2003年9月のお便り    HOMEに戻る

9/30 山梨の中野さんから「お米の写真」
ご無沙汰しております。山梨の中野です。
ご指名ですので、何か言わんとまずいでしょうね。

確かに写真では判断しかねるところだと思います。
ツレアイからは「あの写真はフェアーじゃないよ」との注文が付きました。
どうも光の具合で左側が新米に見えるようですね。
左の方が"ツヤ"があるように見えるって…。
他に条件の違いとして、水分量が古米(左)は15.8%、新米(右)は17.5%です。
籾摺り方法も新米は水分計付属の手回し式なので肌ずれが出るでしょうね。

とは言え、正直なところもっと差があるものかと思ったので意外でした。
たとえ実物でも、黙って出されたら僕では判断できないだろうと思いました。
チト手前味噌になるのですが、籾貯蔵の今摺り米ということも関係あるのでしょうか?

先程検索かけたら、古米判定のための簡易キットがあるのですね。
http://earlybirds.ddo.jp/bunseki/order/kit/guaiacol/guaiacol.html
籾貯蔵の効果があるのかないのか、試してみる価値があるかしらん?

ご返事にならず、申し訳ありません。

9/30 富山の原さんから「コナギについて」
こなぎについては毎年苦労をしています。
ポット苗と普通の苗の両方を田により分けて植えています。
ポット苗は15-20cmなので5-10cmの深水をしますが通常の苗は12-15cmなので5cmぐら
いの水位になります。
田植え前については3−4日前に代掻き、肥料は秋に有機肥料を入れるだけです。
田植え後、ぼかしペレットを撒きます。
しかし、水位が低くなってくると10−15日ぐらいから(だいたいこれぐらいから)
チラホラと芽が見え始めます。
もちろん、朝水位の確認8-10cmはしていますが発生してしまいます。
このとき分けつが抑制されているようで苗自体が細くなることもあります。そのよう
になってくると水位を下げてしまうのです。そうなるともうこなぎの勝ちです。  
  除草機はかけますが分けつをさせようと思い水位を低くしてしまいます。一面こ
なぎだらけになって行きます。
何か改善方法があれば教えてください。
さいごのこなぎの件ですがある程度こなぎが発生してしまうと深水してもいっしょに
成長してきます。10cmが限度なので余計です。

今年はこなぎプラスおもだかでした。

富山県
原 義勝
9/29 富山の原さんから「赤木さん、ありがとう」
赤木(アットマ)菜の花さんありがとうございます。
ことしは、コナギ、オモダカが大量に発生しましたが来年はケイハン板を上げてもう
少し水を上げれるようにしたいと思います。それと7月下旬ごろまでの深水管理がで
きるように肥料の工夫も考えて生きたいと思います。
また、コンバインの管理についてもありがとうございました。早速、稲刈りに生かし
ます。
最後に質問ですが、間断潅水時には溝きりは行わないのでしょうか。それと肥料につ
いてもう少し教えてください。

富山県
原 義勝
 
*やまちゃんから「コナギ問答」
コナギについて、原さんと赤木さんの問答に、
少しふにおちないところがあるので、わりこませてください。
 
まず、原さんの部分で
>1ヶ月後には水位を5cmにして分けつをさせようとします。いつもこのときこなぎが
>発生してこなぎだらけとなっています。
それと赤木さんの部分
>コナギも深水だとたとえ発芽してもその後の光合成ができないので夭折すると思いますし、
>その頃に発芽したのでは稲に光を取られて成長できないと思います。
 
さいわいにも、ぼくの田んぼでは、コナギは6枚のうち1枚しか生えません。
あとの田んぼは、ちらほらと見えるだけです。
コナギがはびこってしまった田んぼは、
6月10日に田植え、8月25日出穂のヒノヒカリです。
7月20日の写真があります。
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/6355/shasinnkan/2003ikenosita.htm
これが今どうなっているか?
そのうち写真に撮りますが、10センチ弱の背丈で、おとなしいのです。
茶色くなって、お盆頃には、枯れはじめているのもありました。
6月になってから2回代かきすると、コナギは消えるのじゃないかという印象を
かつて持ったことがありましたが、今年は、その仮説は裏切られてしまいました。
ただ6月にはいってから田植えすると、
コナギはおとなしいのかしら、という印象を、今も持っています。
 
さて、原さんの田んぼのコナギ、
一ヶ月後に水位を落としたとき、そのときからコナギは発芽するのでしょうか?
そうだとすれば、赤木さんの言われるように、稲の株間でコナギは成長できなように思います。
「深水は七難隠す」といいますが、深水で見えなかったコナギが、
浅水にしたら、姿を現したということではないでしょうか?
 
ある方のコナギでの失敗談。
コナギをはびこらしてしまったので、相談したら、
「深水が足りないからだ」といわれました。
そこで、どんどん水をたして、深水にしました。
そしたら、コナギも負けずにどんどん背伸びして、
とうとう、稲を追い越してしまいました。
そんなお話を聞いたことがありました。

9/29 富山の田村さんから「どなたか 強力小麦の種をパンと交換して。」
今年で3回目の麦つくりの挑戦をしたいのです。

一年目は麦踏みをした翌日に大雪が降り,そのまま根雪になり,駄
目になりました。

埼玉の知人の指導に従ったものですが,この辺では雪の重みが麦踏
みなので,誰もやらないことだったのです。

二年目の今年は,途中で引っ越したので,あまり見に行くことがで
きず,もうそろそろだなという確認もできていたのですが,10日
ほど収穫時期が遅れたこともありハト(←多分。 多数が麦の間か
ら飛び立っていった)に穂が全部なくなるほど見事にやられてしま
いました。

パンつくりが好きで週に二回は焼いています。塩だけの味の,フラ
ンスパンもどきですが,大変うまいと評判です。

できれば二握りほど(2畝程の分)私の手作りパンと交換してもら
えませんか。今年は少しだけつくればいいのです。

ダッチオーブン(アメリカ製の無水鍋)で焼いた大きなパンが2個
です。

私は本当はあまり料理は得意ではないのですが,これだけはほめて
もらっています。

送料は別に切手にてお支払いできます。どうか宜しくお願いしま
す。

今までは北海道のハルユタカや南部小麦で焼いていました。こね方
をかえたりすればどちらもとてもおいしくできます。いままでは薄
力粉でさえなければおいしいパンを焼いてきました。銘柄はとりあ
えずなんでもよいです。

HPの犬の画像見てね。可愛すぎてきっとうなります。

☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆

月に3日  山の家の「菜食喫茶」
月に3日 「ニコニコヨーガ」の会
http://www.cty8.com/yoka/index.htm

 神実(カムミ)    田村 予果
〒939-2333 富山県八尾町桐谷1673
T&F 076−454−5536

☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆
9/27 岡山の赤木さんから「水管理」
 赤木@菜の花です。
 富山の原さんからご指名で尋ねられたので、おこがましいけどお答えいたします。このML仲間には専門の人がいらっしゃるのに私でどうもすまんこってす。
 
