2003年1月のお便り    HPに戻る

1/31 山梨の中野さんから「農が作る景色」
農がつくる景色 1月26日〜30日  をお送りします。
http://www2.ocn.ne.jp/~josonet/shasinnkan/shasinn-hyousi.htm

昨日はここに移ってきた20年前を思い出させる寒さでした。
「八ヶ岳颪」が、一日中電線を鳴らして…。
死亡者も出るという悪性の”香港型?”インフルエンザが大流行だそうです。
くれぐれもお身体大切になさってください。

山梨県北巨摩郡高根町五町田474−2
ひだまり農場 中野陽一・伸子
TEL(FAX):0551−47−3238
MAIL:nakano.youichi(アットマ)nifty.com
     nobuko.n(アットマ)mbf.nifty.com
1/28 宮城の遠藤さんから「冬期湛水水田の写真送ります。」
冬期湛水水田の気に入った写真がまとまったので送ります。今朝は約200羽近くの雁が近くの田んぼに降りたので、この写真も含めて、結氷した稲株に発生した美しいサヤミドロの写真と稲株に偶然ついたカルガモの羽の写真、計4枚を送ります。
 
 
1/25 山梨の中野さんから「”農がつくる景色”の送付」
山梨の中野です。

「おらが田んぼの写真館」準備が進んでいるようですね。
スタートを楽しみにしています。

すずき産地のHPにも触発されて、今年になって、お米や野菜のお客さんに”ひだまり
だより”の号外ということで
メールで写真を送りつける試みを始めています。
文章書くのがなかなかきついことや、「百聞は一見に如かず」ということもあっての
ことです。
日記風に継続するのは、知らず知らずのうちに発信者の考え、想いの底が読まれて
チョッと怖いような気もしますが、
最良のトレーサビリティとも言えるでしょう。

内容は農作業の様子だけではないので{写真館」にふさわしいかどうかは判らないの
ですが、
中山間の高冷地の様子は知っていただけると思います。
ちなみに農作業が本格化するのはまだ2ヶ月も先です。
山下さんのご判断におまかせします。


1/28 岡山の香西さんから「「特定農薬」を作ったのは「私です」

特定農薬」で「井戸端会議」絶好調のご時世にこんなこと誰も見向きもしないでしょうが、私なりの「特定農薬」の意味を考えてみました。もちろん今回の法律としての「特定農薬」は論外ですが、もし私が農水省のお偉いさんであったなら同じようなことをやっていたかもしれません。というのは、一つには「わけあり輸入農薬」のマスコミでの扱われかた、一つには「自然はすべて私たちの味方」といった「キャッチコピー」、こうした私たち自身の「あたふたさ」があるいは「俺がルールブックだ」的傲慢さが、このような、ばかげた法律を引っ張りだしたのではないかと思います。「バブルだ」「デフレだ」といった、私どもが冷静さを失いがちな時代の産物としてこの様な「法律」が登場してくることも、また必然かと思います。農産物の生産者として、私たちにとって必要なことは「皆さんが納得してくれる、農産物を作り続けていくための作業を続けていくこと」だけだと思います。100年、200年、300年と続けている農家の方たち(農家です、農作業者ではありません)は、このニュースをどう見ておられるのか是非とも伺いたいと思います。

吉備路オーガニックワーク

香西達夫

090-8249-0938

kouzai(アットマ)ruby.ocn.ne.jp

http://www7.ocn.ne.jp/~kibijiow/



1/27 福井の冨田さんから「RE・特定農薬」
特定農薬について
 
福井県の冨田でございます。
 
農水省の担当者、誠実そうでなによりです。
でも、果たしてずっと誠実な担当者ばかりでいられるかどうか。
 
はじめは3ヶ月だった、公務員に支払われる1割強の
都市部からの転勤に伴う緩和措置が、徐々に3年間になり、
3%だった消費税は5%に。
 
最初は特定農薬だったのが、担当者が変わって
知らない間にどのように変化するのか心配です。
 
そのうち、米ぬか除草と雑誌に書いたり、謳ったりした場合、
効果がはっきりしていないのに除草と明記するのは
農薬法違反だとかで、指導がなされるようになり、
しまいには民間の様々な農法は国が認めない怪しい農法
とされ、無農薬の表記や有機の表記を禁止するなんて
ことにならなければ良いのですが。
 その辺の布石が「特定農薬」という言葉に出ていると
思うのは、考えすぎでしょうか。農薬的効果のある資材
として、「特定資材」など幾らでも言葉はあると思うのですが・・・。
良い言葉がなかったとはいえ、農薬という言葉にこだわった様に
感じます。
 
国がすべきなのは、米ぬかの除草効果を認めるかどうか、
あるいは、(例え特定農薬であっても)農薬として認めるか
どうかではなく、米ぬかの環境への影響を調べる事や
天然資材の安全な使用法・効果の研究であり、
(使用法を強制・規定すべきではないと思います。)
化学合成農薬を使用を如何に減少させるかに集約される
べきだと思います。
 
*やまちゃんから「おことわり」
日本自然農業協会の姫野さんから「特定農薬に関する調査で寄せられた情報(主な資材等)」の資料を送っていただきました。スキャンして、皆さんに配信するつもりだったのですが、うまくスキャンできませんでした。
中味は、寄せられた情報が、取捨選択されることなく、全部網羅されていました。

1/27 広島の西村さんから  「冬期湛水・有機資材」
田んぼの肥やしに『ふなずし』のすし飯はいかが

カネ正 滋賀県八日市上平木町1507番地
0748−22−6251  FAX 0748−22−5462
酸化防止材は使ってないと製品の包装に書かれています
米は無農薬、塩は深海塩だそうです
原材料に味醂少々の記載も有ります
麹も使ってあるとも言っていましたが田んぼにどうですか
乳酸菌・アミノ酸は補給出来ますね。
現在は田の底に埋め込んで処分しているそうで何kgくらいまで入れても
塩害に耐えれるかとの質問でした。田に塩を蒔く人は10kg/10aと
聞きましたが水深10cmだと水100トンで1cmとしても海水濃度の
1/30なのか。

滋賀県の冬期湛水事情
不起耕田植え機による成苗移植でした。中干しはせず収穫前まで水を張り続ける。
緩い田は1ヶ月前から、代掻きの必要な耕土が浅く水が抜けるところは3日前から干
すそうです。
コンバイン収穫後は米糠をふって水を張る。水深は切り株の頭が出るくらい。
は種量は60〜75gだそうです。
開始2年はかなり草にやられたそうで程々で妥協しているみたいです。
タニシ・ドジョウ・メダカが居るそうで落水前にメダカは繁殖用に少し池に残してお
くんだそうです。
かつて鯉やドジョウを試したそうでドジョウは土に潜って生き延びるとの事でした。
ジャンボタニシがいるそうです。
不起耕田植え機はイセキのが植え付け溝の幅が広くて機械のブレによる溝からの
はみだしがなくて良いそうで滋賀にはデモ機が3台あるそうです。

その他の農法 乾田直播き、アイガモ 悩みを持ち込まれていましたがたいした回答
は得れなかったように感じました。

その他
中国では超密植・多肥栽培かと思っていたら日本以上の有機無農薬栽培基準で
作るところも有るんですね。対日輸出への布石らしいですが環境保全の効果を
政府に認識してもらって自由化を阻止しないと価格では太刀打ちできないですね。
稲は農薬禁止にすれば肥料の使用量が減って環境にプラスになる農業になれるのに。
無農薬なら減反割り当てゼロちゅうのがええなあ。
 
1/27 和歌山の井口さんから「低タンパク米・春陽(シュンヨウ)について」
1月24日付け毎日新聞にて 低タンパク米・春陽や当店がが紹介さ
れて以来 たくさんの篤農家の皆さんから 春陽の種籾の入手方法に
ついてお問い合せや、激励をくださまして有難うございます。おかげ
さまで これまでにない特徴(形質)を持つ神経質米に関心を寄せる
農家が増えつつあります。

春陽の栽培は 経営面で未知の部分が多いが 魅力的な米には違い有
りません。低タンパク米を必要としている腎臓病患者さんのためにも
 一刻も早く普及させたいと思っています。

さて、種籾入手方法ですが 当店では取り扱っておりません。種籾は、
農水省・北陸研究センターのホームページにて 入手方法が紹介され
ていますので 次に紹介します。
アドレスは http://narc.naro.affrc.go.jp/inada/shunyo.html

春陽の反収は10表〜12/1反です。倒伏しにくいので栽培しやす
い稲です。農薬肥料は慣行農法より少ないですが 家庭排水が入るよ
うな水田での栽培は不向きです。他の品種と混ざらない栽培、稲刈り、
脱穀、籾摺り、出荷、精米技術が求められます。価格や栽培量などは 
あらかじめ 流通業者とご相談下さいます様お願い致します。

                            合 掌

第三回 優良米穀小売店 全国コンクール「農林水産大臣賞」受賞
財団法人 全国米穀協会認定 「お米アドバイザー」
和歌山有機認定協会認定 「有機無洗米」
〒640−8390 和歌山市 有本20
(有)らいすぴあ・いぐち
TEL073-471-2241
FAX073-471-2308
E−mail ricepia.iguchi(アットマ)nifty.com
http://homepage2.nifty.com/ricepiaiguchi

1/27 静岡の鈴木さんから「液肥の作り方教えて下さい」
静岡の鈴木です。
御気遣いありがとう御座います。メールアドレス入れて頂き助かりました。
それから、皆さんに教えて欲しいことが有ります。それは、私の出入りしている鰹節工場では生産工程の中で鰹節を煮る工程が有るんですが、
その煮汁は、とても肥料分が高く栄養豊富と聞いています。工場では毎日それを廃液として流していますが、私は農業利用したいと考えています。
どなたか精製方法が分れば教えていただきたいのですが。 
前回書き忘れましたが最近HP作りましたので時間が有りましたら覗いて下さい。
まだ慣れていないので上手く出来ていませんが富士山の写真とか田んぼの写真、鰹節肥料の生産工程も載せて有ります。
URLはhttp://www.tec-farm.com/です。
1/27 クサツパイオニアファームの奥村さんから「ペレットの件」
前回、家でメール送信をはじめてしましたが、上手く行かなかったので、会社で頑張っています。今年は本
格的にペレット作りに励んでいます。水だけでなしに、木酢・液体マルチ・糖蜜・な
どの組み合わせで、1日20キロを50袋で1300袋作りました。平型乾燥機を7台でやって
います。ペレットが必要方有りましたら作業請負たまわります。もう1つは冬場冠水
の水田に毎晩多い時には20羽近くの鴨がねぐらにしています.秋の耕運は、活性液を
50リットルにひこばえと稲株と藁をフレールモアーで刈取りと耕運を兼ねてしただけ
です。今年はいろんなやり方をします。もう1つは漏水防止にランマーで畦たたきを
をしています。でも、雨が多くて困っています。平成18から町内が、基盤整備に入る
ので、有機栽培の出来る水田を、5−8ヘクタール探さなくてはなりません。おー忙し
い忙しい・・・・。次回はホームページのことや、野洲のろ地の畑が2へタール・ハ
ウスが23棟約8000平方を有機で頑張る話をします。おたのしみに?
 
1/26 静岡の鈴木昭さんから「私も仲間に入れてください」
始めてお便りを出します私は、静岡に住む鈴木と言います。
静岡といっても富士山の麓の御殿場の隣町の小山町という所でコシヒカリを3町歩と麦大豆そば(米以外は友人と共同)を7町歩作っている者です。また、米の他に「鰹節肥料」を月に5〜6t作っています。
昨日こちらのホームページを始めて拝見して、こうしたざっくばらんに百姓の意見交換の出来る所が有れば良いなと常々思っておりましたので、
早速投稿させていただきました。これからもよろしくお願い致します。
 私は、8年前までは皆さんが使っているかもしれない100円ライターの工場に勤めていましたが、会社が傾き人員整理をする事となり「それじゃ
もうちょっと百姓でもやってみるか」という勢いで会社を辞め近くの人からも田んぼを借りて米を作り始めました。
しかし、これだけで生活出きるほど世の中甘くありません、「はて、どうしたものか」と考えた末にボカシでも作ってみるかと、これも勢いでボカシ肥料を作ってみたのです。こんな中やっとの思いで「生ゴミ処理剤」を作りだし。ホームセンターに置いてもらうことになりました。
これがきっかけで本格的に米とボカシを作り始める事になった訳です。
 鰹節肥料は、今から4年ほど前知り合いを通じて鰹節工場から肥料にしてもらえないかとの話があり、試行錯誤の末完成させ県に登録しました。
どうせなら、この鰹節肥料で米でも作るかと考え元肥と穂肥両方とも使う事となった訳です。こうして昨年の秋現代農業10月号に私の「鰹節肥料」の記事を載せて頂いたという次第です。
私は、常々この肥料を有機に感心の有る方に安価で使ってもらえたらと思っていました。そうすれば私のノウハウも教えてあげられるし、また、使う側も特徴有る米が出来るし、この肥料の履歴も把握でき、安心感が違うんじゃないかな。
現在この鰹節肥料はホームセンターと本の記事を読んで購入してくれた方に使ってもらってます。
 もし良ければ皆さんに使っていただければ良いなと考えています。
なんかこうやって書くと商売の道具のような感じで抵抗があるんですが、こうした場でないと言えないので書かせていただきました。
これからもよろしくお願いいたします。
  静岡県駿東郡小山町下古城44
    鈴木昭  (48才)
taka0112(アットマ)shizuokanet.ne.jp


1/26 HP元気の小圷さんから「どなたかサンプル記事をいただけませんか?」
どなたかサンプル記事をいただけませんか?

皆さん、今日は。大阪の小圷@GENKIです。
「元気が出る農業の道しるべHP」に「おらが田んぼの写真館」のサンプル項目を
作ってみました。
http://www91.sakura.ne.jp/~yama-bin/Index.htm
のトップページの『新着情報』最上段の
「■おらが田んぼの写真館(サンプル編)」をクリックしていただけると、そのペー
ジに飛べます。
この間、やまちゃんが提案していることをやるとしたら、こんな構成になるのかな?
 という訳で、構成サンプルを作ってみました。

表紙にあたるところに、参加される皆さんの
1.顔写真(これをクリックすると、その人の専用写真館に飛べる)
2.農園の基本情報(所在地、電話・FAX番号、メールアドレス・・・等)
3.直近の記事概要紹介
などを一覧化して載せる。

顔写真をクリックすると、参加者の方々の「写真館」へとリンクする。
というような基本構想です。
詳細は、皆さんからのアイディアを盛り込んでいけば、いいと思うんです。
そこで、どなたかサンプル記事をいただけませんか?
自分ならこんな構成にしたい、というアイディアも大歓迎です。
 
 
*やまちゃんから「ぼくの感想」
サンプルありがとう。
さっそくですが、小圷さんのイメージについて、思いつくまま、感想を書いてみます。
たたき台になればと思いますので、遠慮なく書きます。
あしからず。
 
(1)ぼくは、除草剤を使わない稲作りでも、除草剤1回(もしくは半分)の稲作りでも、写真館にどんどん載せてもらったらいいと思っています。地理的、経営的条件が整って、除草剤に頼らなくてもやれそうだと言うことであれば、除草剤を使わないに越したことはないけれど、助走段階(たとえば、除草剤半分)の方も、それはそれで価値があると思います。
 
(2)小圷さんのサンプルでは、文章の比重が大きいなあ。
文章書くのは苦手だけど、デジカメで写真を撮るのは苦痛じゃないという方も、多いと思います。
文章ゼロで、写真だけ(もしくは簡単な写真説明だけ)というのも、おもしろいと思います。
品種や田植え時期、施肥設計、それくらいはあった方がいいけど。
 
(3)「HP元気」をみたとき、まどろっこしく感じるのは、ページ全体が表示されないと、中味が見れないことです。別な言い方をしますと、みたい記事をクリックするという操作が、途中に必要なことです。見出しと本文の間に空白が大きいので、そうなっているように思います。
いよいよ、なんのことかわかりにくいかな?
例として、広島の西村さんのHPを参考にします。画像が多くて、莫大なサイズのファイルです。でも、画像がダウンロードされるに従い、少しずつ写真をみることが出来ます。(文章の方は、すぐ見ることが出来ます)
http://www1.mighty.ne.jp/~246ra/garden/rice.htm#_top
HP元気では、見出しを付けるという丁寧さが、「写真館」の場合には見にくさにつながるような気がします。
いかがでしょうか?出来ればほかの方のご意見もお聞きしたいところです。
 
