

金鋸を 曲げる部分をガス(溶接用)ですっと焼いてさっと曲げる
あとは刃を 研ぎだして 使い勝手の良い形に柄を付けるとでき上がり

柄の形をどうするかが ポイントでしょうね。 おそまつでした

 稲美町 本岡哲司

*やまちゃんから
そいつは、気がつかなかったなあ
うまく、柄をつけることが出来たら、いろんな除草ホーが出来るね
塩ビパイプのカッターだと、幅広のも出来るね。
香西さん、金鋸と段ボールカッターと素材は、ほとんど一緒かな?
11/16 ニンジンの除草道具(香西さん・林さん・やまちゃんの往復メール)
*やまちゃんから
林さんと、一番最初に電話で話したときに、ニンジンの初期除草で、くまでのような道具(?)を使っていると言われたでしょう。一度見せて欲しいとずーっと思っていました。
「部外秘」でなければ、教えていただけるとありがたいです。
*香西さんから
横から飛び入りですが、山下さんが見たいと思っておられる「道具」はこのことだと思います
添付の写真は使用中のものです。
おじゃまむしの香西です
 
*やまちゃんから
きっとそうです。
電話で話だけなので、イメージがいまいちわかなかったのですが。
ぼくが、北海道から取り寄せた穴あきホーに似ていますね。
これは、香西さんの発案ですか?
作り出した経緯など、教えてもらえると、ありがたいです。
「私の小道具」に掲載させてもらいたいです。
 *香西さんから
私はこれでニンジンの栽培面積が二倍になりました。ニンジンの本葉が出かけたときにけずってやると、だいたいの草はおだぶつさんです。株間は角をつかって、ちょこちょこっとやればだいたいとれます。最後にニンジンの際の草は「てぬき」です。発案ではありません。縮小コピーをかけただけです。ニンジン堀取機を縦横とも1/10にしただけです。手作りの道具はいくつもありますが、これも継続してつかっている物のひとつです。年間で600時間程度の作業時間の短縮になっていますから、時間給800円で計算すると50万くらいの値打ちがあると思います。実はその数倍の値打ちがあるのですが、、、、公開はどんどんしてください。たぶんだれも使わないと思いますが。
 *林さんから
私が使っているニンジンの除草用農具は、香西さんが工夫して自作したもので、かなり改
良したものです。でも、一目見ると誰でもナァーンだと言うものです。この農具は香西さんも
いろんな人に見せましたが誰も興味を示さなかったものです。構造は簡単で幅2センチくら
いの鋼製のバンド(これは厚紙の型抜きに使う刃だそうですが)を、長さ10センチでコの字
型に折り曲げ木製の掴み取っ手を刃の両端で付けたものです。いわゆるホーです。
このホーは、手に持って芽を切ったばかりの雑草を土壌と一緒に厚さ1〜2センチに打って
いくことにより土壌の毛細管構造を壊し、土壌下部からの水の供給を絶つことにより雑草
を枯れ死させることが出来ます。畝の細かい作業は出来るのですが、畝間を膝で歩いてい
かなければならず、慣れないとかなり疲れるものです。私は、この作業を立ったまま出来な
いかと、あの例の北海道の、山下さんが一度写真をホームページに出したキューホーと言う
農具で試しました。キューホーは立ったまま作業が出来るのですが、細かい作業が出来な
いのが欠点ですね。
百聞は一見に如かずと言いますから写真があればいいのですが、私はデジタルカメラを持っ
ていないのです。
やまちゃんから
ありがとう。
みんななーんだと言う表情を示すだけで、見向きもしないというのがおもしろい。
自作愛用の道具って、そんな面があるのかもしれないね。
Qホーは細かい作業ができないというのもなるほど。
林さんの改良版も見てみたいが、
香西さんの文章と、林さんの文章をセットでオープンにさせていただくと、味が出ると感じます。私信とありますが、オープンにさせていただけませんか?
 *林さんから
私のメールなら公開してももちろん良いですよ。如何にも簡単、単純な農具ですが私の知
る限り、これ以上のものはまだないのですね。いずれにしてもこの手製ホーは香西さんが工
夫したものです。
 *やまちゃんから
香西さんの「継続して使っている」手作り農具
また、教えていただけると、うれしいです。
そういう情報の交換というのは、仮に直接使わなくても、自分用の道具の発想の泉になります。
機械や道具というのは、自分の耕作面積や経営条件とからみ合ってあるように思います。
例えば、香西さんの主力のニンジン。香西さんは年間数ヘクタール。ぼくは、2〜3アール。ぼくの場合、1回の種播きが、多くて0,5アールくらいのものです。コーティング種子を使って、整然とすじ播きをした方が、除草はしやすいのですが、ぼくにとっては、種子代がもったいないので、浸種した種を、ミキサーで粉砕した籾殻堆肥にまぜて、20倍くらいに増量して、手押しの播種機「ごんべえ」で播種しています。種子の量は、135センチの畝(3条)15メートルにつき10CC。種子が無くなるまで、何度も、ごんべえで往復します。すると、1条の種播きの散らばる範囲が5〜6センチくらいに広がってしまいますので、除草は大変ですが、間引きは楽です。抑草の方は、夏〜秋播種の場合、太陽熱処理でやっています。だけど、香西さんの面積では、太陽熱処理なんてやっとれませんよね。
だけど、香西さんは、北海道で使われているようなカルチベーターや除草クリーナーも使わない。それはきっと(ぼくの想像では)本州の百姓が、北海道や九州の産地と勝負して負けないためには、品質で勝負だと思ってるからでしょう。JASの有機認証を取っている香西さんのニンジンは、それは見事なものです。(やまちゃんのニンジンに誉められてもちっともうれしくないかもしれないけれど)これぞプロのニンジンだなと思いました。スーパーで売られている減農薬栽培のダイコンやニンジンは、なしてあんなに貧弱なんじゃと常々思っているぼくも、香西さんのニンジンには脱帽しました。お人柄は、お見受けしたところ、いささかへんこですが、ニンジンの方は、すくすく素直でした。
*やまちゃんから「後日談」
香西さんが、メールだけでは説明不足でしょうと、電話くれました。
ニンジン除草ホーに使っている鋼(はがね)がポイントだそうです。
曲げても折れない、その素材に出会うまでに苦労があったようです。
段ボールをカットする鋼ですが、段ボール業界も分業化されて、その鋼を使っている会社が、1県にひとつぐらいしかない位なんだそうです。もしそれを仕入れるとしたら、きっと何百メートル単胃で仕入れることになるだろうと言うことらしいです。うまく段ボールをカットする業者に出会うことが出来たら、切れ端が手にはいるそうですが、、、
また、クワやホーは切れ味が決め手で、毎日のように(ダイアモンドカッターで)研いでいるので、山下さんのように1年も2年も研がずに使っているのは「アホー」だそうです。

11/16 岡山の赤木さんから「米粒」
赤木@菜の花です。
んーん、ある意味ではその通りかも知れんな。確かにうまくない品種は大粒だ。
コシヒカリを筆頭にヒカリ系は小粒だもんな。私の住む岡山ではアケボノという品種が長く作られているが大粒だ。ふやけた飯粒は大ネズミの雲古ほどある。
なーに、腹がへってたらそれなりにうまかったよ。それなりにね。
 
 問題は同じ品種でどうなるかだろうね。
天候がよければ米はプリプリに太っておおきくなる。というより丸くなる。
天候が良くないと細長い米になる。長さはあっても太さがない。つまり小さい。
どっちがうまいかはわかるだろう。
 お日様のめぐみで完熟したものの方がうまいに決まっているとは思うんだが。
穂肥が過ぎて無理やり太らせた米は論外だ。
 一方、アオ(緑色の米粒)があるくらいのほうがうまいとも聞く。だから早めに刈ってくれと言っている。これは枯れ熟れや胴割れしないうちに取り込めということだろう。
 
