2002年6月のお便り   戻る
6月30日 農工研の嶺田さんから「雑草対策の基本技術」
農工研の嶺田です。
7月14日神戸大で行われる有機農業学会フォーラムにて私も「雑草対策の基本技術」
ということで、話をすることになりました。軽い気持ちで引き受けてしまった
のですが、期日がせまるにつれ、西村和雄さんや田中寛さんのように現場で確かな技
術を追求している方々に挟まれて、有機農業の根幹の一つともいうべき「雑草管理」
について、ただの草オタクにすぎない大して技術蓄積もない私が話をさせていただく
のは少し重荷に感じているところです。折しも、 「HPの宅配便」にて、いち早く
田中さんの大変面白い要旨が公開され、まったく準備をしていなかった私にはプレッ
シャーが重なりました。何日か悩んだ末、お酒の力を借りてええい、ままよと書き上
げた要旨を恥ずかしながら添付します。もともと、私も講演の中で山下さんのホーム
ペー
ジ「除草剤を使わないイネ作り」を紹介しようと考えており、田中さん
と重複するので要旨中には触れませんでしたが、田中さんも公開されたとあって山下
さんにお送りする次第です。
今世間を賑わしているFIFAワールドカップを見ていても、強豪チームに共通するのは
基本技術の確かさです。来たボールをしっかりとめるという基本があってこそ、変幻
自在のパスやシュートが生まれるのではないのでしょうか。私も除草に関する技術が
百花繚乱のなか、原点に回帰して草との対峙方法の基本というべきものを提示したつ
もりです(とかっこいいこと書きましたが、実は百花繚乱の技術を整理・網羅するこ
とが出来ずに、誰でも知っている当たり前のことしか触れられなかっただけです
が)。本番までにはもう少し資料等を集め体系がかった話ができればと思っておりますので、HPなどからいろいろとお知恵を拝借させてください。
またフォーラムの様子など、後日ご報告させていただきます。
それでは失礼いたします。
「雑草対策の基本技術」は「資料室」参照(クリック)
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National Institute for Rural Engineering (NIRE)
独立行政法人 農業工学研究所
農村環境部 環境評価研究室
嶺田 拓也
TEL:0298-38-7684
FAX:0298-38-7609
minetaku(アットマ)nkk.affrc.go.jp
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*福井の冨田さんから「続・米ぬか除草ほか」
福井の冨田でございます。
 
米ぬか除草に関して。
米ぬか除草の欠点は効果持続期間が短いということですが、
それが逆に環境負荷の低さを示していると思います。
(あくまでもクズ大豆に比べてですが。)
 
赤木様の御提議がございましたが、
畑と違ったたんぼでの米ぬかの分解過程についての調査・報告等が
あれば、と思います。農学部の学生の方がおられましたら、
是非論文のテーマとしてみられては如何でしょうか?お願い致します。
米ぬかでの「土ごと発酵」という発想は凄くおもしろいなぁと思って
おりますが、汚染という発想は抜けておりました。
 
それから、藤本さんの除草体系に関してですが、
多分、藤本さんは未熟有機物の投入という除草体系から
ぼかし等による発芽促進&耕種的除草へと転換された
という事だと思います。
 
*******************
村山様
ケイカルにカドミウムが含まれているとのこと!
驚きました。私は使用しておりませんが、地域では
大量に散布されています。
詳しいお話をお聞かせ下さいますようお願い申し上げます。
お時間に余裕のある時に是非お願い致します。
 
P.S
ケイカルとカドミウムについてインターネットで検索
してみましたら、以下のサイトで資料を見つけました
のでご報告致します。
 
http://www.ffis.go.jp/sub7/obj/oyake1304.pdf
 
これを見ますと、カドミウムと砒素も含まれている
ようです。驚きました。
6月30日 岡山の赤木さんから「続・菜の花あとの田んぼの様子」 
連ちゃんで申し訳ない。キカラシ跡の4反を補植を兼ねてゆっくりみて回った。
なんと!こっちもない・ない・ない  なんにも生えとらんぞな、やまちゃん。
代掻き前に生えていたヒエが10本ほどあっただけだ。
去年、あんなに草に泣いた田んぼなのに、おかめ(田こすり・8反ずり)を押して夏中しんどい目をした田んぼなのに。これは夢かうつつか? いやいや夢にあらず。すくい上げる泥になんにも生えとらん。ひょっとしたらこれは、いとやんごとなきことかもしれんぞなもし。
 もう1つある。トロトロ層で苦労している人に朗報かも知れん。
この田んぼはさっと代掻きしたからか、土はがさがさ・ざらざらして、とろとろ層とは似ても似つかぬ状態だ。これは今の状態であって、これから大量の有機物が分解してゆくとどうなるか。経験ではととろとろ層が次第に発達してくるはずだ。
 
 去年の今ごろには、わんさかと生えたコナギを、カブトエビが引っかいて吹き寄せとなって畦際に集まった記憶がある。と言うことは、生えるのならとっくに生えているはずと思うんだが。
 いやいや、結論は出すまいに。もう2週間後としよう。
その時になっても生えてなかったら、菜の花に軍配を上げて、脱米糠散布の第1歩到達を高らかに宣言させていただく。
 
 興奮すると私はべらんめー節が出るんだが(1部の人はご存知のはず)、今夜のところは冷静なままで終わろう。2日続けて嬉しかったので、その旨ご報告申し上げる。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通  h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp
 
*やまちゃんから
7月13〜14日に、民間稲作研究所の「現地検討会」があって、13日の夕方からは、「四つ手小屋ミーティング」と相成っていますが、こりゃ、楽しみが出来た。
赤木さんは、泥をすくって調べたと言うから、まず間違いないだろう。
ぼくのように、無精して、畦から「きれいなものだ」と安心していたら、深水を落としてから、あわを喰うことが時々あります。
「四つ手小屋ミーティング」には、稲葉さんも参加されます。
「緑肥除草」の極意を、語り明かしたいものです。
参加、お待ちしています。
 

6月29日 岡山の赤木さんから「菜の花あとの田んぼの様子」
最近は亜硝酸による地下水汚染の話が盛り上がっています。反当米糠50kg撒いたとして窒素は1kgだ。ミジンコなどの水中微生物・泥の中のバクテリア・カビの類などの栄養源となって終わる量の範囲だな。稲に吸収されるところまでいくかどうか。
 かたや、化学肥料を大量に撒いたのでは、虫も菌もこれはおいしくないから口をださんだろう。だから土が貧弱になるのだ。 ただ、炭素率の高い有機物があれば、菌体蛋白の合成に消費される。
 一般には土の粒子に吸着する以上の窒素分は、縦浸透することも考えられると思う。ここで1つの疑問があるので、みんなに投げかけておきます。
 
 水張りされた水田の土の中は、完全に嫌気状態となっているはずです。投入したアンモニアの1部は、酸素のある水中や泥のごく表面で硝化菌の作用を受けて亜硝酸、さらに硝酸へと酸化されるだろう。それが更に縦浸透して嫌気層に届くと、脱窒素菌というのがいて、窒素ガスに分解してしまう。空気中に発散して終わりだ。
 
(私の考え) 畑状態では、多量のアンモニアは硝酸となって地下水に浸透しても不思議ではない。化学肥料と農薬で汚染された畑ではもろに流れると思う。
硝酸(NO3-)はマイナスのイオンだから、土に吸着されることなく流れるだろう。
一方水田では、前述したようにむしろ脱窒の方に気を配るのが妥当と思うのだがどうだろう。 少し学問的になっちまったが、あくまで机上の理論の話だ。
私の田んぼではアンモニアは土にくっつくし、わんさといる微生物達のエサや基質になるから、田んぼから外にそんなに流亡しているようにも思わんのだが。思い上がりかも知れん。乞うご批判。
 
 さてさて、前置きがすっかり長くなっちまったな。
米糠も入れん菜の花跡の状況報告だ。菜の花の品種は、昔からある油の取れるやつだ。
手のひらを置く隙間もないほどに生えて、鋤き込む時は1.5mぐらいあった。
代かきしてからおよそ2週間たっている。今日初めておそるおそる泥をすくい上げてみた。2反の田んぼをくまなく観察したつもりだ。
 なんと! ない・ない・ない こなぎもアゼナもなんにも生えとらんがな。
深水管理が少し悪かったのか。ヒエが20本ほど高い部分に生えとっただけだ。
こなぎも生えるのならとっくに生えるんじゃあないのかな。結論はまだ出せんが、大量の菜の花が今のところ草を抑えとるみたいだ。今のままがあと2週間続いてくれたら、脱米糠散布・ポスト米糠除草の出口が見えるんだがな。
それにしても怖かった。何も振らずに深水管理だけ。ふぐ食った後みたいだった。
キカラシの跡はこれからゆっくり観察だ。
今夜の報告はこんなところだ。次の時には草が生えたと大騒ぎかも知れん。
とり急ぎ、途中経過報告まで。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通  h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp
 
 
6月29日 お米の勉強会の村山さんから「二題」
富田様     村山日南子@お米の勉強会です。
 今晩は。藤本さんの報告有難うございます。
 実は昨日藤本さんからTELをいただきました。稲葉先生の米ぬかの料ならOKと、以前私がこのメールに書いたことは間違っていると指摘してくださいました。
 富田さんが報告して下さった通り、完熟堆肥にするのならOKとのことでした。
 田植え後は米ぬかも大豆も除草効果があること=欠点、とのことでした。
 今度、7月13〜14日に稲葉先生と話し合いましょう。
 また、機会を見て硝酸性窒素の勉強会を私どもの会でしましょう。
 
 今晩お話したかったのは、ケイカルにはカドミウムが不純物として入っていますので、だめですよ。
 
 明日は無洗米の比較徹底検証をします。どうぞお越しください。
 
清様、皆様   村山日南子です。
 今晩は。
 清さんの御報告本当に感謝します。
 最後のおっしゃているように、地球規模で総量規制が必要になるかもしれませんね。昔、岐阜の各務ヶ原が硝酸性窒素に水道水が汚染され、原因は人参への肥料のやりすぎと分かり、確か肥料を1/10に減らしたところ、水の汚染がなくなったばかりではなく、人参が日持ちがするようになったと聞いたように思います。
 
 そして、ちょっと余裕ができましたら、カドミウムの検査の提案をしたいと思っています。

*福井の冨田さんから「RE・硝酸性窒素、藤本農園見聞録の続き」
静岡の清様、硝酸性チッソに関する情報有り難うございました。
 
 米ぬかと地下水汚染との関係について非常に気になります。
 しかし、(クズ大豆の方は実践していないのでわかりませんが、)
米ぬかに関しては、過度に大量散布しなければ、赤木さんが
書かれておられましたように、微生物の餌としてかなり分解
されてゆくのでは?と思います。
 だからこそ、抑草効果も発生しますし、米ぬか抑草の欠点でも
ある、効果の持続期間が短いということも分解速度の速さを
示しているのではないかと思います。
 
 硝酸性窒素とは関係無いかもしれませんが、ケイカルとかの
土壌改良材は、大量に散布されるものですので、土壌を通しての
地下水汚染の心配というのは無いでしょうか。気になります。
 
 そういえば、(私は実体験はありませんが)昔は人や牛・馬等の
糞尿は、たんぼという浄化槽を通して河川に流出していたのですよね。
 現在のたんぼは、あらゆる農薬によって微生物等が激減していて、
とても浄化槽の役目を果たせるたんぼは少ないのでしょう。
 無農薬栽培を農薬汚染をしないというだけではなく、微生物の活性化を図って
環境回復を考えるという視点に立ってみると、農薬で死にかかったたんぼの
起爆剤として、米ぬかは本当に良い「土壌改良材」だと思います。
 
 
・・・・藤本農園見聞録の続きです。
 
 藤本農園では収穫後、米ぬか(自家発生量)、ミネラル、岩塩、
グアノを散布されるそうです。
 そして、散布される時期は収穫後すぐではなく、平均気温が
10度を下回るようになってから散布されるそうです。
 福井(鯖江)ですと12月に入ってからだそうです。
 10度を下回ると、雑草の活動が停滞もしくは停止するので、
それを待って散布すれば、秋の雑草の肥料として吸収されずに
済むからということでした。
(秋〜冬〜春に播くぼかし等は、その目的によって散布タイミング
に色々とコツがありそうですね。) 
 
 それから、他にも散布されておられるものがあります。
籾すり後の籾殻はもちろんのこと、乾燥機からでる「ほこり」を
水(シャワー)に吸収させ、それも水ごとたんぼに返しているそうです。
 市街地の中心部で乾燥・籾すりをするという必要性以上に、
徹底した持続的な循環型農業へのこだわりを感じ、そして、
藤本さんのたんぼの「浄化能力」に感心して帰ってきたのでした。
 写真は粉塵濾過装置の外観です。
以上失礼いたします。 福井県池田町 冨田善嗣
*広島の西村さんから「これは在来種のアゾラ(赤浮き草)ですか?」
こんにちは   広島・西村です

先週湯来町のアイガモ田を覗いてみたら浮き草がアゾラでした。
早速お願いして少しわけてもらいましたがこれは在来種なのでしょうか?
奥さんによると佐伯のアイガモ農家から分けてもらってきたそうですが
結局本人に会えなかったために詳しい話が聞けませんでした。
また立ち寄って聞いてはみますが原産地まで判るかどうかは不明なのでこちらのHPに
もお聞きしたい。
このアゾラ(赤浮き草)は小学生頃の記憶からするとどうも様子が違います。
一灯農園の冊子『のうけん』の表紙の写真とも違います。単に育成段階での違いなの
かどうか
判断しかねています。
6月27日 伊豆下田の鈴木さんから「RE・抑草対策」
伊豆下田の鈴木です。
 
福井の冨田さん,藤本さんへ
 
丁寧なご指導ありがとうございます。
ご指摘の通り 遅植えの田で 生やして掻いてを繰り返したところは上手くいきそうです。
逆に早植えの田では2度代を掻いたところでも 多分低温で発芽が悪かったのでしょう、
コナギがわさわさしています。
救いは 成苗植えのおかげか稲がなんとかコナギに競り勝っていることです。
W-CUP風にいえば 後半20分で1−0、遅ればせながら
機械除草機を投入してデイフェンスを固めに入りましたが
敵の猛攻に危うい場面も...といったところです。
来年はご指摘の点を考慮に入れて圃場ごとの作付計画を立ててみたいと思います。
植付が終わってしまった今年は カルガモの親子とともに田をのたります。
 
 
6月27日 HP「元気の出る農業の道しるべ」から「雑草対策の記事を一気に更新しました」
「元気が出る農業の道しるべ」の更新にかんするお知らせです。
恵木さんという強力な助っ人に支えられて、「雑草対策」の記事を
一気に更新しました。
そこには「藤本農園見聞録」も一緒に纏めてあります。
雑草問題で気になったら、覗いて活用してくださいネ。

纏めていて気付いたんですが、藤本さんは、
「除草剤を使わない稲つくりHP」発足以来、何度も「草対策」について
先進的な試みについてのレポートを寄せて頂いており、参考になると
思います。

そして、冨田さんの報告によれば、米糠さえも使わない方向を目指して
いる。村山さんも評価しているように、画期的な試みかも知れません。
資料を纏めていて、そう感じました。皆さんのご意見は如何でしょうか?