 5月28日田植え→8月8日出穂  72日あります。 茎数確保は急ぐ必要はありません。
元肥が入れてなければ、化成肥料や硫安なら6月25日ごろドンと施肥すればいいし、入れてあればその頃にはそこそこに増えているはずです。10cmや12cm程度の水深なら分けつには影響ないはずなんですがね、、、、富山と岡山は気温が違うから私の経験だけでは図り知れない部分もあります。
浅水には私はしません。深水のまま中干までもってゆきます、中干し後は間断潅水です。間断潅水というと面倒くさいようですが、乾いたようだと入れて、早めに落とします。入れっぱなしは田面が柔らかくなるのでよくありません。ラフでいいですよ。柔らかくなってきたなと感じたら10日ほど干して硬くします。コンバインがぬかるような田んぼでも、刈り取り20日前までは土が十分に湿っているようにしてください。米が太れません。その後は作業性のために次第に田面を乾かしましょう。
 7月下旬の中干しまで深水を保つことをお勧めします。コナギも深水だとたとえ発芽してもその後の光合成ができないので夭折すると思いますし、その頃に発芽したのでは稲に光を取られて成長できないと思います。
 遅くても出穂30日前までには茎数を確保したいです。できていないようなら、元肥の肥効がもう少し早く出るような工夫が要ります。たとえば資材を変えるとかもっと早く散布するとかです。私は鶏糞派です。安いし、燐酸は多いし、米糠を食っているからビタミンもあるし、魚粉も食っているだろうから海に由来するミネラルもあるし。カキガラ食っているからカルシュームもあるし。ついでに言えば廃鶏なんかもぶっ込んでいるから良質たんぱく質も多い。
 
 話があっちこっちですみませんが、コンバインでなるべく土を荒らさないようにして下さい。
コーナーで急旋回すると、たとえスピードが出ていなくても地面が傷みます。詳しくは現代農業の去年の9月号を読んでいただければ書いています。このHPにも書いているんだがな。
 ポイントを書きますと、刈り取っている辺の稲がなくなってもすぐにコンバインを止めてはいけません。尻からわらが落ちている間は前進します。すると角から少し離れたところで停止しますから、大きな半径でバックして90度の方向転換ができます。
これは本来稲わらを均一に田んぼに振りまく裏技なんです。方向転換が大きくできますから田面が傷みません。やってみればわかります。そして後で熊手でわらを直す手間が要りません。
 順不同でゴチャゴチャ書きました。分かりにくい点は聞いてください。
 
 自然を愛し環境を考える百姓    赤木歳通
 
PS 昨日岡大農学部主催の食の安全に関するシンポジュームに行ってきました。
岸田先生のお誘いを断れなかった。ついでに少々批判、いや進言する発言をしてきました。農薬も使用基準を守れば安全ですとしつこく言うから、
「バッキャロー、1度でも薬撒いたらそこで暮らすてんとう虫も蜘蛛もトンボもみんなあの世行きだぞ。いくら安全な野菜が取れても、それじゃぁ環境を踏みにじっているんだぞ。食の安全ばかりで環境への配慮がねーんだよー。食農教育と同時に環境教育も要るだろうが」てなことを、お上品な言葉で発言しておいた。アヒル先生も喜んでくれたみたい。
 いつの日にかその演壇でてめーらにわしの菜の花農法を聞かせてやるワイ。と心に誓って会場を後にしました。

9/26 富山の原さんから「赤木(アットマ)菜の花さん教えてください」
はじめまして富山の原と申します。
実は深水と出穂以降の水管理について教えていただけませんでしょうか。
深水については田植え後、10cm-12cmで管理しています。
1ヶ月後には水位を5cmにして分けつをさせようとします。いつもこのときこなぎが
発生してこなぎだらけとなっています。
毎年ここで深水を諦めてしまいます。
いいアドバイスをお願いいたします。
 また、出穂以降の水管理についてもコンバインのことを考えて7月下旬ごろから干
します。
山手なのでいつもコンバインが埋まってしまいます。埋まらない工夫もあれば教えて
ください。
ちなみにコンバインは15年前のタイプで下が上がらないものです。
田植え 5月28日ごろ
出穂  8月8日ごろ

9/26 広島の西村さんから「米ぬか+塩」
本題の前に黒米の収穫について
生こぎとは思いつきませんでした。ありがとうございます。
 
えー、本題ですが「本当によいことは人に教えたくない。」 おいおい、違うだろ、ということでご参考に。
ちなみに先ほど見つけたばかりで実践していませんのでご自身の判断でお願いします。
 
米ぬかと塩を組み合わせて散布するというのは以前から知られていたようで雑誌・現代農業のバック・ナンバー中にもちょくちょく出てきます。
にがりを含んだ塩ということで天然塩を使うのでもよいのですが食用の天然塩よりもミネラル分が高濃度かつ安価かと思い融雪材・凍結防止剤を検索していたら下記のURLを見つけました。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/colourchemical/josouzai3.htm
 
セルローズで植物体をコートするセルコート。−−アブラムシに効果の確認できなかったインスタントコーヒーよりも効きそうじゃ。
 
海藻粉末−−甘いイチジクが出来そうじゃ。今年は多雨と日照不足で最高糖度は15度止まりで甘くねえ。ちなみに昨年じっくり熟れた果実は25度。(品種は在来の蓬莱市)
もひとつ追加でこんな年ででもバナーネは25度を楽に達成している。ん、記憶違いかな。まあ間違いなくバナーネは甘いです。
 
9/26 やまちゃんから
西村さん紹介のHPの「ナンラ」という商品。米ぬかと混ぜて雑草に振りかけると、雑草が消えるそうな。
だまされたと思ってやってみようと、1ヶだけ注文しました。夏前のこと。
そのうちやってみようと思いながら、この夏雨が多かったので、しそびれたままです。
そのうちやってみて、結果を報告しましょう。
ところで西村さん、この手の情報は、まず自分でやってみてそれから情報発信してくれた方がいいと思うな。
何せ「眉につば」した方がいいのが多いから。
ぼくが「ナンラ」に気をそそられたのは、10キロで340円と、信じられないくらい安かったからです。
たとえ効果があるとわかっても、原価数百倍もするような微生物資材は使わないと思い決めているやまちゃんでした。

9/25 岡山の赤木さんから「朝露だって?」 
赤木@菜の花です。
 おいおい、朝日の刈り取りが朝露のうちにいつからなったんだ?コンバインのこぎ胴の中がゴトゴト鳴って、しめぇーにゃぁ(終りには)2番が詰まっちまうぞ。プーンとゴムの焼ける臭いがしてそのうちVベルトがバッチンだ。
 
 コンバインついでに。
無風で天気のいい日の刈り取りは、早くて10時、いや11時だな。少しでも倒れていたら午後の2時だ。朝露はなかなか乾かん。むしろ夕方のほうがやりやすい。西風でも吹いていれば夜でもかまわん。そのためにこそ、コンバインも夜間作業機に改良しておこう。夜道に日は暮れんからいくらでもはかどる。なっ、そーだろー衣笠さん。詳しくは私の小道具シリーズを見てね。それと刈り刃押さえへの注油だ。あんたのコンバイン泣いてないかい。
 
 私の朝日の刈り取りはもう1ヶ月先だから、まだまだ水がいる。ざぶざぶなくてもいいけど土の湿りはかなり必要だ。実が太るのはこれからだ。すでに長さはできているが、横の太りが充実しないとくず米になる。人間のブリブリはいかんが、米はぷりぷりになったほうがいい。もう2週間は水と手が切れません。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓    赤木歳通
 