 以下は私自身の考え。
同じ作り方をした自分の米ならプリプリと大きい方がうまい。
品種を超えて論ずるなら小粒の方がうまいだろう。と言うよりもちもちネバネバ感が強い。日本全国その方向に走りすぎていると思うんだが。
そんな思いもあって小生は朝日で頑張っています。
 
 なかなか小道具小話しにまでたどり着けん。
自然を愛し環境を考える岡山の百姓   赤木歳通

11/15 カメラマンの赤松さんから「米の食味と粒の大きさの関係について」
何時もお世話になっております。
今日はお米のことで一寸質問を。

お米って粒が大きいのは食味が悪いのですか?
先日津軽に取材に行って農家の方がいうのです。「味のいい米は粒が小さくな
る」と。
その代わり比重が大きくなるとも言われました。
米粒を大きく作るのは簡単なことだとも。

ご意見をお聞かせ下さい。

皆さんのメールを読むだけでは失礼ですから、もう少ししたら、写真をバンバン
メールしますね。
ではよろしく。
 
*やまちゃんから
なぬ!?米粒を大きく作ることは簡単なことだと!?
世の中にはまだまだはかりしれぬ人がおるもんだなあ。
たしかに、ここら辺で作っているお米で、米粒の小さいお米(コシヒカリ)は美味しいし、大きいお米(日本晴)はいまいちです。そういう法則が成り立ちそうな気もしますが、さて、皆さんのところではどうかな?
11/14 兵庫の田淵さんから「はじめまして」
稲つくりのいのじも知らないで今年稲作りに挑戦しました。
兵庫県氷上郡春日町で農家の人の指導を無視して除草剤農薬を使わずに思いのままに
実践しました。
収穫は半分程ですが無農薬米ができました。
来年は除草対策として微生物除草剤(ラツトにより無害確認済)により収穫を増やす
挑戦を考えています。
当然無農薬です。
理論は草の生育より稲の根の成長を早くする事で除草する考えです。
                                                                       春日
の変人より
 
 
11/14 富山の原さんから「参加希望」
はじめまして、富山の原と申します。私も無農薬、有機栽培をやっています。
いろいろとわからない点が数多くありますのでご指導のほどよろしくお願いいたします。
 また、みんなとの意見交換も楽しみにしています。
なにぶん、メールが初めてなのでご迷惑をかけるかも知れませんがよろしくお願いいたします。
 
11/14 岡山の赤木さんから「ジャンボタニシ」
 赤木@菜の花です。
あっという間に冬になってしまいましたが、用水路のジャンボタニシは元気に動いています。一方田んぼのは土の中にもぐっています。もぐるといっても、頭隠して尻隠さずです。えら呼吸から肺呼吸に切り替えて呼吸しています。
カラスがほじくりだして足で押さえ、中身をつついています。
 ジャンボタニシの殻は普通のタニシと違い柔らかいので、足で踏んだりするとすぐ割れるし、指ででも簡単に割れます。生まれて間もない小さいのは田面の上に転がっています。トラクターでうまいこと土の中に入れば越冬できるように思います。そのままだとカラスのえさか凍死でしょう。大きいのはトラクターの爪にひっかかれてほとんどがあえなき最期だとおもいます。
 多くの百姓たちが目の仇にして殺すのですが、あぜ下の草や雑草を良質蛋白質に変えてくれ、翌年の有機肥料になるし、カラスを養うという役目も持っています。そのカラスは鶏糞ならぬ鳥糞を供給してくれます。やってくるときには田んぼが黒く見えるほど飛来します。麦畑に降りられるとやっとれんです。
 人間が浅はかな知恵で悪あがきしなくても、ジャンボタニシもちゃんと自然の一員として組み込まれています。ああ、なんと自然は偉大なことか。
 
 例の小道具の件、そのうち発信いたします。
移植ごての改良、トラクターの土落とし器、トラクター夜間作業用照明、トラクター荷物用ボルト、菜の花押し倒し器、籾殻用じょれん、ホイスト用大フック、ホイスト大物吊り下げ金具、ジュート紐収納缶、4インチエンジンポンプ台車、キャスター付き万能台車、麦と菜の花種子の鎮圧ローラー、楽に早く安全に一人でできるように、いっぱいまだまだあるぞ。長い百姓生活から生まれたくだらん道具だけど、何かの参考になれば祝着至極だ。
 今夜は予告編だ。お楽しみに。デジカメの使い方を忘れてたらごめんね。
 そん時ゃぁ柴田氏が近所のよしみで助けてくれるだろう。
 
自然を愛し環境を考える岡山の百姓   赤木歳通

11/13 福井の吉村さんから「アイガモ作付け田見てまいりました」
あいがも作付け田を見てまいりました。 福井県名田庄で中島さんと言われる方が
アイガモ農法で5年目から取組んでおられることを聞き昨日見にいってきました。
1・住居の近くで30アール作付けしてコシヒカリで9月上旬の刈り取り。アイガモ

    7月末引き上げた。以後自宅の池で飼育している。
2・作付けされていた田んぼの稲株や草の状態を観察してきました。
3.アイガモの天敵は小さい時はカラス.キツネ.イタチで電気柵ガ効果的である。
4.小さい時は夜は小屋の中で稲が大きくなり鴨の体力が付いたら放し飼いする。
     但し餌づけは毎日行う。
5.田んぼから上げたアイガモはえさばかり食べて、愛着ガ有り食用に出来がたい
     屠殺処理に1羽800円かかる。田んぼの飼育では味がよくないそうです。
6.アイガモの雛の注文は2月中に行い遅れると調達でき難い。稲の生育とアイガモ

    成長のタイミングガ一番大事である。
7.中島さんは動物にやさしい。そしてアイガモと話をするようにえさを与えておら

     ました。山間に日が沈み暗くなりましたのでお礼を申し上げかえりました。

福井県三方町
吉村 義彦

Mail : <yokun(アットマ)k3.dion.ne.jp>
 
11/13 富山の田村さんから「私の今年の反省」
私の今年の反省はこれです。
     ↓
一人ぼっちの手作業中心の1反は多い!今年は畑も増えたし…。

去年の地獄を何とか改善しようと,時間差で刈れるように,もち米
を1/3植えたのでしたが,もち米って重いし,扱いにくかった!

収穫の7.5俵のうち,3.5俵はお米外交でただで使われている
し…何の為の苦労かとも…←泣けてきて。

晩秋になって,冷たい雨の中での刈り取りもきつい。秋祭りの後ま
で,村でただ一人残り続く作業も辛い。

もともと,私の教科書はフーコさんという人の「女一人で5畝の田
んぼ」というものだったのだけど,手ごろな大きさというのがない
のと,家のそばがいいということにこだわってしまう。

で,来年はこうだ!
@今年21箱だった苗を,12箱まで減らして,間隔をゆったり植
えること。(何故か田の半分を植えないで,5畝分だけを植えるこ
とは駄目とか。山間僻地なんとかで届けてあるらしく何年かは駄目
とか←あまり聞かないようにしている。いろいろ言って貸してもら
えなくなると困る)草取りもしやすそう。
A長手方向でなく短手方向(南北)に植える。(えがきがうまくい
くし,田の草取りも楽←両方の畦にやかんに水を入れて置いておい
たが,片道3時間かかった時は水にたどりつけず,死にそうになっ
た。)
Bその他はこれからもう一度皆さんのをよく読んで,じっくり検
討。