(4)写真館の場合には、見出しを抜きにして、ひとり1ページ、写真の配列は、日付順。
文章を入れたい人は、好きなだけ文章を書き、写真さえあればと言う人は写真だけ、
各々方の勝手ということで、いかがでしょうか。
 
(5)ぼくは大風呂敷を広げるのが好きなものだから、
写真館には、少なくとも20人くらいは集まると思っているのです。
だから、表紙を出来るだけコンパクトに設計して欲しいなあ。
 
以上です。
気がついたら、また書きます。

1/26 岡山の赤木さんから「想い出風景」
 赤木@菜の花です。 
ラオスの近森さん、常夏の国からのお便りを楽しく拝見しております。
子供が手伝っている代掻きや子守りの風景は、日本がどこかに置き忘れてしまったとても大切なものを垣間見た気がしました。彼らより収入も蓄えもきっと日本の農家の方が多いと思います。でも、私たちが忘れかけている暖かい絆があるのだろうとしみじみと考えてしまいました。日本が不幸せというわけではないのですけどね。
 幸いにも私は日本経済が高度成長する前の農業を体験しております。中学・高校と体格が出来るに従い、私は1人の働き手だったようです。
秋の農繁期に、前もって刈ってある稲を、月夜の明かりで縛った高校の頃。
昼間に刈っておいた「い草」を、夕方になると肩で担いだり1輪車で田んぼから出していたことなど、忘れかけていた記憶が次々と思い出されてしまいました。
文句も言わずに当たり前のこととして手伝っていました。コンバインやトラクターは無くとも、それなりに幸せでした。
 
 いかん! 昔のことをなつかしみよき時代と思うようでは、歳をとった証拠だわい。
壮年菜の花男はまだまだこれからが勉強だ。鶏糞9トン半、全量が揃ったのでまもなく散布が始まります。くっせーぞー。そりゃぁそうだろう、顔がクソの粉で真っ黒になるもんね。
鶏糞散布から私の写真館がオープンしますよ。臭いもいっしょに発信できたらいいのにね。
菜の花緑肥稲作のポイントをきめ細かく発信したいと思います。お楽しみに。
 
 姫野さんご無沙汰しております。特定農薬に関してもやもやしていたものが、なんだかすっきりしたみたいです。いい情報をありがとうございました。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通
 
 
1/25 宮城の齋藤さんから「景表法の不当表示」
四方 様

こんにちは 宮城県一迫町の齋藤です。

お問い合わせの件ですが 景表法に触れる恐れがあるのは
未検査米で「コシヒカリ100lであっても複数原料米、
綾部産であっても国内産」の個所です。

「コシヒカリと綾部産」が 景表法第4条(不当な表示)−1号(優良誤認)
−2号(有利誤認)−3号(誤認されるおそれのある表示)に抵触するかも
しれません。特に1号に関係してきますが これも限りなく白に近い
グレーゾーンだと思われます。

特に食料事務所と相談の上 ちらしを発行しているのですからそれほど
きびしい指導はないと思います。 公取委が動く時は ○紅などが
組織的に暴利を貪るときに限るようです。

齋藤 政憲
psy-farm(アットマ)kurikoma.or.jp

1/25 宮城の遠藤さんから「はじめまして、冬期湛水水田はじめました」
始めまして宮城県の遠藤と申します。昨年の11月17日から冬期湛水水田を始めました。始めた理由は、同じ職場の岩渕さんから冬期湛水水田の話を聞き、考えるところがあったからです。「自分は今まで目の前に田んぼのある環境に住みながら、田んぼのことを何も知らず、そして今現在直面している環境問題についてゴミの分別程度でしか参加していない自分が、何かできないだろうか」という思いから田んぼに興味を持ちました。
私の家は兼業農家でしたが、所有している二町歩の田んぼは近所の農家に委託しており、家族が畑をしているくらいです。昨年、岩渕さんから話を聞いてすぐに、一反歩だけ借りて水を張り、米糠、塩、くず大豆をまき約二ヶ月が経過しました。現在の田んぼの状況は、田んぼの全体の稲株付近に藻が発生し、田んぼの側面に作った越冬沼地にも藻が生え、採取して顕微鏡で覗いたところ、サヤミドロ・ゾウリムシ・線虫・ボルボックス・ツリガネムシなどそのほかにも多数の原生生物が見られました。また昨日の夜には、カルガモも来ていました。この冬の間にこんなにも田んぼが生き生きしているとは驚きました。これから春にかけて育苗という大切な仕事が待っていますが、何もかもが初めてなので不安です。様々な情報を教えてください。またメーリングリストにも登録をお願いします。今後ともよろしくお願いいたします。
 
遠藤則靖(えんどう のりやす)
  
*やまちゃんから
宮城の水張り水田は、今頃真っ白でしょね。
ぼくのところは乾田地帯で、ウシノケ(?)やスズメノテッポウなどで、青々しています。
冬期湛水は、夢のまた夢ですが、これからどんな風に発展していくのだろうと、ロマンを感じています。
僕らのHPでは、今年「おらが田んぼの写真館」を企画しています。
デジカメがあれば、是非、折々の様子を送っていただけませんか。

1/23 日本自然農業協会の姫野さんから「 特定農薬の件で農水省に聞きました」
いつもHPの宅配便ありがとうございます。昨日、特定農薬
について農林省の担当の方から話を聞きました。1時間あまり
の内容のテープを起こしました。長いので宅配便ではなく、ホ
ームページにでも載せて、詳しく知りたい人が見に行くという
事にしたらどうでしょうか?
(追伸 うまく送れないので、本文に貼り付けます。)

 今回、国会議員を通して農水省の担当者から話を聞けておも
しろかったです。農薬会社と農水省が結託して、か弱い農家を
いじめているのかと思ってかっかかっか来てましたが、じっく
り話を聞いてみると、そんな無碍なことをするわけではない事
はわかりました。
 「変だな」と思ったら、直接担当の部署に言って疑問をぶつ
けるというのが基本ですね。ストレスがたまらずいいです。担
当の方もすごく丁寧に詳しく答えてくれました。
 インターネットなどで意見の提出先が載ったので、相当抗議
のメールや問い合わせ電話が行ったんじゃあないかと思われま
す。誤解をとくのに一生懸命という感じでした。「アイガモも
農薬か?」というのがキャッチフレーズになりましたからね。
                  姫野祐子
(本文は、「資料室」へどうぞ)
***************************

1/23 奄美大島の畑さんから「今年もどうぞよろしく。」
山下さん、皆様、遅くなりましたが今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
さて、こちらでは、春の苗物(ナス、ピーマン、とうがん、にがうり、とまと他多数、)の播種作業が始まりました。3ヶ月間、床土醗酵させたのですが、大変いい成績です。以前、ガス消毒していたのとほぼ変わらない効果があるようです。床土醗酵は今年で2年目です。自家用のしいたけは、椎の木(イタジイ)で育ったほんとのシイタケです。
 
 
奄美大島 畑 琢三。
 
1/23 広島の西村さんから「京都へいくよん」
こんにちは   広島・西村です

 1/25-26 滋賀の伊佐さんから年初に案内のあった冬期湛水の講習会に参加するため
京都に行きます。ほかにも誰か行くのかい?

農業はケチに徹して低コスト(省資材・省労働)でやらんといけんというに京都へは
行くわ、現代農業は買い続けとるわ、野菜の種を買い込むわと趣味の農業と化してお
ります。3a起耕して菜の花ならぬ異種間交配はなはだしいアブラナ科の自家採取種
と春菊でも蒔いて緑肥にしとこうと思います。スズメノテッポウが5cmの絨毯に
なっているのを掻き混ぜておきました。放っておいたらスズメノテッポウ緑肥なんで
しょうが見栄えが悪いからつい手を掛けてしまったが働いた時間と軽油をケチるのが
正論なんでしょうね。
花用菜の花の小袋種を購入して来年用(今秋)に種の増殖を計るべか。

1/22 埼玉の佐藤さんから
実はベニカブトエビで話題になった、益子の高橋さんと交流があり(丈夫卵の販売を手がけています。)カブトエビが初期の除草に効果があることは、聞いていましたので、お米の販売を手がける上で、安全性の高い米作りの情報を調べていました。
子供の頃、飼育していたシーモンキーがお米の役にたつなんて、すごく不思議な話しだと思いますが、高橋さんの話しで、現代の整備された田んぼだからこそカブトエビが繁殖すると聞いて、改めて生き物の環境順応性、農業と生き物の相互関係等に感銘を感じております。
 
色々な農法があるとは思いますが、農薬を使わない米作りが一般化し、特別な物でなくなる日が来れば良いと思いますが、今の農業政策ではそれも難しいのかもしれませんね!
 
今後とも宜しくお願いいたします。
FROMエーブン轄イ藤
----- Original Message -----
Subject: 遅まきながら、HPのご挨拶

僕らの「除草剤を使わない稲作り」のHPのイメージを書いた文章があります。

読んでいただけると、ありがたいです。

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ホームページ「除草剤を使わない稲つくり」
の世話人「やまちゃん」こと、山下正範

〒672−8002 兵庫県姫路市北原328−4

Eメール yamatyan(アットマ)jeans.ocn.ne.jp
HPURL http://www2.ocn.ne.jp/~josonet/
TEL&FAX 0792(45)0576
*************************************
         
 

僕の住んでいる兵庫県姫路地方では,ああだこうだと、たわいない話をすることを,「うだうだ」と話をすると言います。井戸端会議みたいなものかな。

百姓は、この「うだうだ話」が大好きです。稲を前に、畦端にへたり込んで話が始まると、時間がたつのを忘れてしまいます。

「見てみい、おまえの田んぼの上だけ、ツバメが飛びよるやろ、農薬をまかん田んぼにはそれだけ虫が多い、自然のものはよう知っとるもんやなあ」

「夕方になって、夜露が降りてくると、ビックリするで。くもの巣がきらきら光って見え始めてくるんや。田んぼには、こんなにようけクモがおったんかいな、と」

情報交換の場であったり、お互いの稲や野菜の見比べ会であったりします。この畦端にへたり込んでの「うだうだ話」を通して、田んぼを見る眼を磨いてきたものでした。

 

ところが、相互交流を目的とした僕らの「除草剤に頼らない稲作り」のHPは、若い1年生2年生の人が仲間になってくれることが多いのだけれど、「村の年寄りの引き算思考に気が滅入りそうです。元気をもらいに来ました」という便りが多い。

「そうなんだよなあ」

井戸端会議も、外の風が吹き込まないと、よどんでしまいます。もっと風通しのいい場所で、「うだうだと百姓話」が出来た方が、楽しく、元気が出ます。そして、僕ら自身の風通しが良くなれば、老農の「うだうだ話」も、引き算でなく、生きてくるように思われます。

 

今どきの世の中、何でもありです。農業の世界でも、ご多分に漏れず、技術をとってみても、片方で「一寸一石」と深耕に心がけている人がいるかと思えば、不耕起こそが自然天然にかなった土づくりなのだと言われるなど、戦国時代の様相です。

しかし、どんなに目新しく感じられる技術も、その源に思いをいたすと、どこかで、誰かにつながっているものです。「流行不易」と言いますが、不思議なものです。

 

僕らのHPのメインテーマは、「,除草剤を使わないイネ作りを,何とかわがものにしたいなということです。そのために,情報交換を通じて,お互いに切磋琢磨しようじゃありませんか」,というあたりにあります。各地の実践を,もちより,すり合わせ,磨きをかけていけば,全国一律のではないけれど,それぞれ自分の田んぼや自分の経営にあった「抑草法」が,見つけられるはずだ。それくらい,我が国の「無農薬稲作」の実践は,蓄積があり,また煮詰まってきていると思っています。

 

除草剤以外の農薬なんて,使わなくても水稲はちゃんとできるよ,今では,ごく普通のことのようになっていますよね。無農薬(除草剤使用)稲作なんて、ちっとも自慢できることじゃなくなってしまったのです。

これは,健康な稲を育てる技術を,我が国の百姓が,ものにしたことの成果だと思うのです。

そのきっかけは,減農薬運動であったり,ときあたかも同じくして,百姓が直接消費者にお米を売るようになって,自分のお米に責任を持つようになった(経済行為の側面から見れば,ほかならぬ自分のお米と言う商品を作ろうとした)ことが,大いに関係していると思われます。

 

僕がおもしろく思うのは,減農薬が実現した背景に,その頃,疎植稲作の実践や、井原さんの「への字稲作」であったり,橋川潮さんの元肥減肥の稲作理論、また

九州農試の和田さんの「中間ラグ期をなくす稲作」などなど、V字稲作に対抗する稲作理論が出揃ってきていたのですね。

日当たり風通しを良くして,稲を健康に育てれば,殺虫剤や殺菌剤を使わなくても,稲の増収は可能だ,ということが,百姓の間で実感され始めていたのですね。

だから,減農薬稲作は,あっという間に,全国の心ある百姓の間に広がり,後を追っかけた僕のような新参者の,ものぐさ百姓でも簡単に実践,それも減収することなく,実現するすることができたんでしょうね。

 

「除草剤に頼らない稲作り」をめぐる状況にも,似たようなものがあるぞと,感じられてならないのです。

除草剤さまさまの世の中で,侍のような信念を持った数少ない百姓達は,はいつくばって「無農薬稲作」を貫き通していました。

九州の古野さんも,きっとその一人だったのでしょう。臥薪嘗胆の末,アイガモ農法にたどりつかれたのでしょう。

いわば,アイガモが火をつけ(その発想にぶったまげました)EMが風を送り込んだ(自分らにもできそうに錯覚されました)「除草剤を使わない稲作」は,今,さまざまな方法が試行錯誤され,百姓の間に農法(知恵)として蓄積されてきています。アイガモに始まり、鯉、鮒、カブトエビなどの生き物の活用、深水管理、米ぬか、クズ大豆、レンゲなどの緑肥から出る有機酸で抑草、2回代かき、トロトロ土で雑草を生えにくくする等々。

 

その各地の実践を「もちより,すり合わせ,磨きをかければ」これはすごいことになりそうなんです。その中で、パソコンは、大きな武器を与えてくれました。昔は、研修会に参加したり、見学に行ったりしないと情報が手に入らなかったのが、自分の田んぼにいながら、情報交換できるのですから。

除草剤が,農薬の最後の砦になっていて,これがなかなか手ごわいのですよね。

 

メインテーマは,今書いたようなことですが、それに付随する形で,ぼくらのホームページは、ごった煮のお雑煮のような中味になっています。

それがなかなかおもしろく,それでいいのじゃないかなと、ぼくは思っています。

今,農業が突き当たっている切実な課題を,うだうだと「井戸端会議」できればいいなと思っています。

1/21 兵庫県浜坂町の谷口さんから「はじめまして」
山下様
 
ご無沙汰しております。
浜坂町の 農事組合法人 アイガモの谷口(谷口正友)です。
 
同じ兵庫県で、活躍されている様子は、夢前町の衣笠さんからもお聞きしております。
山下さんの幅広い活躍には、頭の下がる思いです。
なかなか、同じ思いを持つ方との交流は、難しいものですね、
(まだIT化されていない自分が恥ずかしい)
ひょんなことで、このHPを拝見し
私も仲間に入れてもらえればとの思いで、メールいたしました
宜しくお願い致します。
 
アイガモを中心とした無農薬栽培を行なっておりますが、さまざまな農法にチャレンジ
したいと思っております。
 
農事組合法人 アイガモの谷口
代表理事  谷口 正友
http://www.fukujyu.co.jp
taniguchi(アットマ)fukujyu.co.jp
 
*やまちゃんから
お便りありがとうございます。
どうぞ、これからよろしくお願いします。
僕らのHPも、アイガモの方のメンツがだいぶ揃ってきました。
今年からと張り切っている福井の吉村さんもおられます。
合鴨水稲会という土俵を離れて、アイガモ農法をご披露していただくのも、また意義あるのではと思われます。
1月31日〜2月1日の合鴨フォーラムには、ぼくは行けませんが、故井原豊さんの奥さんが、参加されます。いとこの桑田脩さん(同じ太子町)がアイガモ農法をやっていて、一緒に行きませんかと誘われたとのことです。
1/18 近森さんのラオスレポート「子供たち」
あけましておめでとうございます。
ラオスの近森です。
山下さんからのメールはいつも楽しみにしています。
「特定農薬」ですかぁ〜
首をかしげてしまいますね。
 
こちらラオスでは乾季作の田植えが始まってます。
写真もだいぶたまってきたのですが
「おらが田んぼの写真館」に投稿するにはどうしたらよいのでしょうか?
いろいろ試してみましたが、添付ファイルの写真はある程度の大きさ以上にしないと見にくいですね。
 
現在、こんな写真もあります。
これ以外もあります。
 
1.焼きなまし
ラオスの赤木さん?
自分の道具は自分で作るのがラオスの農民の基本のようです。
彼が回しているのは送風機。
送風口では炭が燃えていて、ハンドルを回すことにより火力アップ。
(赤木さんだったらバーナーを使用しているでしょう)
これで、鉄をやわらかくしてカナヅチでたたき道具をつくります。
この他にも針金をきように曲げてネズミ捕り器も作ってました。
 
2.田植え
ラオスでは、ほぼ100%手植えです。
 
3.代かき
歩行用の耕運機もだいぶ普及していますが、
まだまだ、水牛も主役です。
 
4.子供
大きい子供は田植えの手伝い。
小さい子供は、田んぼのすみっこで
さらに小さい子供の子守をしながら
田植えの勉強中?
 