9/25 やまちゃんから
寝酒に冷や酒を飲みながら、ちと気になることがあって、ある方に便りをしていたら、赤木さんから届いていた。
そうだそうだ、水は大事なもんぞ、
わが奥方の一句
「があがあと、大声あげて、米を吐く」
ひまつぶしに、米袋に駄句を書きながら袋詰めしていました。
彼女が、「くず米を入れて7俵ってとこやね」、
「うんにゃ、くず米を入れたら、7俵半や」
ここんところは、プライドがかかった微妙なところです。
長雨が続いた8月下旬に、久しぶりの残暑が戻って、
やれやれこれで田んぼが乾いてくれると、水を切ったところ、
台風でもお湿りにならず風ばかり、機械組合頼みの9月19日の稲刈りの時には、
田んぼは砂漠でした。
もう一回水を入れたいところでしたが、毎年田んぼが柔らかく、機械組合のコンバインに迷惑をかけ続けているので、
今年は、その引け目が裏目に出ました。
9月10日頃まで水を入れていたら、7俵はいっていたな、
というのは、毎度おなじみの負け惜しみです。
あさってころもう一枚、コシヒカリの刈り取りがあるけど、
今度は、過乾のあとの大雨、胴割れが心配です。
暑い盛りに登熟するコシヒカリの水管理は、博打にちかい難しさを感じています。
水を入れても、夏の日差しですぐ乾くし、
乾いたと思っても、台風が来て大雨になれば泥田です。
その点、西日本では、やっぱり晩生は安心できるよ、赤木さん、
よほどのことがない限り、ヒノヒカリでもお天気まかせでいけるのもの。
昨日の土砂降りの雨も、いいお湿りでした。
 
9/25 岡山の赤木さんから「米ぬか利用」
 赤木@菜の花です。
たびたびでどうも。おけいさんの米糠利用に関して。
 
 台所から出る生ごみの処理に使っています。ぴちっとふたのできる容器(タッパーみたいなもの)に入れた生ごみに、スプーンでたっぷり振り掛けます。米糠は乳酸菌がいっぱいくっ付いているから都合よく処理してくれます。EM菌なんか買わなくても大丈夫です。
 
 もうひとつは、野菜にパラッと薄く振り掛けます。ぬかで増殖した有益菌が葉に付いて、病原菌を駆逐するらしいから。それと、与党虫は、、、、、元え、ヨトウムシはぬかが大好きらしい。日頃あっさりした野菜を食っている奴らが、油の多いぬかを大量に食べると消化不良や腹下げを起こして死ぬることがあるらしい。・・・と以前ものの本で読んだ。
 サトイモにはハスモンヨトウが来ますが、やはり米糠を振ります。効いたか効かんかそこんところはよくわかりません。  はは

9/25 福井の塚本さんから「Re動噴」
赤木さんへ、
 すぐに教えていただいてありがとうございます。今年で元肥の量が痛いほど実感で
きたのでもう大丈夫でしょう?
 
 臥薪嘗胆(塚本)
 
 
9/25 広島の西村さんから「中国黒米の刈取り時期はいつ?」
あんまり認めたくはないんだがおらが田んぼにも穂イモチの穂がちらほらしとります。そろそろコシヒカリを刈り取るのですが、あの脱粒性の高い中国黒米も同時に刈ろうと思っています。
コシと同時では遅すぎですか?、朝日は朝露のある内に高刈りでだそうですが中国黒米の脱粒性は相当のように見受けられます。
籾を田んぼにぶちまけつつ刈り取るもんなんでしょうか?
 
*やまちゃんから
中国黒米とは、ぼくが進呈した「雲南省由来の赤米」のことでしょうか?
もしそうであれば、うちでは、6月中旬田植え、8月終わりころから9月始めにかけてのだらだら出穂ですので、
刈り取りは、まだまだ先の話、10月20日過ぎになります。
藤田さんも言ってたけど、早いのが穂を垂れるころになって、まだ花を咲かせているのがあります。
うちでは、その脱粒性の良さを利用して、手刈りして、ハーベスターで生脱穀してしまいます。
1畝半くらい(玄米で70キロくらい)ですので、メッシュのコンバイン袋に入れたまま、
日向に放り投げておいて、天日乾燥しています。
だから、田んぼに落ちるのはほとんどありません。
種取りのため、ハザかけして干していると、ちょっと触くたらいでポロポロと落ちますね。
 
話変わって、赤木さんが言われていたが、
お米の収量は、とってみないとわからんものです。
7俵くらいは行くだろうと思っていたコシヒカリ、
あきませなんだ、くず米や2番口に落ちるのが多く、
要するに登熟歩合が悪くて、6俵半でした。
今日今年の作況指数が出ていたけれど、全国平均で92とか。
93年の大冷害の年には、兵庫県ではたしか95でしたが、
そんなにあらへんわ、というのが実感でした。
 
9/25 兵庫のおけいさんから「米の虫」
おけいです。
食べ終わったら、部屋の掃除は言うにおよばず、
精米機とライサ-を徹底的に掃除しようと思います。
 
ところで、精米のたびに出る米ぬかの、利用法教えて下さい。
食器を洗ったりしていましたが、水に流すと環境汚染になると聞きました。
漬物のぬか床は、失敗ばっかり。
コンポストにいれたら、かびだらけになったし、
捨てるにはしのびない・・・・
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
きぬがさ けいこ 
cat_tiro(アットマ)park.zero.ad.jp
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9/25 福岡の吉住さんから「米の虫」
私見ですが、「コクヌストモドキ」の類ではないでしょうか。
精米所やってますので、毎日、毎年、何万匹も見ています。
まあ、動物性タンパクの元と思えば…(~_~;)
 
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
二丈赤米産直センター・吉住公洋
TEL:092-326-5075 FAX:326-5437
HP:www.d1.dion.ne.jp/~akamai/
Mail:akamai(アットマ)d1.dion.ne.jp
 
9/25 やまちゃんから
あらためて図鑑を見ましたら、たしかにコクヌストモドキのように見えます。
穀盗人もどきとは粋な名前を付けてもらっているんですね。

9/24  兵庫のおけいさんから「米の虫」
今年も本岡さんの新米が我が家にやってきました!
さて、どこに保管するか、思案中。
今年は、脱酸素を3袋ほどやってみようかしらん。
 
というのも、今年、初めて(最後の一袋に)変な虫がわいたのです。
よく、古本なんかを読んでいると、1mmくらいの(ダニ?)がはってたりするでしょう?
あれが、いっぱい!
ライサーには玄米で10kgほどいれて、炊く前に食べる分だけ精米するのですが
精米機に移したあとの容器(ライサーのひきだし)に、うじゃうじゃ・・・!  
 