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使えるものは再使用!
省エネ工事,自然住宅工事推進
リユース工務店   神実(カムミ)
                  田村 予果
〒939-2416 富山県八尾町布谷3158
T&F 076−454−5536
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今の暮らしぶり紹介homepageは
http://www.tsurugi.ne.jp/infplaza/SUB01/YOKA/index.html
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11/11 広島の西村さんから「刈払い機・食味値」
菜の花男が「画像に残しておけば冬に時間をかけて整地作業(高低均し)ができるも
のを。」と言っとりますが生かしきれなかった広島・西村です。 
 
イセキの農機具祭りに米の食味を計ってもらいに行き、農機具を見てきました。

岡山の赤木さんからの『刃角度可変の刈払い機』の件・・・今年の6月頃でしたか
ビーバーは倒産したとのresがありましたが出店テナントに『広島ビバーサービ
ス』の名で刈払い機の出展がありました。注文カタログには例の手元の操作で刃角度
を90・95〜127度に変えれると書かれています。
イラストで平面を刈る姿勢と平面に立って土手下を刈る姿勢が描かれています。
私はビーバーの背負い式ですが可変ではないので土手の斜面は下側から刈っていま
す。
−−−−−−−−−−−−
2002.8.31 *石川の東さんから「食味の点数」
45点のお米は、ぼかし肥料元肥一発の無農薬有機栽培
85点は、化学肥料元肥1発のLPコート肥料、農薬を規準どうり散布


2002.9.13 *福井の塚本さんから「食味計の話」。
測定された窒素の量から、たんぱく質の量を逆算しています。
たんぱく質の量が少ないほど食味値は高く出るようになっています。

(1) 化学肥料でV字の肥効で作ったお米は、窒素が多いと食味を悪くする窒
素化合物が増えるので、窒素の量が少ないほど食味がよいといえるかも知れません。

(2) ぼかしでつくると、食味を良くする窒素化合物ができます。
 ところが、食味計では、食味を悪くする窒素化合物も、良くする化合物も区別はつ
きません。
 したがて、ぼかしで作ったお米は、食味が良いのに食味計で測定すると低く出ま
す。

(3) 化学肥料でつくったお米は、食味値が高くてもおいしい窒素化合物もないの
で、
  食味値の低いぼかしで作ったお米より一味落ちることになります。

新米と古米を同時に食味検査に出したらほぼ同じ食味値で検査を受けたグループでは
上位の上位でした。
−−−−西村の検査値−−−−−−−−
         (古米)ヒノ減  ヒノ無農 (古米)コシ減 コシ無農 
MN2005無農
アミロース      15.2   15.0   16.7   17.1  
 16.5
タンパク質       6.9    7.3    6.9    8.8  
  7.4
水分         14.3   15.8   14.7   15.0  
 15.5
脂肪酸度      17     14     17     25     
18
スコア        77 B   81 A   76 B   66 D  
 76 B

(古米)ヒノ減  H13ヒノヒカリ 減農薬・セラコート       下深川 
プレハブ・籾保存
ヒノ無農        ヒノヒカリ 無農薬・セラコート・アイガモ 下深川
(古米)コシ減 H13コシヒカリ 減農薬・             吉和 廃
アルミ製トラック荷台にエアコン
コシ無農       コシヒカリ 無農薬・米糠110kg・尿素14kg 穂イモ
チなどで60%超の減収
MN2005無農     ハイブリッド米ミツヒカリ2005(多収穫の2003よりは
食味が上)
                   無農薬・セラコート・アイガモ 下深川
感想:無農薬コシヒカリは出来が悪いので食味計の値が気になっていました。食べて
美味しくないみたいだったからなのですが
検査値も最低。脂肪酸度が高過ぎということか。

11/11 HP元気の小圷さんから「ストップ!遺伝子組み換えイネ全国集会]の紹介」
みなさん、こんにちは。大阪の小圷@GENKIです。

やまちゃんHPでこの間に話題になっている「遺伝子組換え問題」の参考
になりそうな集会の記事を見かけましたので、紹介します。
*詳しくは、下記サイトの本文をお読みください。

【遺伝子組み換え情報室】 GMO Information Service Japan (GISJ)
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/index.htm

●テーマ : ストップ!遺伝子組み換えイネ全国集会
●と  き : 11月17日(日)10:00〜16:00
●ところ : ナディアパーク・デザインホール(名古屋市中区栄三丁目18)
        地下鉄東山線「栄」下車300m  地下鉄名城線「矢場町」下車
200m
●連絡先 : 中部よつ葉会 TEL052‐937‐4817  FAX 052‐932‐8234

********************************
大阪の小圷@GENKI
Mail : yama-bin(アットマ)www91.sakura.ne.jp
********************************
11/10 岡山の赤木さんから「今年の反省など」
赤木@菜の花です
 今年を振り返って反省をします。今年の失敗は来年の肥やしだ。
菜の花跡は、挫折倒伏しやすい朝日という品種がしゃんと立って9俵半。これ以上欲を出すとぶっ倒れて5俵になるから申し分なし。
 菜の花以外の2町は、麦跡も含めて例の硫安ドカンの作り方だ。
出穂45日前には焼酎を飲んで肥振りをせよとは井原先生の言葉だが、暑いのでビールを飲んで振ったのがまずかった。酔いが足らないからおててがびびってしまったのだ。倒伏の恐怖を忘れるほど飲まにゃぁいかん。
 砂地や高い部分の稲のできが悪かったから、菜の花跡に差をつけられてしまった。来年こそは焼酎を飲んで肥を振ろう。
 それと代掻き後の写真撮影をしなかったこと。画像に残しておけば冬に時間をかけて整地作業(高低均し)ができるものを。そんときゃぁ覚えているようでも、毎日冷酒飲むから記憶部分の脳みそが破壊されとる。 
 
 やまちゃんが発信した「私の小道具」。あれはいい企画です。誰でも1つや2つは自分だけの道具や、改造したオリジナルを持っているもんだ。みんなで見せ合うことですごい盛り上がりが期待できそうだな、と深く考えずにすぐ乗ってしまう私です。
 現代農業12月号はまだ手元にありませんが、たのしみです。そのうち私も苦手なデジカメで映せたら発表します。

11/9 兵庫の衣笠さんから「私の麦づくり!」
岡山の林さま、夢前町の衣笠です。
大麦の作り方は、解りませんが私の小麦作りをご報告します。
稲は、土でつくれ!麦は肥でつくれ!と昔から言われています。
@、堆肥散布 3t/10a
A、深土破砕(排水対策)
B、播種(8s/10a) 覆土2p〜3p 鎮圧 (播種は、11月下までに)
  条間16.5p(昨年までは30p)除草剤を使わないので、
  条間を狭めて抑草対策をしています。
C、明渠排水(しっかり落としにつなぐ)
D、麦踏み(1/中〜2/上の土の乾いた日)
E、2/中追肥(堆肥500s/10a)
F、明渠土さらえ(3/中)
G、6/10ころ刈り取り
※ 大麦でしたら120p畝に2条蒔き(条間を60p)にして中耕培土して
   大豆のつもりでつくる方法もあります。
麦の栽培は、排水対策をしっかりして肥料をしっかりやって
刈り取り前に雨が続かなければ500sは、取れます。
でも、雨が続くと”赤かび”が出てかび毒で出荷停止になります。
5年前、無農薬で20t分、赤かびで出荷不能になり 捨てました。
 
11/9 岡山の赤木さんから「菜の花と麦」
 赤木@菜の花です。
 先ずは衣笠さん、立派なもんです。誰かの期待に応えて小踊りして喜びました。
どうも私はデジカメなる物が得意でないと見えて、田んぼに持参することがおっくうでなりません。
 草を抑える理由なんか百姓にとってはたいしたことではないと思う。
こうすれば自分の田んぼでは草が生えない、という確信の持てる技術がつかめたらそれで十分。これ宇根流。 ただ、みんなに教えてあげるとなると少しは理由も要るだろう。どうしてっ?と聞かれるだろうから。
来年はこの「どうしてっ?」に少し取り組んでみよう。
 