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元気が出る農業の道しるべ
http://white.sakura.ne.jp/~genki/Index.htm
世話人: bin(小圷敏文)
Mail : yama-bin(アットマ)www91.sakura.ne.jp
********************************************
 
6月27日 やまちゃんから「除草機の押し方、教えてください」
福井の塚本さんから、田植え後20日の写真が届きました。
田植えが5月21日、10日後に、大豆粕80キロ/10アール散布。
水深12センチで、「草が見えないので、かなり有望」
残念ながら、スキャナで読み込み、編集がうまくできません。
30日目の現在、一部でコナギが水面に葉をのばしているそうですが、
コナギがないところがほとんどなので、今年はまず成功と思っているとのこと。
今日から、除草機を押すそうです。
 
ところで、このやまちゃん、
除草機は出来れば押したくないと思っているんだけど、
6枚のうち1枚の田んぼで、ヒエをびっちりはやしてしまった。
(あーあ、こんなことなら、畦マルチ張って、どかんと深水にして置くんだった
去年も生やして、ほぞをかんだのに、懲りんやっちゃ)
でも、16アールを3時間ほど、
「除草機も、慣れてきたら、悪くないな。
あと1〜2枚、気になるところだけ押してもいいな」
と、鼻歌で帰ってきたら、
軽トラ降りたとたん、足がつってしまった。
(これも、全く去年と同じ)
やれやれ、、、
 
私事は、さておいて、
除草機を押しながら、毎年のように考えること、
ぼくは、その時の水の状態(だいたい5センチくらいのやや深水かな)で押しているのだけど、
深水で押すのがいいのか?
それとも、ひたひた水で押す方が、雑草を埋め込むことが出来るから、いいのか?
深水の場合、浮いたコナギやヒエは、そのままにしておくと、どうなるのだろう?
福井の塚本さんは、除草機を押したあと、水を落として、からからに乾かすと、
コナギはおとなしくなりますと、たしか言ってたなあ。
どの方法が正解ということじゃなくて、
きっと、いろんなやりかたがあって、
自分の田んぼに合わして、どの方法で行こうかと言うことだと思うのだけど、
ぼくの回りには、除草機を押す人はいないし、我流でやっているのですが、
皆さんの知恵を、教えてもらえるとありがたいなあ。

6月27日 村田さんから「教えてください」
始めまして。私は2年前から米ぬかを使って米作りを初めた者です。最初からあまり草も生えず順調だったのですが、今年は「羽ありのような虫」が稲の茎にビッシリついて、周りの田圃は探してもいないのに、米ぬかをまいた田圃だけどこを見てもいます。他の人の田圃に迷惑が掛かるのでは...と不安です。どうしたらいいのでしょうか?この田圃の肥料は、醗酵牛糞と油粕と米ぬかのみ冬に入れただけです。
 
 
*やまちゃんから
もしかして、それって、ユスリカじゃないですか?
ぼくの田んぼの稲にもびっしりたかっていて、隣の田んぼにも。
「今年は、もう虫(害虫)が多いなあ」と、隣のあんちゃんが言うので、
「ユスリカと言って、蚊柱が立つやつで、生きてるから、少しは汁を吸うだろうけど、
害にはならんと思うよ」と、言ったのですが、、、
「田の虫図鑑」(農文協、1750円)を見てみると、
害虫、益虫、ただの虫のうち、ただの虫に分類されていて、
「島根県では、稲の稚苗が食害された例も出てきた。
増えすぎると、ただの虫も害虫化してしまう。
本来は、泥を飲み込み、その中の有機物や微生物を食べているらしく、
働きはミミズに近いから、益虫なのだが」
とありました。
 
6月27日 静岡の清さんから「亜硝酸チッ素の基準について」 
こんにちは 清と申します。

>亜硝酸、硫化水素の基準変更等について、詳しい事
>をご存じの方は是非お教え下さいませ。お願い致します。

 亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素のことを、ホームページで探してみ
ました。
 「第21回農業環境シンポジウムの開催」に詳しく載っていまし
た。
http://www.niaes.affrc.go.jp/magazine/mgzn018.html#01802

地下水の硝酸汚染 (亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素)
 地下水の環境基準における監視項目のひとつとして, NO3−-N
濃度10mg/lが示されている。
 硝酸塩を多量に摂取すると,これが条件によっては胃のなかで亜
硝酸に還元される。この亜硝酸が血液中に取り込まれると,ヘモグ
ロビンと結合してメトヘモグロビンに変化し,血液の酸素を運ぶ能
力が低下する。このことが,とくに乳児に対してチアノーゼなどの
健康影響を引き起こす。このため,水道法による NO3−-N及び
NO2-Nの基準値は10mg/lと規定されている。
 しかしながら,世界のいたるところで,地下水の NO3−-N濃度
が10mgをこえている。
 日本も例外ではない。1993年に行われた11都道府県の井戸水の調
査によれば,799地点のなかで39地点が10mgの値をこえていた)。
   (中略)
 各地で地下水から高濃度の NO3−-Nが検出されるようになり,
しかも多くの国でその濃度は年とともに上昇の一途をたどってい
る。
 
・環境白書10年版234ページには、窒素の収支が載っています。
海外から農産物で60万トン、肥料として6万トン、日本に入ってき
ており、海外への輸出で30トン、肥料は18万トン出ていき、差し引
き48万トンが日本国内に蓄積されている。)

 個人的には、次のように考えています。
・人為的な窒素化合物は、化学肥料、ボイラーや自動車での排気ガ
ス、生活排水、洗剤などで生成され、地球上に増えている。
・排気ガスは酸性雨のような形で、山林や地面に窒素を供給する。
・地球上の飲料にできる淡水に、窒素の汚染が増えてきたので、基
準ができてきた。
・生活排水、洗剤は琵琶湖や瀬戸内海で富栄養化として、問題化し
た。

・窒素肥料を使う代わりに、米ぬかを使うなら、有効利用だと思い
ます。環境白書10年版243ページの生活経済圏のように考えたらど
うでしょうか?
・将来は、人為的に製造される窒素化合物は、地球規模で、総量を
規制するようになるかもしれない。

6月25日 稲美町の本岡さんから「トノサマカエルのようです」
市川さん 写真ありがとうございます。
背中線のあるなしで見分けるのですね 先日のカエルには立派な線が一本通っています。
したがってトノサマガエルでした
 
 大きくて腹の出ていないのがトノサマガエル でそれより一回り小さくて腹の広いのが
ダルマガエルと思い込んでいたので まちがえました。

(ダルマガエル・雌)の画像 あのあか抜けしない色のカエルは子供の頃よく見ていた
記憶があります。 このあたりにはもういなくなっちゃったんですね しみじみ・・・

 草に負けるな夏ばて農家 本岡哲司

6月25日 広島の西村さんから「カブトエビ画像」
広島・西村です
カブトエビの画像2枚を添付します。合計50kbほどになります。
あともう少しで良く撮れた写真になるのですが撮影技術が及びません。
豊年えびの方は見るに耐えれず再撮影です。
豊年えびはカブトエビの餌になって一緒には飼育できませんね。ミジンコを採りに米
糠1週間後の田んぼに行ったら生物死滅状態で手に入りませんでした。カブトエビは
共食いと空腹?で死滅して飼うのは難しそうです。

 
6月25日 お米の勉強会の村山さんから「RE・四つ手小屋ミーティング他」
赤木さん、皆さん今晩は。村山日南子です。
 お泊りとアッシー君、奥様によろしくお願いします。こんなことで駄々をこねるのは、やっぱり母さんかな。多分中井さんと2人よろしくお願いします。中井さんは一杯蚊の薬を持っていくと言っていました。
 
 赤木さんの作り方、への字そのものですね。井原さんがきっと喜んでおられるでしょう。への字を知らない方は是非、「井原死すともへの字は死せず」(井原さん追悼集をお読みください。山下さんのところにありますから。
  
 29日の無洗米の比較実験、当日講師の井村さんが茶漉しと掃除機で無洗米を会場で作ってくださり、それも炊いて食べるそうです。
 機械メーカーなどの反応が大きく、肝心の消費者、農家、お米屋さんの反応は、まだマスコミの情報欄に載らなくて殆どありません。田植えも済み、米ぬかも済んだようですので、どうぞ皆様お越し下さいませ。私ども主婦はそんなに無洗米を望んでいるわけではありませんが、きっとあっという間に広まると思います。産直農家も視野に入れて置かれたほうがいいかもしれませんので、御参考までにお越しください。
 
6月25日 お米の勉強会の村山さんから「藤本さんの田圃見学記嬉しいです」
福井の富田さんこんばんは。初めまして。お米の勉強会の村山日南子と申します。
 藤本さんの田圃見学記嬉しいです。
 硝酸性窒素の規制は、野菜や飲み水の汚染が多いですので、多分厳しくなるでしょうね。
 藤本さんが米ぬかも止めたいとおっしゃるのは賛成です。田圃から持ち出した以上に米ぬかといえども入れるのは本当は循環型に反しますから。西藤さんの多量に米ぬかを入れるというのには最初から賛成しかねていました。
 ども取り出した以上に入れる必要がある期間や、他の除草よりはいいのかもしれませんので、稲葉先生のおっしゃっている量はいいのではないかと思います。
 
 冬期水張り、とても分かりやすく、兵庫県豊岡市のコウノトリの野生復帰を目指す農家に取り入れてもらいたいと思い、豊岡の方々に富田さんに無断で下記の分をお知らせしました。広まるといいな、という思いからですので、どうぞお許しくださいませ。
私は無農薬2年目で何の経験もありませんが、
自分で試した範囲では、冬期の水張りと半耕起だとたんぼの
状態が全く異なり、抑草効果も高いように思います。
そのうち、田植え後の米ぬか散布もいらなくなればと
願っています。
 ツバメの話しがありましたが、私の所の4枚連続する
無農薬のたんぼでは、冬期水張り・代かきのみのたんぼ
に集中してツバメが舞っています。やはり生物(ツバメの餌)
の発生量や豊富さが違うのでしょうか。


6月24日 福岡の平井さんから「『HPの宅配便』の会員希望」
無農薬、無肥料、除草剤なし、の稲作を始めて
9年目になります。
昨日、今年の田植え(3反を妻と二人で手植え)が
終わり、ほっと一息のところです。

    838-0068    福岡県甘木市大字甘木1307-5
     tel   0946-24-5396    fax   0946-24-8556
    e-メール   kenkou(アットマ)mx7.tiki.ne.jp
            平井 武樹  (昭和23年生まれ)

     よろしくお願い致します。
 
6月24日 三重の川西さんから「浅水抑草法は可能?」
三重県久居市の川西です。
いつも拝見させて頂いております。
抑草のことですが、私は二回代かき、米糠、深水管理を行っております。米糠除草は
やはり、田植え後から土を空気に触れさせないこと、10cmほどの深水にすること
が必要である感じがいたしております。
水の掛かりの悪い田は草が生えてしまったので、除草機を押したり、手取りしたりし
ております。
 皆さんは、深水管理を出来ない田はどのように抑草されていますか?
 また、現代農業6月号に掲載されていた、漢方の抑草剤(浅水で抑草する)を使用
されている方はおられるでしょうか?