思い当たるのが、部屋の掃除。
梅雨前に一階をリフォームしたのですが、荷物を全部二階に移し、
未だにそれが片付いていなくて、荷物をかき分けてお米の袋の所
に行かないといけない。
掃除が行き届いてないということは、断言できる! あ〜おそろし。
あと1/2袋・・・ザルで振るってみようかと思いつつ、気持ち悪くてできない。。。
(でも、食べている。。。( ̄▽ ̄;)あはは・・・)
 
味は悪くないし、まゆを作るわけでないから、食べる分づつぐらいだったら
見るのも耐えられるか、と思いつつ、袋の中を想像すると、ちょっと不気味。
 
さて、この写真でわかっていただけますでしょうか。
引き出しの隅に寄せた所です。あめ色で、蟻んこのような動きをします。体調1mm弱。
 
*やまちゃんから
この虫は、コイン精米器の中にもうじゃうじゃおります。
お客さんにはとても見せられないありさまです。
米ぬかを袋にとって、保管しておくと、これまたびっしり。
なんちゅう名前なんやろと、検索をかけてみました。
ゴミムシダマシの仲間のようです。仲間にいっぱいおるので、それ以上はわかりません。
おけいさんによると、食味は落ちてないとのこと。
粉(米ぬか)を食うだけなので、食味が落ちないのかな?
ノシメマダラメイガのように、糸をつづってやがて蛾になるほうは、てきめんにお米の味が落ちます。
脱酸素はおすすめですぞ!
ちなみにあの穀物缶は、ホームセンター「いない」(姫路白浜店)に売っておりました。
 
食品総合研究所貯蔵害研究室[貯穀害・天敵図鑑]より
http://www.nfri.affrc.go.jp/yakudachi/gaichu/zukan/index.html
お米に付く虫
http://homepage3.nifty.com/gohan/mushi.htm

9/24 岡山の赤木さんから・木酢液散布
赤木@菜の花です。
 臥薪嘗胆こと塚本さんからのお尋ねに関して。
私は鉄砲噴口を使います。30〜40`に加圧して届く範囲で、稲の中を割って歩きます。
圧が高いのと噴口の径が大きいので、もたもたしていると反当200リットル程度だとすぐ終わってしまいます。田んぼには水を張っておきますと、ホースが楽に引っ張れます。水がないと綱引きです。
 
 散布液は水500リットルにホワイトリカー1升、米酢1升、これだけでも効きますがさらに木酢液1升と塩を150gぶっ込めばもう鬼に金棒。(塩濃度は海水の100倍液に匹敵のはず)
もういっちょうクエン酸もぶっ込めばこれはもう治療薬。でもあまり欲張らないほうが無難でしょう。
濃度障害が出んとも限らないから。
 
 百姓としてできるイモチの予防は、稲の生育中を通して窒素の効きすぎがないようにすることでしょうね。菜の花緑肥稲作にすると、いつかピークなのかわからないような窒素肥効です。
 
 静岡の藤田さんのお便りの最後の1節に驚き、感動し、大きな喜びが湧いて来ました。現代農業の記事によって思わぬところで実施されていたんですね。「うれしいなったらうれしいな」そんな気持でーす。
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓    赤木歳通   h.rice(アットマ)themis.ocn.ne.jp
 
9/23 鳥取の岩谷さんから「粟のこと教えてください」
毎日読ませていただくだけが取得の、定年帰農の岩谷です。
教えていただきたいのですが、よろしくお願いいたします。
折角百姓はじめたので、5穀(実は、5穀が何たるかを知りませんでした)なるものを
を作ってみようと思い、粟をまきました、穂が出ました。間もなく熟れるようです。
ここで困ってしまったのですが、取り入れから、餅にするまで、どうしたら良いので
しょうか?近所のオジサン方にも聞いているのですが、「さて! 確か?筵の上で、
杵で搗いて脱穀していた。其のあと、水車で搗いて、皮をむいていたのと違うか?」
とか、いろいろ有りまして、最後、精米所に聞きに行ったのですが、ズーット昔に機械
は捨ててしまったし、今県内で、出来る所ないワッ。と言うことでした。「アンタン
所の、捨てた機械より昔、どうしていたか知りませんか?」と粘ってみたのですが、
良く分からんとのことでした、取り敢えず。粟餅にする為、畑の粟をどのようにした
ら良いのか、どなたか教えてください。

9/23 静岡の藤田さんから
展示館よろしく虫でにぎわった私の小さな田んぼも無事に出穂。しつこくつ
かまえたのが効いたか、天敵のおかげか、ほっといてもたいしたことなかっ
たのか、ともかくやれやれです。西村さんにニカメイチュウだがや、とつっ
こまれましたが、茎の中の虫は3種類いてどれがニカメイチュウだったのか
イマイチ??
以前皆さんから指摘されたようにヨトウだったのかもしれません。何はとも
あれ稲刈りにこぎつけられそうです。
ただし穂の出かたがみごとにバラバラで、丈も高低差がかなりあります。原
種に近いからそうなるよと言われたけど、これじゃいつ刈ったらいいのや
ら。主人には、これっぱかちょっとずつ刈って千歯扱でやればー、なんてか
らかわれています。
まあ私の黒米は余禄みたいなもの。メインは友人とやっているプロジェクト
F(不耕起栽培)で、こちらのヒノヒカリもまあまあです。昨年まで友人夫
婦が作っていたときは稲刈りと草刈を同時にやっていましたが、今年は草と
の仁義なき闘いにどうやら勝てたので稲刈りはスムーズにいきそうです。
話は変わりますが、昨日長野県で無農薬の稲つくりをしている知人からFA
Xが入りました。彼は大学卒業後新規就農し、バイトをしながら少しずつ田
を増やして稲つくりをしています。今年はオーナー田を開設。好評で、ここ
で実習して来年は一人でトライする人もいるそうです。「減反や自由化に対
抗して稲作ゲリラを養成したい」とは彼の弁。アルカイダみたいな、ときた
から、じゃああなたはさしずめビンラディンね、と返しましたが、ゲリラで
アルカイダとくるところが若い!私の年代じゃゲリラと言えばべトコンだも
の。
なお彼は来年菜の花除草にチャレンジするそうです。「現代農業」の赤木さ
んの記事に触発されたそうで、8月に見学に行った山梨県の農家でその威力
を目の当たりにした、とFAXにありました。

9/23 福井の塚本さんから・赤木さんへ、「教えてください。」
 
 私がいもちにこってりやられたことは報告のとおりです。
 木酢液を散布する場合、どんなノズルでどれくらい液を飛ばせるものですか?
 私の動噴は40キロぐらいまで圧が上がります。
 田んぼは40〜60メートルの幅があり、前面散布は無理かもしれませんが。

                                      
    塚本 

9/22 岡山の赤木さんから「ごぶさたいたしました」
 赤木@菜の花です。久々にパソコンが帰ってきました。
マザーボードがいかれて金3万円也の出費です。受信トレイに溜まっていた2500通のお便りが全てパーになっちゃいました。ご無沙汰していると流れに乗るのがおっくうに感じられます。眠っている間にも新しい仲間が増えたみたいで祝着至極です。
 
 例によって冷酒をチビチビやりながら情報発信です。眠っている間に一斉防除があったり赤米や黒米の出穂もありました。赤米の長い芒が夕日に映えてそれはきれいな景色でした。
 
 小麦を収穫した6月からずっと水を張ったままの転作田は、つい先日まで水はひどい濁りでした。泥水そのものでしたよ。小麦わらという多量の有機物がきっと関係したのでしょう。
いつもシラサギや名も知らぬ鳥たちが舞い降りていました。3300坪の短期ビオトープでした。
今では水も無くなって麦播きモードになりつつあります。
 小さめのアメンボが、水面に出てはすぐ潜るという繰り返しを、忙しくやっていました。手ですくうとものすごい数のミジンコもいました。牙虫、カブトエビ、ジャンタニ、オジャマタクシ、こんなのが鳥たちを支えていたんだろうな。
 
菜の花跡にも少しはひえが生えてきました。田んぼによって高い部分にちらほら程度だから、3町歩もあっという間に終わります。ひえ切りも少しはしないとバチが当たりそうです。
 というわけで今年の菜の花除草も大成功でした。くわしくは現代農業の来月号を読んで下さい。赤木節で書いちゃいました。
 