 林さんへ大麦の作り方について。
近くで小麦を長年作っている者として、わかる範囲で。
大麦は早播きしない方がいいです。(小麦は早い者勝ち)幼穂が遅霜にやられるし、草(スズメノテッポウ)も少なくてすむ。
11月20日過ぎて播種すればいいです。無農薬だから12月に入ってからの方がいいかも知れん。ばら播きなら10a15kg、ドリル播なら12kgってところかな。
 ばら播きは、砕土・均平にした田んぼに麦を振り撒いて、ロータリーでごく浅く撹拌してやる。深く混ぜたら絶対にダメ!反収1俵になる。
 無農薬にこだわるぐらいだから、肥料は有機肥料かいな? これはかなりむつかしい。有機質肥料は冬には肥効が出てこん。春になってどか効きして麦は青たれてしまう可能性大だ。私の場合は小麦なんだが、鶏糞や堆肥を入れると、登熟の頃効いてきて困ったので止めました。稲のへの字と違い、麦は最初からぶっ飛ばしておかないとだめです。せめてぼかしならどうにかなるかもしれん。
欲を言えば10月中頃には有機肥料は鋤き込んで、播種後に直ぐ効いてくるのが ベストでしょう。
 化学肥料ならノープロブレムだ。寒い時期に土の下の暖かい所に肥料分が欲しいから、播種後の上振りではなく、土と混ぜておきたい。稲跡か休耕跡かで窒素はすごく違うから、地域のJAに聞くのがベストだと思います。
 予定している田んぼに、今年の春にスズメノテッポウが生えていたようだったら止めて、田を変えたほうがいい。春田のてっぽうは可愛いが、麦の中に生えたてっぽうは肥を吸って鬼みたいになる。麦は大きくならんしコンバイン作業もできなくなるほど恐ろしい。
このあたりは柴田さんもよく知っているはずです。
 麦の無農薬栽培、難易度の高い課題です。私は転作として付けます。緑肥用を除いて無農薬栽培田には作りません。
 収穫量2500kg希望なら無除草剤栽培だから1ヘクは欲しい。
 そして排水対策には万全を期してください。春の長雨で根が一発でやられる。
 
 麦跡の稲はこれまた凄まじい光景になりますよ。風呂でへをこいたぐらいガスが出る。炭素率調整に尿素なら10kg少々だが、有機肥料だったら250〜350kg振らねばならん。麦がよく出来たら400kgいる。体が先に燃え尽きなければいいんだが。このあたりはまた今度。
 
 ぶっちゃけた話、無農薬栽培の麦は断れるものなら断ったほうがいいと思います。本岡さん、衣笠さん、柴田さん、ほかに麦やってる人、何かいい知恵ありませんか。
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通
 
 
11/9 兵庫の本岡さんから「おおむぎ」
 水が有ればどんな田んぼでも育つお米とくらべて むぎは田んぼを選びます。

排水が良くて 雨が降ってもすぐ乾く田んぼに麦を作ると 収量は多いし
ややこしい病気も出ない。でもこんな条件の田んぼは ほとんどないです。
だいたい水田に麦を作ろうと言うことが 適地適作の考えからはずれてます
でもそれを言っちゃあおしまいなので減反消化にむけていろいろといらぬ苦労をしています。

 水田は水を溜めるようにできているが 麦にとって湿害は大敵、さらに大麦は小麦よりも
湿害に弱いのです。湿害で根が弱ったときにわっと病気が出ます 
3〜5月の雨をどう乗り切るか これだけに集中してください。きっとうまくいきます。

 

例 私の場合約2メートルおきに縦横斜めに弾丸暗渠を入れます。
  
1 天候にもよるが 収量500キロ/反を超えると病気が出やすい 要防除
2 前作との間を1ヶ月以上空けないと 後作の初期成育がたいへん悪い
  これは収穫までひびく 米も麦も同じ

 稲美町 本岡哲司

11/9 岡山の林さんから「RE/オオムギ」
衣笠様、赤木様、本岡様、
皆様、有難うございました。
この手作りMLは百姓の情報源だ。実績のある、要点を押さえたポイントは他ではこれだけ
直ぐには集まらないだろう。
重要なポイントは、排水対策、肥料と言うことのようですね。
かなり難しそうですね、麦作りというのは。その後、私に知らされた情報では、有機JASが
必要との事です。私は、有機JAS認定農家なのですが、圃場は最初、今度借りることに
なっているところを考えていました。認定を受けている圃場では、麦作りに当てられるところ
が余り無いのですね。一応、待機ということになっています。取り急ぎ。
 
林 正弘
岡山県御津町
 
 
*やまちゃんから「私の小道具」
暖かい秋や冬になれていたのに、思いがけぬ寒さに体がビックリしています。
さて、先日からの「遺伝子組換え」の論議の中で、「ああ、そうなのか」と思ったのが、科学による人工的な遺伝子操作によって作り出された遺伝子が、栽培されることによって、暴走(一人歩き)してしまうかもしれないということなんですね。医療や薬などで遺伝子科学による恩恵も受けているし、どう考えたらいいのかなあ、などと思っていたのですが、種子の遺伝子組換えは、その種子が野に放たれて栽培されるという問題があるのですね。普通の田畑で栽培され、花粉が飛んで、もしかしたら一人歩き(暴走)を始めてしまったら、その時は取り返しがつかんことある。クローン人間やら、クローン牛など気持ち悪いなあと思っていたのですが、こりゃおおごとばい。
 
さてさて、話はがらりと変わって、今月号の「現代農業」誌で「機械特集」が組まれていますが、それを見て、こんなんもありますよというお話です。
ぼくの「道具」の特長は、人力で、仕組みが簡単ということです。
機械音痴で、溶接などとんとあきまへんということです。
まず、苗運びの運搬車。
 
一輪車のお皿が壊れて使い物にならなくなったのを利用しました。
コンパネを、31×90センチ、45センチ×90センチ(2枚)に切って、一輪車のフレームに、塩ビパイプ固定金具を使い、ビスで止めています。
ダイコンなどの収穫にも、板の上に山のように積めて、いろいろと便利です。
最初の頃、これに高さ30センチくらいの枠を載せて、堆肥や籾殻を運搬するのにも使っていましたが、あまりにかさ高いので、アイデア倒れでした。
コンパネは、コンクリ打ちに使うペンキが塗装したのを使っています。10年以上、時々雨ざらしにしていますが、まだ大丈夫。
コンパネには、耐水性ベニヤと、そうでないのがあります。ホームセンターで、900円くらいで安売りされているのは、耐水性じゃないので、濡れるとぼろぼろになりやすいです。
 
お次は、「ホース巻き取り機」
 
農業資材には、長いものが多い。
散水ホース、誘引ひも、防雀糸などなど。めんどくさがって、ぐるぐるにたくると、あとで、こんがらがって、えらい目にあってしまします。
基本は、上手に巻き取ると、今度、再利用するときに、展開しやすい、ということのようです。
写真の右は、木製のパイプ状の円筒とベニヤで作ったホース巻き取り機。
左は、もっと簡単に出来ないかと最近作った紙製のマイカー線や防雀糸などの巻き取り機です。芯には「スミサンスイ巻き取り紙芯(58円)」を使っています。紙芯と段ボールを直接木工ボンドで接着すると強度がないので、紙芯と厚紙をまず接着し、厚紙と段ボールを接着しています。(厚紙の変わりに、ソーメンやお菓子などの木箱の板を使うと、強度ばっちりのように思います)木工ボンドは、くさびのように素材の組織に入り込んで固まるので、厚盛りして接着するとかなり頑丈です。
マイカー線などは、毛糸を巻き取るようにぐるぐる巻くと、その度に一度ずつねじっていきます。この手動式巻き取り機で巻き取るとねじれが出ません。
11/8 兵庫の衣笠さんから「長い秋作業が終わり!」
夢前町の衣笠です。
やっと、稲刈りが終わりました。長い長い秋でした。
麦を播きながら稲刈りをするとは!おまけに
早霜のお陰で蕎麦と大豆と小豆も収穫を待っています。
ところで、今年の菜の花除草の比較写真をお送りします。
畔際の草にご注目下さい。
どちらも除草剤は使用していません。
左−粉砕竹(500s)+米ぬか(200s)+大豆20s+大豆10s
右−菜の花+大豆20s+大豆10s
6/30
8/26
9/7
 