皆さんのご意見等よろしくお願いします。

三重県久居市榊原町1158
川西きよし
kiyo1158(アットマ)f7.dion.ne.jp
 
6月24日 福井の冨田さんから「藤本農園見聞録・その2」
福井県の冨田でございます。
 
23日、藤本さんのたんぼを見に行ってきました。
茎が随分と太くなっていました。
 
伊豆下田の鈴木さんへ、
 
コナギ対策に関して、今年の藤本さんの状況を
お聞きしてきました。
 
・昨年までされていた田植え後の米ぬか散布を止めた。
・適期に代かきを3〜4回する。
 (ヒエを生やして代かき、コナギを生やして代かき
  といった感じ)
・条件の良いところは深水管理のみ
・コナギ等の出やすい所、水の来ないたんぼは
 除草機を使用。
・成苗を植える事により、稲の生育スピードが
 コナギの生育スピードを上回れば、コナギが
 生えてきてもそれほど影響はない。
・どうしてもコナギの多いたんぼは遅植えをする
(藤本さんは作業工程上、そのようには出来ないけど、
とおっしゃっておられました。)
 
との事でした。
 
○米ぬか散布を止めた理由は、亜硝酸等による土壌、
地下水汚染への懸念、生態系へのインパクト等を
考慮した為との事でした。(環境基準変更への対応
や30haもの水田に米ぬかを散布する事の生態系への
負荷を考慮してのことや循環型農業を目指しておられる
事などから)
 また、米ぬかを大量に散布する事で、生態系への
負荷がある場合、有機農業そのものの広がりが
危惧される。等によるそうです。
 
 亜硝酸、硫化水素の基準変更等について、詳しい事
をご存じの方は是非お教え下さいませ。お願い致します。
 
 
○代かきについては、草を待って代かきをする、
あるいは代かき時に草を生やせる技術が必要
ということだと思います。
 
○写真にもありますように深水管理で浮き草が
繁茂した場合、光遮断によるコナギの抑制効果が
期待できると思います。
 写真は5月12日田植えのたんぼで、6月23日
の様子です。
ちなみに草丈は50〜55センチくらい。
深水の水深は15センチ以上でした。
 
 私は無農薬2年目で何の経験もありませんが、
自分で試した範囲では、冬期の水張りと半耕起だとたんぼの
状態が全く異なり、抑草効果も高いように思います。
そのうち、田植え後の米ぬか散布もいらなくなればと
願っています。
 ツバメの話しがありましたが、私の所の4枚連続する
無農薬のたんぼでは、冬期水張り・代かきのみのたんぼ
に集中してツバメが舞っています。やはり生物(ツバメの餌)
の発生量や豊富さが違うのでしょうか。
6月24日 広島の西村さんから「休耕田 米ぬか110キロ/10アール」
教えて 岩谷さん    数日前に入会しました広島・西村といいます

休耕田 米ぬか 100kg/10a 倒伏との事ですが当方は極めて似通った状況で現在進行
中です。

10年の休耕田 ・・・ 初年度から無農薬表示で米が売れると思い付いた。
  −−> 窒素が貯まっていて倒伏し易いと教わった
  除草・リン補給を考えて米ぬかを振った
作付け品種はコシヒカリ ・・・ 倒伏し易いとは聞いていたが貸し地を紹介してく
れた人が勧めるもので。

田植え機の植え付け間隔は50株のもっとも間隔が取れる位置に設定。
苗量少で植え付けるつもりだったが標準量にして欠株を少なくしている。
これは苗箱110g/箱 の中苗を目指して育苗したものの田植えが遅れて植え付け量を
減らすと欠株が出易かったからやむなく標準量にしたものです。

岩谷さんのこけた苗は購入苗の200g/箱くらいの高密度蒔種苗だったら50%くらいは
心に余裕が出そうです。そうか、全面倒伏か。
中干しをしっかりするとかで回避できるかなあ。ともかくも丈夫な茎ですね。
水口の冷水害が恐くて程々の注水にしていたけれどもこりゃ大量に掛け流しにして深
水管理に移行だな。

周りの田とは2週間遅れなので大分に貧相に育っていますが分けつは始まっていま
す。今のところ良好そうな様子です。

ps:次回は臆病者の合鴨の話などを予定しています。
6月24日 姫路市水族館の市川さんから「RE・ダルマ蛙」
ダルマガエルについて

写真が横からのものなのでよく分からないのですが、
背中線(背中の真ん中に走る中央線)が無ければ、ダルマの可能性が高いです。
背中線があれば、足の長さの感じからトノサマガエルの可能性が高いです。
ダルマガエルの雌雄の写真を添付します。比べてみてください。
(だるまカエル・雄)
(だるまカエル・雌)
市川 憲平
 
 
6月24日 岡山の赤木さんから「四つ手小屋ミーティングなどなど」
村山母さんへ
なんで母さんになったんでしょうね?きっと奄美の畑さんのせいだなこれは。
例の晩の件はお任せください。我がつれあいが車でお運びします。適当に会場にやってきて皆さんとお話し、母さんがおねむになってきたら我家にご案内いたします。
それに民宿なんて気の利いたものは一切ありません。田舎家は空き部屋がたくさんあります。遠慮なさらずに使ってください。
 
 去年の夏に今回と同じ小屋を使いましたが、蚊が来て困ったという記憶がないように思います。藪の中ではなくて海の上だから大丈夫でしょう。
 
 さーて、ゆっくりと植えた田植えも終わって、米糠散布も終わりました。
ミジンコは対応が早いね。米糠の翌々日にはもうわんさかといる。のみならずカブトエビもすごいのひと言。風に吹かれて寄っているんだが、ちょうどウキクサがびっしり浮いたようにカブトエビがいる。一面カブトエビを敷き詰めた中に稲が生えている感じだ。現代農業の赤松カメラマンもこれには驚いた様子だった。
佃煮にでもできないものかね、なんて話したんです。デジカメでうまいこと撮れたらお送りします。
 豊年エビもいるいる。カブトエビより少し遅れて発生するんでしょうかね。
まだ小さいのですが、場所によったら水面が赤く見えていた。
 
私の田んぼは周囲に比べて水ばかりが見えます。
坪33もしくは36株植えで、直ぐ効く窒素分はなにもなし。お隣が真っ黒ふさふさし始めているのにこちらは淡色のまんま。お隣はもう10本。わたしゃ1本がたくさんあって増える気配なんぞからっきりなし。遠目には水しか見えん。
普通の人はここで胃が痛くなるから、肥桶担いで田んぼの中で握りこぶしを振り回し安心する。 まっ、短稈悪質米ならそれでもよいが、朝日という品種はもう20日の辛抱が要る。 菜の花跡はその頃から本領を発揮するし、どかん肥をやる硫安作りは、20日の辛抱の後に焼酎飲んでから握りこぶしを振り回す。お隣にあっという間に追いつくよ。
 への字農法をご存知ない方も宅配便の仲間にはいらっしゃると思う。チョットだけ書いたのでは誤解を招きやすいんだが、こんな施肥方法をなんと思われるかな。
無窒素で植えて1ヶ月そのまんま、私の品種では7月中頃にやっと肥料をやる。知らん人は米とれんと思う。気が狂ってると思う。年寄は明けても暮れても肥やらんかいと言う。精神衛生上はよくないんだが、ひとたび肥振ると10日で追いつき、あとの穂肥は不要。硫安15kg400円ほどできれいな米がとれる。信じられますかな。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通

6月23日 新しい仲間の岩谷さんから「仲間にしてください」
除草剤を使わない稲づくり。見ました。小生、定年帰農6年目、稲づくり3年目のかけ
だし百姓見習です。昨年、休耕田だった、15aを全面倒伏させて、ひどい目にあい
ました。ヨシ今年は!!と、米糠除草なるものを真似ることにしました。(100k
g/10aしたがって無肥料)、そのうち、見事に草が生えました。なんとなく弱弱
しく見えたので、そのうち消えるかな?と楽しみにしているうち、ついに牧草地のよ
うになってしまいました・・・・とまぁー、こんな失敗を繰り返しています。
ネットワークの仲間に入れてください。そして教えてください。
ijoichi(アットマ)apionet.or.jp   岩谷 丈一
 
6月23日 岡山の小野さんから「水田に小虫がいなくなった」
 いつも楽しく見させてもらい参考にしています。またデータファイルが整備
されて
検索できるようになるとか,期待しています。
 皆さん、水田の中の小動物の話が盛り上がっていますが、私方の不思議を紹
介します。
 ひょうたん型の2反弱の除草剤を散布していない小さな水田ですが、そこへ
毎朝ツバメがやってきて数十分間乱舞します。周辺の田へは全く行かず すぐ
Uターンして帰ってきます。
 周辺の田には飛ぶ小虫が全くいないということでしょうか。怖いような話で
す。
 ともあれ、ツバメが来てくれることは、毎年、草に負け続けている私にとっ
ては一服の清涼剤ではありま
  ----------------------------------------
                                                          小野玲一  
岡山県倉敷市 reiono(アットマ)par.odn.ne.jp
                                                          ------------
----------------------------
6月22日 伊豆下田の鈴木さんから「近況」
伊豆下田の鈴木です。
久方ぶりにお便りさせて頂きます。
4月半ばから始まった田植も今週末の黒米(くろまい と読んでます)1反を残すのみとなりました。
今は先に植えたキヌヒカリの草取りに追われています。
  
岡山の赤木さんへ
 
色々とご指導ありがとうございました。アサヒ 3畝程ですが19日に植えました。
今年の苗の中では一番出来が良かったです。
身の丈20cmほどになっていましたが葉が垂れる事もなく淡い黄緑色の苗が出来ました。
圃場は昨年種まきをして繁茂したヘアリーベッチを土手草とともに漉き込み
2週間おいて2回代掻きをした後 尺角に田植をしました。
更にその後、養鶏小屋の床(鶏が混ぜあわせた籾殻と鶏糞を、半年ほどおいたもの)を
50K程表面にばら撒いてやりました。
後は台風がこないよう大きなテルテル坊主を軒に吊るすだけです。
 
福井の富田さんへ それからこれをご覧になっている藤本さんへ
 
30haの除草をどうこなしておられるのか 是非教えてください。
私は1ha程ですが 今年もコナギにやられてしまいそうです。。
米糠、機械、手取りと行っていますがコナギの生命力にはなかなか勝てません。
この時期 田の草取りで陸にいるより水に浸かっている時間の方が長いほどです。
除草方法をアドバイスして頂けたら幸いです。 
 
6月22日 広島の西村さんから「黒米・緑米・香米」
広島・西村です。

「はじめまして」Mailに続き速resで名前を売り込んじゃいます。

豊年エビ・カブトエビは除草剤を使っていましたが生息しています。
カブトエビは今年初めてよーく探したら見つかりました。明日デジカメで撮影しよう
と思い桶の中に入れています。(出社時間が近づいて撮影できなかった)

水田所在地 広島市安佐北区下深川
−−−−−−−−−−
「黒米」 くろまい でしょうが正しくは紫黒米(しこくまい) 色素はアントシア
ニン
「緑米」 みどりまい でしょうがモチなので緑糯が正しいのかもしれない
「香米」 かおりまい

おまけ 赤米の色素はポリフェノール
−−−以上本に載ってました。 新特産シリーズだったかな。
ちなみに私、ジーンバンクから6品種各7g譲り受けて試験栽培中です。

余談:田んぼに木杭を打ってカラス・トンビ除けのテグスを張り幅1mのネットを張っ
てたら隣の田んぼの爺さんが寄ってきて「もう雀除けか』とイヤミを言う。 ・・・
 この爺さん出会うと気に障る事を言う。
米作ってんなら気付けよな。
 
6月22日 お米の勉強会の村山さんから「RE・四つ手小屋ミーティング」
赤木様     村山日南子より
 四つ手小屋の写真見ました。ほんと幻想的で素敵でした。でも魚は当てにならないんですか。バーベキューは買ってきた魚ですよね。
 心配がいくつか。
1.網戸はないでしょうね。蚊の攻撃は防衛できるのでしょうか。
2.お風呂は赤木さんのところにお世話になるとのことですが、酔っ払いに車に乗せてもらうわけには行きませんので、真っ暗な中を歩いて間違いなく赤木さんのところへお邪魔できるのでしょうか。また、御迷惑だと思います。
3.掘っ立て小屋では私は多分眠れません。何しろお年ですので、そして、次の日眠りこけているわけにはいきませんので、ちゃんときれいなところで眠りたいです。
赤木さんのところでお世話になりたいとお願いしましたが、お気の毒ですので、どこか民宿など泊まる所はありませんか。
  
わがまま言って申し訳ありませんが、体力が皆さんとは根本的に違いますので、できましたら御配慮をお願いします。 
尚、次の朝のお握り、お手伝いしましょうか。お疲れが取れた頃、お話し合いをしましょう。よろしくお願いします。
6月22日 兵庫県稲美町の本岡さんから「働きもののカブトエビ」
ある日のこと 田んぼを見回っていたら 水がない!! 深水にしていたので
水圧が高かったのでしょう排水溝の横に大きな穴が・・・

でよく見ると田んぼの底にあばたがいっぱい

 
 
 6月20日写  (田植え6月3日)
直径2〜3センチ ふかさ0.5〜1せんちのクレーター

 

 一部拡大

この画には写っていないけれど カブトエビが ひとつところでぐるぐる回って
泥をたてながら穴を掘っていることが判明 

 ところでこの田んぼのカブトエビたちは おおかた水と一緒に下流へ冒険のたびに
でてしまいました。とほほ です。

正確に数えたわけではありませんが、前日までは1平方メートルあたり200〜300匹
ここはとくにカブトエビが多くいた田んぼです。
 
 稲美町 本岡哲司

6月22日 兵庫県稲美町の本岡さんから「兵庫県の絶滅危惧種?」

姫路市水族館の市川さんにお尋ねします。
この蛙はだるまガエルですか? 確か兵庫県のレッドデーターに上がっていたと思うのですが

 

 5月28日写
耕耘機(こううんきは、トラクターとちがいます)や田植機が出回る昭和40年代には
ふつうにいた蛙でしたが 近年とんと見なくなりました。
この日はトラクターで田んぼを耕していたときに 飛び出してきたので
思わずトラクターを止めました。

 稲美町 本岡哲司

6月21日 福井の冨田さんから「藤本農園見聞録・その1」
福井県の冨田@新米百姓です。
 
私のたんぼは、少しづつ分けつが進んできました。
岡山の方では田植えの季節のようですね。
沖縄の方はもう刈り取り終了でしょうか?
日本列島は広いです。
 
早速ですが、昨日山下さんからメールを頂き、
藤本農園で見聞きしたことをレポートするように!
との事でしたので、早速話題提供させて頂きます。
(藤本さん、勝手にすみません!)
 