*やまちゃんから「写真館について」
写真館では、画像のサイズを気にせず、写真の写りを優先に考えましょう。
近森さんの原画では、80KBくらい。
これだと、かなり写りがいいですね。
菜の花の種播きあたりを、スタートにしようかな?

1/15 福井の冨田さんから「藤本農園見聞録」
福井の冨田です。
 
先日、鯖江市の藤本農園にお伺いして色々とお話を
お聞きして参りましたので、ご報告します。
 
○お米の検査について
藤本さんは近くの農協で検査を受けているそうです。
(不特定多数の消費者向けのお米)
もし、農協が断ってきたなら、倉庫が国庫補助で
立てられている事を理由に、使用する権利を有して
いることを主張すべき、ということでした。
 
○特定農薬について
農薬的効果を言わずに、肥料や土壌改良資材として
使用すれば良いのではということでした。
除草効果を狙う農薬としては、深水とトロトロ層という事
でした。(農水省も電解水ならいざ知らず、田んぼの水を
農薬とは言えないでしょうね。)
 
アイガモは景観道具として、米ぬかやクズ大豆は肥料
として・・・、という感じでしょうか。菜の花も景観ですね。
ただ、木酢液には結構有害な不純物が入っている事が
多いみたいですし、米ぬか等も撒きすぎると土壌や
水質汚染等の心配もありますし、量や管理は注意が
必要かと思います。
 
○カドミについて
年末に食糧庁宛に福井県内のカドミ検査結果についての
情報公開請求をされて、資料を入手されていました。
見せて頂きましたら色々と驚くべき内容でした。
 
(行政文書開示請求に関する雛形を別添ファイルにて
作りましたので、請求の際にはご利用下さい。そんなに
費用はかからないようです。)
 
また、藤本さんが個人的に農業試験場に依頼した結果
も見せて頂きました。玄米を硝酸分解し、直接原子吸光法
にて分析した結果は0.04ppmとの事でした。
 
○今後の作業予定について
今年は暖冬なので作業を20日程遅らせるとの事でした。
・温湯消毒
 1月下旬〜2月上旬 (平年は1月10日頃)
・低温浸種
 20日間(寒い所に置き、雪を入れたりなどして10度以下
 を維持、5〜7日で水交換)
・播種
 3月25日頃〜(昨年は3月10日)
 1日1,500枚で1万2,000枚播種。
 7日で発芽し始め、10日位で出そろい45日を経て4.5葉
 から田植え開始。田植えは4月下旬頃からスタート。
 
○土(微生物)づくり
2月頃から、米ぬかとミソ(20年ものだそうです)をペレットに
したものと、岩塩、ミネラル、グアノを混合して散布を始める
そうです。 
 
以上で失礼致します。
 
福井県 池田町 冨田善嗣
 
*やまちゃんから
ぬ?今年が暖冬?
福井の方は暖かいのですか?
藤本さんは、「カンピューター」と言っていいくらい、カンの鋭い人、
独特の嗅覚で流れをつかむ人なので、
微妙に軌道修正されているのかなと、読みながら思いました。

1/15 お米の勉強会の村山さんから「RE・米の表示基準」
香西様、皆様    村山日南子です。
 香西様お電話を有難うございました。
 
方針の出せないことが「国家の最大の危機」だと思っています
 
 そうなんです。新食料法は方針を出せないことをいっているように思いました。農家の方々が国は農業を手放したと嘆いておられましたが、私は日本始まって以来はじめて農家が国の管理を離れて自由になれた、と励ましたのを思い出します。
 ですから、飛躍しますが、今は農家と消費者、つまり生活者が食べ物の生産と消費のあり方を作り上げていくときと思うのです。お米の勉強会の目的「私たち自身の力で農林業・食べ物・環境をよくしましょう」です。
 ちょっとばたばたしていますので、一言でごめんなさい。
 
 
1/15 和歌山の米屋さん・井口さんから「お米の検査について」
お米の検査について。
明治6年 それまでの「年貢制度」が廃止され、租税が金納制の税制改革
により、米の関する取締りが皆無となった。当然の結果として、農家も取
引業者も共に、産米改良について意欲を失った。(産米改良に関する適切
な指導機関もなかった。)

その結果、米の品質や包装は粗悪化し、容量もまちまちで正確を欠く事態
になり、米穀の取引に不便を来たし、ついには市場の信用を失い、取引の
渋滞、価格の低落を招くことになった。
 このため、検査の空白による弊害に対処し、その改善を求める声が高ま
り、各県で各種の奨励規定や取締まり規則を定め、技術指導員を置いて米
の品質及び包装の改善を奨励し、これらの改善に関する同業組合を組織す
ることを奨励した。これにより、明治31年、山口県・滋賀県・熊本県に
て同業組合が結成され、明治34年に大分県が日本初の米の検査事業を始
めた。

米の検査は、無検査時代の反省から生まれた制度であり、それなりの使命
と役割を果たした。昭和17年、米の品質などに地域差があって、取引に
支障をきたすことや 生産者に不利な検査になったことから、全国統一の
検査事業が始まった。

現在の検査制度の主な仕組みは 
@ 自主流通米の円滑化。検査結果の信頼をベースにして現物や見本の確
  認を要しない「規格取引」がおこなわれ、取引の迅速化、コストの節
  減が計られている。相対取引においても、入札による価格を指標価格
  として、「規格取引」が行われている。
A 米の品質の改善。生産者にとって、検査による等級格付けが品質改善
  の目標となる。 
B 農家経済の発展。品質の改善に努力した生産者については、努力の結
  果が検査による格付けにおいて 客観的に評価されることを通じて、
  農産物の商品価値が向上し、手取りの向上につながる。 
C 米消費の合理化。検査の結果を反映した適切な表示が行われることに
  より、消費者は表示の内容を信頼して合理的な商品選択が可能となる。
  効率的な「規格取引」により、流通コストの低減が図られ、消費者米
  価の上昇が抑制される。検査により、品質の劣る商品が出回ることが
  防がれ、優れた品質の米の供給が確保される。

以上の結果、消費者に販売される米については、JAS法に基づく「玄米
及び精米表示基準」に従った表示が義務付けられている。検査を受ける事
により 産地、品種、産年 の3点セットの表示が可能になる。なお、農
産物検査法が改定され、米の検査が民営化された。 言うまでもなく検査
はこれまでの国営検査と同様に、公正、中立で、より客観的かつ効率的に
実施されなくてはなりませんが、検査を受ける農家の方々に信頼されるも
のでなくてはなりません。
 検査体制の確立によって、水分15%以上の米流通がなくなるから、カビ
の発生した米、ヨーグルト味の米、ハレていないもち米等が無くなるばか
りか、検査結果の等外米が2万円/60kg、東北米が9000円/60kgで流通する
事は避けられましょう。

一方 今年産の豊作による米価下落で、生産者団体を中心に過剰米対策の
議論が盛んだ。 新米安は食べる人には喜びだが、農家と流通業者は た
びかさなる 新古逆転相場で常に在庫リスクが伴うため、デフレ連鎖を断
ち切る価格回復が悲願となる。 
 日本は円高と自由貿易で世界の安い農産物を輸入し、飽食の限りを尽く
してしているが、工業製品であるかのような効率優先の農業は、地力の収
奪、国土荒廃が隣り合わせだ。乱開発が気候をも変え、農産物の生産に大
きな影響を与えている。

農水省は、米価格の下落防止と在庫解消に躍起だが、価格、数量という表
面しかみえないから 旧態依然の数字あわせに終始して失敗している。農
産物は、いくら努力しても天候が伴わなわなければ実りの恵みを享受出来
ない。「自国の食糧は自国で賄う」という理念、土と水と天の恵みで実っ
た農産物の素晴らしさを消費者に啓蒙する事が大切ではないか。その基本
を構築してこそ消費者は伸び、過剰米も解消に向かう。農産物検査体制
の確立により食糧の本質を問う事が業界興隆の道だと思っています。
                             合 掌

1/14 大阪の小圷さんから「特定農薬問題」
特定農薬問題 2003.01.13 大阪の小圷敏文

 使用者への罰則規定や「特定農薬」の設定などを盛り込んだ農薬取締法の改正案が
今臨時国会http://www.maff.go.jp/hourei/155rinji.htmlで成立しました。 改正農
薬取締法は、この3月にも施行されます。その前に、農水省は、農業資材審議会農薬
分科会の中に小委員会を設け、「特定農薬」の指定案を決めるとしています。報道に
よれば、1月30日の審議会では決めてしまうということです。

 その発端といえば、逮捕者まで出した無登録農薬問題
http://www.pref.yamagata.jp/ns/nosei/mutouroku/mutouroku14.htmlだったわけで
すが、「特定農薬」http://www.maff.go.jp/tokutei_noyaku/top.htmlなる概念が何
とも腑に落ちないものとなっているので、検証してみたい。

■「無登録農薬」の問題

 農薬取締法では、3年毎に登録更新手続きが必要で、作物ごとにその効力やその農
薬の毒性等を調べるための動物実験など各種試験に基づく多数のデータが必要にな
り、そのために多額の費用がかかるといいます。単価の安い農薬は、登録更新に必要
な費用に見合った売り上げが期待出来ないなら、更新をしないということもあるわけ
です。 無登録農薬とは、この登録がない農薬であり、農薬取締法で販売が禁止され
ています。

 問題のひとつは、このシステムにありそうです。3年ごとの更新に多額の費用を要
するなら、市場の原理に会わない単価の農薬は捨て置き、採算性の高い(=農家に
とって負担の大きい)農薬の開発競争に駆り立てられることになるというシステム上
の弊害です。

 もうひとつは、作物ごとにその効用性を検証するという前提が、地方独特のマイ
ナーな品種の栽培を蔑ろにせざるを得ないことになり、画一的な作物の栽培のみに有
効な農薬だけが陽の目を見るという問題です。これでは到底、自給の延長上の「お裾
分け」や、「多品種少量栽培」などを阻害していると言わざるを得ません。かような
制度は、小規模農家が大半である日本にそぐわないものであると言えるでしょう。


■「特定農薬」を設定するに至った背景とその問題

 「有機JAS法」は、FAOとWHO合同のコーディック委員会による有機農産物
の国際基準による圧力により、それまで明確でなかった「有機」の概念を整理する形
で平成12年に成立しました。この間の「登録農薬問題」に端を発する「改正農薬取
締法」との関係において、慣行の農・林業資材の扱いにおいて矛盾をきたすこととな
り、苦し紛れとも云える【特定農薬】なる概念の導入になったと思われます。

 登録農薬の「適用作物の遵守」(適用外使用の禁止)が盛り込まれるかどうかは不
明ですが、少なくともマイナー作物などの登録拡大を最大限進めない限り、「適用外
使用」の禁止は、産地に大きな混乱を来たす事になるでしょう。

 また、「食の安全性」は残留農薬基準にもとづく「安全使用基準」によって守られ
るのだから、適用外使用を禁止しない「緩やかな基準」ではダメだという意見が消費
者サイドから出てくれば、「安全使用基準を守ってこなかった」生産者側と「基準を
守れ」という消費者側の対立構造が浮き彫りになります。農薬が「食の安全」を脅か
しているか否かが問われるわけです。

 残留農薬基準の数値に関する是非判断は専門的な知識を要するのでともかく、運用
基準は是が非でも守らせないと安心できない、というのが我々一般消費者の偽らざる
所の感覚です。しかし、事細かく規定した運用基準が遵守されていることを如何にし
てチェックするのか、或いは、その基準を生産者が実現できる基盤があるのかを無視
した論議にどれ程の意味があるのかは疑問です。

 そこで、農薬的性能を有する農林資材をとやかく言わなくても使っていいものとし
て設定して『特定農薬』と命名しようという運びとなったと思われます。因みに、農
水省が事例として上げているのは、「重曹液剤、食酢液剤、牛乳液剤、柿酢液剤、ナ
ナホシテントウ、アイガモ・・・」などです。

 牛乳やてんとう虫を農薬とすることには、何とも違和感があるというのが正直なと
ころでしょう。潜在的なところで相容れない概念であるがゆえに、根本的に狂った方
針であると思われてなりません。

 農林業の生産現場では、先達の培ってきた知恵を駆使し、合わせて自分の創意工夫
を織り込んだ技術の体系がありますが、それを逐一お上(農林水産大臣及び環境大
臣)に報告して指定を仰ぐということが不可欠なら、伝統的な技術を根絶せぬかとい
う危惧さえ抱きます。

 ましてや、化学生成物質としての農薬と類似する「特定農薬」という名称は、消費
者を混乱させ欺くための姦計と云わざるを得ないのではないか。

 抑草資源・資材としても、「米ぬか・木酢液・緑肥・どぶろく・アイガモ・鯉・
ジャンボタニシ・カブトエビ・ウキクサ」などがありますが、「特定農薬」の指定を
受けていないものを利用したらば、罰則対象になるというのですから何とも腑に落ち
ない話です。

 罰則規定の伴う法規制が市民生活を擁護するのであるから、安全の砦は行政任せに
すれば良い、というのはこれまでの典型的な構図ですが、牛乳やてんとう虫やアイガ
モまでも「特定農薬」と指定しないと先行かない法律を考えている行政とは、完全に
トチ狂っていると判断すべきでしょう。一般市民の感覚から、かくも遊離した概念
は、根本的なところでボタンの掛け違いがあるからに違いない。

 法運用上も生産履歴を如何にしてチェックするのか? 問題は山積しているといえ
ます。詰まるところ、生産者責任・消費者責任において運用すべきもの、というなら
従来の市場流通を通す必然などなく、【信任】に基づく産消関係を正当化しているに
過ぎないように思う。

 法律に頼ることのない多様な産消関係の創出、それを実現する評価競争こそが今求
められているのではなかろうか? そうなることで生産者の活力が沸いてくること
が、実現基盤の証だと思う。


【資料編】

■無登録農薬  
http://www.pref.yamagata.jp/ns/nosei/mutouroku/mutouroku14.html

Q1 無登録農薬とは何ですか。

A1   農薬を製造、販売するためには、農薬取締法という法律に基づいて農林水産
大臣の登録を受けなければなりません。
  登録を受ける際には、作物ごとにその効力やその農薬の毒性等を調べるため、動
物に農薬を長期間、毎日与え続け、その動物に対する影響を調べる動物実験など各種
試験に基づく多数のデータが必要になります。また、3年毎に登録更新手続きが必要
で、その際にも同様のデータが必要になります。
  無登録農薬とは、この登録がない農薬であり、農薬取締法で販売が禁止されてい
ます。

■農薬の定義  http://www.maff.go.jp/tokutei_noyaku/noyaku_teigi.html

農薬取締法 <抜粋>(昭和二十三年七月一日法律第八十二号)

(定義)
第一条の二
 この法律において「農薬」とは、農作物(樹木及び農林産物を含む。以下「農作物
等」という。)を害する菌、線虫、だに、昆虫、ねずみその他の動植物又はウイルス
(以下「病害虫」と総称する。)の防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤その他の薬剤
(その薬剤を原料又は材料として使用した資材で当該防除に用いられるもののうち政
令で定めるものを含む。)及び農作物等の生理機能の増進又は抑制に用いられる成長
促進剤、発芽抑制剤その他の薬剤をいう。