 北の不作が伝えられる中、こちらの晩生稲朝日は回復した夏に助けられて、なんとか平年並みの穂が垂れているように見受けられます。米にしてみないとわかりませんが、この後天気さえ良ければ期待できそうです。刈り取りはもう1ヶ月先です。どうです、遅いでしょう。ちっとも自慢にはならんな。お客さんからは新米はまだなんですかと毎年催促されます。
大事なお客さんだけと、ちょっと言わせて。
 
 新米が取れたらすぐ食べたいだとう?ほんじゃぁ残った古米は誰が食えばいいんだ?誰だってすぐに新米は食いてぇよ。予備があるからみんな安心できるんだ。その予備の米は誰かが食って、てめーには新米よこせだとさ。なんかおかしいんじゃねえのかな。
 いかんいかん、大切なお客さんを批判しちゃぁいけねーよ。でもさー。それって消費者ニーズじゃなくて消費者エゴって感じだよ。べらんめー節で切ってしまったらお客さんが逃げっちまうから止めよう。
  ♪私の大事なお客さん、、、  口が過ぎてごめんなさいね。新米取れたらすぐ送るからね。
 
 
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓   赤木歳通
 
9/15 やまちゃんから「続・お米の貯蔵法」
脱酸素剤(携帯用カイロ)について、もう少し詳しくとの声がありましたので、続編です。
エージレスという名前で商品化されていて、お菓子や食品などによく入っています。
主な成分は、鉄と炭素(炭の粉)です。
その鉄と炭素が空気中の酸素と反応して、酸素を吸着して袋の中を無酸素状態にします。
無酸素になると、微生物も働かなくなるし、食品は呼吸をやめて休眠状態になって鮮度が保たれます。
携帯用カイロも、成分は同じで、着用する前に袋をもみ、強制的に反応をおこさせ、
それが空気中の酸素と反応するときに出る熱を利用しています。
ちがいは、エージレスになると1袋200円(?)以上、カイロはその10分の1くらいの値段で手に入ります。
 
携帯用カイロがエージレスの代用品として使えるというのは、
「もっと自由にお米の産直」(農文協刊)という本で、熊本の上田さんという方から教わりました。
その少し前に、京大の満田久満先生が、食糧自給とかいう本(集英社刊)で、二酸化炭素ガス充填法を紹介されていました。
空気を通さない袋にお米を入れて、二酸化炭素ガスを充填すると、お米が二酸化炭素を吸着して、
真空貯蔵したのと同じような状態(かちんかちん)になるそうです。
お米は、無酸素のため休眠状態になり、鮮度保持ができるということです。
満田先生は、低温倉庫保存というエネルギーのかかる方法をやめて、
自分の開発した方法で、ドラム缶保存にするとか、
ポリの袋に入れて、海底に沈めて備蓄することを提唱されていました。
1993年平成の大冷害のころのお話でした。
ぼくは別な面で、びっくりしてしまいました。
当時、ポストハーベスト農薬の問題で、外国のお米の危険性が叫ばれたりしていましたが、
輸入が本格的なり、輸送方法が改善されれば、そんな問題は吹っ飛んでしまうなと思いました。
また、当時中古の冷蔵コンテナを入手して、中古のクーラーで低温貯蔵をしていましたが、
真夏になると、クーラーの中のお米は17〜18度、精米器のある外界は30度以上、
ポリ袋に入れて持ち出すと、てきめんに結露してしまう温度差でした。
「二酸化炭素貯蔵」、これはおもしろそうと、調べたのですが、設備費用が50万円くらいもかかり、
とても手が出ませんでした。
ドライアイスを使ったらどうやろ?ドライアイスは重たいから、それを入れた上にそーっとお米を入れたら、
うまいこと、空気と二酸化炭素が置き換わってくれんやろか、
そんなあほな実験もやってみましたが、見事失敗でした。
残ったドライアイスで、煙のショーを見せてやったら、子供がきゃっきゃと喜んでました。
 
そんなときに目にしたのが、携帯用カイロを使う方法。
エージレスは使ったことがあり、その効用はわかっていたので、
あちこちアンテナを張って、貯蔵用のタンクを探し集めました。
コダマ樹脂から高密度ポリエチレンタンク(60リットル)を2ヶ購入しました。
ただこれは、1万5千円くらいもするので、2ヶだけ。
豆腐工場におから処理で出入りしている産廃処理業者のところで、
ジュースの輸入用の200リットルの蓋付きドラム缶。1ヶ200円。
ただぼくには200リットルのドラム缶は大きすぎたので、今は100リットルのドラム缶を主に使っています。
100リットルのドラム缶にお米が約105キロ、そこへホカロンを8ヶ〜10ヶ入れています。
樹脂タンクは、どこかに隙間ができてしまうのか、減圧でタンクの蓋がへこむはずなのに、へこみません。
ドラム缶の方が密封度がいいようで、お米を取り出すときに蓋を開けると、
ホカロンはかちんかちんになっておらず、もむとまた熱くなってきます。
 
さて、ブリキの穀物缶、ぼくはきっといけるという確信に近いものを感じているのですが、
脱酸素状態が保たれているかどうかの確認方法は、かんたんです。
少し多めにホカロンを入れて(20リットルの穀物缶なら3〜4ヶくらい)、密封し、
1ヶ月ほどたったときに蓋を開けてみて、ホカロンが柔らかければ大丈夫。
もし固くなっていたら、どこかで空気が漏れていることになります。
まあ、そう厳密に言わず、梅雨明けにお米を食べてみて、新米に近い香りがあればOKくらいのほうがいいね。
このやりかたは、消費者にブリキ缶を買っておいてもらって、
玄米がついたら、それに入れ替えて貯蔵しておいてもらう、
そういう活用法もできそうですね。
 
9/14 やまちゃんから「(続・小物情報)お米の貯蔵の巻」
前に梅雨明け以降のお米は、ドラム缶で脱酸素貯蔵をしていると書いたことがあります。
エージレスのかわりに携帯用カイロを使って脱酸素する方法です。
今年も、6月に口開けしたところ、新米の香りでした。
ぼくは、運良く、100リットルのドラム缶を10本入手することができました。
ある会社で、裏から中古を横流ししてくれました。
ところが、あと10本くらい欲しいなと、最近頼みましたが、
この不景気で、下手なことするとばれたらヤバいのか、返事がありません。
 
今日、いとこが
「虫が食ったお米は、やっぱりあかんな。
小麦粉を喰っとるような感じや
というて、保冷庫を10なん万も出して買うのもあほらしい話や」
「ほんまは、脱酸素貯蔵をするのが一番やと思うけど、
60リットルとか100リットルのタンクでは、大きすぎるしなあ、、、、、」
といいながら、はたと思いつきました。
ホームセンターの広告で、20リットルの穀物缶(ブリキ製)が980円で出てたのを思い出したのです。
ホカロンを入れてガムテープで目張りすればいけるんと違うやろか?
この写真は、ぼくが数年前から使っている30リットルの穀物缶(1240円?)です。
手前の白米は、空気を通さない袋にホカロンを入れて、脱酸素パックしたもの(5キロ)
上の道具は、通信販売で買ったシール機です。
 
少し厚手のブリキといえども、少しは空気を通すそうです。
だけど、お米とお米の間隙にある空気が携帯用カイロの鉄分と反応して、
缶の中の空気圧が低くなったとき、もしブリキを通して空気が入ってきたとしても、
残りのカイロと反応して、外気圧と内気圧がイコールになれば、そこで安定するんやないやろか?
まあ、そこまで厳密に考えなくても、多分いけるはずや。
底の継ぎ目の部分だけ、シリコンでコーキングしたほうが安全かもしれへんな。
 