写真は4月19日早朝、勝手に藤本農園の育苗ハウス
を見に行ったときのものです。2.5葉位でしょうか。
(ネットで近寄れなくて・・・)
 
苗箱は稚苗用の箱を使用。
播種は3月13日〜25日、播種枚数は1万2千枚。
播種量は、機械設定は50gですが、実際の播種量は
40〜45g位だそうです。(箱の淵にも播くので)
ちなみに、一般販売用の播種量は80gだそうです。
 
床土は粒状のもので、無肥料のものを使い、育苗箱の底に
グアノ50〜100gを敷いておくそうです。
(底に敷くのは、リン酸は根の先端からしか吸収しないため)
ちなみに播種器の水圧は1.3〜1.5を保つそうです。
 
平置き発芽で、シルバーシート85を使用とのこと。
芽が出たら天と腰のビニールを取っ払って、ハウスをネットで
覆ってしまうそうです。つまり露天状態ですね。
3月末、北陸では未だかなり寒いです。
超低温で水浸けをされているからこそ大丈夫なのだと思います。
 
1.5葉で水張り、プール育苗スタート。
そして、1.5〜2葉で追肥。
ぼかし肥を1箱100g計算で箱の上を歩いて散布!
苗箱の角(4枚の角)の上を歩くと大丈夫だそうです。
 
微生物農法をされておられる藤本さん、ハウス内に
5mおきにたんぼの土をスコップ1杯づつ入れておく
そうです。(もちろん、有機圃場の土。)
そうすることで、プール育苗内での微生物の活性化を
図っておられるとの事でした。
 
田植え開始は4.5葉からで最後の頃は6葉になっている
そうです。
 
ちなみに、田植えの頃見に行った時(深夜だったので
写真は無しです、すみません)は、苗の太さは子指の幅
位ありました。
 
苗八分作とおっしゃっておられました。無農薬栽培
はまず苗勝負だということを強く感じたのでした。
 
そうそう、田植えは4月28日から5月中とおっしゃって
おられたと思います。(確か・・・。)
田植え時の苗箱使用枚数は20枚/反だそうです。
 
そろそろ、また山を下りて、藤本さんのたんぼを見に行きたいと
思いますので、またご報告致します。
 
失礼致します。   福井県池田町 冨田善嗣

 
 
6月21日 やまちゃんからひとこと
藤本農園の藤本肇さんは、パワーの人。
何せ30haもの田んぼの除草剤をほとんど一気にやめた。
藤本さんは、インスピレーションの人。
去年しゃべっていたことを信じていたら、今年はまた違うことやっていたりする。
藤本さんは、パッションの人。
自分の農法を独り占めしないで、情熱的に教えてくれる。
「HPの宅配便」は見ていてくれるけど、パソコンは苦手。
この間の冨田さんからのメールを見て、
冨田さんにとってもプラスになるようだったら、とお願いした次第です。
藤本さん、どうぞよろしく。冨田さん、ありがとう。
 
6月21日 広島の西村さんから「はじめまして」
こんにちは    広島・西村といいます
HPの宅配便を配信して下さい。
配信停止の時はその旨Mailするのでしょうか? 多分そうなんだろうなあとは思いつ
つ確認しておきたい。

西村 輝明 45歳
第3種兼業農家(造語です、念の為に注記) つまり農地が有るので作っちゃいるけ
ど毎年数十万円の赤字農家です。(農業所得での事です。売上金額はイチジクの15
万+野菜類 数万+米の自家消費等で10万という規模です)
趣味みたいものですがこの間聞いた名言「農業の奴隷」みたいな状況です。
世代の交代に伴い今年から米に力を入れています。休耕田25aを借り受けて無農薬
に挑んでいます。其処は米糠投入ですが動力中耕除草機と手取り、伝来の田にはアイ
ガモと列挙するとすごい気がしますが右往左往の全てが実験です。来年はちっとは楽
をしたいなあ。増産に伴う投資は既に20万円で収穫までには40万に達しそうです。
米、作るぞ!。15a分は売って目指せ単独黒字だ!

という奴ですので、よしなに。  ペコリ。

E_Mail  246ra(アットマ)mty.mighty.ne.jp  (西村・個人アドレス)
         ni46ra(アットマ)mty.mighty.co.jp  (自宅専用/応答は遅いです)
         **                       **
  標準の宛先は 246ra にして下さい。出勤していれば常時アクセスします。
広島市安佐北区  Tel:(082)842-8683  Fax:842-9685

      1998.8.1 公開HPアドレス 月初更新
URL変更 www -> www1
2000.3 より http://www1.mighty.ne.jp/~246ra/
 
6月21日 滋賀のクサツパイオニアファームから「教えてください」
メールで、質問を受けました。分かる方いらっしゃいましたら、教えて下さい。
 
正しい読み方を教えてください。広辞苑で調べましたが、わかりませんでした。
「黒米」 「緑米」 「香米」
以上です。よろしくお願いします。


6月21日 姫路市水族館の市川さんから「カブトエビ、ホウネンエビ」
カブトエビ、ホウネンエビでかなり盛り上がってきたようなので、一度おじゃまします。
カブトエビやホウネンエビは、甲殻類(エビやカニを含む仲間)のなかの鰓脚類というグ
ループに属する、ミジンコに近い生き物です。ホウネンエビは日本には1種類(色が違っ
ても同種です)、カブトエビは、日本には3種類入っています。
 ともに、砂漠のような気候の地域で進化した動物です。降雨の後にできた一時的な水た
 まりに発生し、卵のふ化から半月もかからずに成熟し、卵を産んで死んでいく動物です。
水田では、翌年の初夏に雨が降るまで、卵は休眠します。この卵は、一度乾燥させた後で
給水、加温しなければふ化しません。
 兵庫県西部では、かなり山の方の谷の奥の田でも、ホウネンエビが見られるようになり
 ました。おそらく休眠卵が鳥の足にでもついて広がっているのでしょう。殺虫剤や除草
 剤を使っていそうな水田でもたくさん発生しています。一方、カブトエビの発生する田
 は最近減っています。原因不明ですが、薬との関係があるのかも知れません。
 
カブトエビやホウネンエビが多くの田で発生していると言うことは、乾田化された最近の
田んぼが、砂漠のような場所であることの証拠です。乾田化され、メダカやドジョウやギ
ンヤンマのヤゴなどがいなくなった田でしか、ホウネンエビは生きられません。メダカな
どがいれば、ホウネンエビは大きく成長する前に、メダカのおなかに入ってしまうからで
す。天敵のいなくなった最近の田で、ホウネンエビは我が世の春を謳歌しているのでしょ
う。
ただ、ホウネンエビやカブトエビがたくさんいる田がよく濁っていて、草が伸びにくいの
は事実だと思います。
ホウネンエビのわいている田には、ホウネンエビに二枚の貝殻が付いたような動物(カイ
エビの仲間)が見られることが多いと思います。同じように鰓脚類に属する生き物です。

市川 憲平
 
6月21日 大阪の小圷さんから「今や、蛍やイモリは環境指標?」
>まだ5MBくらい余裕があるみたい。

これを見て、安心して記事を送ります。
先日(6/15)に、綾部市の四方さんの田圃にお邪魔してきました。
畦道に立って田圃を覗き込むと、ヤモリのいるのが見えました。
あたりは、近くを流れる川の水音と、蛙の鳴き声だけです。

見渡す限り、空と地上の境界をかたどるのは柔らかい曲線をなす山並みだけです。
これ以上上流に行けば猪等の獣害に悩まされる限界領域に位置する四方さんの田圃
は、そんな環境にありました。

自分の生まれ育った関東平野は、遠望すれば農的な水平線が限り無く見渡せるような
ところで、直接的な記憶を刺激されるわけではないのに、何故か『原風景』の中に身
を置くような安堵感に包まれました。

あたかも、縄文・弥生から受け継ぐDNAに刻印された記憶が、そのような『場』に身
を置くことで、細胞レベルで共鳴しているかの如く感ずるためなのでしょうか? 気
が付けば、確かに聞きなれた都市的な騒音はどこにもありません。

水田を縁取る山並みの木々が、そのような俗音を吸い取り浄化してしまうように思え
るほど、自然界の音源しか感じない。落差のある水の流れが醸し出すリズミカルな音
とか、都心部に比べて2〜3℃は低い気温から受ける空気の透明感や、視界の山並み
などから感ずる安堵感などが相まって五感を刺激し、潜在的で本源的なものを呼び起
こすことで、『原風景』と感ずるのかも知れません。

中山間部における農的環境の多機能性の中には、そのような『癒し』効果もあると実
感しました。

四方さんのお宅にお邪魔し、手づくりの米はもう全て在庫が無いからと、米つくりの
師匠である井上さんのお米を分けていただいて準備してくれたオニギリを有り難い思
いで頬張りながら、暫しの談笑の後、夜の9時頃に蛍見物に出掛けました。

途中、井上さんの田圃という辺りを通ると、蛍がチラホラと飛び交うのが分かりま
す。

更に車を進めて川沿いの道に出ると、さらなる蛍です。月の輪郭がボワッと見える月
夜でも、田舎の夜は、森や林を背景にすると漆黒の闇です。川の流れに沿って多数の
蛍が飛び交う情景は、何十年振りかの記憶のそれを、遥かに上回るものでした。

見上げる空には、都会では見ることの出来ない小粒の星も敷き詰めたような星が見え
ます。
生活排水や農薬に汚染されることのない水が生息条件となる「蛍」や「イモリ」は、
今や環境指標生物と言えるかも知れません。これも「除草剤を使わない稲つくり」の
齎す、環境効用と言えそうです。

*写真は、「元気が出る農業の道しるべ」
http://white.sakura.ne.jp/~genki/Index.htm
の表紙にも使った、四方さんが稲つくりしている田圃と、
田圃にいたイモリ(画面中央)です。

(イモリは、ほとんど黒いちょぼにしか見えなかったので、割愛させてもらいました。byやまちゃん)

6月21日 岡山の赤木さんから「四つ手小屋ミーティング案内」
ありましたよ。四つ手小屋の案内です。下のHPを覗いて下さい。
夕日に染まる海辺には、恋の1つも生まれそうな雰囲気ですよ。
それはないとしても、波の音を聞きながら百姓談義で夜を明かしましょう。
そしてコーヒーの香りで朝を迎えようよ。 朝飯には朝日の握り飯とできたてみそ汁だ。
 翌日がやっとれんだと? あたりめーだ、四つ手網のあくる日はみんなボーとしているのがご当地のしきたりだ。帰りの電車で寝りゃーいい。
2つ押えてあるから、眠い人は片方で眠ればいいし、空き部屋があるから女性軍は我家でどうぞ。もしかしたら蛙の声がうるさいかもしれんな。
 集合場所や行動予定は今度の今度だ。
http://www.city.okayama.okayama.jp/saidaiji/guide/yotsude/yotsude.htm
 
                   やっと田植えの終わった赤木でした

6月20日 三重の田尻さんから「私の田んぼにも豊年エビがいました」
暑い日が続いています。いつも楽しいメルマガをありがとうございます。以前よりメダカか川魚の稚魚だろうと考えていたのですが、よく見ると全然違っていて、綺麗なモスグリーンのものと、クリーム色の周りが透明なもの。近くの物知り、古瀬さんに持ち込んだ処、親戚の自然科学館の館長をやっていた清水さんに来て貰おうという事で、待つことしばし。じーっと見て、[豊年海老ですね」。{ほうねんえび???}「そう、昔はいたんですが、最近は除草剤なんかで住めなくなってしまったんですね」との結果。皆さんの田にも、豊年海老やカブトエビは居ませんか?見たよ、いるよという方、お教えいただけませんでしょうか。
  メールアドレス tajiri(アットマ) m2cty-net.ne.jp
   511−0414三重県員弁郡北勢町西貝野268 田尻孝雄

6月19日 岡山の赤木さんから「くたくただー」
麦刈りからいっきに田植えに移って、もうくたくただぁ〜。
その前が暇だったんだろうだと? バッキャロー 草刈りにジャガイモやタマネギの収穫と、暇のひの字もありゃーしねえや。
 
 朝から田植えに取り掛かればいいんだが、次の為に代掻きやらその前段の水入れと、ごちゃごちゃやってたらどうしても昼近くなってから田植機のお出ましだ。
ちっとも進まにゃーぞ。それに米糠・クズ大豆も早く振らんと。加えてお米の配達依頼なんかが入ってくると、もうグリコだ。
 
 早く植えた隣の田んぼには、もうちぃっこいカブトエビが泳いじょる。
我が田んぼのカブトエビ達も孵化を待っとるに違いない。菜の花の茎がきっといいエサになるぞ。土半分に茎半分ぐらいきとる。米糠を振らん田んぼもやってみよう。
ポスト米糠除草、脱米糠散布が菜の花で出来ないものか挑戦です。 そりゃー、米糠はビタミン・ミネラルが多くてミジンコや微生物のエサになるのは知ってるよ。
細い体の小生、忙しい時の楽ちんがしたいから。
ヒエとコナギがぼうぼうと生えるかも知れん。そんときゃおかめ(8反ずり)があるさ。成功したら勲章もんだ。 四つ手小屋ミーティングの時には全てがはっきりしている。満顔の笑みで祝杯となりますように。アーメン・合掌・かしこみもまおす。
 今夜は私の菜の花農法が狙っている最終目標を喋っちまったぞ。
 