*やまちゃんから
論より証拠、見事です。脱帽しました。
衣笠さんとこには、ジャンボタニシなんぞ、おらへん。
赤木さんの小躍りする心の蔵が目に浮かびました。
しかし、なんでや?
そんな理屈は、あとからゆっくりついてくるか。

*岡山の林さんから「大麦の作り方教えてください」
皆さんこんばんわ。
無農薬で麦を作るように依頼されたのですが、私は麦を作ったことがありません。今ならま
だ間に合うだろうし、種を蒔けば生えるだろうと引き受けてしまいました。麦は、味噌に加
工されるそうです。
どなたか麦作りのポイントを教えていただけませんか?
麦あとには朝日を作る予定です。稲は、6月20日頃田植え、10月末刈り取りの予定で
すから、麦とはぴったりと合うと思います。麦あとの稲つくりなどの注意点もご教授頂ければ
ありがたいです。2〜3トンの麦を収穫したいのです。
 
林 正弘
岡山県御津町
 
*石川の若林さんから「RE・遺伝子組換え」
理解できる所と理解できないところがあります。 
 
人為的な交配も遺伝子の組換えである、というご意見ですが、馬を水場に連れて行くのと馬の血管に注射器を突っ込んで水溶液を注入する、くらいのレベルの違いがあります。レベルが違うだけで方向の基本は同じだろう、という事であればそうかもしれませんが、農業、栽培はもともとその方向の事でしょう。
 
   分かりました。なるほど。嫌がっているのに無理矢理やると違反しているのかな。
  
自然はそうやって進化してきた、という事ですが、今注目すべきは、近代化の成果による人間の技術の発展が、まさに今「自然」や「野生」のキャパを超えつつある、という認識ではないでしょうか。しかもみんなに知らされないままに。(或いはその開発者も気付かないうちに)
まあ、キャパを超えた時には、手痛いしっぺ返しが待ってるかとは思いますが…。
 
   キャパをこえる。とありますが、キャパの明確な範囲の表現法も必要です。恐らく現時点では分からないのかもしれません   が、
 
やっぱり私は、中性洗剤の方がウンコより汚いと思いますし、遺伝子の切り貼りはウィルスの役割ですので、必要なのなら彼らがやってくれるのだろうと、思います。
 
   そうです。同感ですが、必要なのなら彼らがやってくれるのだろう、の中に過度の遺伝子工作したものは現実には生き残れないのでは無いかと思いますが。生き残る可能性があるとしたら即刻中止した法が良いと思います。
 
どなたか、緑米ありませんか?
 
 
  石川の鹿西町にあると思います。 

11/7 広島の西村さんから「re・11/6宅配便」
二丈赤米産直センター  吉住様
多量に必要なら一燈園 200g/1,000 1kg/3,500 2kg/3,000/1kg
みどりもち
 出穂 成熟 草型 草丈 穂長 籾色 ノゲ 玄米色 脱粒性
 9.2 10.16 偏重 93cm 23.3cm 黒褐 中  緑白  難
7gから増やした稲束2〜3ならありますがそちらの必要量次第です。
http://www1.mighty.ne.jp/~246ra/garden/rice-etc2.htm

数年前の一燈園の冊子の表紙を飾った緑米はノゲ無しで雰囲気は普通の稲だが籾色が
紫という感じでしたが当方のはノゲは長い、草丈も長いです。

吉住さんは未来系の赤米を作られているんですね。カンニホより上かもしれん。(当
方のHP画像は時期・画質が悪い)

−−−−−−−−−−
京都の那波様
MN2005はヒノヒカリの苗が注文済みだったので苗箱1枚作りましたがごつい茎で
すよね。少々の事ではコケそうには見えません。
雀に取りつかれ穂茎の折れたのは散見されました。ぐうたら農法の講演に浜名の辺り
から来たじいさんが4月に田植えをしたら9月半ばに収穫だったといってました。
−−−−−−−−−
福井の吉村様
牛・豚・ニワトリと同様の家畜として扱えれば1.自家消費 2.アイガモ肉販売業
者から雛を仕入れ引き上げ後に買い戻してもらう 3.(解体業者が必要ですが)
パック冷凍での販売
2.の買戻しは引き上げて直ぐとか11月まで肥育して体重で買取とか肉業者によっ
て条件が違うようです。カモを連れていかんと行けませんから近場にないと利用は難
しくなります。

8月以降の肥育
白木町ではビニールハウスの厩舎を空き地に用意していました。
湯来町ではペット以外は引き上げ後福岡辺りの業者に買い戻してもらいペットは稲刈
りの終わった田んぼに放しています。常設のネットで囲ってあり、夜間は獣害を避け
る為に小屋に入れています。
西村は防護作不出来のため引き上げ後全滅しています。
11/7 岡山の香西さんから「念願のHP」
念願のHPがやっとできました
見ていただければ、ありがたいです
香西 達夫
  
11/7 大阪外大の藤本さんから「メールマガジンの紹介」
お世話になっています。
藤本@大阪外大・環境文化ラボネットです。
以下、もし興味のある方がいらしたらと思い、
メールしました。今後ともよろしくお願いします。

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ています。10月24日現在、読者は各種スタンド配信数合計131名です。メールマガジ
ンは、1ヶ月〜数ヶ月に1回の発行です。読んでいただける方は、
http://www.mag2.com/m/0000094777.htm から登録の手続きをしていただけますよう
お願い申し上げます。なお、画面上で最近のバックナンバーは全て見られるように設
定しておりますが、参考までに11月号の目次のみ、掲載させていただきます。
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無料版『環境文化MM』Vol.2 No.11 月刊 2002年11月5日 
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HEAD LINE(目次)
[1]はじめに「買い物袋持参の動き、高まる」
[2]新刊のご紹介
 ・左巻健男著『理科の基礎・基本おもしろ授業入門』
[3]豆乳を自分で作って、飲んでみませんか?-その1-
[4]イベント案内
 ・シンポジウム「総合的学習における「環境教育」の展開
[5]役立つ環境就職サイト
[6]全国学校ビオトープ所在地調査への協力依頼と先月のお礼
[7]神戸市内小学校におけるビオトープの整備・利用および教員意識に関する調査結

[8]編集後記
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なお、その他、環境文化MMに関しての問い合わせなどございましたら、
藤本妙子< fujimiya(アットマ)sweet.ocn.ne.jp >までお願いいたします。なお、
2003年3月以降、メールアドレスが変更予定になります。
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藤本妙子(FUJIMOTO Taeko)E-mail: fujimiya(アットマ)sweet.ocn.ne.jp
大阪外国語大学大学院言語社会研究科博士前期課程2年
http://stserve.osaka-gaidai.ac.jp/~m0168013/index.html
環境文化ラボネット 事務局 http://www4.ocn.ne.jp/~fujimiya/
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*やまちゃんから「田んぼの草と畑の草・きれぎれの雑想(4)」
久しぶりに、「きれぎれの雑想」です。
ここ2〜3回は、ぼくが除草に使っている道具を、紹介しましょう。
 