いとこに言いました。
「穀物缶、買って来たるわ。多分大丈夫。
虫の卵も酸欠で死ぬから、ええこと思いついた」

9/14 福井の中出さんから・教えていただきありがとうございます
福永さん、塚本さん教えていただきありがとうございます。
早速、「田の虫図鑑」を農文協にネット上で購入の申し込みをしました。
過去ログを見てこの本の名前だけは記憶にあったのですが、正式な名前はもっと長いのですね。
農文協の本はこれで4冊目です(会員になったほうが良いかな)。
 
それにしても、この早いアンサーに驚いています。しかも、件名を見ればそれと分る直球で帰ってきますから、開く時は構えてしまいました。
うれしく受け取らせていただきました。
 
失敗談をひとつ。
コンバインの右キャタピラを外し折損。結果交換という羽目になり多額の出費を余儀なくなりました。
古人曰く、急いては事を仕損じる。
コンバインの方向転換は緩やかに行いましょう。古い物は特に、新しい物は長持ちさせるために、、、。
 
相も変わらず、一喜一憂の中出でした。

9/14 広島の西村さんから・田の画像
その前に塚本さんへ
米を高く売っているのか出荷米の安売りかで3〜4反と計算してました。
くず米を除くとざっくりで95%減収。  こうした数値が出ると去年食らったイモチは軽かった。あ、イモチになったのは真っ赤になった葉イモチ(初体験)に元気をつけさせねばと尿素を振った俺の田だけだった。でも今年は違うんだな。2回防除してもイモチの進む田を尻目にワッハッハ。
(口に出すとマズイから心の中でだが)
 
3aほどの田なので作業はちょいちょいなのた゜。会社から帰って暗くなるまでに田の周辺と街灯から遠いところに耕運機を掛ければスーパー閉店の8時までには街灯の明かりで作業が終えれる。たしか消灯していたはず。
これまで便利と思っていたのだがたまには弊害もあるもんだ。
一番ありがたいのは駐車場収入だな。
 
稲の方も短日を待ちくたびれて出始めてはいるが走り穂が始まったくらいですね。
街灯の影響範囲ですが電球から直線で20mとみてください。そこら辺が1週間遅れるくらいのラインでしょう。

9/14 広島の西村さんから・かつての話題より
 『茎を裂いてみな、ニカメイチュウだがや』
ハイブリッド米 ミツヒカリ2005の自家採取F2
3aでの最大収量を目指して導入したミツヒカリの種籾は作付け計画が消滅して冷蔵庫で3年目の眠りについています。自家採取のF2はどの程度F1に劣るのか。穂の出穂時期・長さの揃いが非常にばらつきます。


9/13 兵庫の本岡さんから
(その1)「塚本さんへ どういたしまして」
 塚本さんへ 恩返しなどととんでもない
それらしいことはなにもしておりませんです。

よいお米から供出していって 残ったお米を飯米にするのが
農家の美徳の一つだったのですが 最近そんな農家少なくなりましたねー

 街路灯の照明の件も 参考にさせていただきます。

(その2)大豆油の話 続き
 早速のフォローありがとうございます。

下調べもせずに 書き出していますので みなさんの レスがありがたいです。
と同時にキンチョウするなあ そのうち変なことも書くぞ きっと

 食用大豆油を搾るときに 有機溶媒のノルマルヘキサンを使っている事を初めて知りました。
身近にあるノルマルヘキサンは染み抜きに使う家庭用ベンジンだそうです。

ノルマルヘキサンを使って食用油を搾り取ることを考えた人もえらいが
 きけんをかえりみずそれを実行した人はもっとえらい! ☆☆☆  感動しました。
 
 大豆と言えば遺伝子組み替えの問題もありますね。
ことしはあちこちで問題を起こしているようですが。

 http://www.toyoshinpo.co.jp/topics/0309_t/t_2.html

じつは ここだけの話し 平成11,12年と 豆腐屋さんから 輸入大豆を
回していただき 栽培していました。初年度は 2割 12年度は4割 GMOと呼ぶのですか
それが混ざっていました。
(おおよその値で 正確に数えたわけでもありません。また産地によっても変わってきます)
 
 大面積になるほど栽培のメリット(炎天下の除草作業から解放される)が大きいので
今の流れ(栽培面積の拡大)は止められないでしょうね。

いろいろ書いてきましたが、私的には この程度なら大豆油粕 有機肥料として合格! とします。 

 椿油油粕は 魚毒性が強くうまく使えば大変有効と聞きましたがこの毒性は
虫にも効くのかしら。

次回は 稲の食味をよくするのは これが一番と聞いている所の 骨粉を取り上げよう
と思ったのですが 骨粉はいま疑心暗鬼で世間からのイメージが悪い
 実際それほどのことはないと思うのです
有機肥料としては 大変優秀なのでぜひ使いたい一品です よって次回を待たずに 合格!

 稲美町 本岡哲司


9/13 福井の塚本さんから
(その1)中出さんへお返事
>(サイキン、福井ノ○○サントイウノガフエテキマシタ。)

県外の方から、福井県てどこ?とよく言われるくらい目立たない県なのに、
このメールに登場する県内の人が多いなと驚いただけです。他に意味はありません。

図鑑の紹介です。

*福井の塚本さんから「中出さんへお返事」
『田の虫図鑑』農文協

本屋さんの図鑑のコーナーに保育者のポケット図鑑が並んでいると思います。
その中から『人里の植物』なんていうのを選ぶといいのではと思います。これは安く
て小さくていいと思います。私は370円くらいのを何冊か持っています。

一番いいのは、よく知っている人に教えてもらうこと。これがラクで速くて確実。そ
の後
で、図鑑を見るのもいいです。
地域で草花の勉強会があったら参加するのも、専門の先生に教えてもらえていいと
思います。私は、敦賀短期大学の社会人向け講座に参加したことがありますが、釣り
をしないので魚の名前は覚えられなかったです。だけど命がけで何十年も勉強をして
きた先生のお話は勇気が出てよかったです。

しまった!このメールには学芸員の方も登場されるのだ。あとはおまかせしま〜〜す


臥薪嘗胆(塚本でした)
 
(その2)西村さんへお返事
> 収量はわかりましたが面積の紹介がなかったような。70万からじゃあ逆算できま
 せ んよ。
               答えは4反でした。

  
街灯と出穂遅延の関係
@.品種間差異がある。コシヒカリはよく反応する。
A.春からの気温が低いと遅延が顕著。
B.出穂が遅れ登熟歩合が激減。
C.照度5ルックス(lux)を超えると収量減が大きくなる。

和歌山県の試験報告を参考にしました。こういう役に立つ試験をやってほしいです
ね。ところで5ルックスとはどれくらいの明るさ?

臥薪嘗胆(がしんしょうたん)

9/13 鹿児島の福永さんから・Re中出さんから・教えてください
ハードカバーで頑強な本です。

「田の虫図鑑」宇根豊ほか共著 農山村文化協会1750円前後
(私はだいぶ前に買ったんで値段は??です)
ISBN 4-540-89082-4 

現在、農文協では新しい図鑑を作成するために全国の農家に
写真を送る企画を行っているようです。

雑草については、鹿児島では農協中央会が作成しています。
他県でもあるのではないでしょうか?