いかん、日付がもう直ぐ変わる。明日も田植えだ。もう1杯冷酒飲んで寝よっと。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通  h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp

6月17日 夢前町の衣笠さんから「田んぼのエビ」
夢前町の衣笠です。
カブトエビが、2種類と豊年エビです。
これらが、わんさかわいています。
 
 
田植え後、25日目。水位は、12p。
草は、紀州スズメのヒエのみ。稲も深水の所は、消えています。
ひばりの卵が大根畑にありました。無事育ってくれれば!
6月15日 大阪の小圷さんから「元気の出る農業の道しるべ」
みなさん、ご無沙汰してます。大阪の小圷です。
やまちゃんの投稿に背中を押される形での、報告です。

2002年3月から進めてきた「元気が出る農業の道しるべ」も、
なんとか全体の構成が整い、オープンする運びとなりました。

「資料編」本文のまとめはこれからですが、
日々皆さんの投稿が続いておりますので完成は永久にない、
ということに成りかねませんので、その纏め方も含めてご覧いただき、
その都度、改良案などのご意見も盛り込みながら進めていきたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します。

やっと一区切りついたので、7月13日(土)〜14日(日)の
「掘っ立て小屋(失礼^_^;)」の集いには参加させてください。
赤木さん、やまちゃん、よろしくお願いします。
 
********************************************
元気が出る農業の道しるべ
http://white.sakura.ne.jp/~genki/Index.htm
世話人: bin(小圷敏文)
Mail : yama-bin(アットマ)www91.sakura.ne.jp
********************************************
 
 
6月15日 やまちゃんから「兄弟バージョンオープンのご挨拶」
我らがHP「除草剤を使わない稲作り」の兄弟バージョンが出来ることになりました。
題して「元気の出る農業への道しるべ」 
http://white.sakura.ne.jp/~genki/Index.htm
うれしい限りです。
 
3月のはじめのことでしょうか、
ぼくは、今年の苗代のやり方をどうしようか迷っていて、
今まで皆さんから送ってくれた苗代に関するお便りを、おさらいしていました。
記憶に頼って、たしかこの辺りに来たはずだと探していたのですが、
5MBを越える膨大なHP、
項目別に整理されていると、わかりやすいのにな、
などと、うすらぼんやり感じ始めていました。
 
そこへ、小圷さんから、
「エクセルに、テーマ別に整理して、流れを追っています。
すごくわかりやすくなりました。
参考に送ります。
『資料室』にでも、そういうページを作られてはいかが」
と言うお便りをいただきました。
 
「おもしろそうだね。
我らがHPが、新しい輝きを見せてくれるかもしれませんね」
てな、返事を書いているところへ、
今度は、滋賀の惠木さんから
「オモダカに手を焼いているのですが、
今までのお便りを、テキストファイルに落として、
オモダカで検索してみました」
と言う、メールをいただきました。
 
偶然の一致と言うより、機が熟してきたといえるのかな?と、
ぼくは、ジーンと感動したものです。
 
さっそく
「小圷さん、貴兄と同じ水戸出身の、ぼくの友人が、
『HP誕生おめでとう!そのうち、良きパートナーが出てくるといいね』
と、言ってくれていたのを思い出します。
資料の拾い出しくらいは、ぼくも手伝うから、
貴兄が主宰者でやりませんか?」
と、書き送りました。
 
HPなど作ったこともないのでと、一週間ほどためらっていたようですが、
「HPビルダー」を買い込んでからの小圷さんの頑張りは、すごいものでした。
『テーマ別資料室』というぼくのイメージを、はるかに突き抜けて、
その構想は、「元気の出る農業への道しるべ」、
とくに、若い人、農業を新しく志している人のハートに届くものを、
と言うところまで、広がっています。
 
さて、我らがHP「除草剤を使わない稲作り」、
良きパートナーに恵まれて、ここまで、成長できました。
投稿してくださる方は、もちろんですが、
押し掛け女房のような「HPの宅配便」を、
「おもしろいよ、楽しみに読んでいるよ」と、
オーディエンスの立場で、支えてくださっている方々。
ありがとうございます。
 
出発当初、ある友人の
「何でもはじめるのは簡単だけど、
幕の引き時も、ちゃんと考えておいた方がいいよ」
という忠告をいつも頭の片隅においていましたが、
最近は、それも消えました。
我らがHPを通して、ぼくが勉強になっている限り、世話人を続けますので、
どうぞよろしく。
そして、兄弟バージョン「元気の出る農業への道しるべ」も、
合わせて、よろしくね。
http://white.sakura.ne.jp/~genki/Index.htm

6月14日 広島の清水さんから「あれやこれや、近況」
3年前までは、ヌートリアもいましたが川の増水で棲家が流れたのかいなくなりました。
猪は、畦際のミミズがいそうな所ばかり歩いていました、今年は猪、狐、狸、マムシ、イタチ、野犬など見ました。猪は、子ずれで車が通行しても平気に歩いています、狐も去年までそんなに見なかったのに今年は、よく見ます 山より里に下りたほうが食べ物がたくさんあるからですかねー
やはり糠をまいた 田んぼはすごい匂いがしてきました
まだ作りかけの団子は、出来ていないので我慢するしかないです(団子のほうは、醗酵しだして袋がパンパンになっていました)もう1週間ぐらいでいいと思うのだが。
田んぼの中に、おたまに混じってドジョウより小さいひげの無いドジョウは、なんでしょうか?
梅雨時期からの玄米の保存法でいい案があればいいのですが、とてもじゃないけど冷蔵庫は、買えそうにないしどうしょうかのー 去年も夏の米は、うもうないのーと言われてしまいました、蔵でもあれば違うのでしょうが      どうしたものか 考え中です。   若い人いますかーーー この辺で36歳以下の百姓は、いません。話をしても(ぼかし)とかしらない年寄りもいます。
 
 
*やまちゃんから「RE・夏場のお米の貯蔵」
お米の保存や、精米の仕方など、何度か出てきているテーマです。
大阪の小圷さんが、このHPの兄弟バージョンとして、
「元気の出る農業への道しるべ」を、準備中、
皆さんのお便りを、テーマ別に整理してくれているところです。
「お米の保存や、精米法」も、ひとつのテーマになりそうですね、小圷さん。
いつオープンされるか、楽しみです。
 
このところ、ワールドカップはあるし、
タイガースの試合がテレビであると、つい見てしまうし、
中学生が、この一週間、「とらいやるウィーク」と称して、
学校に行かず、わが農園に体験学習に来ているし、と、
落ち着いて、パソコンに向かっていない。
実は、「代かき考」を書いてみたいと思っているんだけど、
その前に、お米の保存について、書くことにしよう。
 
中古トラックの冷蔵コンテナのスクラップを、2万円で買ってきて、
中古の家庭用クーラーを、知り合いから貰ってきて、お米を保存しているけれど、
ぼくのおすすめは、ドラム缶での脱酸素パック(真空パック)です。
エージレスの代わりに、携帯用カイロを入れて、脱酸素状態で保存しています。
5月の終わりから、ドラム缶をあけて、精米はじめたところ、
お米のみずみずしさが、違う。
真空パックしたお米は、開封後劣化が早いということを、
数年前に、耳にしたことがありますが、ぼくの印象では、その心配はないように思います。
 
このあたりのことについては、前にも書いたことがあるので、
きょうは、脱酸素パックの容器について、書いてみます。
最初に買ったのは、児玉樹脂のネルパックの袋、高密度ポリエチレンのタンクとエージレス。
「エー、何でこんなに高いの」というお値段なので、
姫路市は皮革業者が多く、似たようなタンクがあるので、それを貰ってきて使っています。
次に眼を付けたのが、濃縮ジュースの輸入用に使っている200リットルのドラム缶。
蓋付きドラム缶です。産廃業者から、入手しました。
パッキンがやや甘いの不満。
そうこうしているうち、家内の親父さんが、きこりで、マツクイ虫の航空防除の薬剤を入れているドラム缶を教えてくれた。
(薬剤は、ポリの袋に入れてあるので、ドラム缶には薬剤は接触してません。
ただ、気持ちの問題で、お米は、ポリの袋に入れてますが、、、)
これは、密封度抜群。
難点は、200リットルと大きいこと。
 
次に化粧品会社が、30リットルの頑丈な蓋付きドラム缶を使っているのを見つけました。
パッキンもしっかりしているし、のどから手が出るほどほしかったけど、
交渉不成立。
このころ、ドラム缶に熱中していたので(ぼかしもドラム缶に仕込んでいます)
人の顔を見ると、ドラム缶の話をしていました。
セルロイドの会社に勤めている人に、声かけてみたら、
「あるよ、手を回してやろうか」とのこと、ラッキー!
 
かくして、わが農園では、6月以降のお米は、今年は、
60リットルのポリタンク5ヶ、200リットルのドラム缶2ヶ、100リットルのドラム缶8ヶに貯蔵しています。
虫の卵も、死ぬのか、お米の虫の苦情もありません。
 
(蛇足)
元京大農学部の萬田久満先生の「二酸化炭素貯蔵法」もとてもおもしろいと思います。
CO2に置換する装置がうまくできれば、と思い、あれこれ思案して、
ドライアイスを買い込んできて、テストしてみたら、見事失敗でした。
 
 
6月14日 富山の田村さんから「入ってそうそうお世話になっています」
管理人さんへ  ひえ対策の件で早々と岡山の方から個メールで,ていねいな返事をもらいました。とても有り難いです。ここのMLは何だかあったかいですね。他でも同じころ(つまり色々悩みがわき起こってきた今日このごろ)登録しましたが,それぞれ持ち味がまるで違っていて面白いものですね。
 
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使えるものは再使用!
省エネ工事,自然住宅工事推進
リユース工務店   神実(カムミ)
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〒939-2416 富山県八尾町布谷3158
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今の暮らしぶり紹介homepageは
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6月12日 京都の土佐さんから「猪について」
丹波のサファリパーク(?)から報告します。先日ヌートリアの害を防ぐため電柵を
地上10センチに張り巡らせました。そしたら次の日1枚の田んぼに真直ぐに横切っ
た足跡がありました。植え継ぎをしていないので田んぼに人が入ったわけでもなく鹿
にしては歩幅が狭い、こりゃ猪じゃわい。今ごろの猪は畑に用事があっても田んぼに
はあまり用事が無いはずでちょっと近道に田んぼを通っただけという結論に達しまし
た。
 猪が最も危険な時は子連れになった時で、子が電柵であれトタンであれ、いったん
くぐると親はどんなことをしてでも中に入ります。親の愛はひょっとすると昨今の人
間よりも強いのではと思います。
 我が家ではその後直ちに電柵は2段に追加しました。ここは近寄ってはいけない場
所だと今のうちに親猪に教えてやらねば!。「ごめんね、近道を塞いでしまって・・
・」
 現在まで当サファリパークでの捕獲状況はヌートリア5匹、狸1匹、テン2匹。こ
んな戦いが刈り取りまで続くのか・・・草刈に精を出して動物が近づけないようにし
なくてはと思う今日この頃です。
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土佐祐司(とさゆうじ)
y.tosa(アットマ)galaxy.ocn.ne.jp     Tel 0773−58−2265
京都府 天田(あまだ)郡 三和(みわ)町 岼(ゆり)595
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6月12日 富山の田村さんから「二年目,二度目の失敗の田の草とり。でも収穫もあった!」
ひえをひえとも判らず,昨年は手遅れにしてしまい,たくさんの種を落とした。今年はその種の結果を見ることとなった。田植後2週間目から田の草とりを開始したのが先週月曜日。33時間かけて,10.2アールのうちのまだあと1/4残っている。
 
 ところが一日7時間やっても腰は大丈夫だったことで10年来のヨーガの成果を確認することができた。このことは何よりも嬉しい。\(~o~)/
 
疲れていても,ヨーガをかかさずやってることもあるけど,仕事中の手足のおき方,体の重心移動が鍵とわかる。この発見はヨーガ命の私にとっては大きく,田の草取りバンザイに!!
 
簡単なことですが,丁寧に書くと長文になるといけないので又。さあてがんばろう。田んぼだ田んぼ!
 