2 前項の防除のために利用される天敵は、この法律の適用については、これを農薬
とみなす。

1/14 岡山の香西さんから「RE/お米の表示基準」
村山様へ  岡山の香西と言います
米穀(文字通り米だけでなく麦、豆も同様の検査制度があるようです)の検査制度の成立の過程はわたしには解りませんが「日本という国」の成立から千数百年の間に徐々に整備されてきたのではないのかと思っております。「なぜかお米農家だけが信用されていない」のではなくて、「なにがなんでもお米は管理しておかなければならない」というお国の事情のようなものがあるように思います。稗でなくて粟でなくて麦でなくて豆でなくて、その他もろもろの穀物でなくて「なぜお米」なのでしょうか。なぜ日本という国家はここまでお米にこだわり続けようとするのでしょうか。「数の子」が輸入されようが、「松茸」が輸入されようが「数の子」や「松茸」の生産者のことが話題になったことは余り聞きません。私の思いはお米もホウレンソウやニンジン(私どもの主力商品ですが)と同じ農産物の地平にあるはずだと言うことです。以下はあえて小さい文字になりますが、方針の出せないことが「国家の最大の危機」だと思っています

1/13 京都の四方さんから「米の表示基準について、参考になるかな?」
京都・綾部のしかたです。
米の表示基準について、私は基本的に私を知ってくれている人、若しくはその知り合
いが紹介してくれた人に、新米百姓の”里山だより”と云う名前で現在販売させても
らっています。(個人・喫茶店の営業用等)つまり、顔が見える販売が基本で、今後
もこのスタイルを続けていこうと思っていますので、みなさんの対策になるかならぬ
かともかく、以下の文章を添付しています。ちなみにこの文章をお米販売時に添付す
るにあたり、食料事務所へ何回も足を運び、年間のお米販売の数量も毎年申請して
(あっ、今は関係ないか。)このスタイルを取ってます。

まいどおなじみ、精米表示制度に関してのお知らせ
平成13年4月1日からJAS法『農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する
法律』に基づく新たな品質表示制度が、すべての販売業者に義務づけられました。皆
様にお届けするお米は、JAS法に基づく「玄米及び精米品質表示基準」に従って表
示を付さなくてはなりません。この表示基準では、新米百姓の ”里山だより”は下
記の様に表示が義務付けられます
食糧庁精米表示基準に基づく表示例
  品名         精 米 (もしくは、玄米)           
 原料玄米      産地         品種     産年    使用割合
            京都府綾部市  コシヒカリ  平成14年     100l
  内容量          △    s             
 精米年月日         平成 14 年   ○ 月  × 日
  販売者           四  方   英  喜   今、
皆様にお届けしていくお米に付きましては、上記記載通りの内容のお米です。この制
度が必要になった背景は、規制緩和や国際整合性の確保、さらに消費者保護の充実強
化をめざす観点から、すべての販売業者に表示が義務付けられました。今更と思われ
るかも知れませんが、主食であるお米が、今まで如何に内容を隠した、煩雑な形で販
売をされ、世間で流通していたかお分かりになられた事でしょう。しかしながら、上
記の表示方法を取る為には、食料事務所へ収穫した全てのお米を持ち込み、検査を受
けなければなりません。食料事務所へ、販売の届け出は行っておりますが、かかる経
費や、物流手数料の事もあって、表示が変わる事だけですので、検査は受けていませ
ん。よって ”里山だより”は未検査米と云う事で、厳密には  コシヒカリ100l
であっても複数原料米、綾部産であっても国内産、平成14年産であっても表示は不
可、になります。なんとも情けない表示になってしまうのです。さておき、表示方法
は兎も角も、今までもこれからも ”里山だより”は変わらず、安心・おいしいをお
届けする様、新米のお百姓さんは頑張って参ります。どうぞ、よろしく!

                               
$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$
まだまだ新米のお百姓さん 四方英喜(しかた ひでき)
〒623−0343 京・綾部・志賀郷町 野上1番地
もしもし、ピー;0773−49−9026
田舎ゆえなかなか繋がらない携帯;090 5661 7021
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1/13 お米の勉強会の村山さんから「トレーサビリティ勉強会のお知らせ」
皆 様  
 村 山 日 南 子(アットマ)お 米 の 勉 強 会です。
早速ですが、私どもの会をご案内します。今最も関心の高いテーマです。お役所任せ
にするのではなく、私たちが勉強して、こうしてほしいということを議員さんに聞い
てもらい、政策に反映させていこうという企画です。是非お越しください。

日  時 03年1月18(土) 13:00〜17:00

テ ー マ 消費者が求める食の安心とは?
−欧州のトレーサビリティ報告と議員との話し合い

講  師 農業評論家 土門 剛 氏
    参議院議員 段本 幸男 氏

場  所 芦屋市民センター講義室(芦屋市業平町8-24 Tel0797-31-4995)
( 阪急芦屋川駅、JR芦屋駅、阪神芦屋駅から各6分、有料駐車場あるも空き保証な
し)
 
 土門剛さんは昨秋欧州へトレーサビリティの視察に行かれ、日本の同制度の考え方
に疑問を持たれています。報告をお聞きして、どこが変なのか話し合います。次に、
参議院議員の段本幸男さんから12月に決まった減反制度の改革?についてご報告いた
だき、消費者ゆえ願う農業の安定と安心について参加者一同で話し合います。お二人
とも東京からお越し下さいます。皆様もどうぞ奮ってご参加下さいませ。


☆☆★☆☆
☆★☆ お米の勉強会   村山 日南子
★☆〒663-8187西宮市花園町11−2                   ☆
☆ TEL/FAX 0798-48-0365                           ☆
☆ E-mail:hina2mura(アットマ)yahoo.co.jp                ☆★
   仮http://users.hoops.ne.jp/yama3bin/Index.htm   ☆★☆
                                 ☆☆★☆☆

1/12 福岡の吉住さんから「続・米の表示基準」
私も対策を一つ考えてみました。
私の地域は自家用米農家が多く、カントリーも遠いので今でも個袋出荷が多いのです。
その供出米(古!)の乾燥、籾摺り、袋詰め、出荷代行をやっているのは、何を隠そう(アタマ隠さず尻隠せ?)私なのです。
で、検査の時の「産地、品種、産年」は、私が供出袋(〃)に書いたデータがベースになっています。他に情報ソースはありませんので、私が勘違いして「福岡県産ヒノヒカリ13年産」のところを「佐賀県産コシヒカリ14年産」と書いてしまうと、まず間違いなく、等級はともかくそのまま検査に通ってしまいます。
という間違いをやってその検査米を販売し、然る後に「不正表示の米、見ぃつけた」と、他人のフリをしてマスコミにリークするのです。なんせ今や人気の不正表示ネタですからウケる筈です。で、ワイドショーがインタビューに来た時に「間違えてすいまっせん。ばってん、農協に出荷するならそげん書いとかんと売れんばい、って教えてくれた米屋さんがあったもんで、ついつい、…。あ、いや、直売しよる米はダイジョーブですばい。直売モンはきちんと見せて説明して、食べてもらって、納得してもらわんと2度と買ってはもらえんですから。」などと喋りまくる。
つまり、検査の実効性のあやふやさと、現場情報の強さをアピールしまくる、というのはどうでしょうか…。
う〜ん、相討ちか…。
∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝
二丈赤米産直センター  吉住 公洋
〒819-1641
福岡県糸島郡二丈町吉井1364-1
TEL 092-326-5075
FAX 092-326-5437
EMAIL:
akamai(アットマ)d1.dion.ne.jp
HP: http://www.d1.dion.ne.jp/~akamai
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1/12 兵庫の本岡さんから「余談の参考にしてください。」
 田中圭一著 「百姓の江戸時代」 筑摩新書 No270

 参考ページ http://www3.ocn.ne.jp/~i-book21/hyaku11.htm

 よく知られているように相撲の世界には年寄株と言うものがあって この年寄
株を持っていないと
相撲部屋も持てません。同じように江戸時代 村には百姓株(長百姓、平百姓)
があり(村によって数は決まっている)
この百姓株を持っているのが百姓と呼ばれる人たち
 
一部引用 
「明和6年(1769)佐渡の国小野見村(現・相川町小野見)では、名主・組
頭・百姓代、
それに百姓20名が寄合いをひらいてつぎのような村決めをおこなっている。
 百姓名前について、これ以後百姓名前を欲しいものがあるならば代銭五十貫文
を出せば
 百姓仲間に入れるかどうかを相談する。しかし出し金が五十貫文以下であるな
ら相談は
 一切しないことを決議する。(小野見村 斉藤佐右衛門家文書より)
 
このことから、いくつかの事実を知ることができる。五十貫文(八両ほど)を村
に出せば
平百姓になれると言うこと、そしてもう一つは、五十貫文出して平百姓になりた
い者がいると言うことである。」 
引用終わり

 百姓という名前をもらうだけで八両出す人がいる、江戸時代の農民の経済力 
パワーに圧倒されました。
教科書で習った日本史は なんだったんだと言う思いで一気に読みました。

 稲美町 本岡哲司
 
1/12 お米の勉強会の村山さんから「RE・米の表示基準」
皆さん、ご無沙汰しています。村山日南子です。今年もよろしくお願い致します。
福岡の吉住さんのおっしゃるとおり、なぜかお米農家だけが信用されていないのですよね。
例えば野菜は検査をしなくても西宮のほうれん草と信用されるのに、なぜお米だけ検査なのでしょうね。衣笠さんが以前おっしゃっていたように、どんなに沢山でも持っていかないといけないのですか。どんな農家でもですか。農協へ出荷している人は、どんなに多くても農協へ運んでいるのですか。農協へは検査員が来るのですか。じゃ、衣笠さんのところへも頼んだら検査員は来てくれるのですか。
 
そこで思いつきの提案です。例えば衣笠さんのように大きい所へ、山下さんや岡田さんなどがお米を持ち込んで、検査員に来てもらって検査を受ける。そして、例えば、山ちゃん認証マークをつけて売ってはどうでしょう。何なら、産直していく消費者が検査して、別に作った認証機関が認証する。JAS有機認証と同じようにしてはどうでしょう。何も国に認証を受ける必要はないはずです。
 
JAS有機の特定農薬については、どんどん直接担当機関に文句をいうべきです。山ちゃんメールでワーワーやっていても相手に声が届きません。
そして、以前斎藤さんがおっしゃっていたように、皆さんの主張を国を超えても提案の形で出していってほしいと思います。
 
余計なことでしたかしら。
 
1/12 兵庫の衣笠さんから「遅くなりました、明けましておめでとうございます。」
明けましておめでとうございます。
夢前町の衣笠です。
毎年恒例となりました”ぎっくり腰”に年末、30日になりながらも
餅を80臼、夢そばを500人前売り尽くし、正月2日に身内のお葬式が
有りまして、それから寝込んでいました。まったく、賑やかな人生を送っております。
ところで、JAS表示の件ですがご指摘どうり昨年8月に食料事務所より”ご指導”
をたっぷり頂きました。大阪と神戸の食糧事務所で表示違反としてお米やさんが
届け出たようです。確かに未検査米でありながら種子は”コシヒカリ”を使用していたので
あえて、”コシヒカリ”と表示したのがいけなかったようです。
しかし、姫路の食糧事務所の指導は、思っていたより丁寧で 新米からは、未検査米
”菜の花米”もっちりタイプとかあっさりタイプとして販売しました。そして、10月に検査を
300袋分受けました。(一般の消費者に青空市場で販売するもののみ)
消費者やお店から直接注文が来る分は、検査を受けなくても”コシヒカリ”と言っても
良いみたいです。検査を受けなければいけないのは、誰が買うかわからないお米だけ
で良いようです。まったく、訳の分からない決まりを作ってくれます。
私も行政に対して文句言いたいことは山ほど有ります。が、文句を言って自分勝手にする
より、する事をきちんとして意見を言えるように成ってやろうと思います。
今年は、検査場所登録を正式に食糧事務所に届け出て、出来るだけ全部を検査受けたいと
思っています。また、認証も今年は、いくつか受ける予定です。
特定農薬もどうなるんでしょう。農薬って”農業に使う薬”ですよね。塩や酢や菜の花
は、薬ではなく、どちらかというと”効果を利用する”ものですよね。特定農効ってどうでしょう。
農業に効果を利用出来る資材!しかし、農林省は、誰に目線をあわしているのやら。
でも、いつまでも訳のわからん事(現場も見ずに規制ばかり押しつけてくる)を続けられたら
百姓一揆をみんなで起こしますか!
みなさん、本年も宜しくお願いいたします。
 
1/12 宮城の齋藤さんから「百姓の証明能力」
こんにちは 宮城県一迫町の齋藤です。

東京都のお米の流通規制が昨年の11月より開始され その後 木徳の
不正流通や 高名な有機登録認定機関の認定事業の取下げがありました。
これからも複数の登録認定機関の取下げや取消しがあるものと思われます。

国内産米だけでなく 輸入米まで規制がかけられていますので 正体不明の
輸入米は東京都では流通できず 地方へ形を変えて流通してきます。

福岡の吉住さんの「米の表示基準(改正JAS法)について」についてですが
JAに出荷して検査米で安く販売するより 産直で有利販売するのであれば
検査にかかるコストを必要経費と割りきったらいかがでしょうか。

未検査米でも枠内表示は必要ですし 同じ枠内三点表示をするのであれば
検査を受けた方が 消費者を守る以上に生産者自身を守ることになります。

ただし バラ売りは規制の対象になっていませんので 三点表示はしなくとも
いいですが 「名称」や「原産地」は立て札などでの表示が可能です。
もちろん未検査米でも大丈夫ですが 検査米の方が無難でしょう。

規制緩和は米価の低下になっても 決して安定あるいはUPにはつながりません。
私はJAS法を遵守しなければならないと必ずしも思ってはいませんが 消費者と
生産者が信頼関係で結ばれていれば それで充分であり それ以上の事を求め
てはいません。

「正しい情報」の伝達は 未検査米でも検査米でもたいした変りはありません。
農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律第14条によりますと
所謂等級(品位)検査は 当該農林物資(お米)の検査と お米の生産行程の
検査をそれぞれ行わなければ 確定しません。

食料事務所の検査員がそのお米の検査をするために 田圃や生産施設の検査
までしたという事を見たことも聞いたこともありません。こんな状況ですから 実は
検査米でも その信憑性は 実質未検査米に限りなく近いことになります。

また 自分の育てた農産物の証明についても その能力においてほとんどゼロに
近いのが 百姓の実態です。検査米ですら証明能力が怪しいのに 自分の米を
自分が栽培したと証明するなんて とてもとても無理です。

見ず知らずのお客様 特にお米のことを食べることしか知らない消費者に対して
どのようにして説明をしますか。かなり難しいように私は思います。


齋藤 政憲
psy-farm(アットマ)kurikoma.or.jp

1/11 岡山の赤木さんから「特定農薬」
 赤木@菜の花です。
岡山の林さんの言った農水省の今の姿、熱ものに懲りてなますを吹く、正にそのとおりだ。
福井の冨田さんのご意見は、なかなかに切り込んでいて良かった。
特に天下りしている先輩の顔を立てたり、将来自分たちが下る部署を作っておくなどはするどかったぞ。
 つまり なんだな、早い話が百姓たちを法律で管理監督することによって、お上の偉大さを知らしめ、自分たちのふところを潤していこう。
 なんじゃこりゃぁ、いにしえの悪代官と越後屋の関係そのものではないか!
誰が水戸のご老公役をやるかだ。
 
 現代農業新年号にも、特定農薬への憂慮が記載されている。それによるとだ、
俗に言う登録農薬と、これから定める特定農薬以外の農薬を使用してはならない。となっている。違反した場合は3年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金だ。専業農家だけではないぞ、家庭菜園も市民園芸もだ。
仮想の話ではない。11月に法案は衆院本会議で可決済みだ
 
 タマネギの中に籾殻を振ると草が生えん。きっとこの籾殻は特定農薬に指定されるだろう。もし市民農園であぜの草を刈って敷いたとすると、3年以下か100万円が待っている。現実にはこんなことで逮捕はないだろうけど、チクリがあれば立場上、お上は動くだろう。
とりわけ有機農法の実践者達は、なにかと口うるさいし、お上の言う事は聞かんし、米は勝手に売りやがるしと、こりゃぁ風当たり強よそーだ。
 話し変わって水田では深水にすればヒエは生えん、というより発芽直後に枯れる。この場合の水は文句なしに特定農薬になるんだろうな。 これはおもろいことになるでー。
 