田んぼと畑の草対策を比べると、ぼくの場合、田んぼは一町2反、畑は5反ですが、田んぼはほとんど一気に代かきして田植えするのに比べて、畑の野菜は、一畝ごとに種播きします。菜っぱ類など、1品種10メートルずつ種播きをするということも多い。
 
畑の草の場合も、基本的は先手必勝でしょうね。
上の写真の中耕除草機は、向井工業の「たがやすくん」、10センチ幅と、15センチ幅です。
雑草が、芽を切って双葉くらいまでの頃に、手押しでころころ転がします。
後部に小さな培土板がついていますので、ダイコンなどは、中耕除草しながら、それで軽く土寄せします。
9月中旬種播きのダイコンの場合は、雑草の生長が少し緩やかになってきて、ダイコンの方は大きくなるのが早いので、後は、間引きだけで、何もしません。
 
三角鍬は、一番使うことが多いかなあ。
穴あきホーは、雑草がまだ小さいとき、威力を発揮します。表面の土を削るんだけど、土があまり移動しないというのが、いいと思います。
田んぼでも、土が肥えていると(表面の泥がトロトロの時)雑草もつるつる抜けますが、畑でも、同じこと。土が肥えて、ほかほかした土壌の時は、雑草もやさしいですね。軽くホーを滑らすだけで、雑草の根が切れていきます。
 
さて、この穴あきホーが、畦際の雑草処理に役立つというのは、前にも書きましたが、
除草機を押すほどでもないが、拾い草に入った方が良さそうなくらいにヒエが生えてる田んぼに、このホーを持って入りました。行動範囲が、2メートル四方に広がりました。去年まで、ヒエを見つけたら、そこまで歩いていって、抜いていましたが、ホーをのばせばOKです。面倒だから、水に浮かせるだけで、持って出ることをしませんでしたが、かなり大丈夫のようです。
同じ様な役目をするのに、下の「田づり棒」があります。一般的には、「八反づり」といわれているのかな?赤木さんのいう「おかめ」も、これかな?これは、家内が愛用していますが、ぼくは、穴あきホーのほうが、小回りが利くので、気に入っています。ただ、欲を言えば、取っ手(2メートル)が木製で、力を入れるとしなってしまいます(力が逃げます)。アルミパイプ製だといいのだけど。
以上、とりとめないまま、次回に続きます。
11/6 京都の那波さんから「収穫の秋、やっと終了」
京都の木津高に勤める那波です。

本校の水田での稲刈りがやっと終了。先週が適期だったのですが、京都で全国農業ク
ラブの大会を運営し生徒も参加したため延期、近所の農家の方々より、「どなえすん
ねん、この田圃」という心配の声を受けつつ、泣く泣く放置、やっと、刈り取りまし
た。品種は、MH2005 若干イモチも出ましたが、草丈がひじょうに高く、1m
以上。これも近所の方々は、「あれはこけよるで、どなえすんねん 学校は」との声
援多数。ものの見事期待を裏切りしっかり最後まで色青くたっておりました。

収量は、籾重で1.2t(面積 約20a)です。現在乾燥中で今週末には、校内で
販売します。

無農薬、無除草剤、無化学肥料で4年目の取り組み、来年は、この取り組みをまとめ
て、生徒の農業クラブの京都大会で発表する予定です。いつも思うことですが、夏の
除草作業は、一人ではやってられませんね。除草剤の一振りでもしたくなりますが、
稲が大きくなると(草が見えなくなると)これはこれでよいものと感じてしまいます。

来年度は、岡山、赤井さんに見習って、菜の花を蒔きます。農業高校を卒業しても農
業に従事する生徒は激減していますが(ここんと少し増えています)教科書通りでな
い栽培方法も彼らにはよい刺激なのかもしれません。

しかし、稲を専攻してくれる生徒は、男子の少し変人(現在では、個性が強いと言う
)ものばかり。来年はどうなることやら・・・・。

では、いつも論争を楽しみにしています。
那波
 
 
11/6 福井の吉村さんから「アイガモのこと少しわかりました?」
いつも宅配便ありがとうございます。アイガモのことですが少し分かりました。
1:水鳥で有り食欲旺盛菜動物で有り砂袋や胃袋が下のほうにあり満腹感が出にくく
て水田雑草やア     ゾラと言う水生植物の栽培を導入すること。(肥料と食糧供給
j)
2:アイガモの外敵は野犬やいたち・からすで電気柵やアゼシートを設置する。
3:水稲とアイガモの同時作付けで植物ホルモンの増大効果とアイガモの攪拌による
泥水化と根への
     刺激作用が根の活性化をうながしている。
4:5月中旬に3・5葉位の中苗の田植えでを行い反当たり15から30導入する。
稲穂(出穂)までに引
     き上げないとアイガモが稲を食べてしまう。 8月以降のアイガモ養殖方法をど
うするか分からない。
     食欲旺盛なアイガモを秋以降のかも料理が適する時期まで持ちこたえられる
か。
5:古野隆雄様の"アイガモ水稲同時作"を拝読させて頂き大変勉強になりました。お
おきくなつたアイ
    ガもをどのようにしてお金に変えていくかが問題と思いました。
6:かも料理で独特の臭みが有り中国や東南アジアでの料理方法の勉強も必要でない
か。売れるか?
7:アイガモの飼育している方のご教示願いたいとおもいます。

取り留めない報告で有りますが宜しくおねがいいたします。
福井県三方町   吉村 義彦

Mail : <yokun(アットマ)k3.dion.ne.jp>
 
*やまちゃんから
アイガモ農法のつらいところは、苗の小さいときに、孵化してまもなくの小さな雛を放し、稲の生長とともに、アイガモも大きくなるけど、でもまだ小さいから、稲を食べることがない。大きくなった成長は、稲を食害してしまうから、田んぼから引き上げて、翌年は、また、小さな雛を入れることですよね。家族同然にかわいがってきたアイガモに引導を渡すのは辛いことだろうね。翌年も続いて活躍してくれるようだといいのにね。
というようなことを、栃木の舘野広幸さんに話したところ
「ぼくは、大きくなったアイガモ(も?)使っていますよ。大丈夫ですよ」
と、言ってました。
お酒の席の立ち話で、そこまでしか聞いていません。
 11/6 福岡の吉住さんから「若林さんに、異議あり」
忙しさにかまけてROM ONLYしてましたが、遺伝子組換えの話で少々。
石川の若林さんの書き込みは、少し「異議あり」と思います。
どのレベルでの表現かが分かりませんが、…。
人為的な交配も遺伝子の組換えである、というご意見ですが、馬を水場に連れて行くのと馬の血管に注射器を突っ込んで水溶液を注入する、くらいのレベルの違いがあります。レベルが違うだけで方向の基本は同じだろう、という事であればそうかもしれませんが、農業、栽培はもともとその方向の事でしょう。
自然はそうやって進化してきた、という事ですが、今注目すべきは、近代化の成果による人間の技術の発展が、まさに今「自然」や「野生」のキャパを超えつつある、という認識ではないでしょうか。しかもみんなに知らされないままに。(或いはその開発者も気付かないうちに)
まあ、キャパを超えた時には、手痛いしっぺ返しが待ってるかとは思いますが…。
やっぱり私は、中性洗剤の方がウンコより汚いと思いますし、遺伝子の切り貼りはウィルスの役割ですので、必要なのなら彼らがやってくれるのだろうと、思います。
 
どなたか、緑米ありませんか?
 