追記
でも来年は田の草をとらずに済む方法を勉強させてくださいね。ドロドロ,ヘロヘロの戦いはあえて通りたくない道。
 
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6月12日 岡山の赤木さんから「掘っ建て小屋案内」
 正式名称は四つ手小屋と言うのだが、いつとはなしに海辺の掘っ立て小屋になってしまった。 なんだかオーナーである友人に叱られそう。
 初めての人の為に紹介と13日夕方のざっと案内を致します。くわしくはもっと近くなってから致します。
 
 児島湾という小さな入り江の防波堤の外に、コンクリートパイルを打ち込んでその上に4坪ほどのおうちが立っています。足の下2mは海です。小屋から大きな腕を出して、1辺数メートルの網を海の中に沈めたり上に揚げたり出来るようになっています。
網を上げた時にたまたまそこを泳いでいた魚が獲れるわけです。
電気もあって冷蔵庫もあります。獲れた魚はすぐに胃袋に入ります。獲れなきゃ焼肉となります。室内は土足の部分が少しと、ござを敷いた1段上がった所があります。
朝まで騒いでもかまいません。
 我家から数百mの所にあります。開宴まえにシャワーなど使いたい人は我家でどうぞ。(油も電気も使ってない廃木材で沸いたタダの湯です。)
 早めに横になりたい人は、我家に空き室がたくさんあるのでご自由にどうぞ。
蚊帳を吊って窓を開けて蛙の声など聞くのもいいけど、時々犬が吠える。梅雨明けの岡山の夜は無風の為、耐えられないかも知れない。そんときゃクーラーをどうぞ。時間帯別電灯契約のために深夜の電気はタダみたいなもの。 
ただ、布団が無いのが頭痛の種なんです。
 電車で来られる人が多いと思うんだが、足の方もご心配なく。岡山勢の車が何台かあります。
 
 翌朝の朝飯なんかは、またゆっくり相談してからのことだ。
とりあえず分からないところだらけのご案内だが、くわしくはまた今度。
       
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通  h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp
 
6月11日 岡山の香西さんから「来年こそ、お仲間になりたい香西です」
「ニンジン」と「お米」と「大豆」を有機とか無農薬とかでつくっている「ヨレヨレ」の農家です。
「百姓の来年」といいますが、私もその点ではまさに立派な「百姓」です。今年からお仲間に入れていただこうと決意していたのですが、みごとに「百姓の来年」状態になってしまいました。アタフタ、バタバタ、ヨタヨタ、あれほど完璧な「だんどり」も6月の声を聞いたとたん、もののみごとに霧散してしまいました。ニンジンの出荷はもとより、稲の定植作業も、裏目々々の大当たり、去年の最悪状態を更新してしまいました。従業員諸君はもとよりアルバイト諸氏、家族にも多大な負担をかけることになってしまいました。今年こそは「米づくり」をやめようと決意して4年目稲の定植作業面積がいっこうに減りません。農業を職業とすることのむずかしさを痛感しています。この世に「お米」というものが存在しなければどんなに気持ちが楽になるかと思います。オーム真理教の信者さんの気持ちが良く分かります。私もまた「お米」のマインドコントロールの真っ只中でいきているアホそのものだからです。「お米」が日本から無くならないかぎり「日本の農業再生」は不可能だと思います。
こんなこと思っている百姓もいます。
 
香西達夫  kouzai(アットマ)ruby.ocn.ne.jp
 
おでんわ  090-8249-0938
 
6月11日 稲美町の本岡さんから「トラクターのラジエーター」
岡山の赤木さんへ
トラクターのラジエーター こんな事になっていました。

 いそがしい農家のみなさんへ
トラクターのラジエーター こんな事になっていませんか?
 

 ほこりやら小土やらが詰まって風が抜けない状態

そういえば最近 ラジエーターの前の網にゴミが付かないなー
掃除の手間をとらなくて結構なことだわい などとのんきにしていたら
こんな事になっていました。 風が抜けなかったのでゴミが付かなかったんですねー

エアーで吹いても取れないし 高圧洗浄機はラジエーターのフインが曲がりそうで使えないし
結局水道水で 泥を溶かしながら ねちねちと掃除をしました。

 

 ついでにオイル交換をして トラクター復活 
6月8日 田植え(代かきもあり)で忙しい日の出来事でした。

  稲美町 本岡哲司
 

*広島の清水さんから「猪」
ええ〜と広島の清水です日曜日は、草刈でしたが、猪が出たと、、親が言うもんだから急きょ、山手の熊笹刈りと電柵張りになりました(11時くらいから4時くらいその後畦草刈り6時半まで)暑いのと肩の痛みで疲れました。バックナンバーとわ言わないのかもしれないのですが、かなり読ましてもらいました、でも猪の事については、無い様に思うのですがみなさんのところには、猪は出ないのでしょうか、、、、
今日は、本業が3時ぐらいに済んだので、追肥用に糠とナッツトウFなんとかと混ぜたのを練り袋ずめにしました、うまく出来たら団子にして投げてみようと思います。
まだ早いのですが、自分のところでは、サイクロンの変わりに、ドラム缶を縦につなげて代わりにしています(乾燥機の上の俳塵のほうがごみが多いから)
籾が入っている玄米の事ですが、籾摺り機は、昔の網がいいように思います、前はサ?ケのをつかつていましたが親が籾が多いと言うのと3,5インチなので作業が夜中の1時〜2時ぐらいになっていたので、インペラと網のタイプに変えました何年か前です、それからは、親も何も言わなくなりました。
いろいろと考えてトラクター用に溝たてや中畦作り コンバイン用のパラソルの付け方自在になるようにするとか自作トレイラーなどありますがまだ納得のいくものが出来ません。
先輩方の造りは、どんなのでしょうか見てみたいものです。
明日は早いのでこれにて失礼します。
6月11日 夢前町の衣笠さんから「カブトエビ!畦シート入れ機は添付します」
夢前町の衣笠です。
やっとやっと、麦刈り終わりました。
全部で60t余り、刈り取り、乾燥しました。
さすがに、へとへとです。
明日から、また田植えです。
あと、8haぐらいだと思います。
また、メールを読むだけの日々に
なりそうです。
写真は、無農薬の田んぼの”カブトエビです”
御陰で、今年は今のところ草はありません。
田植えして3週間で濁りはすごいです。
手を入れると”とろとろ層”もしっかり有り!
写真は、田植え後12日目です。
カブトエビ見えますか?
後、豊年えび、変な貝(縦1p、横6o)の柔らかい
二枚貝です。また、写真送ります。
                                   
 

 
 
6月11日 京都の四方さんから「田んぼの写真」
ご無沙汰致しております。いつも、宅配メール、有り難うございます。3年目を迎
え、未だ新米お百姓さんの四方です。先日、
もう画像で頭悩ますことありませんので、どんどん写真送ってください。

との事でしたので、はい、お言葉に甘えて近景をお送りさせて頂きます。
田んぼの仕事で、フラフラになっています昨今いや、最近の私にとりまして、大変な
一服の清涼剤として、宅配メールを拝見致しております。
拝見するだけでは、やっぱし、いかんと思いつつも、家へ帰れば疲れてバタンきゅう
の連続でした。6月5日に最後の田植えもようやく済んで、ホットしています。そし   
て6月9日、4枚・3反4畝分の米糠ペレット散布致しました。(土佐さん、連絡せ
ずに、ごめんなさい)翌10日、気温、水温も上がった事もあってか、昨今登場する
話題通り、さすがにすごい臭いでした。民家が隣接してなくて、本当によかった!あ
とは、様子を見つつ、草よ生えるなと祈ります。その様子をまた後日、画像にてお知
らせさせて下さい


6月10日 福井の塚本さんから「除草剤を使わない稲作りの報告」
1.除草剤を使わない稲つくりの報告
  面積65アール、水持ちはいいほうの田んぼ
  田植え後一週間目に、大豆粕を80キロ反当り散布。
  水がチョコレート色に濁った。水深は12センチほど。
  初めてといっていいほど深水がうまくできてヒエが全滅したもよう。
  コナギは大きくならないし、水の濁りが激しいところは消えている。
  深水を保つために水口から水を入れっぱなしなのでその辺りは水が澄んでいて
  コナギが多い。このぶんなら、草取りに田んぼに入らなくてもよさそう。
  万歳、万歳。
  クログワイやオモダカには効果がないと思います。
  ミジンコ、小判虫は元気いっぱいなので一安心。
  まだまだ不十分ですが、私がここまでこれたのは大快挙です。
  山下さんは、田んぼの写真を送ったらHPに載せてくれますか???
*やまちゃんから
是非、お願いします。
写真は、百聞は一見に如かず的な価値があります。
 
6月10日 京都の土佐さんから「ベト病の参考になるかも、&ヌートリア」
先日話題に上がっていましたベト病の件ですが、それかどうかはわかりませんが我が
家でタマネギの茎が先月の初め突然に黄色くなり倒れかけ始めました。
どうしようかと考えた結果EM500倍液を葉面散布しました。
結果、何とか青さを取り戻し昨日収穫しました。しかし黄色くなっていた部分は出来
が少し悪かったです。やったことはそれだけですので何か効果があったのかもしれな
いと勝手に考えております。
 また一人吠えていましたヌートリアの件ですが現在まで「はさみ」と呼ばれる罠で
3匹捕獲しました。町役場に捕獲許可を申請し「駆除隊」と呼ばれる猟師さんに聞き
罠をかけ5キロ(オス)4キロ(メス)2キロ(子供メス)でした。
ちょっとかわいそうでしたが(動物愛護団体からクレームが来るかも)私にとっては
せっかく植えた苗を再度の代掻きで流さざるをえず、植え直しをした後再び入られ残
り少ない補植用を使いきったのです。「これ以上好き勝手させるか」。久しぶりに気
合が入ってしまいました。
 動物園のような三和町のレポートでした。
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土佐祐司(とさゆうじ)
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6月10日 三重の田尻さんから「小麦の刈り取り、終えました」
今年は集団転作で、48a程の麦作でした。昨日、9時半から刈り始め30度を越えるカンカン照りの中、周りの田には刈り取りを終え、カッティングされた麦わらがビニールパイプのように淡く光っています。梅雨入り直前までおいておくつもりでしたが、他の人達は早くに刈り終えたものですから、私の親がヤンヤの催促、とうとうアジに負けて2〜3日早く刈ることになってしまったのです。一つ、大失敗をしでかしました。薄暗い車庫に我がコンバイン、プラグの掃除を終え手探りでプラグを手で回したのです。ねじ山が少し錆びていたので,チョツト硬いな??と思いながらレンチで回す。と、レンチが軽くなる?もう少し回す。あら?軽いよ・・・・・?お分かりですか?。シリンダーヘッドをなめた中継です。アチャー!!!!。出入りの機械屋さん〜。社長!起きて下さい!寝ている場合じゃないです。コンバイン一台くれ〜!!いや間違えた。貸してくれ〜〜〜。社長{下取りのあれうごくかな?}私「動かそうよ〜」社長{俺、朝飯食ってないし‘}[飯なんか食っている時じゃな〜い」{・・・・・・・}「昼飯、松坂牛のシャブシャブでも10センチ厚のステーキでも食べさすから、助けてくれ〜。] と ドタバタ喜劇。トラックで運んで田に下ろした時、すでに9時すぎ〜。ホッパーなしのコンバイン君!頑張ろうか!!で息を合わせつつ夜もライトを点灯、今ごろ皆ビール飲んでるだろうな〜と思いつつガマン我慢。で 8時まで!。やっと開放されましたよ〜。ふう〜〜。結果  一枚は(除く水分17.4%)で実質俵数10アール当たり4.13俵、他の1枚は7.861俵と大きく差は有りましたが私には、ほぼ満足できるところでした。元肥にオール 14を少し、後、米ぬか撒布とでローラー踏み2回のみでした。来年はもう少し頑張りたいと思っている処です。では又の機会に報告をさせていただきます。ご自愛下さい。

6月9日 富山の田村さんから「こんにちはhpの宅配便応募」
村の人に手伝ってもらいながら,女一人の農業二年目です。田んぼは1反(実際は1.2反)除草剤なしも二年目。連日の草取りでまたもや色々失敗中です。勉強させてくださいね。
 
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6月8日 三重の川西さんから「はじめまして」
初めまして、川西と申します。
ホームページいつも拝見させて頂いています。
私も無農薬の米を栽培していますが、難しいですね。
今年、新たに借りた田んぼで、1枚ヤバイのがあったりして、頭が痛い今日この頃で
す。
メーリングリスト、いいですね。是非とも参加させていただきたく思います。よろし
くお願い申し上げます。
*************************************

川西きよし
〒514−1251 三重県久居市榊原町1158
Eメール kiyo1158(アットマ)f7.dion.ne.jp
TEL 059−252−0392
FAX059−252−3392
*************************************
 
 
6月8日 岡山の赤木さんから「コンバインの排藁(麦秋)」
連日で申し訳ない。
 私の周囲は麦秋です。皆さんの周りにはそんなのあるかな?
稲美町の本岡さんは分かりますよね。
 1枚の田んぼが1町(非農家の人の為に1町=1へク=10000平方メートル=3000坪)
の小麦を刈りました。機械が小さくないからあっという間に終わりです。
やって来たきた、隣の田んぼの親父が。この親父、自転車店なんかもやっててメカにはけっこううるさい。終わりが近くなっていたので広い原っぱをじっとじっと見ていたが、やがて我が嫁さんに言った。 
「こりゃー、後で麦わらを散らす手間が要らんわい。上手に刈ってるな」
 
 その親父、誉めてつかわすぞ。小生が刈った後は、一味違うことに気が付いたようだ。ほとんどの親父は気も付かん。
 
 忘れた人は、去年の12月3日の宅配便でおさらいしてください。
今3町ほど刈ったが、どの田んぼにもペケポンが無い。四隅をちょいと直せば嫁さん終わりだ。 嫁さん孝行と思って秋まで覚えておいてよ。
 コンバインもはさみも使い方次第だ。
      自然を愛し環境を考える岡山の百姓   赤木歳通
 
 
6月8日 広島の清水さんから「近況とこれから」
広島の清水です、HP宅配便ありがとうございます。明日から草刈をしないといけなくなりました、今年は、約1町4反ほど植えました、自分のところが、1町で3軒受けている田が1町2反5畝ですが減反のため残りは作れません 何かもったいないのです。去年は植えすぎだと言われ1反5畝ぐらい青刈りさせられました、もう2週間ぐらいしたら刈れる位になっていたのに腹の立つことが、、、、、
今年も厳しく言われました、こんなに減反が多いと機械代も出ないし(まず出ないのですが)代掻き前にトラクターを変えてしまったし、前は24PSでしたがなんと贅沢にも34PSのキャビン付きになりました。新しいのは調子がいいですねー移動も速いし。
川の多いところでも受けている田は、山間地なのでノリ面が多いのです全部刈るのに何日かかるのやら、気が滅入ってしまうは〜
そうそう聞きたいのですが、家の周りの5反ぐらいは、除草剤を1回だけまいたのですが(親父が草が多すぎるから撒けとの意見で撒いてしまいました)今後何とかしたいのですがだめですかねえー
みなさんは、カメムシやヨコバイには、どうしているのですか?
今年は刈り取り 乾燥調整 出荷が増えるので暇が出来ると秋の準備といっても作業小屋の模様替えです。暇がほしいー  みなさんは、どうですか
ではこれで失礼します。
 