 農水省令にならないうちに、何とかすることはできひんのか。
今夜の冷や酒は純米吟醸のとびっきりのやつだ。
  自然を愛し環境を考える岡山の百姓   赤木歳通

1/11 福岡の吉住さんから「米の表示基準」
米の表示基準(改正JAS法)について
あまりに度々「指導」を受けるので、だんだん腹立ってきました、ので一言、ではすみません…。
ご存知のようにJAS法「玄米及び精米品質表示基準」が改正されております。これにより販売するお米の表示のやり方が、所謂一括表示と言われる表示法に変わり、不正表示の防止に役立つのではという期待が一般に持たれております。
確かに米の流通段階での情報の偶発的、意図的な混乱と改ざんは目に余るものがあり、「銘柄コシ、2割入っていれば良心的」「魚沼コシ、生産量と流通量は2ケタ違い」などという事が、業界の裏の常識としてまかり通っていたというのが現状でした。この状況を少しでも改善し、生産者と消費者の間の情報を正しくつなぎ、よって消費者の利益保護、生産者の努力の反映につなげるという意味において、今回の改正はそれなりに評価すべきであると思われます。
この事は私共産直をやって来た百姓にとっても、その動機でありまた目標でもあった訳です。生産者と消費者の間の情報を正しく直接に伝えたい、という既存の流通ではどうしてもできない事を、経済的な事を含めてどうにかしようとした結果が産直だったのではないかと思います。
しかしながら全体として評価すべき今回の改正も、残念ながら産直の場面ではその法律の意図するところに逆行する結果になっています。
・ つまりこの表示がすべて「農産物検査法」による証明(食糧事務所等による米穀検査)が基本になっている為、所謂「未検査米」については何も表示できない事になっており、
・ 百姓が米を産直する場合ほとんどが「未検米」ですので、産直の米についてはその産地や品種、生産年を一切表示してはいけない、という事になるからです。
・ これは特定生産者と特定消費者の間の事前契約販売でも、通信販売でも、また百姓が自分の直売所で販売する場合でも画一的に適応され、
・ 紛らわしい表示(例えば栽培した田んぼの住所、使った種子、田植え年月日、「新米」等)もいけないという事で、表示できるのは「国内産」「未検査米(複数原料米)」「100%」のみとなり、逆に消費者に誤解を与える結果にしかなりません。
解決法としては米穀検査を受ければ良いのですが、検査にかかる料金はともかく(50円/60キロ)、検査場までの持込みのコストと手間はかなりの負担になります。消費者、生産者どちらにとっても現状より「正しい情報」という意味での利益の保護、価値の増にもならない事に、負担の増は結果として利益の侵害にしかなりません。
また、「未検米」にはそれらの表示が出来ないという事は、言い替えれば「登録検査機関」以外のものは米の産地、品種、産年について証明する責任能力がない、という事です。つまりその米を生産した百姓にはその責任能力がないから、消費者に対して唯一証明能力のある食糧事務所のお墨付きを貰いなさい、という事に他なりません。
現実に検査米の方が遥かに証明能力があるのならともかく、法改正によってそれなりの改善はあるとはいうものの、現場の実態を見た時には、せいぜい「2割入っていれば」が「5割入っていれば」程度の改善のようです。勿論それでも全体としては、かなりの消費者の利益保護になってはいるのでしょうが、真面目な「産直」の情報の正しさからすれば、まだまだ比するべくもない程の事です。
もともと法なり国なりが百姓と消費者の直接の正しい情報流通を保証してくれない、という現実への失望感、閉塞感から産直に活路を求め、時代に先駆けて正しい情報流通と表示を行い、市場流通に身を委ねるよりもケタ違いの努力によって様々な障壁を乗り越えながら食の安全と消費者の利益保護に大きな役割を果たし、時代をリードしてきたのが「産直」です。正しい表示という事では産直の米は評価され、保護されるべきではあっても、決して排除されるべきものではありません。
やっと法が少しその方向に近づいたかと思えばまるで産直つぶしのような事では本末転倒ですし、この部分ではせっかくの法の精神、法の意図するところに全く逆行してしまう結果になっています。
 
因みに現実的に考えられるのは、
・ 手持ちの米の一部だけを検査し、未検米も潜り込ませる。
(これでは普通のブレンド米屋さんと同じです)
・ 包材への表示がだめなので、ポップや説明書に表示して、表示のない現物との対応を消費者に間違わないように販売する。
(間違いだらけで難しいでしょう)
・ 指導を無視して突っ走り、憲法判断まで持込む覚悟で「闘う!」
(血は騒ぎますが、とてもそんなヒマはありません)
等ですが、…。
皆さんはどうしてますか?
∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝
二丈赤米産直センター  吉住 公洋
〒819-1641
福岡県糸島郡二丈町吉井1364-1
TEL 092-326-5075
FAX 092-326-5437
EMAIL: akamai(アットマ)d1.dion.ne.jp
HP: http://www.d1.dion.ne.jp/~akamai
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
 
 
*やまちゃんから
吉住さんのお便りを拝見していて、思ったことなど。
今どきの規制緩和のご時世に、なんで米穀検査?
農水省の推奨する大型稲作農家の米袋の山、
それを持ち込み、あるいは、出張して検査するにしても、気の遠くなるような量です。誰が考えても正気の沙汰ではない。
あえて、なぜそれを?
やっぱり、食糧庁の職員の首がかかっとるんやろうなあ。
そして、改正JAS法も、食糧庁の職員の受け皿にちょうどいいと事情も働いて、決まったのでしょう。
 
百姓が産直に取り組んだ事の意義は、とても大きいと思います。たとえば、除草剤を使わない稲作りが、これほどの広がりと深まりを持ったことは、産直を抜きには考えられないでしょう。
さて、ぼくはお米と野菜の全量を、無農薬有機栽培と表示して、産直しています。
JASの認証は受けていません。なぜ?
申請しても通りません。収穫は、村の機会組合のコンバインで刈ってもらっています。だから、慣行栽培のお米と同じ機械を使っています。ぼくの経営規模(1,2ha)では、コンバインを自分で買うのは、自殺行為です。もし、自分で買えば、他の人の収穫請負をしなければ、成り立ちません。それを始めると、村の機会組合をいよいよ圧迫する事になるので、やりません。
ほかにもいろいろあるけど、それは省略。
まかり間違っても、ぼくのところに「指導」に来ることは、ないと思っています。それほど暇じゃないでしょう。
ねらい打ちされるとしたら、うちの近所では、夢前町の衣笠さんところかな?
その時は、「指導機関」に出向いて、「あのう、ぼくも法令違反をやっているのですけど、、、」と申し出ようかな?
申し出て、どうするの?
なにもしません。以前どおりのやり方で売り続けます。「指導機関」が告訴するのを、黙って見守るだけだと思います。
「私も、、」「ぼくも、、、」「おれも、、、」と、被告が次々、雨後の竹の子のように名乗り出たら、どないなるやろ?
 
吉住さんと同じ町内の宇根豊さんが主宰する「農と自然の研究所」の機関誌で、田中圭一著「村からみた日本史」(ちくま新書)が推薦されていたので読んでみました。もう10数年前になるけど、ぼくの友人で、子供が大学の歴史関係に行ったのがいて、彼が「日本史は、僕らが学校で習ったのとは、まるで違うみたいね」といっていたことが記憶にあり、それで読む気になりました。
江戸時代の百姓のイメージが、違うのだ。「ははー、お代官様」とひれ伏してばかりはいなかったみたいね。「百姓と菜種は絞れば絞るほど取れる」とか言って、支配者の言いなりになっている百姓像が焼き付いていましたが、なかなかどうして、下級武士のほうが、百姓より貧窮生活ということもあったみたいです。
おもに、佐渡や関東の村々に残る資料をひもときながら、武士中心でない当時の世の中を明らかにしています。
以上、余談でした。

1/9 福井の冨田さんから「私もやけ酒飲みました」
福井県池田町の冨田です。
私も赤木さんに習い、怒ってやけ酒を飲みました。
 
+++
特定農薬について、
特定農薬を設定する意図はどこにあるのでしょうか?
アルデヒドにやられつつ考えてみました。
 
@百姓はいい加減で無知だから、きちんと法的に規制して
 我々(農水)が管理してあげなければ日本の農業は荒廃
 してしまう。
 
A百姓は頭が悪いから複雑にすると困ってしまうだろう。
 どのみち農薬なんだから、効果の怪しい特定農薬よりも
 効果の保証されている農薬を便利に使って農薬メーカー
 を保護したい。
 
B怪しげな百姓の知恵や伝統的な方法は、役人気質に合わ
 ない。それに、個々に自由な発想で勝手に行われている
 のが気に入らないので、この事件を機会に規制してやれ。
 
C高層ビルの机の上で考えている内に、頭の中で米ぬかや
 合鴨も本当に農薬に思えてきてしまった。
 (ボカシも高価な発酵施設を使用しなければ有毒な物質
 が生成される危険がある。しかるに製造は許可制にし、
 有機認証と同じく専門機関か農林課にて、書類審査や
 立入検査の上で認可しよう。)
 
D複雑な法規制を行えばそれを実行するための予算も
 確保できるし、農産物の安全性という大義名分があれば
 大蔵もすんなり認めてくれるだろう。それに、何と言っても
 実施機関としての天下り先を作って、その功労によって出世
 ができる。
 
E登録もせずに農薬まがいの効能をうたって儲けるのは
 けしからん。登録農薬メーカーの利益を確保してあげ
 なければ天下りしている先輩に申し訳ない。
 
冗談と笑えないところが怖いです。
 
++++
カドミについて、
埼玉の佐藤様、情報有り難うございました。
また、村山様よりメールを頂きまして、その中でなるほど!
と思い皆様にも是非お勧めしたいと思いました部分を
勝手に転載致します。
 
村山さんのメールからの抜粋〜
もっといいのは、毎年食糧庁がしているカドミの自主検査に
出してほしいと地元の食料事務所に交渉され、ついでに地元の
役場の農水部に土の検査を依頼されることです。3年程前より
公開を前提にした自主検査になりなかなか応募がないようです
のでうまくいくかもしれません。
〜引用終わり。 
早速、今年から食糧事務所に自主検査を依頼しようと思います。
 
昨年、鯖江市の藤本さんの講演で、農業試験場に依頼して
カドミの自主検査をされた結果を報告されていました。
非常に低い結果だったように記憶しています。土壌と玄米(白米?)
の検査を依頼されておられたとお聞きしていますので、
その辺の事も含めて、藤本さんにお聞きしてみたいと思います。
(藤本さん、お忙しい事と存じますがよろしくお願い致します。)
 
ちなみに、聞きかじりですが、カドミと窒素は拮抗関係にあるとの
ことです。また、深水(土壌の還元状態)や田面を露出させないこと
よってカドミの吸収を抑制出来るそうです。(特に出穂期)
 それから、亜鉛とカドミはセットで移動するらしいので亜鉛の
鉱山を持つ水系は要注意のようです。
 カドミの特性については、岡山の林さんが詳しく説明して下さる
のではと期待しています。よろしくお願い致します。
 
 
+++++
無選別米について、
村山様のメールの以下の部分も、転載させて頂きます。
日頃から小さい子供や若いお母さん達に食べて欲しいと思って
いるのですが、なかなか購入してもらえないという悩みを持って
いました。
 
村山さんのメールからの抜粋〜
以前よりもっと粒の小さい物も入れて有機米の価格を少しでも下げ、
若い子育て中のお母さんに買ってもらえるようにしてほしいと度々農家
の方々にはお願いしてきました。日本一上等の有機米コシヒカリを
消費者は望んでいるのではありません。誰でもが注意しなくても安全で
おいしい物がおなか一杯食べられてこそ豊かな社会と思います。
栃木の上野長一さんはそうされています。
〜引用終わり。

以上、失礼致します。
雪中米ぬか散布で、亀の子をしてしまった冨田でした。

1/8 埼玉の佐藤さんから「カドミウム汚染について」

福井県 池田町の冨田さんの疑問について
>噂によると食糧庁では全国の全ての流域におけるカドミや亜鉛
>の水質データを持っているとの事ですが、関係の方、ご存じない
>でしょうか?

下記によるとデータはあるそうです。公表はまだされていません!

それにしてもその後の発言も役人さんは非道いものですね!

-------------------------------------
☆☆☆豊かな食生活のコーディネーター☆☆☆
 
 エーブン株式会社 エスト事業部 
 企画課 佐藤年樹
 〒340-0162 埼玉県幸手市下川崎42
  TEL 0480-43-3711 FAX 0480-43-3710
  E-Mail: t-sato(アットマ)eibun.co.jp
  http://www.eibun.co.jp/
-------------------------------------

第9回生産調整に関する研究会の議事概要 より抜粋  http://www.syokuryo.maff.go.jp/notice/data/zentai/gkikaku9.htm
 
○ 日時:平成14年11月1日(金) 10:30〜16:00
○ 場所:農林水産省共用会議室A〜D(郵政事業庁内)

(消費改善課長)
基本的な私どもの考えは、安全の確保は生産段階で生産者の方に取り組んでいただく。法律的に農薬は農薬取締法、カドミウムは農用地土壌汚染防止法があり、そういうものを遵守していただく。あるいは役所も支援させていただくということにより、安全を確保させていただくということである。現状を説明すると食糧庁でも残留農薬、カドミウムの検査に鋭意とりくんでおり、残留農薬については1千サンプルとって検査しているが過去に基準値を上回ったことはない。カドミウムについても昨年までは500サンプル、今年からは倍増で1千サンプルということで検査している。こういう現実を踏まえてトレーサビリティシステムを考えている。(2)の生産者名、生産地というのは現在の農産物検査で全て確認している。したがって約500万トンぐらいの米を検査しているが、これについては全てこのような情報はある。これをベースにして生産者、産地品種銘柄、産年というものについてデータベース化し、これを産地から出荷する際に袋等にバーコード等で記載していただく。その情報はデータベース化されて中央のどこかに蓄積されている。それを買った精米業者なり販売業者は精米工場で玄米から精米へ変えるわけだが、そこで情報の途絶が起こらないように、バーコードの情報と精米にしたときの情報を担保するため、付加的にバーコードに精米の番号をつけて小売店へ出荷していただく、それを見て買われた消費者はバーコードを追いかければ、また、番号がわかれば産地まで追跡できるというシステムを考えている。次に検査については、民間の検査機関が行うが、トレーサビリティについての実施機関については予算要求中で現在検討中である。実施時期はできるだけ早くということで、できれば15年度からと考えている。それからこのトレーサビリティシステムへの参加は、義務ではなく任意であるので、これに参加したいという方は、ぜひこのシステムに乗っかっていただいて、自分の作った米を消費者まで届けていただきたいと考えている。
玄米の信頼性、精米の信頼性については、今言ったようにトレーサビリティシステムに乗っていただくことで確保されると思う。民営検査のコスト問題は農産物検査にDNA検査を加えるということではない。現在2000点ほどのDNA検査を小売段階でやっているが、これを小売段階だけでなく多少原料玄米にも疑義があるという話もあるので、従来の製品の段階から原料玄米の段階まで対象を増やしたいということである。この経費は行政が負担することを考えている。数は多く増やせないが可能な限り対応していきたい。低品質米と一般米を区別するためのJAS規格等、新たな精米規格をつくることについて、新たなコストがかかるのではないかということであるが、今でも私の聞いたところによると西の方では、「まずいが安い」という米が堂々と1.5千円/10kgぐらいで売られていると聞くが、実際は普通の米と並べられているので、そういうものを買った方は、だまされたことになる。一度だまされると二度と買わないと思うが、表示上は現在、そういう区別はつかないので、低品質米と普通の米が区別できるようなシステムをJASの世界で出来ればと思っている。こういう表示があれば消費者にわかりやすいのではないかということから、コストとベネフィットとの関係で一概に高い安いは即答できないが消費者の理解が得られる範囲内でそういうものを考えていきたいと考えている。次に計画流通制度の廃止に伴う農産物検査の義務検査の廃止については、記載してるとおり消費者、実儒者及び流通業者に選択される農産物検査への改善ということで、義務ということではなく、例えば、農産物検査を受けたもののみが、トレーサビリティシステムにのれる、新たな精米規格には農産物検査を受けたものしか“○○○マーク”をつけてはいけない等により、農産物検査が自主的に受けられるような、是非受けたいというような、受けたものがほしいというようなそういう環境整備をしたいと考えている。
(藤尾委員)
例えば、今の説明でカドミウムがある地区も分かっているし、そこで作る事自体がおかしいわけで、強い農薬を使うということについては、使ってはいけないというものを使う事自体が間違っているわけである。だからこれをするのは結構だが、おそらく世界の主食でここまでしている国はないと思う、小麦にしても大豆にしてもない。ただ、こんな贅沢なことを日本でやることはおかしいと思う。あまりにも贅沢すぎるこの考え方に、全部がなったら大変なことになると思う。


1/8 埼玉の佐藤さんから「HPの宅配便・申し込み」
お米」の販売を検討しているため、色々検索していて
HPにたどり着きました。

弊社は、酒問屋で食品の販売すらもほとんどしていま
せんが、どうせ米をうるなら、良い物(無農薬?)と想っ
ていますが・・・・。

宜しくお願いします。

しばらくはROM専門ですが、投稿はどうすれば良いのでしょうか?