----
福永大悟 aigamo(アットマ)po.minc.ne.jp

http://www.aigamo21.com/
 
9/12 岡山の林さんから・メダカを里子に出しました
皆さん今晩は。台風14号が日本を逸れて一安心ですね。(沖縄地方の人には申し訳な
い。)台風の目がはっきりしていましたからこれは上陸すればただ事ではないぞ、と思ってい
ました。私は、台風銀座で生まれ育ちましたから、台風の目の中には何度も入った事があ
ります。台風の目の中に入った事のない人の為に台風の目の中はどんな状態かというと、
次のようです。台風の目の中に入ると突然それまで激しく吹いていた風がぴたりと止み、薄
日が射しセミや鳥たちが鳴き始めます。しかしそれも半時間ぐらい続くだけで、今度は全く
反対方向から強風が吹き始めます。もちろん台風の去った後の被害は甚大です。
 
田圃にイノシシが入って暴れてしまいました。ツバメがフタオビコヤガを退治してくれた水田
です。去年より1週間早くやって来たので、虚を衝かれてしまいました。まだ稲の穂に身が
入っていないので大丈夫だろうとたかをくくっていました。田んぼの中で転げまわったようで刈
り取り不可能のところが出来てしまいました。慌てて畦草刈、電柵の張り巡らしをやったと
ころです。
 
メダカの話です。近所の人からメダカが欲しいと言われ、私もこのままではメダカを日干しに
してしまうので里子に出しました。3人の方が育ててくれるようになりました。田圃の中に入
ってみると本当に沢山のメダカがいるようです。私は数千尾だろうと思っていたのですが、そ
の程度のものではすまないですね。約200尾を捕獲し、近所に持っていきました。田圃に
いるメダカのごく少数だけですが救うことが出来たと思っています。後は、白鷺や青鷺の餌
になるでしょう。数羽の白鷺や青鷺が毎日やって来て捕食しているようですが、メダカは一
向に減るようには見えない。
 
林 正弘
岡山県御津町

9/12 広島の西村さんから・サリー続報

 近頃4文字の難しい名前に替わった塚本さんへ
収量はわかりましたが面積の紹介がなかったような。70万からじゃあ逆算できませんよ。

サリーですが一段と出穂が進みました。まさかねえと思っていたのですが塚本さんからの指摘はするどい。
水銀灯のヘッドは道路の街路灯とあまり変わらずポールが低い分影響範囲が広いみたいです。
出穂が遅れているところは見事に同心円になっています。

昨年はその範囲にミツヒカリ2005とヒノヒカリが植わっていたのですが影響を受けていたようには思いませんでした。
なお、街灯によるヒノヒカリの出穂遅れについては宮崎県だったかのHPに掲載されています。
昨年のバケツ稲での経験では電柱から5m離れるとかなり影響から免れるようでしたが照射角の光量減が大きかったのでしょう。
1日2〜3時間の電照でも抑制栽培は出来る。パチパチ。 あ、いやそういう場合じゃなくって、
せっかくの天候不良年ですからどれくらい遅れるものか見届けておきます。

9/12 広島の大室さんから「ガスわきの田その後」
こんにちは 随分のご無沙汰になりました。
ガスわきの田で悩んでいた大室です。
一度出しそびれるとついずるずるといってしまって、、、
稲刈りまで後2週間ぐらいというところです。
除草はそれなりにうまくいったと思います。
稲の生育は後半かなり持ち直してくれましたが、
やはり初期の生育停滞がかなり響きました。
6,7俵位の出来だと思います。
ただ、イモチがちらほらでているのと
猪が派手に出入りし始めたので最終的にどのくらいになるか
よくわかりません。
来年への「肥やし」としては、
よくないガスわきだとわかった時点で、
微生物の資材や、木酢の使用が効果があるかもしれないと
思っています。
脱サラで百姓始めて十年近くたって、最初の勢いもとぎれて
かなり元気を無くしていたので、
このメーリングリストに出会えてよかったです。
なんというか、皆さんのメールを拝見していて、
百姓としての誇りみたいなものを少し取り戻すことが出来たように思います。
ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
  
7月30日               9月11日 

大室一宏
TEL.FAX 08473-9-1159
世羅西町上津田118
omuro(アットマ)cello.ocn.ne.jp
URL 
http://www7.ocn.ne.jp/~omuro


9/12 福井の中出さんから「教えてください」
収穫期を迎えて皆さんお忙しいと思います。そんな時に教えていただきたいことがあるのでお願いします。
 
遅ればせながら、農業にかかわる昆虫や雑草の勉強を始めました。netでは名前を知らないと始まらないので本を探しています。
お勧めの本がありましたら、書籍名・出版社名を教えてください。
条件は、
 農業に適したもの。
 携帯が出来て、汚れても気にならない。
 高価でない。
です。
 
>(サイキン、福井ノ○○サントイウノガフエテキマシタ。)
塚本さんのメールの最後をしめるのに「福井の、、、」にはこだわりがあったのですか。だとしたら、安易に真似た私が迂闊でした。
でも、福井の人が増えるのはうれしいことですね。

9/12 奄美大島の畑さんから「ヘキサン」
塚本さんのヘキサンのお話、大変勉強になりました。
もしかしたら、普通使っている菜種油もヘキサンというのを使って抽出しているんでしょうか。もし、そうなら、いやですね。
使いたくないですね。
以前、この山ちゃん宅配便会員の方から購入することができた 昔ながらのしぼりかたで作った菜種油は、香りも味も最高でした。色も濃い黄色でした。。なめたら こくがあっておいしかったです。おまけに、手つくりのイグサのぞうりなどまで一緒に入れてくださっていました。大事に飾っています。また、購入できる機会があればいいな と思っています。
 
さて、この前、PHS(携帯電話機)を探していますというお願いをしましたところ、1名の方からお返事があり、使わせていただくことになりました。倉庫やおもちゃばこの中などを探索してくださった方もおられたことと思います。どうも、ありがとうございました。こんどからは、泳ぐときには、ポケットから出すことを忘れないようにいたします。
それにしても、NTTドコモの製造担当者の方 「PHSストレートタイプ(薄型)」の生産を再開してください。お願いします。(といっても、このメンバーの中にはおられないでしょうね。)

9/12 塚本さんから・本岡さんへ恩返し
いもちの新米は健全なお米より味は落ちますが、乳白が少なかったので良く粘りました。青米は多かったです。ほっとしたけど、もうこんな目に合うのはいやです。
 
脱脂大豆の肥料成分表はとても助かりました。菜種油粕より窒素成分は1パーセント多いのですね。
 
有害成分というのはn−ヘキサン(ノルマルヘキサン)のことだと思われます。これはメーカーの方から直接伺った話ですが、油の抽出過程でヘキサンを使うとのことでした。以後は私の考えですが、抽出後ヘキサンを蒸発させれば油が残ります。当然販売するために抽出しているのでしょう。ヘキサンはガソリンの成分だそうです。福井県の特別栽培制度で、脱脂大豆が使用可能かメーカーに問い合わせろと県庁の担当者に言われたので、こんなことがわかったのでした。福井県では有機質肥料として使用可能ということになりました。
 