 
6月8日 福井の冨田さんから「鯖江の藤本さん所へ行って思ったことなど」
福井県池田町の冨田でございます。
 
連日猛暑続きでございますが、皆様、お体にはくれぐれも
お気を付け下さいませ。
 
先日、鯖江市の藤本さんのところで大地を守る会主催の
研修会(現地視察)がありました。私もちゃっかり参加させて
頂きました。(とても楽しかったです。)
 
抑草されたたんぼの、開張した稲の姿に思わず見とれてしまいました。
いつか自分もあんな稲を作りたい!と心に誓ったのでした。
そして苗の太さははっきり言って衝撃でした。苗八分作とおしゃって
おられましたが、とても説得力がありました。
 
今年、藤本さんは3〜4回代かきをされたとのとこでした。
ということは、それだけ雑草を生やす事に成功されたということ
ですね。
 
私も昨年秋〜年末にかけて米ぬかを撒いて水を張っておいた
水田(耕起なし)は、どのたんぼよりも早く雪が解け、未だ寒い頃から
湿性の雑草が生え始めました。
春起こし時にヒエ等を埋め込み、そして代かき時にはコナギが
たくさん出ていました。これは他の水田とは比較にならない程でした。
 
米ぬかの臭い等が話題になっていましたが、如何に早期に地温を
上げて雑草を生えさせるか、ということも除草の一つのポイントに
なるのではないかと、藤本さんのお話をお聞きしながら考えました。
ちなみに藤本さんは今年、田植え後の米ぬか散布は一切されてない
との事でした。
 
今年は来年春先の地温上昇を目標にしたい!と思いました。
 
今日、去年と同じ場所で田植機をモグラ化させ、手植えをした冨田でした。
失礼いたします。
 
(藤本様、先日は有り難うございました。わたくしの様な若輩者の所に
ご多忙中のところわざわざお訪ね頂き、ご指導くださり、本当に感激致しました。)

6月7日 姫路の大西さんから「RE・タマネギのベト病」
べと病について一言
 本年はべと病の多く発生し真下。とくに家庭菜園ではひどいようです。
この病気は、世界中で発生するたまねぎの大病害です。
胞子は長期間生存します。
苗床を太陽熱消毒を行い、健全な苗を作ることが第一歩です。
定植後秋から冬の間に発病した株(これを越年罹病株と呼びます)を3月まで
に抜き取り処分します。葉にかびが密生し、葉が異常に湾曲しているので、見分けや
すいです。
これが、翌春の発生源となります。農薬を使うのなら3月中下旬に「リドミルMZ水
和剤」使用します。
これの1回の散布で発生はほとんどありません(有機農業実践者に方々には申し訳
ないことを書き
ましたが・・お許し下さい)。私は、少しの薬剤ですばらしい野菜を生産しようと
思っていますから・・。
多分今年は、越年罹病株が多かったのではと思われます。これも暖冬の為かと思い
ます。

山下さんからメールを頂いている  大西忠男です。
 
6月7日 岡山の赤木さんから「草刈機では、感謝」
広島の清水さん、よっさんこと吉田さん、角度調節機能付き草刈機の情報ありがとうございました。この先手に入らないのかと諦めていただけに、感謝かんしゃです。
 
 さて今年の苗代には、やたらと1化メイチュウの蛾が飛んでいます。いつもより多いです。 葉の先のほうに産み付けられた卵を見つけ次第潰しています。
1000枚の苗枠にサンサンネットを掛けるのもおっくうだし、このままだとひどいことになりそうなので、せっせセッセと見回りをしては潰してゆきます。
 
10cm角に1本、2mにも育っていた菜の花の茎が、いまではボロボロになって、極端な話し、手で揉むと粉になって指のあいだから落ちてゆきます。刈り倒してから2週間もすると驚くほどもろくなってきました。 土の上に出て乾いたのは窒素分は飛んだでしょうが、糖分は残っています。この糖で微生物が育ち有機酸が出て草を抑えてくれるのではと、考えています。この理論違っていたら誰か指摘して。
 入水、代掻き、田植え、そしてその後の結果が楽しみです。それともコナギとヒエとアゼナとチョウジタデとタマガヤツリにこの夏も泣くはめになるか。
7月13日の海辺の掘っ立て小屋ミーティングの頃には、全てがはっきりしています。
 とくにチョウジタデの野郎は、コナギなんかよりはるかに遅れて発芽が始まるのでは?と思っています。だから米糠も木酢もおよびでなし。忘れた頃になにか手立てが要るようです。このあたりもミーティングで聞いてみたいな。
 
 申し込みを忘れている人は早めにどうぞ。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通  h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp

6月6日 大日精化の中村さんから「米ぬかの臭い、液体マルチで吸着できませんか」
いつもメール拝見してます。 困った時のやまちゃんHPですね
皆さんの貴重な情報(ノウハウ)交換はまさに値千金の感あり・・・です。

 このところ、米ヌカ散布の圃場で臭い対策が問題になってるようですが、
活性炭の微粒子分散体(液体マルチ)を動力散布することで水の浄化と
一緒に臭いの吸着効果がありはしないかと考えてます。
液体マルチの散布で水の浄化(透明感の向上)することは経験してます。
草津の奥村さんはじめ臭いでお困りの方でやってみようかとお考えの方
はご一報下さい。 

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     大日精化工業(株) 東京製造事業所
     化成品技術本部
     中村 忠光
     Tel 03-3899-1127
     Fax 03-3899-8212
     mailto:td-nakamura(アットマ)daicolor.co.jp
     ********************************
6月5日 岐阜の山ちゃんから「田んぼの匂い」
僕も7年前初めて米糠を表層大量散布した時は奥村さん同様田んぼからヒドイ腐敗臭が
近所中に漂い普段は温厚な集落の奥さんからも苦情が来ました。
ご近所10数件に菓子折りを持って謝りに行ったのをよく覚えてます。
一旦苦情が来るほどの腐敗臭が出始めるとしばらく寝れない位匂いが続くと思います。。。
そのときは炭をこれでもかというほど大量に散布し毎日臭いが収まることを期待してましたが
全く効き目なしで落水の上、また水を溜めては落水を二日ほど繰り返しやっと臭いを止めました。
それからは大量に入れるのなら数回に分けて入れるようにしてます。
クズ大豆も表層大量散布だとウンコ臭を放ちます。
どちらも散布後耕起すれば問題にはならないのですが。
除草効果を取るかご近所の迷惑を取るか・・・僕の時は腐敗臭は長く続きましたので・・
もしご近所を取るのでしたら早めに落水をお勧めします。

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 山田正隆   農事組合法人福地ハイランズ 
 URL         http://homepage2.nifty.com/happy_rice/
  e-mail       highlands(アットマ)nifty.com
   docomo     090-2138-8051
  tel&fax      0574-49-1761     
  505-0421  岐阜県加茂郡八百津町福地751-11 
(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)

6月5日 福井の塚本さんから「コナギ・田んぼの匂い」

(その1)

コナギの対策について
1.深水にして、硫安1〇`(10aあたり)を散布。
  アオミドロがどっと増えて田んぼに広がり下のコ  ナギが消えたことがありま
す。
2.除草機を押してその後、田んぼの水を落として
  からからに乾かす。
  乾かすとコナギはおとなしくなります。  

(その2)

今年は、65アールの水田に、大豆粕を10アール当たり80キロ散布しました。
少し臭いますが強くありません。効果の方もたいしたことないのかもしれません。
くず大豆と大豆粕の差はかなりありそうです。臭いや草抑えの効果は油脂の
部分から出ているのでしょうか。

奥村さんのような場合は、臭いで迷惑ということはありますが、大きな実害がないと
思いますので、今年はこのままでごめんなさいということでご容赦願うしかないのか
な。もうすぐ臭いは収まると思いますけど。
私も名案がなくてごめんなさい。

福井県上中町の塚本でした。

6月5日 クサツパイオニアファームの奥村さんから「ありがとう」

色々とアドバイスをありがとうございます。臭いにつきましては、ひとまずEM菌をま
いてみることにしました。
取り急ぎお礼をと思いまして。。。
今後もよろしくお願い申し上げます。

6月5日 岡山の林さんから「ほったて小屋、私も参加します」
山下様、
メールをありがとうございました。7/13宿がいい所に決まって良かっ
たですね。
そろそろ、梅雨もあけるかな。気象学者は梅雨とは認めないだろ
うけれど。今年の春は気温が高く、雨も多かった。だから、べト病
の発病は異常だった。山下さんのメールのとおり、タマネギがべト病
にやられてしまいました。32,000本のタマネギはほぼ全滅、別の畑の
30,000本弱は発病が10日遅かったので幾らかは収穫できるかも・・・。
特別に高畦にして排水を良くしていたので、近所の家庭菜園が
次々と枯れ始めても、私のだけは青々としていたのでたかをくくっ
ていた。
「やっぱ、有機農業は病気に強いわ」などと、馬鹿なことを言って
いた。でもあれだけ雨が降り続けばやっぱりやられますよね。
ヘロノスポラ デストラクタ種と言うらしい。研究所に持ち込んで上
等な光学顕微鏡で見せてもらったら、もー、恐ろしいほどの数の
分生子が・・・。菌糸の分かれ方に特徴があって、二股に分かれ
ていって、その先に分生子があるんですね。卵胞子は、12−13
年も地中で生き残るらしい。もう同じ所では作れないかも知れない。
 
7月13日は、有機農業学会フォーラムがあるので、そこで勉強し
ようと思っていたけど、掘建て小屋のほうが面白そうだ。
よろしくお願いします。
 
林 正弘
岡山県御津町
 
*やまちゃんから
なぬっ、卵胞子が、10年以上も地中で生き延びるってか?
それにしても、あんなにひどいとは!
タマネギやジャガイモに農薬使うなんて、信じられないと思っていたのですが、
70メートルの畝が2畝、やばいなと思ったとき、あっという間にぼろぼろになってしまいました。

6月4日 岡山の赤木さんから「田んぼの匂い」
クサツパイオニアファームの奥村さんも辛いですね。 
アンモニアが臭うのなら酢か木酢を撒けば一発なんだが、有機酸が臭うやつは、厄介だな。
 水を落とせばそれこそ醗酵している米糠層がもろに露出してもっと臭うのではと考えるんですが。それと今水を落とせば、草の思うつぼみたいにも思いますが。
 
 効果があるかないか分かりませんが、私だったらEMとかラクトバチルス菌みたいな、嫌気状態で元気の出る微生物資材を撒いて見ます。
 
大して役に立ちませんが、これは他人事ではありません。明日はわが身です。
 
 それとコナギの件ですが、小さいうちにかき混ぜて浮かしてやればばっちりです。
これは実証済みです。ただ多いと浮いたのが吹き寄せとなって苗に覆い被さってきます。そのくらいの深水でないと今度はひえが生えてきます。すくい取るお覚悟を。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通  h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp
 
*やまちゃんから
酔っぱらっているので、きちんと言えないけれど、
不耕起のがぶがぶ水の代かきにし始めてから、うんにゃ深水管理にし始めてから、
いやちがう、井原豊さんのはじめちょろちょろ中ぱっぱ方式にし始めてから、
うんにゃ、それもちと違うな、
ともかく、ここ数年、コシヒカリの穫れ目が毎年下がってきている。
去年やっと持ち直して、6,7俵。コンマ以下まで書く心境お察しください。
かつて、8,5俵穫ったことがあるのだ!!
どうも、有機に変えてから?分けつが穫れず、実りの秋のたわわな穂が見れない。
田植えから、出穂まで65日しかないのに、初期生育がもたもたしている。
とおもって、今年、油粕のペレット、田植えの1週間前にやったのだ。
今日、植代かきにいったら、やばいやばい、におっとる。
きのう、奥村さんのはなしきいたばかりだ。
植代かいて、かき回したら、ちょとましになったかな?
草刈りのついでに、隣に家の土手も刈ってあげたら、奥さん、にこっと笑って挨拶してくれたから、大丈夫かな?
うんにゃ、ほんとに書きたかったことは、
田植えまで、まだ10日ある田んぼを中代かきしたら、
ギャオスが、浮いた浮いた、こちゃんと浮いたぞ。
4ミリほどの芋をつけたオモダカのもやしが、いやというほど浮いてきました。
奥方が、網を用意して、
「私が、すくって歩くから」と手ぐすね引いているのですが、
さてどうなりますことやら。
 
 
6月4日 岡山ならぬ、栃木のよっさんから「赤木さんの刈払い機の件」
引越し無事にすみまして、栃木の「よっさん」になってしまいました。
ところで、
岡山の先輩、赤木さんのお尋ねの件
 
>今使っている草刈機(肩掛け式の刈払い機)は、作業中に手元で簡単に先端部分の角度調節ができるようになっています。どんな場所でも刃は常に地面と平行になります。1m真下の作業でも、刃は地面と平行です。不思議でしょう。これを使うと一般のは使えません。
古くなってきたので買いたいのですが、私の周囲には今ではないんです。メーカーが製造していないのです。どなたかそんな刈払い機を扱っている所をご存知だったら教えてください。
 