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☆☆☆豊かな食生活のコーディネーター☆☆☆
 
 エーブン株式会社 エスト事業部 
 企画課 佐藤年樹
 〒340-0162 埼玉県幸手市下川崎42
  TEL 0480-43-3711 FAX 0480-43-3710
  E-Mail: t-sato(アットマ)eibun.co.jp
  http://www.eibun.co.jp/
-------------------------------------
 
1/8 静岡の石川さんから「HPへの投稿は?」
こんばんわ
つい最近参加させていただきました、静岡県浜松の石川です。

非常に素朴な質問ですが、どのようにすれば質問したい事柄が、今回のメールのよう
に(メーリングリストのように)登録されている方々に配信されるのでしょうか?

よろしくお願いします。
 
 
*やまちゃんから
世話人のやまちゃんが胴元になってやっています。
やまちゃん(山下農園)yamatyan(アットマ)jeans.ocn.ne.jp宛、メールを送ってください。
ぼくが、皆さんからのお便りを、切り張りして「HPの宅配便」に仕立てて、
HPの宅配便に登録された方々に、BCCで配信しています。
無骨な方法で、タイムラグ(時間差)も出るし、既成のメーリンリストのソフトを活用してはということも、去年の秋ころ検討されたのですが、素朴さもまた取り柄があるのではと、今の方法が継続されることになりました。
質問や投稿、お待ちしています。

1/8 茨城のすずき産地から「RE・菜の花が農薬?」センセイと呼びたくなるほどの農水省の役人サン
に質問しようかと思っているのですが、
うちの長女。(下リンク参照)
http://www.suzuki31.com/nocus/2002/06/26.html
はたして、
農薬として登録しないと使えないのでしょうか?
って、こんなセンセイ連中を
税金で買った机の上で飼っているのは私たち国民…

皆さま本年もよろしくお願いいたします。

*岡山の林さんから「特定農薬」
市川さんのメールを読んで、
私も昨年末、別のMLでこのことを知らされて、これはとうとう末期的症状になってきたなと
感じていました。「末期的症状」と言うのは、お役人の頭のことです。困ったものです。日本
の未来がますます心配になってきますね。
重箱の隅をほじくると言うべきか、熱さに懲りてナマスをふくというべきか、まずやらねばならな
いこと、大事なことを先にやって欲しいものです。日本の官僚のスケールも小さくなったものだ。
これでは、世間の常識からますますかけ離れてしまいますね。米ヌカなど多くの天然素材が
農薬(特定農薬)となってしまう恐れがあるのですから。伝統的な技術、文化の否定につ
ながる事も考えられます。
 
林 正弘
岡山県御津町

1/8 福井の冨田さんから「RE・米のわがまま」
福井県 池田町の冨田でございます。
 
本年もよろしくお願い致します。
 
米の、途上国での軍艦廃棄処分計画は非道いです。
 
途上国向けに排ガス対策を施さない自動車の生産や
輸出をしたり、本国では使用禁止の農薬を輸出し、
有害な産業廃棄物を途上国に輸出する黄金の国も
なかなか負けてはいません。
 
アメリカ国内の消費者を守る有機認証制度の日本導入も
日本の消費者利益と健康を守るなどという事は詭弁で、
アメリカの輸出戦略の一環だったようですし、そもそも
学校給食のパンによる小麦の餌付けに始まり、謀略だらけです。
 
 
 
+++++++++
 去年鯖江市の藤本さんからお聞きした話しで、
お知り合いの方で、お米を無選別で販売しておられる方が
いらっしゃるそうです。
 
 思わずビックリしてしまいましたが、よく考えると
きれいなお米だけを選別するからお米を工業製品と
勘違いしてしまうのでは無いでしょうか?
 異物の混入は避ける必要がありそうですが、
無選別のお米も本来のお米の姿のようにも思えますし
なんせ、豪快な感じです。
 
 実際はなかなか勇気のいる販売方法ですが、
色々と考えさせる事がたくさんありそうです。
 まあ、高品質のものを出荷する事で、ブランドと
高価値を確立・維持してきた側面があると思いますが、
しょせん米は米。無くてはならないし、不必要に高価で
洗練されたものである必要もない。日本人にとって毎日
いただく天の恵という気持ちで充分。・・と思います。
 それに、お日様と大地と稲に感謝の気持ちがあったら
屑米なんて発想はなかなか出てこないかも知れませんね。
 
+++++++++
それから、産直と大手との販売競争について。
 カドミやダイオキシン等々の有害物質の含有が今後さらに
問題となってゆく、いやなってゆくべきと思います。
 
 大手はこれから検査をした「安全」なお米の販売を売りに
してゆくかも知れません。一方産直はほとんどが無検査。
 農薬等については生産者自らが一番把握しているので
問題ないですが、カドミ等になると別問題です。生産者の
意図しない重金属や生活・工業汚染による危険な農産物を
産直しかねません。
 
 資本の少ない生産者にとってはなかなか大変ですが、
産直の足元から揺らぎかねない事柄だけに重要では、
と考えます。
 しかし、大手の大量販売(大量仕入れ)では検査
そのものの確実性が問題となって、逆に産直できちんと
把握できている生産物に対する検査の方が信頼性をもって
貰えるかも知れません。
 
 私は少なくともカドミの検査を、これから数年かけて圃場、
もしくは圃場の集まり毎に少しずつしてゆこうと考えています。
有機認証の数万円の投資より検査の数万円の投資の方が
良いと思いませんか?
 (安価で信頼できる検査機関があったらお教え下さいませ)
 
 噂によると食糧庁では全国の全ての流域におけるカドミや亜鉛
の水質データを持っているとの事ですが、関係の方、ご存じない
でしょうか?
  
アルデヒドは全く生成されていませんが、私もうだうだと
やってみたくて、つい脈略のないメールとなってしまいました。
失礼致します。
  
1/8 岡山の赤木さんから「牛乳が農薬だとー?」
 赤木@菜の花です。
新年早々なれども波高しってやつだな。今年は農政関係は大荒れの当たり年かも知れんぞ。 名称:特定農薬 商品名:成分無調整牛乳 てな牛乳を飲むことになるのだろうか。農薬指定の焼酎では酔いも早いだろうよ。
 
 アメリカは禁酒法、我が国でも昔の生類哀れみの令、近くはMrナカソネのリゾート法と、世に悪法と呼ばれるやつは忘れた頃に生まれるようだな。
いいじゃーねぇか特定農薬に指定された塩をステーキに振りかけて喰えば。
この悪法が発効した暁にゃぁ、裏で大もうけのできるしくみがきっとあるぞ。
農薬の安全を声高に言う時に良く出る話が、砂糖や塩だ。
「摂り過ぎたら体によくありません。だから農薬と言えども適量範囲なら安全ですよ。」
こんな連中は喜んで次なる言葉を吐くだろう。
「ね、塩も焼酎もその毒性が認められたから、お上によって農薬扱いになったでしょう。私たちの薬も塩もたいした違いはないんです。安心してお使いください。」
 百姓はどう判断するだろう。自分でおかしいと思ったり、自ら判断を下すという発想そのものを長い時間かけて取り上げられているから心配だ。営農指導と言う名目でね。
 
 実はこの特定農薬の話は、昨年10月に中四国農政局で、成瀬一夫(電解水を農業に普及されている方)という方から聞かされていました。同席されたのが福井の藤本さんや冨田さんです。ここから先は冨田さんにバトンタッチしたほうが、深い分析や将来予想ができる。私は怒ってやけ酒飲むのが関の山です
 
 この春私の田んぼに咲くのは農薬の花か?衣笠さんちの10ヘクタールも毒の花と言うことか。毒の花の中で子供達がたわむれるわけだ。あっちの毒の花なら一夜ぐらいは浸ってみたいもんだ。タマネギに籾殻振ると草生えん。籾殻も農薬じゃわい。
農水省の官僚さんたちよー、テメーらの常識は一般社会の非常識ってやつだな。
お役人さんにはよくある話しじゃ。この話しを押し切ったら、後でどんなバッシングを国民から受けるか、これは見ものだわい。農相が国会答弁するはめになる。
 
 やまちゃんへ。
米糠や緑肥はヒエには効かんという話しなんだが、「除草剤を使わないイネつくり」をざっと読み直してみたが、米糠がヒエに効果があるのは、田面が強還元になったときだけのようです。
緑肥や米糠のところにはコナギなど水生雑草に効くとしか書いてないし、ヒエのところには深水で対応すると書いてあります。つまるところ有機酸とヒエが結びついている記述が見当たりません。ということは、やはりヒエには有機酸ではなく深水が一番効果があると納得してしまいました。
 私も隣との境のあぜが低い田んぼでは、ヒエとチョウジタデにちょっとだけ泣かされました。ほったらかしでも深水になる4反の田んぼには、1本のヒエすらありませんでした。ここは菜の花の出来がちょっとちょろかったので、米糠を振りました。コナギもなかったです。結局この田んぼからは1本の草も持ち出さずに終わりました。ドウモスイマセン。ついでに9俵半でした。
 
ただ今風邪と格闘中。いつもの勢いはあらへん。冷や酒もいらんわ。久方ぶりにしらふで書いた。
   自然を愛し環境を考える岡山の百姓  赤木歳通
 
*やまちゃんから
「除草剤を使わない稲作り」(農文協)が、「ヒエには米ぬかは効かない」の根拠なら、
「わかったような、わからないような」
「信じられるような、信じられないような」
まだまだ「効いたような、効かないような」の気分は、続きますね。
まあ、百姓仕事には、その手の事が多いものではあるが。
 
京大の西村和雄先生に、「アミンの件、首を長くして待ってるようだ」と、
知り合いに電話で伝えてもらったら、
「頭にしっかり入ってます」とのこと。
「あてにしていいと思うよ」との、知人の言葉でした。

1/7 姫路市水族館の市川さんから「菜の花も農薬?」
赤木様、水族館の市川です

今日のお便りは大変楽しく読ませていただきました。
アメリカ:悪の枢軸説は、まさにその通りだと思いました。
しかし、今、菜の花おじさんは、もっと怒らなければならないことがあると思います。
年末の朝日新聞に掲載されていた、『カエルもジャンボタニシもカブトエビも農薬として
登録してもらえる』ようになると言う記事です。『フザケンジャネーゾ』という赤木節が
聞こえてこないのが不思議です。これをこのまま認めると、菜の花も『農薬』と言うこと
になってしまいます。『馬鹿にするな』と、もっと怒ってください。

(市川さんから追伸)
昨日の農薬の件、新聞記事を読んでいない人も多いと思うので、別のMLに書き込まれて
いたものを、ちょっと長いですが付け加えます。やまちゃん、適当に編集してください。

ご存じの方も多いと思いますが、朝日新聞(2002年12月31日朝刊)に次のような記事
が掲載されていました。今後の動向が気になるところですが、とりあえず、報告させ
ていただきます。

http://www.asahi.com/life/food/021231a.html

アイガモは「農薬」? 無害でも指定候補に
「無登録使用」禁止受け「合法化」 農水・環境省
 
 アイガモにスズメ、コイやカエル、牛乳、酒、コーヒー……。これらがみんな「農
薬」に指定される可能性が出てきた。農薬取締法改正で登録されたもの以外は使えな
くなったため、農水省と環境省は農家が除草などに利用してきて人畜に無害なものを
幅広く「特定農薬」に指定して合法化しようとしている。しかし、その候補を挙げた
ところ、動物や食べ物がずらりと並んでしまった。無農薬農業に取り組んできた農家
や研究者からは「農薬という呼び名はおかしい」と反発の声が上がっている。

 同法はこれまで、無登録農薬の販売を禁止していたが、農家が独自の工夫で病害虫
の駆除などに使っているものは規制の対象外だった。しかし、この夏起きた無登録農
薬の流通事件をきっかけに今月同法が改正され、禁止の枠が製造や輸入、使用へも広
がった。

 施行される03年3月からは登録品目以外は使えない。改正法は併せて原材料から
農作物や人畜、水産動植物に害がないことが明らかなものは新たに農水相と環境相が
「特定農薬」に指定して、使用を認めていることから、指定品目を決めようと農水省
が都道府県などを通じて該当するものを募り、約690種が集まった。

 それをもとに農水省が挙げた「特定農薬」候補は表の品目。できるだけ幅広く指定
しようとした結果、アイガモ、アヒル、コイ(除草)▽カエル、テントウムシ(除虫
)▽ニンニク液(防虫)▽木酢液(防虫、土壌殺菌)▽牛乳(アブラムシ防除)▽コ
ーヒー(ダニ類防除)▽米酢、焼酎、植物灰(病気予防)▽米ぬか、ふすま(雑草予
防)などが並んだ。

 同省はこれらを1月末の農業資材審議会農薬分科会に諮問し、3月までに品目を決
める。


 ◆「有機農法に誤解与える」 農家反発

 これに有機農業の農家を中心に疑問や反発が広がった。今月14、15日に茨城県
阿見町で開かれた「日本有機農業学会」の大会では「独自の工夫で周囲の環境に害が
ない天然素材を見つけても、法律違反で使えないのか」「雑草を抜いたら人間も農薬
になるのか?」といった声が相次いだ。

 同学会会長の保田茂・神戸大学教授(食料環境経済学)は「アイガモや牛乳を『農
薬』と呼ぶのはいかにも常識に反するし、農業に使ってよい素材をすべて国が指定す
るという発想は納得しがたい。自然の中で編み出された伝統的な技術は『農家の知恵
』として許容すべきだし、現在登録されている農薬にも毒性が強いものがあるのに、
そちらの見直しは甘いのではないか」と訴える。

 約720戸が加盟する「全国合鴨(あいがも)水稲会」の事務局長を務める岸田芳
朗・岡山大学助教授(総合農学)は「天然由来の素材を『農薬』と呼ぶことで、無農
薬で生産した米や野菜に農薬が使われているという誤解を消費者に与えかねない。環
境に負荷をかけない工夫をする農家の努力を無視する一方で、農薬漬け農業に対する
反省は全く感じられない」と批判する。

 農水省農薬対策室は「利用可能な資材をできる限り広く認め、過剰な規制を避けよ
うというのが、特定農薬という制度の趣旨だ。今後の調査で、農家の独自の工夫もき
め細かく反映させたい」としている。

 有機農家などの13団体は1月12日午後1時半から、問題点を話し合うシンポジ
ウムを東京都品川区の国民生活センターで開く(問い合わせは日本有機農業研究会、
電話03・3818・3078)。

     ◇            ◇

■ 候補に挙げられた主な品目 ■
《天敵生物》
アイガモ、アヒル、スズメ、コイ、カエル、テントウムシ、寄生バチ、カブトエビ、
昆虫病原糸状菌
《植物由来のもの》
木酢液、食用作物(ニンニク、トウガラシ、コーヒー、大豆、茶など)の抽出物、米
ぬか、ふすま(麦の外皮)、大豆油、ナタネ油、ツバキ油、果実酢、活性炭、植物灰
、渋柿をすりおろしたもの
《動物由来のもの》
牛乳、粉ミルク、発酵乳、魚を発酵させたもの
《食品由来のもの》
焼酎、ビール、泡盛、米酢、食酢、重曹、糖蜜
《化学製品》
硫黄、エタノール、塩化ナトリウム(食塩)、消石灰、ナフタレン、クエン酸、木工
用ボンド、せっけん水
《鉱物質、電解水など》
ケイソウ土、水耕栽培用の銅・銀、海水、海洋深層水


 《農薬とは》
農薬取締法は農薬を、(1)農作物を害する動植物やウイルス(病害虫)の防除に用
いられる薬剤、農作物の生理機能の増進や抑制に用いられる薬剤(2)病害虫防除の
ために利用される天敵、と定義している。
(12/31)

*熊本のおかさんから「雪化粧した普賢岳と菜の花畑」
今晩は、熊本のおかです。
今朝は非常にいい天気で空気が澄んでたせいか
いつもは遠くに見える雲仙の普賢岳くっきり見えました。
普賢岳をバックに菜の花畑を激写
このアングルから定期的に発信したいと思ってます。
「雪化粧した普賢岳と菜の花畑」
 