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二丈赤米産直センター  吉住 公洋
〒819-1641
福岡県糸島郡二丈町吉井1364-1
TEL 092-326-5075
FAX 092-326-5437
EMAIL: akamai(アットマ)d1.dion.ne.jp
HP: http://www.d1.dion.ne.jp/~akamai
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11/5 大阪外大の藤本さんから「RE・遺伝子組換え」
わたしが十分に授業での内容を聞いていなかったのやもしれません。誤解を生んでし
まったかのような議論になっている感じもあり、神前先生にメールしたところ、「私
のゼミの卒業生で姫路で有機農業をやっている夫婦からもメールが届き,どうやら結
構あっちこっちに情報が回っているようです。もっとGMについて先生の意見を聞き
たいとのメールです。少し誤解もありますので,昨日のメールを転送していただいて
結構です。人体について安全だと断言したつもりはないのですが,現在のGM作物の
生態系への取り返しのつかない影響の明白さが明らかであることに比べると,灰色と
言ったつもりです。人体への影響については全く素人ですのでコメントは控えさせて
もらいます。」ということで、以下のようなメールが届いていますので、転送させて
いただきます。宅急便でもまた流してもらえればと思います。藤本妙子

▼以下神前先生からです。了承ズミです。
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食料安全保障とGMに関しては,昨年のUNDPの人間開発報告でGM技術を飢餓を救う
可能性を持つと評価したことに対し,猛烈な議論が巻き起こったことは周知の通
りです。農業サイド,特に途上国への食料支援や農業開発に関わる国際機関では
このような立場が優勢のような気がします。
つい先日,飢餓が深刻化している南部アフリカのザンビアに,米国からのGMトウ
モロコシの食糧援助を拒否したニュースは,予防原則に基づく勇気ある決断だと
思います。GMが人体にも生態系にも安全であることを保証する確かな証拠が得ら
れない状況での政府が取る政策と評価できます。隣接する南部アフリカのジンバ
ブエ,モザンビーク,マラウィも飢餓の深刻化は同様で,これらの国は,国内で
のGM種が栽培されることを防ぐため,製粉されたGMトウモロコシに限り,米国か
らの食糧援助受け入れを表明しました。ザンビアは製粉トウモロコシからのロー
カルな伝統作物への遺伝子汚染のリスクがあるとして拒否を決めました。(10月
31日付ロイター電)
餓死寸前の人を前にして,予防原則をたてにGM食料の配給を拒否できるかは疑問
です。GMでない食料を別の国から調達して配給するにこしたことはありませんが…。
世界規模で,将来こうした決断が迫られる事態が起きないように,すべきことは
たくさんあります。生産された食料の配分,貧困農民の食糧安全保障を実現する
ための土地所有制度改革や生態農業技術の普及,地域自給の達成などなど数え上
げればきりがありません。
地球規模での飢餓を回避できるような社会・経済システムの大転換や技術革新が
間に合えばいいのですが,最後の切り札として塩類土で育つイネや光合成能力や
栄養価の高いトウモロコシなど,限界地域での食糧増産に寄与する可能性をもつ
GM技術に向けた研究をすべて否定するだけの確信が小生には持てないのが正直な
ところです。まあ,こうした立場にも必ず猛反撃があることは承知していますが。
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11/5 石川の若林さんから「RE・東さんの疑問」
>私は、遺伝子組替え技術自体よーわからんちんなのですが
>こんな私でも、簡単にわかるような説明ができる方居ませんかねー

>除草剤でなぜ草が枯れるのかよー解らん私でも
>簡単に解りやすく説明してくださる方は居ませんかねー
 
私もよく分からない。心配しなくてもいい。除草剤でなぜ枯れるかがわかれば、何がいけないのかも分かる。
 
遺伝子組み換えも、交配することも遺伝子組み換えで、これまで品種改良といってどんどん推し進めていた。
 
何がいけないかが分かれば、どうすれば良いのかがわかる。
 
自然に交配すれば、自然に戻れるならば、遺伝子組み換えしても、最終的には優良な形質が残る。
 
自然はそうして進化した。
 
野生の品種が生命力が高いのなら、人工交配自体が悪くなる。そうなると改良した品種自体が悪くなる。
 
 
                                                 石川 若林 平慈

11/3 ラオスの近森さんから「メーリングリスト参加希望」
ごぶさたしています。
元・民間稲作研究所の近森章です。
 
現在、私は海外青年協力隊の14年度1次隊の隊員として
ラオスで活動しています。(職種「食用作物」)
早いもので、ラオスに来て3ヶ月、赴任地の農林局に来て2ヶ月が過ぎました。
 
現在、セコン県(南ラオス)の農林局作物栽培課に勤めてます。
この事務所では、県全体の作物栽培の状況の把握や農民への指導を仕事としています。
仕事は月曜日〜金曜日。
朝8:30〜11:30、午後2:00〜4:00(残業なし)。
きわめて、のんびりとした職場です。
 
主食はもち米で多くの農家が稲作を営んでいます。
ただ、山が多く栽培面積の半分以上が焼畑の陸稲です。
機械化も進んでおらず、水田の80%が水牛による耕起、代かきで
残りの20%が耕運機といったところでしょうか?
栽培する農作物のほとんどが自給用で、
無農薬・無肥料栽培が大半をしめています。
農民に聞くと「自然が一番よい」と言ってます。
(農薬・化学肥料を買うお金もありませんが・・・・・)
たまに、畜フンを施用している農家を見かける程度です。
こちらでは、ほとんどの農家がウシ、トリ、ブタ等を飼っていますが、
放し飼いが基本で糞尿を集めるのが難しいようです。
コメヌカは、貴重な家畜のエサで作物栽培に使用する分はありません。
 
そんな訳で、まだ多くの農家を訪問したわけではありませんが、
稲の持つ能力じょうずに引き出して栽培している農家に出会えていません。
現在は、雨季稲作の刈り取り時期ですが、
平均的なところでも、一株あたりの本数が5〜6本といったところでしょうか。
植え付け本数が4〜5本と言ってますから、分げつをしていないのか?無効分げつが多いのか?
 
まぁ〜、これから本格的に調査に入ろうと考えています。
まずは、状況がつかめないことには始まりませんから・・・・・・。
 
本田での打開策の1つとしてアイガモ農法を考えています。
アイガモ農法はアジアに広がっていて
ラオスでも行われているという報告があります。
そんなわけで、インターネットで検索しているうちにこのホームページにたどり着きました。
ぜひ、訪ねてみたいのですが場所がわかりません。
古野さんはE−メールをお持ちですか?
ご存知でしたら教えてください。
 
メーリングリストにも参加したいので手続きのほどお願いします。
 
お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願い申し上げます。
 
 
追伸
添付したファイルは、週末に刈り取りの手伝いに行っいてる農家の田んぼの写真です。
これは、特に被害が大きい場所でしたが
病気、虫、雑草、鳥の被害が大きい稲の様子です。
*やまちゃんから近森さんへ
メール、ありがとう
これから、家内の里に、やんごとなき用事ででかけねばならないので、取り急ぎ。
MLに登録させていただきました。
これからよろしく。
そちらの様子を、是非発信していただけると、ありがたいと思います。
アイガモの件、HPの全国版ははまだあまり充実していないみたいですね。
個別には、たくさんあるようですが、、
HPの代表者と、国際版の代表者は、僕らのHPの仲間であるのですが、、、
茨城の小長谷さんをご存じでしょう?
彼は、青年協力隊の仕事をやったことがあって、今その関連の仕事についているはずです。
アイガモもやっています。
そのほか、すずき産地や、鹿児島福永大悟さんなど、アイガモの方もMLに多いです。
このHP(ML)をとうして、意見交換していただけると、ありがたいな。
 
 
11/4 近森さんから「続・ラオスの話」
ラオスの近森です。
早速、登録の方ありがとうございます。
小長谷さんにも昨日メールを出しました。
 
さて、ラオスの話ですが、
週末は大家さんの家の手伝いで稲刈りに出かけてますが、
今日の稲は、圧巻でした。
無肥料栽培で、穂長29cm、
米粒は1粒1粒が大きく、粒数は1穂あたり272粒。
穂数が少ないので(1株あたり5〜6本)収量はそれほどではないと思いますが・・・・
 
それでは、今後もよろしくお願いします。
 
近森章
 
 


11/3 岡山の赤木さんから「遺伝仕組みj変えはいらない」
 赤木@菜の花です。
遺伝子組換え作物は、やがて来るであろう食糧危機を救う。
そのためにもいまから研究開発しておこう。 と、御用学者やアグリビジネスはいわっしゃる。 みなさん本気でそう思われますか?
 