ギヤケース手元可動型の刈払い機は、以前、勤めていた会社で、私が、作ったとは、いいませんが、改良に改良を重ねて行った関係者の一人です。で、お答えします。
この刈払機は、昭和63年頃爆発的に売れましたのですが、ギヤケースが角度可動型と、なっている為、耐久性に難があり、また、重いので、使い安さの点で、ファンの方も多かったのですが、早々と、生産を中止してしまいました。
で、新品の製品在庫はありませんが、仙台、旭川で良く売れましたので、部品の在庫があると思いますので、一台、部品から、作れるか、営業所にたずねてみてあげましょう。
 
もうひとつ、メーカーがあるのですが、「ビーバー」 山田機械さんですが、残念ながら、この、5月17日に倒産してしまいました。
ストレートのパイプではありません。
 
では、また。
 
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 FROM  「ハッピーファーム」   代表  吉田 周二
 自宅
 〒700-0033         岡山市島田本町1丁目8番3−302号
                                                  TEL.FAX.  086-254-5622
  単身赴任先
〒323-1104    栃木県下都賀郡藤岡町大字藤岡字仲町1482
                   シティハイムフジ 106号
                                    TEL.FAX  0282-61-2122
     E-MAIL          
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               「ハッピーファーム」
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http://www.happy-farm.gr.jp/
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6月4日 奄美大島の畑さんから「お誘いありがとうございます」
山下さん、よつであみ にお誘いいただきありがとうございます。20才前後のときに5年ほど岡山で暮らしました。一日中自分が好きなことができて毎日が天国のようでした。高校まで家では暇な日は必ずといっていいくらい畑仕事にかりだされていたので、天国とはこんなところだろうかと本当に思っていたぐらいです。秋には銀杏をたくさん拾って旭川に洗いにいってみんなで食べました。毎日金欠でバイトをやりまくり。学食の朝ごはんは110円、昼と夜は230円で、臭い古米でしたが、すきっ腹には十分でしたね。夏には1日1万円に誘われてイグサ刈りにも行きました。1万円弱で車の免許もとれました(試験のみ受験)。半田山のてっぺんまで細い山道を毎日走って、確か往復ちょうど15分で走れていました。今なら一時間はかかりそうです。それから山本デンドロビューム園に6ヶ月も居候させていただいたりと思い出は尽きません。先輩に よつであみ に誘われたときに、へーっこんなものがあるんだ と感心したものです。奄美にもつくってみたいと思いつつ実現していません。山下さんいつかお邪魔させてくださいね。岡山は第二のふるさとです。30代後半くらいまで、岡山と聞いただけで、胸がはりさけるほどの郷愁にかられることがたびたびありました。最近思い出が少し薄れかけてきたこともありましたが、赤木さんがイチョウ並木の写真をメールに添付して送ってくださったりしているので、またゆっくりと思い出しているところです。畑 琢三。

6月3日 京都の土佐さんから「研修会、参加したいです」
7月13.14の研修会の申し込みをしますので、掘っ立て小屋に寝かせてくださ
い。
きっとこの時期は草刈でヘロヘロになってるはずです。気分転換も兼ねて海が見たい
と思います。考えてみるともう8ヶ月も海を見とらん。不純な動機かもしれませんが
よろしくお願いします。
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土佐祐司(とさゆうじ)
y.tosa(アットマ)galaxy.ocn.ne.jp     Tel 0773−58−2265
京都府 天田(あまだ)郡 三和(みわ)町 岼(ゆり)595
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*やまちゃんから
さっそくありがとう。
畦道の草いきれの中での昼寝も悪くないけど、波の音も、心落ち着きますね。
予定が合わず、赤木さんの田んぼの見学だけとか、海辺の懇親会の参加だけでも、歓迎です。
是非、ご参加ください。
あまみおおしまの畑さん、うん十年ぶりの(?)岡山は、いかがですか?
 
6月3日 奄美大島の畑さんから「夏の飲み物」
こちらでは、露地のすいかが採れはじめました。毎日暑い日が続いています。のどもすぐに乾いて飲み物を多くとる季節ですね。皆さんはどんな飲み物で夏を乗り切っていますか。朝からどぶろく?まさか・・・。
私は赤シソと氷砂糖と酢でつくったジュースが一番おいしくて重宝しています。にがうりと蜂蜜ののジュースもいいらしいですが、苦瓜は生でかじるのが好きなのでいまのところジュースにはしていません。赤シソジュースは有名ですが、まだ飲んだことがない方はぜひお試しください。我が家の作り方は、赤シソを少しの塩でもんで、ぎゅっとしぼってアクを出したものを酢と砂糖(氷砂糖でもよし)でつけたものを、5倍くらいに水で薄めて飲んでいます。何日もつけなくていいです。漬けたすぐにでもおいしく飲めますよ。
 
それと、もう二つは、らっきょうとにんにくの漬物です。これを食べていると疲れしらずで、おなかの調子もいいです。何かみなさんの得意なものがあれば教えてくださいね。奄美大島 畑 琢三でした。
 
6月3日 クサツパイオニアファームの奥村さんから「田んぼが匂いはじめて、近所から苦情が、、、」
奥村さんから、電話がありました。
米ぬかやクズ大豆を、まいた田んぼが匂いはじめて、
近所の自治会長からメールがあったそうです。
「有機栽培もけっこうですが、、、、」と。
もともとは、奥村さんの田んぼがあった地区の、新住民の方からだそうです。
「納豆菌を流し込んでみようか、、、、
目をつむって水を落とすしかないものか?、、、」
「どなたか、対策お持ちの方はないでしょうか?」
「それと、水持ちの悪い2反5畝の田んぼで、コナギが生えてしまいました。
除草機を早めに押せば、浮き上がったコナギは枯れると聞いているのですが、、、
うちのような農業法人だと、いつも人件費とのからみで対策を考えないといけないのが、辛いところです。
いい知恵があれが、教えてください」
6月2日 岡山の赤木さんから「米ぬかによる水質汚濁」
麦刈り、田植えを目前に控えてめちゃ忙しいんだが、天地米店の小澤さんのお尋ねには、どんなに深夜になろうとも性格上メールいたします。
 
 河川には自浄能力があって、それを超えると水質汚濁になります。窒素しかり、リンしかりです。各家庭の排水から米のとぎ汁が毎日流れたのでは、川は富栄養になるでしょう。 しかし自浄能力の範囲内なら、とぎ汁は確かに川に対してインパクトですが、微生物をやしないミジンコが育ちフナが食べて、川は豊かになるでしょう。海もよい影響を受けます。
 
 そこで田んぼに使用する米糠ですが、秋に撒いたものなんかとっくに菌体蛋白になっているでしょうから問題外です。 除草目的で田植え後に撒いた糠は、土の上で乳酸発酵してやがてミジンコ達のエサとなります。その頃の上澄液は(田んぼの水のこと)私に言わすとこれは薄い液肥みたいなものです。しかもこの頃は落水してはならないときです。この水が草を抑えてくれるのですから。 よしんば大雨でいくらか流れたとしても、既に栄養分は大半が土に吸着してるし、いくらか流出しても川を豊かにしてくれる程度のものだと、私は認識しています。 糠の濁り水を直ちに川に流すことなんて、私には考えられません。米糠除草には、そんな技術はありません。この宅配便を読んでる百姓たちもそうだと思います。
 あくまで私の考えですが、除草目的に散布した米糠で、河川が汚濁することはないと思います。 みなさんのご意見も聞かせてください。
  
       今宵は、水質関係第1種公害防止者としての百姓赤木歳通でした
 
*やまちゃんから「岡山での現地検討会のお誘い」
下記要領で、岡山で、成苗2本植え研究会(民間稲作研究所)の現地検討会があります。
せっかく岡山まで足をのばすんだったら、
赤木さんの「菜の花農法」の田んぼを見てみたいな、
それと、わいわいがやがやと、おいしいお酒が飲みたいなと思い、
赤木さんに、いいとこないだろうかと相談してみました。
「四つ手小屋」といって、海辺にほったて小屋があって、
その小屋には、四つ手の形に網が仕掛けられていて、
うまく魚がかかれば、それを食べ、
はずれの時は、バーベキューでもどうだろうかとのこと。
ひとつの小屋に7人くらい寝れて、1万円。
赤木さんの家から、500メートルくらいらしい。
潮騒の音を聞きながら(蚊に刺されながら?)
普段の農作業の疲れをいやしませんか。
おもしろそうだと思われたら、
ぼくの所か、赤木さんの所h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jpに、
ご連絡ください。
キャンセル自由ですので、お気軽にどうぞ。
 

***********

マ 環境保全型稲作現地研修会

― 環境保全型稲作の現状と有機認証について

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日  時 7月13日()10:00〜14日()9:00〜12:00

日程表

 第1日(現地研修会)

  9:00       JR山陽本線中条駅北口集合

 10:00〜12:00 塩田農園(倉敷市二子230−1 TEL086-463-3530)

   昼食

 14:00〜16:00 岡山大学付属農場 アイガモ、アゾラ圃場

   終了後各自宿泊地へ

 

 第2日(報告)

  9:00〜12:00 農水省中国四国農政局共用第2会議室

   環境保全型稲作の現状について  NPO民間稲作研究所 稲葉光国氏

   環境保全型農業の政策展開について

   有機認証の現状と問題点 

   質疑応答

 

参加費 3000円(昼食、宿泊費は各自負担)

申込方法 民間稲作研究所(329-0526栃木県河内郡上三川町鞘堂72 fax0285-58-1512)

     まで郵便かfaxで申込書を送って下さい。参加費は当日受付でお支払い下さい。

宿泊  「スリープイン倉敷」へ各自お申込下さい

     倉敷市松島1177-7 Tel086-461-0101 宿泊費4600円から

(ほったて小屋希望の方は、山下または、赤木さんまで連絡ください)

6月1日 三重の田尻さんから「はじめまして」
はじめまして。三重県の田尻と申します。55歳に成りました。無農薬を目標に昨年より取り組んでいる処です。稲刈り取り後に米ぬかを捲き耕転し海水を撒布し、五月十日に田植えを終え再び米ぬかを120キロ投入,今は草が出ないか監視中といった処です。無農薬、特に米ぬか除草と云うもの、経験なし、、不安大、反面期待大ですが、アレルギーの孫に少し安心な食べ物をと思い、始めました。宜しく御見知り置き下さいますようお願い申し上げます。
 
 
6月1日 広島の清水さんから「無農薬栽培に取り組みたいのだけど」
私は、広島県の川の多い所の者で、36歳の清水 通称(ショモ)と言われています。
無農薬栽培に興味があります。出来れば参加、させてください。   
ただどうすればいいのか分からないのです。
まず、何からすればいいのでしょうか。ぜひ順番に教えてもらえればと、思うのですが。
 
*やまちゃんから
除草剤に頼らずに、いかに草を抑えるか?
除草剤を使って、草を抑える方法とのいちばんの違いは、
除草剤の場合には、その方法がマニュアル化しやすいのですが、
除草剤に頼らない場合、
自分の田んぼや、自分の地域にあった方法を編み出さざるを得ないと言うところにあるように思うのです。
自分の田んぼの中でも、草の生えやすい田んぼ、生えにくい田んぼがあります。
また、ヒエは多いけどコナギは少ないとか、いろいろクセがあったりします。
自分の田んぼや稲とお話をすること、それが最初(もしかしたら、究極の目標)じゃないかな?
そのためには、百姓仲間といっぱい話をして、その手がかりをつかむことが、
ぼくの場合には、スタートになりました。
清水さんの所は、川が多いところとか、さすれば、水が豊富なんでしょうか?
中国の古いことわざに、「畑の草は火を持って制し、田んぼは水を持って制する」というのが、あるそうです。
水をたっぷりためられるということは、何よりも心強い味方です。
まず、田んぼ一枚から、チャレンジされてみては?
 
「除草剤を使わない稲作り」(農文協)という本は、いろんな手がかりがつまっている本です。
一度ご覧になってみてください。
そして、このHPでも、いままでの「対話」が、テーマ別に整理されて、近々登場します。
乞う、ご期待。
そしてそして、7月13〜14日には、岡山で「環境保全型稲作現地研修会・関西集会」が、開催されます。
(主催・民間稲作研究所 問い合わせ先・倉敷の塩田さんTEL086−463−3530)
もしよろしければ、どうぞ。
 
6月1日 東京の米屋・小澤さんから「抑草の米ぬかは河川を汚染しますか?」
以下のようなお話をメールでいただきました。

>先日、特別栽培米契約をしている、長野県佐久地方にいってきました。
>そこで、びっくりするような事実を聞いてきました。

>もう既に、田植えが終わっていましたから、写真はとれなかったのですが
>『無洗米のメーカーは消費者には米の研ぎ汁が環境を汚染する・・と
>言ってながら、そのぬかを有機栽培している人の田んぼの田植え前の
>除草剤に売っている。田んぼにびっしり敷き詰めて雑草が生えないようにして
>水抜くんだから、千曲川にどっと流れ込む。消費者にはぬかが良くない、
>と言いながら、産地の環境を汚すんだから矛盾している。」と。

実際、現場ではいかがなのでしょうか?
秋に撒いた米ヌカは、水を張ったときはすでに泥と化しているでしょうし、
水の出し入れの時に、それほど河川に流れるでしょうか?
中干しや落水の時は、いかがでしょうか?

宜しくお願いします。

有限会社てんち(天地米店)
代表取締役 小澤 量
東京都府中市宮町1-34-14-101
TEL 042-361-2511
FAX 042-365-7050
E-Mail rio-ozawa(アットマ)mub.biglobe.ne.jp

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