ふぁみりーふぁーむOKA おか
 
*やまちゃんから「おらが田んぼの写真館について」
「おらが田んぼの写真館」について、言葉足らずでしたので、補足・訂正。
「写真館」は、HP上に作ります。
小圷さんの「HP元気」のスペースは150MB、ぼくも100MBの無料HPスペースを見つけました。容量を気にすることなく、バンバン画像のオンパレードが出来ます。
ただ、すでに自分のHPを持っておられる方は、自分のHPにアクセスしてくれて、にぎわった方がもちろん、いいに決まっています。
だから、「写真館」の表紙にリンクして、ジャンプさせたらどうでしょうか、という提案です。
どうぞよろしく。

1/6 やまちゃんから「米ぬかはヒエには効かないの?」
年末に、草津であった民間稲作研究所の「技術検討会議」に参加していましたら、稲葉さんが「ヒエには、米ぬかとか、緑肥などは効きません。コナギには効きます。」というようなことを言われていた。
「ふーん、そうなのか」と、頭の片隅で「ほんとにそうなのかな」と、思いながら聞いていましたら、1月5日付で、赤木さんが、浜松の石川さんに
「私の場合は、菜の花緑肥が水の中で腐熟する時に出る有機酸を利用しています。しかしヒエは全く平気ですから、7・8cm以上の深水にして発芽直後に空気から遮断します」
と、書いています。
なんだなんだこれは、ヒエには米ぬか、クズ大豆、緑肥などは無効というのが、いつのまにか定説になってしまったのか!?という思いで読みました。
米ぬかの水口からの流し込みに始まって、動散でとばせないものだろうかと、あれこれ試行錯誤、その後、米ぬか団子にして投げ込んでひじの古傷を再発させたり、風に乗せて畦からまいてみたり、いろいろやってみました。
たしかに、効いたような効かないような、ヒエがほとんど押さえ込まれた田んぼもあれば、やれやれこれではしようがないなと、動力除草機を引っぱり出す羽目になった田んぼあります。
7年ほど、効いたような効かないようなと思いつつ、米ぬかと悪戦苦闘してきました。
 
ところで、ホンとのところ、どうなんですか?
ヒエには、米ぬかやクズ大豆は効果がないのですか?
7〜8センチの深水と簡単に言うけど、
つゆが早くきてくれる年はいいけど、8センチも水をためるのは、まわりの百姓に気兼ねして、遠慮気味になってしまうんですよ。
同じような水管理をしていて、ヒエの心配のある田んぼとない田んぼがあるのも、不思議なんですが、、
 
1/6 岡山の赤木さんから「話の泉・米のわがまま」
 赤木@菜の花です。
新年早々で申し訳ないんだが、古新聞を見ていたらたいそうカチンとくる記事に出会ってしまった。自然を愛し環境を考える百姓として黙ってはおれんぞ。
 こめのわがままではなく、べいと読んで欲しい。我こそは正義の使者と勝手に思い込み、自分たちの意に添わん国には制裁を課してゆくあの国のことだ。
 
 12月16日付の記事から。
 彼の国には使用済みの軍艦がたくさんあるらしい。船内には防火材としてのアスベストや、トランス(電気の変圧器)にはポリ塩化ビフェニール(PCB)が残っているらしい。適正に処理すると莫大な費用がかかるので、途上国の海に運んで沈めれば漁礁として役立つと言い出した。
クリキントンさんは環境汚染を引き起こすから禁じ手にしていたのだが、ブッシュマンが言うことにゃぁ「廃船の効率的かつ安全な処理方法になる」だってさ。
 
 国際的には有害廃棄物の越境移動は、1992年にバーゼル条約というのを締結して禁止されているんだが、なんと彼の国は批准しておらんそうな。我が国はその年にすぐ法整備している。
100年先にトランスが腐食してPCBが流れ出たとしても、今生きている人間には関係ないし、影響が出るのは南米やアフリカの海のことであって、アメリカ本土には関係無し。魚が汚染されても肉喰うわしらにゃ関係無し。それよかわしの政権時代に厄介ものが処理できて勲章もんだわい。 とまあ、こんなあんべーなんだろう。
 沈める軍艦は400隻もあるとか。アラスカ豆、違ったグリンピースなんかは騒ぎ出しているらしい。
 京都議定書も無視、バーゼル条約も無視だ。そのくせクジラはかわいそうだから獲っちゃぁいかん。言うことを聞かん奴には制裁だと?
 
 このやろー、ざーけるんじゃぁねぇつーの。世界の悪の枢軸はテメーだろうが。
9.11がどうして起きたかわかっちゃぁねーようだな。群雄割拠して争いが絶えんのはそりゃぁ良くねぇよ。北がよその国から勝手に人を連れ出すのも良かぁねぇ、、、、。ヒック!
けどよー、原子爆弾いっぺぇー持っているからってでけー正義面してさー、合衆国は強い、正義は勝つなんてこと民衆の前でしゃべって拍手喝采で受けたところで、てめーが悪の枢軸であることに変わりゃぁねーんだ。農産物の安全基準だってそーだろうが。てめーのつごーのええことばっかり言ってやがる。国が乱れてうつろな目をした子供の目線でもの考えたことたぁねーだろうが、ばかやろう。
 ひゃくひょーのげんこをおおおいっひゃつくらはひてひゃるうわい、、、、。いかん、安酒のアルデヒドが脳みそに効いてきおったわい。正月早々すんません。
 
  自然うおぉあいひ環ひょうふぉ考えるひゃふひょう   赤木歳通

1/5 熊本の岡さんから「ティラガモ除草機」
今晩は、熊本のおかです。
「ティラガモ」の水田乗用除草機の本体は,私達が使っているい草植え付け機と一緒みたいですね。
今使っているのは、来年廃車になりますので、水稲、い草用除草機の改良して見る価値ありです。
水稲、い草の田植え兼用です。8条植え幅24cm 長さ13cm〜30cmまで出来ます。
3軒共同ですの友達にも話してみます。いい情報ありがとう。
 
ふぁみりーふぁーむOKA
 
 
1/5 岡山の赤木さんから「剪定屑の除草への応用」
 浜松の石川さん、岡山の赤木です。通常は赤木@菜の花で始まります。
やまちゃんからの宅配便仲間に早速なってくださったようですね。 
圧縮ブロックはすでに完成の域なんですね。誰も考えることは同じですね。
 今回は公開の形で私の意見をメールします。間違っていた時に訂正してもらえるし、別の意見が聞けるかもしれません。
では剪定屑や草の、稲の除草への応用を百姓の立場で考えてみます。
 
 水田の雑草を薬なしで押さえるには、次のようなことが原理で、それぞれについていくつもの方法があるのです。
1.光を遮断する。(水面を浮き草で覆う、水を濁らすなど)
2.酸素を奪う。(空気を奪う、嫌気状態・強還元状態にするなど)
3.有機酸で芽や根を焼く。(土中で有機物を醗酵さす)
4.その他。(手取り、アイガモ、魚、ジャンボタニシ、冬の寒さ・乾燥など)
 
 草によっては1〜4のどれかに対しては平気な性質を持っていることもあります。だから最低2つ、或いは3つを組み合わせて自分の方法を見付けなければなりません。
 私の場合は、菜の花緑肥が水の中で腐熟する時に出る有機酸を利用しています。しかしヒエは全く平気ですから、7・8cm以上の深水にして発芽直後に空気から遮断します。。この2つのどちらが十分でなくても草が生えます。草を見ればどちらが不適切であったかわかります。
 
 前置きはこのくらいにして、剪定屑や草を利用するとすれば、泥の中で醗酵させて有機酸を利用することになります。植物体内の糖分(多糖類)が微生物の栄養になります。生が醗酵する時に有機酸を出すのであって、一度醗酵をさすと除草効果はぐっと少なくなります。稲の除草に使うのなら生のままで使います。生と言っても水分を持っている、乾いている、は関係ありません。代掻き前に投入して、代掻き後から泥の中で醗酵さすのが一般的でしょう。
早くから入れると田植えまでに醗酵が終わってしまいます。
 米糠が混合されると醗酵がすぐきますから、代掻き後に醗酵させ、臭いが落ち着いてから田植えをしないと苗の根がやられます。レンゲでこの失敗があるのです。
同じ米糠を使うのでも田植えの後から振るのなら害はありません。
 田植え後に苗の間に敷き詰めれば光の遮断になりますが、振るというハードルが高いです。
苗の上に落ちてはダメだし、浮いて流れるようでも苗に覆い被さっていけません。
 
 剪定屑中の葉や草は醗酵のレスポンスは早いと思います。これは水分のある生か乾燥しているかによって差が出ます。田植えの頃の気温水温と同じ条件でやってみないとわかりません。
また使用量や肥料としての効き具合なんかも、ビーカーの中ではわかりません。とにもかくにもやってみるしかないようですね。
 わかることは、葉が緑色をしていれば窒素肥料になるけど、枯れた色だったら逆に微生物用に窒素肥料を与えないと、醗酵の過程で土中の窒素を吸い尽くしてしまい稲はひどいことになります。これを窒素飢餓と言います。米糠が十分混合されていれば話は別ですが。
 
 とりあえず思いつくことを冷や酒飲みながら偏見と独断で書きました。思い出したらまた書き込みますし、過不足の点は誰か修正してください。
今夜は酔う前に書き終えたから真面目だった。
  自然を愛し環境を考える岡山の百姓   赤木歳通
 
 
1/5 大阪の小圷さんから「Re初夢」
大阪の小圷@GENKI です。皆さん、本年もよろしくお願いいたします。

年が改まり、そのスタートに相応しい映像が熊本の岡さんから届いていましたので、
「元気HP」のトップページに使わせていただきました。

山下さんからは、
「『おらが田んぼの稲の写真館』をどーんとやってみませんか?」
という【初夢】の話がありましたが、面白くなりそうな予感。

ややもすると、消費者発の要求に背中を押されて、有機農業やらトレーサビリティや
ら、昨年は「食の安全」に纏わる問題が取り沙汰されましたが、百姓発で、自分の取
り組む農業生産・環境配慮・食の安全・安定供給・生活基盤としての農・等など、ど
んなこと考えて農業をやっているのか、消費者にどんなこと理解して欲しいのか、ど
んな繋がりを持ちたいのか、どんな評価を期待してんのか等を発信したりしていく機
会になりそうだ。

少なくとも、身近なところに農業生産場面が見えてこない「都市生活者」にとって、
自然を相手に、作物と対峙し新たな発見や創意工夫の喜びや達成感、或いは苦労が間
近なものになりそうだ。

参加者が、思い思いのスタイルで発信していけば、消費者ならずとも、同じ思いで邁
進している仲間の力になりそうだ。参加者が増えるといいなぁ。

1/4 静岡の石川さんから「HPの宅配便、登録お願いします。」
静岡県浜松市の石川と申します。
岡山の赤木さんからおしえていただきました。

 私は剪定枝のリサイクルを仕事としており、それから得られる剪定枝の破砕物(枝
や葉や草を破砕し、30?メッシュパス、や12パイメッシュパスにしたものを、菜
の花緑肥のような水稲の雑草の抑制に利用できないかと考えております。

 幸いなことに、米ぬかペレットも製造しようと思えば作れる機械もありますので、
それを剪定枝の破砕物に混合できますが、どんどん勝手に発酵してしまうと思いま
す。(ちなみに私は発酵というものは殆ど理解できていないのですが・・・)

 何かこのなトライが皆さんの役に立ち、私としていっぱいある剪定枝の破砕物(お
およそ、月に50〜150トンくらいできてきます)の新しい活路を見出せたらと思
います。
よろしくお願いします。

★☆★☆★★☆★☆★★☆★☆★★☆★☆★★☆★☆★

       石川 俊  メール⇒ i(アットマ)10000.jp

           携帯⇒ 090-3155-9999  fax 053-466-9900
     〒435-0034 静岡県浜松市安松町21−4
      
★☆★☆★★☆★☆★★☆★☆★★☆★☆★★☆★☆★
 
1/4 広島の西村さんから「ティラガモ乗用除草機」
山下さんのHPの資料室にティラガモ乗用除草機がありますがほぼフル・スクリーンの画像が表示されなくて白紙の資料になっていますよね。
暮れに紹介Mailが来ていたので画像を継ぎ合わせてこんなものを作ってみました。
teragamo.jpg 460 X 329 51kb
無断使用ですが良いかなと思って。
 
−−発信者名:北山善昭 で12/25着信 −−−−
二輪で乗用型水田除草機 「ティラガモ」
 田植機の条数に合わせて株間と条間除草を同時に行います。
 ホ−ムペ−ジ更新しましたのでご覧ください。
H15年度の生産は1月20日までにご注文を下さい。
 

http://www5.ocn.ne.jp/~yk1212/  エヌエッチ畑作研究所
 
*やまちゃんから
「エヌエッチ畑作研究所 」のHP、見てみました。
なるほど、畑作の除草管理機の本場(北海道)だけあって、
そこからのアイデアがいっぱいですね。
ヤンマーやみのる(共立)の田植機からの転用も、請け負っているみたい。
関心のある方、どうぞ。
(ティラガモ乗用除草機の写真、ファイルの整理をしていて、消してしまったみたいです)
1/4 富山の田村さんから「去年の手仕事,今年も復習」
雪国は冬は毎日遊べるのが嬉しいことです。(暖地の皆さんは働き
者ですねえ)

こんな手仕事を仲良しのおばあさんから習っています。

ほうきと肥料袋のリサイクルの篝(かがり)です。かがりはこの村
の女の人はみ〜んな持っています。腰につけて山菜とりや畑に行き
ます。
  

☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆

月に2日  山の家の「菜食喫茶」
(単なる 遊び場)
↓ 元気をお分けします
http://www.cty8.com/yoka/index.htm
(うまい! 自家焙煎コーヒー)

 神実(カムミ)    田村 予果
〒939-2416 富山県八尾町布谷3158
T&F 076−454−5536

☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆
1/4 滋賀の伊佐さんから「除草剤を使わない稲作りフォーラム」
あけましておめでとうございます。
除草剤を使わない稲作りフォーラムを開催します

除草剤を使わない稲作りのサイトにアクセスされている
皆さんに転送をお願いします。

日時 平成15年(2003年)1月25日(土)16:30〜26日(日)15:30
会場 ピアザ淡海 305会議室 懇親会 パルコサテライト3F(ちゃんと)
会場の地図です
http://www.biwa.ne.jp/~ohmi-net/k-center/chizu.html

第1部  円卓会議24名 (最大) で周りに傍聴席66席、設置
      テーマ 冬期湛水で除草が出来るか (水田の多様性)
     1月25日(土)開場 16:30 開始17:00〜21:00
近藤月彦環境監・農産流通課員をはじめ行政の方々にも参加をしていただけます。
仙台発の冬期湛水水田プロジェクトの岩渕成紀、(農林水産省・環境省にも打診中)
NPO法人メダカのがっこう理事長の中村陽子さんをお招きしての円卓会議の実施。
参加者を広く全国から募集する。(主に琵琶湖周辺の関西圏)
第3回世界水フォーラムに向けて全国に参加者を呼びかけています。
1. びわこの水を浄化するための意見の発表ができる方
2. 元気の出る農業の提案の出来る方
3. 冬期湛水水田に取り組みたい方。
4. インターネットやメール交換が容易に出来る方

第2部  1月26日(日)開場9:30 開演 9:45〜12:00
講演会 テーマ 冬期湛水水田のメリット (堅田の落雁は甦るか)
講 師  岩 渕 成 紀  日本雁を保護する会・冬期湛水水田プロジェクト
国際田園研究所・蕪栗ぬまっこくらぶ・民間稲作研究会・メダカのがっこう
 参加費  1,000円

第3部    交流親睦会   12:45〜15:15
          会場 パルコサテライト3F(ちゃんと)円卓テーブル形式 
会費 3,000円
主催 ネットワーク『未来シンフォニー』共催  びわこふるさとオーナー会 協力 びわこ市民研究所
後援  滋賀県  第3回世界水フォーラム事務局   第3回世界水フォーラム滋賀県委員会事務局
 NPOムーブメント滋賀 NPO法人メダカのがっこう BBCびわ湖放送

宿泊については、ホテルピアザで予約(シングル10,000円前後朝食付き)できます。
参加申し込み 下記記入のうえ 077-574-4267(伊佐)までFAXをしてください
お問い合わせ 090-8447-1759(伊佐)    Eメールmanoisa(アットマ)rondo.plala.or.jp  
       き                 り                 と               り             せ             ん
氏名        〒    住所                       

TEL           FAX          Eメール                
第1部 25日夜  円卓会議 に  参加 したい    傍聴席  参加    調整あり
第2部 26日午前 講演会に    参加                   1,000円
第3部 26日昼食 交流親睦会   参加                   3,000円
宿泊    希望    あり      なし                 
         