 わしゃぁ絶対に思わんぞ。わしの知る限りの経済学では、人類始まって以来、世の中そんなに甘くおまへんのや。クレオパトラの時代も、この瑞穂の国の神代の昔も、食いもんは金と権力のあるところへ集まるんや。今もそうや。
 
 全世界で食いもんがなくて、今日一日で何千人死によったと思います?きれいな水が飲めなくて1日に何千人が死んでいると考えます?
 貧困地域から見ると、今も立派な食糧危機や。危機どころではなく飢餓や。
 
 方や米を食わんのに米とか言う国や、主食を忘れて輸入した麦を喜んで食らい、40%近くも田んぼを遊ばしているどこかの国には、食いもんはあり余っとる。人間はおろか犬までが肥満で医者にかかっとる。
 これが食いもんの流通の現実や。食糧は世界に公平に分配されんのです。
 
 遺伝子組換えでどんなにすばらしい品種が生まれても、権利は金のある国に所属する。貧困の国にそんな種買う銭はおまへん。どこかの広大な農地を持つ
国が大量生産して、それを買わされるのことよ。やっぱし銭のない国はいつまでたっても食糧飢餓だな。銭のない国へただで食いもんをめぐんでやるアグリビジネスがどこの世界におります?かって自分達が踏みにじった南の国から、いまだに銭ふんだくろうとしている。
 銭が無けりゃぁ、うちの産廃をおまえんちの山奥に捨てさせろ、てなこと言って有害廃棄物が貧困国に移動している。これも世界が抱える環境問題のひとつなんだぞ。
 だいたいだ、稲になんで除草剤耐性を付与せにゃぁならんのだ。除草剤無しでも9俵半取れるのに、稲に大丈夫な除草剤がこれだけあるのに、遊ばしている田んぼがいっぱいあるのに、この国でそんな研究がなんで必要なんだ?
責任者は出てこいってんだ。いってぇどのくらいモンサント社からもらったんだ?研究費の名目で甘い蜜が垂れているんだろうな。ざーけるんじゃぁねぇ。
 こんなこと大きな声で言ったら、粛清の対象になるかもしれんぞ。
 
 今夜の冷酒はアルコール20%の原酒だ。うまい上によく効いーた。
自然を愛し環境を考える岡山の百姓 赤木歳通
 
 
11/4 岡山の林さんから「RE:遺伝子組替えのお米」
東様、藤本様、西村様、
GM遺伝子が人の腸内細菌に移行することは確認されています。
特に大阪外大の藤本さんのメールにある先生は、最近の論文を
読んでいないのでしょう。
私も日本有機農業研究会の会報で知りました。
不思議なことに、日本の新聞も全く報道せず、沈黙を守っている
のですが。これもBSE問題と同じように殆どの国民は問題が起っ
てから後で知るということになるのかなぁ。
ザ・ガーディアン 2002年7月17日の記事では、
British scientific researchers have demonstrated for the
first time that genetically modified DNA material from crops
is finding its way into human gut bacteria, raising potentially
serious health questions.
(イギリスの研究者が、組替え作物のDNAが人間の腸内細菌に
入り込んでいるのを始めて示し、健康危害について重大な疑
を投げかけている。土と健康 2002年10月号)
Michael Antonio, a senior lecturer in molecular genetics at
King's College Medical School, London, last night said that
the work was significant. "To my knowledge they have
demonstrated clearly that you can get GM plant DNA in
the gut bacteria. Everyone used to deny that this was
possible."
(ロンドンのキングス医科大学の分子遺伝学マイケル・アントニオ上級講師は、昨夜この研究は、「私の知る限り、彼等はGM植物のDNAが腸内細菌に入り込むことをはっきり示している。これまで、この可能性は全ての人が否定してきたもので」重要だと言う。同誌)
 
百姓も世界に目を向けていないとアブナイ事になりそうだ。
第七の栄養素といわれるDNAも健全なものを摂取しないと大変
なことになると思います。
 
林 正弘
岡山県御津町
11/2 大阪外大の藤本さんから「RE・遺伝子組換えのお米」
いつも宅急便ありがとうございます。

今年の農村開発論(神前進一:コウサキシンイチ先生)の授業で、
聞いたことです。授業の教材は、
Andrew ShepherdのSustainable Rural Development
(持続可能な農村開発)の購読なのですが、それとは関係なく
先生から聞いたことです。今日はもう出かけるので簡単に書きます。

・遺伝子組替え食品は、人体にはほぼ害はないというレベルにきていると
思われるが、環境(土地)には間違いなく害はあるだろうということ。
・遺伝子組替え食品は、あと何年後かに予測されている、
食糧危機に対応できるものとして、研究されていくべきことかもしれない。
むやみやたらに絶対に駄目といわれることではないかもしれない。

ということでした。
前者と後者が矛盾しているように感じる部分もありますが…

あと、遺伝子組替え技術の例として、
除草剤をまいても枯れない草があったりするのかな。
おそらくそういうのをイネの遺伝子をまぜて
作ったものを遺伝子組替え食品というのだと思います。
そうすると、そういう「遺伝子」というか、そういうものが
花粉のような形になるのかはわからないのですが、
生態系になんらかの形で広がっていくことは間違いない
ということだと思います。とはいえ、そのあたりわたし、
詳しくないので、間違い等ありましたら、
どなたか訂正や意見など頂ければと思います。

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藤本妙子(FUJIMOTO Taeko)E-mail: fujimiya(アットマ)sweet.ocn.ne.jp
大阪外国語大学大学院言語社会研究科博士前期課程2年
http://stserve.osaka-gaidai.ac.jp/~m0168013/index.html
環境文化ラボネット 事務局 http://www4.ocn.ne.jp/~fujimiya/
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11/2 広島の西村さんから「RE・遺伝子組換えのお米」
山下様へ
広島・西村です 「遺伝子組換えのお米」の返信です、がもっと適切そうな返信が
あったらこれは削除してください。直Mailレベルの話ですよね。


石川の東さんから発信された「遺伝子組換えの除草剤に耐性のあるイネの研究」への
反対運動ですが先日の『ぐうたら農法』の講演の時『とんでもないことだ。』と聞き
ました。
バクテリアだったかを他の細胞に融合し易いように活性化したものを使って稲に除草
剤耐性遺伝子と思われるDNAを融合させて作り出すそうですが
『融合しやすい』 −> 「稲に入りこむ」 (−> 『抜け出て草に感染』)

『除草剤耐性の草が出てきたらどうします?』

といった話でした。(除草剤とは縁を切ったから俺には関係ないけど。)
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欲しい機能が発現するDNA配列を比較解析して見つける
該当部分のDNA配列を切り出す
DNAの運び屋に切り出したDNAを埋めこみ目的とする細胞に融合させる

私も山下さん同様によーわからんちんなのですがこういったものと理解しているつも
りです。

>除草剤でなぜ草が枯れるのか  <− たとえの話で本題は遺伝子操作ですかね?
気門を開かせて根から吸い上げる水以上に葉から蒸散させて枯れ死させるのが除草剤
(ひとつのタイプ)と理解しています。
 
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