参考 環境ホルモンの元凶は除草剤だった 浅井敏雄
http://www.global-clean.com/index.html

ネットワーク『未来シンフォニー』 伊佐恒範 <manoisa(アットマ)rondo.plala.or.jp>
〒520-0232 大津市真野1丁目31-34 TEL:077-573-5113 FAX:077-574-4267

*岡山の赤木さんから「謹賀新年」
 岡山の菜の花男こと冷や酒片手男 赤木です。
あけましておめでとうございます。
2003年が更なる飛躍をもたらしてくれることを祈念してやみません。
本年もわいわいがやがやうだうだと、あーでもないこーでもないとやっちゃいましょう。
先ずはワンカップ片手のうだうだ話第1号だ。
 
 おとそ気分も抜けやらぬ間に鶏糞の買いだめが始まります。畑用も合わせて10トン、軽トラックで片道25kmをせっせせっせと往復です。有機認証用にも使える安心鶏糞だが、スプリングはへの字に折れ曲がってちっとも安心じゃぁねえや。飛び出すな車は急に止まれない。
 10トン揃ったところで3へク一斉散布なんだが、これが臭いのなんのって。おまけに微粒鶏糞が風に乗って舞い上がる。オペレーターは霞の中だ。のみならず洗濯物目指して飛ぶから、臭くてごめんなさいの図だ。将来は機械買い換えて、水分のある鶏糞で霧なし散布といきたいもんだ。
 2月の天気続きの間に例の逆転専用ロータリで地表面をきれいに均し、菜の花種子を蒔きます。その上をローラーで走り回って播種作業は終り。
 ナタネもナタネ梅雨には弱いから、1輪逆転管理機で溝開けです。あとは田んぼ毎におっ立てる看板いっぺー作って花が咲くのを待つだけ。
 5月になったらかわいっこちゃんをいっぺー呼んで、お花畑の真ん中で仲良く一緒に遊ぶんだ。
 遊びつかれたら鋤き込むんだが、まずはモアーなし、ロータリだけの鋤き込み実験だ。
次に刈り残しゼロのモアー細断実験。試作機の製作が待ってるぞ。知り合いの鉄工所からは旋盤でもフライスでもご自由にどうぞと言っていただいた。ありがたや。
 梅雨になる頃水を入れてヒタヒタ代掻きだ。この頃には茎はかなりもろくなっている。
泥が落ち着いたら黄色い苗を坪36株か33株しか植えん。それ以上植えたって米よけーは取れへん。
 菜の花の出来が悪かった田んぼには、米糠を1反50kgほど振らねばなるまい。楽がしたけりゃ菜の花をしっかり作りこむことと、あぜを直して10cmは水が溜めれるようにすることや。植えてからおよそ3週間は水しか見えん。これでウンカと隣のおばんの目をあざむける。自分が勝ったと勝手に思ってやがる。すぐに痛快うっちゃり喰らうくせに。
 出穂55日前ごろに株の張りがちょろい処には、桶にペレット鶏糞を入れて握りこぶしを振り回すぞ、焼酎飲んで。このくらい気持ちのいい作業は他にない。私自身が大安心になる。 ヘヘ 
 あとは刈取りを待つだけだ。水入れと草刈り以外にはなんにも無し。
 そうそう、虫見板でたまには田んぼの中を覗いてやろう。きっとおもろい世界が見えてくるでぇ。
 
 以上がわての今年の稲作計画や。なんにも考えることもない、簡単やすいのひと言だ。経費も安すぎてごめんなさい。糞と種合わせてナタネで4500円、カラシナで3500円ぽっきりやで。
どや!やってみる気になったかいな?冬に田んぼがじるじるの地域では無理してやったらあかん。適地適作や。早よーに植えるところはもう間に合わん。今年の秋から始めるとええ。
 
 以前に衣笠さんが来年の計画だと言って発表してたな。
私にとっても発表したからってどおってことないんだが、誰かさんの参考になれば祝着至極だ。
作業の折に触れてはデジカメでお見せします。それと何がしかのデータも。
 
  自然を愛し環境を考える岡山の百姓   赤木歳通
 
 
*広島の西村さんから「種籾が届いた」
広島・西村です  今年もやりまっせ。
 
まずは特殊米(古代・赤米etc)のこと
山下さんの仲介で栃木の上野さん収集の特殊米が届いています。
山下農園HPの過去ログを未読の時点で種籾のお願いをしていたので電話で保有品種数を伺って唖然としそのうちの数種が届くものと思っていたところ小包で試食用の色々米(20種混合)と種籾31種が送られてきました。
『価格はおまかせです』として金額欄白紙の振込用紙が入っていて「うーん。金額換算がムズイぞー!」は置いとて。
多品種の面倒を見切れるんかいという不安で悪リー初夢にうなされてしまった。
変わり種がたくさん手に入ったうれしさ以上に品種保存して行く責任の重さにビビッたようです。
2002年は6品種の苗を取り違えて品種特性から名前を確定できた秋までは「これは対馬赤米じゃろうか」などと名前不確定のままの観察でごっつうくたびれました。
今年は絶対、板に品種名を書いて立てとく。
 
目が覚める初夢は噴霧器で農薬散布していたら農薬耐性のアブみたいなのがわんさか襲ってきて逃げ惑うというものです。ああ、怖かった。
 
栃木の上野さんの産直米添付の便りから
冬期湛水,ライ麦緑肥を止めたと書かれています。
『毎年毎年同じようなことを続けると良いこと悪いことが現れるものです。それを変えるのも栽培技術となるのでしょう。…』
と書かれています。「さあ、これから一丁やってみるか。おい、水が溜まらんぞ。」なんてやってる先に「止めました」意気消沈プシュー。
いやいや、ワシはまだ試してないぞ、水を溜めて頑張るんだ。
 
色々米 赤米・黒米・みどり米・もち米・うるち米、こみこみ約20種を種から合わせて育てた米

ところで山下さん所蔵の中国産の黒米の穂を2本ばかし送ってもらいたいんですが。
返信用封筒の代わりに自家生産・○○醸造のブルーベリーワインを返送するってことでどうでしょか。
岡山の柴田さんへ オリ抜き・瓶充填をうっちゃって野良仕事に走り回ったために発送が送れています。
来週中には必ず送りだしますので今しばらくお待ち下さい。
http://www1.mighty.ne.jp/~246ra/cock/cocking6.htm#_co_wine_bb

1/2 姫路市水族館の市川さんから「海苔の入手先など」
(市川さんに、年末にいたた海苔が、とっても香りがよくて、美味しくて、
地場ものらしいので、どこに行けば買えるのか、聞いた返事です。)
 
ノリは日本列島から千島列島にかけての沿岸に自生する海藻です。
胞子などの形で夏を越したノリは、11月頃新芽を出して伸び始めます。
1番海苔ができるのが、12月はじめです。野菜と異なり、環境さえ良ければ、次々にの
びてきます。ただし、周囲の海水に溶けている栄養をどんどん使って成長しますから、時
期が遅くなるほど栄養が悪くなり、品質も低下します。12月半ば過ぎに2番海苔、12
月末に3番、1月頃4番海苔が出てきます。1月半ば以降のものは、味付け海苔などの加
工用に回されます。海苔の摘み取り自体は3月半ばくらいまで続きますが、栄養の低下と
ともに成長も品質も悪くなります(一部の養殖場では海中に肥料を撒くようなこともして
います。海苔養殖は漁業ではなく、海で行う農業です)。
私はいつも岩見漁業協同組合へ行き、窓口で分けてもらいます。100枚が最低単位です。
今年は1番海苔が手に入らなくて、2番海苔になってしまいました。これからでも行けば
3番海苔は残っていると思います。値段は1番海苔の半値以下に下がっていますが、当然
味は落ちます。
値段は、100枚が1単位で、1番海苔が2500円から3500円くらい、2番になる
と、2000円以下に下がります。もちろん年や等級によって値段は変動します。
これは生産者価格です。元請けの兵庫県漁連、卸、小売りなどの複雑な流通過程を経て、
最終的な小売価格は2〜3倍以上になります。スーパーに出回るものは、おそらく3番か
4番以降の海苔と思います。

市川 憲平
 
P.S
「おらが田んぼの写真館」に、たがめビオトープの田んぼの稲がリンクできるように、
私のホームページに米作りのページを新設します。
似顔絵を添付して送ります。
リンク先は、http://www.geocities.jp/tagameha/komezukuri.htm です。
 
1/2 やまちゃんから「海苔の思い出」
スーパーで買うと、なんやこれというくらい、最近ははずれが多かったのです。
ついでに、海苔の思い出。
民間稲作研究所主催の「韓国稲作ツアー」に行ったとき、光州の産直センターの集荷場のようなところで、岩海苔がないですかと聞いたら、ごま油も塩もまぶしてない海苔の束を分けてもらえました。あの海苔は美味しかったなあ。15センチくらいの厚みの束で、たしか、数百円でした。
1/1 兵庫の本岡さんから「お正月」
 あけましておめでとうございます。
いつものごとく農作業に追いかけられているサラリーマン農家です
普段から後回しにしている農作業が多く あれもこれもとためていますが
休みとは言え まさか1月1日から 田んぼの畦をこねるわけにも行かず(水漏れが・・・)
ちょっとたいくつ

 

1月1日 菜の花(寒咲き種)満開正面は保育園と小学校
右は回りの田んぼ 冬の風景です。

 今年もよろしく
 稲美町 本岡哲司

1/1 福井の吉村さんから「明けましておめでとうございます」
新年明けましておめでとうございます。
皆さんと共によき年である事を願うものです。
我が家にアイガモのつがい2羽がやってきて20日あまりですが
少しばかりアイガモのことが分かりました。
アイガモは水が大好きで暇があると泳いでいる。きけんを感じると
水のなかや陸地部分を有効に使う。きけんや警戒する時の泣き声と
餌をもらう時泣き声はj違うようだ。昼間のほとんどが寝ているようにおもえる。
アイガモが寝る時は羽のところに首を入れて目が時々あくが耳を集中させて
1本足で器用に重心を取り眠る。
昼間交尾しているところを家内と子どもが見たそうです。
アイガモが卵は10個食らい産むそうですが1月か2月初めに卵が見れそうです
アイガモの餌は米ぬかと有機米の屑米と野菜を細かくみじん切りしたものです。
散乱を控えているので配合飼料が必要かもしれません。分からないので勉強中です。
福井県三方町     吉村   義彦
 
 
1/1 山梨の中野さんから「初舞」
新年おめでとうございます。
”HPの宅配便”楽しく読ませていただいています。
今年もよろしくお願いいたします。
 
昨秋デジカメをようやく手にしました。
田んぼやはたけの周りをじっくり見たこと,感じたことを撮ることで
新しい発見に繋がればいいなと思っています。
名づけて”農の風景””農の歳時記”みたいなものです。
地域にとっては”来たりモン”の私ですが、
後継者不足に悩む氏神様の神楽団の一員になって11年が過ぎました。
僕の新年は慣例行事である”二年舞”で始まります。
今や死語になりつつある”五穀豊穣”を祈願しながらの初舞です。
みなさんのご健康とご活躍を祈念して。
 
山梨
中野陽一
 
1/1 三重の田尻さんのグリーティングカードから
明けましておめでとうございます。
昨年は楽しくて勉強になる宅配便をありがとうございました。毎日、お送り下さるその熱情に感謝いたすと供に頭の下がる思いで一杯です。
 今日は元旦、初詣でをして、帰り道酒を1本買い求めちびちびやっています。あいがも有機,純米酒なるもので、確かにまろやかな口当りで、米の作者の息吹が感じられます。私も無農薬で頑張ろうと改めて思ったものです。今年も宜しくご指導くださいますようお願い申し上げますと供に皆様のご健勝をお祈り申しあげます。
三重 田尻 孝雄

1/1 京都の土佐さんから「謹賀新年」
明けましておめでとうございます。
丹波のお正月はこんなになりました。
今年はお百姓3年目に突入します。
やりたいことは山のようにあります。また突拍子もない質問やお願いをする1年になると思います。
その節はよろしくお願いします。
 
      
(貼り付けたら、こんな小さな写真になってしまいました。
原型は横に広くて、広々とした谷のイメージだったのですが、、、
原型とは縦横の比率が変わってしまってるぞ!?byやまちゃん)
 
*******************************
土佐祐司(とさゆうじ)
y.tosa(アットマ)galaxy.ocn.ne.jp     Tel 0773−58−2265
京都府 天田(あまだ)郡 三和(みわ)町 岼(ゆり)595
*************************
 
 
1/1 やまちゃんから「初夢」
新年おめでとうございます。
御神酒を、ぬる燗でいただいて、ほろ酔い気分。
「初夢」をおしゃべりしたい気分になっています。
 
京都の土佐さんから、
「丹波のお正月はこんなになりました」と、写真を送ってくれました。
土佐さんのホームグランドをはじめて見ました。
まっしろ、でも、谷は思いのほか広いやんけ。
 
僕らのHPも、写真が増えて、だいぶ彩りが出てきました。
そこで、今年は、
「おらが田んぼの稲の写真館」をどーんとやってみませんか?
やるなら、数十人規模で、どーんといってみたい。
表紙は、みんなの顔写真。
それをクリックすれば、その人の、折々の田んぼや稲の顔が出てきます。
消費者をまじえての「まつりごと」の案内があってもおもしろいし、
田植えや草取りなどの援農のお誘いとか、
お米のセールスにつながるようなしかけとかがあってもおもしろい。
でも、主役は写真。
 
たとえば、
冬期水張り水田のようす。
アイガモが遊ぶ田んぼ。
菜の花田んぼの移り変わり。
深水で水没しそうな早苗、などなど。
アメリカの阿部さんからも送ってもらおう。
ラオスの近森さんも。
そして、もちろん、南北に長いわが列島のあなたからも。
北海道の三田村さんとこでは融雪に一所懸命の頃に、
千葉や高知の早期水田ではもう田植えが始まっているようすとか。
 
最初思いついたタイトルは、「田んぼの稲ギャラリー」
どこかのデジカメメーカーみたいだし、横文字がすかんなあと、
次に出てきたのが、「SHALL WE 田んぼ」
??(気がつけば、これも横文字だった)
「田んぼしませんか?」
お米を作る、見る、比べる、草や虫と戯れる、悪戦苦闘する、勉強する、、、、
いろいろある、なんでもいい、
みんなの写真が集まり始めると、
きっと、新しい「SHALL WE  ?」(楽しみ)がいろいろ出てきてくれるはずです。
 
なお、この「写真館」は、原則として「HPの宅配便」で流さない予定。
自分でHPを持っている人は、
表紙の顔写真から、自分のHPの「田んぼの写真館」にジャンプさせませんか?
 
P.S
最後に、もう一つお願いです。
「HPの宅配便」の仲間は、現在約150人です。
皆さんのお友達に、おすすめいただけませんか?
パソコンを持っている人は、きっと1日1回メールチェックをやっていると思うのです。
メールチェックをしたとき、新着メッセージはありませんとでたり、
ウィルスまがいのメールに出会うくらいなら、
「HPの宅配便」のひとつふたつがあったほうが楽しいよ、
から鉄砲よりきっといいよ。
そんなふうにでも、おすすめいただけると、ありがたいです。
 
 
1/1 やまちゃんの東京の友人から「お年賀」
明けましておめでとうございます。
昨年は、おいしいお米と新鮮で安心できる野菜を
ありがとうございました。
今年も山下農園の農作物をお送り下さい。

最近のメールの内容が専門家集団らしくなってきたので、
難しいことがおおいですね。でも、私なりに関心のある
ことがらを勉強させてもらえてます。
最近というか、この頃の退職者とか中高年で、自然とか土とか
農園とか、田舎暮らしに憧れている人がおおいようですね。
そのような人たちと、農家とはどんなつき合いができるかな。
山下さんは、いつまで現役で農作業していきますか。
定年がないので、体の続く限りやっていきますか。どちらにしろ、
今の関わりのなかで、賑やかに暮らせそうですね。

私も、土いじりが好きで、今三鷹市大沢という土地で、家庭菜園
をやっていますが(今年で2年の期限切れ。また、抽選です)
そこの場所は、とても心身ともに癒されます。
国立天文台の裏に当たる高台の所なので、空気はいいし、5センチ
くらいの霜柱の出来る、やや寒の土地柄です。
ココいらに住みたいなと思いますが、土地は買えませんね。
退職後の暮らし方をもう探っています。余り健康的じゃないかな。

では、今後ともよろしく。
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