ついでに書くと、水からスミチオンを抽出する際もヘキサンを使いました。水の中にヘキサンを入れると下は水、上はヘキサンに分かれます。よくかき混ぜると農薬のスミチオンは水の中からヘキサンに溶けます。ヘキサンだけ取り出して、ヘキサンを蒸発させるとスミチオンが残ります。これを分析機器(ガスクロマトグラフィー)で計れば、水中のスミチオンの残留量が出てきました。(ごく簡単に書きました。)
 
塚本より本岡さんへ恩返しでした。

9/12 すずき産地から「丸大豆」
横レスです。

テレビなどで「丸大豆醤油」ってCMをやってます。

大豆粕ではなく、大豆そのままを原料にしていると思っていました。
ところが、
その丸大豆。たしかに姿としては粉砕されてはいないけど、油粕なのだそうです。
有機溶媒だかなんだかの薬品を介して、丸大豆から油を抽出できてしまうのだとか。
というあたりの情報を、どなたか詳しく知りませんか。
それはともかく、

>  有機溶媒で溶かしだした油も 食用にするのでしょうか。

ふつうに購入する食用油は、
その抽出油がほとんどで、
圧搾油なんて手に入らないのでは・・・。

すずき産地 http://www.suzuki31.com/
 
9/12 埼玉の佐藤さんから「大豆油の製法」
埼玉幸手市エーブン轄イ藤です。
いつもROMばかりで、久々の発言です。
大豆かすについて、その前に大豆油の製法をお知らせします。
 
大豆の場合、油脂分が多いといっても、他の油脂原料と比べると少ないので、製法は「抽出法」になります。油脂分が多いナタネなどでは、搾るだけでもかなりの油脂が得られるのですが、大豆では最初から溶媒に油脂を溶かし出す、という方法をとります。この溶媒にはノルマルヘキサンという物質が使われます。
 ヘキサというのは数を現す言葉です。化学の分野では、1〜10をそれぞれ、モノ、ジ、トリ、テトラ、ペンタ、ヘキサ、ヘプタ、オクタ、ノナ、デカというように言います。「テトラポット」とか、「ペンタゴン」とか、「オクタン価」とか、みんなここからきているのです。
 ノルマルというのはまっすぐの、という意味です。最後に−アンとつくのは、炭素の結合可能数いっぱいに水素がついた、飽和した炭化水素である、という意味です。普通この仲間はロウ(パラフィン)と呼ばれています。
 要するにノルマルヘキサンというのは、パラフィンの仲間で、炭素原子の数が6個の、比較的小さい分子です。このため、気化する温度が低いので、容易に油脂から分離させることができます。
 
こう言った物質の残留(可能性としてはごく微量)が考えられるのと、殆どの原料がアメリカ大豆でGMOの不分別である可能性が高いこと、が問題としてありえます。
もっと詳しくは<安心!?食べ物情報>http://food.kenji.ne.jp/food13/food1303.htmlを参考にして下さい。

9/11 稲美町の本岡です・Re有機栽培してよ〜
 稲美町の本岡です。
私のお米のお客様から「有機栽培してよ〜」 との声援を受けただいま窮地に立たされています。笑)

 すぐ反応してお返事を書かなければ、『こいつ寝たふりしてやり過ごそうとしてるな』
などといらぬ誤解を招いてしまいます。

 と 気にしながら 

 来週から稲刈りを始めるので 会社には休暇をいれています。が
サラリーマンのつらいところ 休んでいても私の仕事のノルマと 仕事の納期はきっちりとあるので
連日 仕事の前倒しで帰りが遅いのです。

朝が眠くてツライ また会社へ行く道で迷いそうじゃ!

 稲刈りが峠を越えた頃から 日頃思っている肥料のことを書いていこうと思います。

たとえばこんな事とか

 

含有を許される有害成分 て何なんでしょう (特に規制なし)と言うのも気になります。

 大豆油粕は、大豆を搾油した残りかすを さらに有機溶媒で油を溶かしだした残りかす。
だそうで 有機溶媒って何を使うんでしょう。

 有機溶媒で溶かしだした油も 食用にするのでしょうか。
わからないことだらけです。

 稲美町 本岡哲司

9/11 山形の阿部さんから・野菜のビデオ
山下様
ご無沙汰しております。
収穫の話もあちらこちらで聞こえてきますが、
ここ庄内の出来は悪くはないと言ったところです。
冷夏と言っても食を安定供給できると言うことに自信を持っております。

さてさて、以前メールいただきましたが、

> あのビデオには、ぼくの姿がいっぱい映っています。
> あのころ、農文協の撮影班が、我が家にとまり、宿泊費で稼ぎながら、ぼくは運転

> 兼撮影助手のアルバイトをやっていました。
> まだ、本格的に百姓をはじめる前のことでした。
> 健康に育った稲や野菜の姿を目に焼き付けたいと思っていました。

再びビデオ見ました。あ!っと思いながら、ビデオ見ておりました。
山下さんが何度も出ておりました。
何度見ても、井原さんの野菜はすごいなあと思いました。
僕も来年からは本格的に百姓になりますよ。
これから少しずつぼかし肥料作っておこうと思っています。

どうかご指導ご鞭撻よろしくお願いします。

阿部金一郎

9/11 やまちゃんから・野菜の種まき
 
名月や 赤い星まで 加勢して    by 邦子
 
こころは火星です。言わずもがなですが、、、
 
さて、塚本さん、ありがとう、、、、
 
さてさて、早生のコシヒカリの収穫を1週間ほど先に控えて、
あとはなるようにしかならないから(台風直撃さえなければ、7俵くらいはあるでしょう)
こころは、すっかり秋野菜の種まきモードです。
今年の農作業日誌を、「山下農園HP」にアップすることにしました。
関心ある方は、ご覧ください。http://www.geocities.co.jp/NatureLand/6355/
そこで、今年の改善点(変更)をいくつか。
キャベツ、レタス、白菜などの育苗はペーパーポットで、虫来んネットの中に。
その種まきは、割り箸を使ってと言うのは、前に書きました。
ゴザの活用も、先日書きましたね。しつこく今日も種まいてゴザをかぶせました。
 
(新案その1)ニンジンの種まきは、籾殻堆肥で増量して。
去年まで、籾殻堆肥をミキサーで粉砕して、種を数十倍に籾殻で増量して、
播種器ごんべえ(穴径10ミリ)で播種していました。
ところが、籾殻の粉が播種器のベルトにかかってスリップしがちでした。
そこで、今年は、籾殻を粉砕せず、20CCの種とバケツ1杯の籾殻(10〜20リットル)を混ぜ、
籾殻をばらまくように種まきしました。結果はバッチリ、見事に、まばらに発芽しています。
手順は、以下の通り。
米ぬか、蛎殻石灰をふって、耕起。(135センチ幅、内盛り耕)
透明ポリシートをかぶせて、太陽熱処理。
ニンジン種は、半日ほど水につけ、二日ほど新聞にくるんで湿らせておきます(芽出し準備)。
播種器ごんべえの鎮圧輪を使って、播き溝(15センチ幅)をつける(3条)。
籾殻で増量した種を、播き溝いっぱいに散らばるように投げる(アンダースロー)。
そのあと、念のため籾殻堆肥でマルチして、黒のかんれいしゃ被覆。
スミサンスイで散水。発芽までは、土が乾かないようにします。
覆土は一切せず、ですが、発芽はきわめて良好。10メートルに10CCの種でも、
間引きがわずらわしいくらいでした。
(蛇足)3条撒きですが、撒き溝幅が15センチくらいあるので、6条撒きくらいの感じです。
ただ、このやり方は、すじ播きにくらべ、除草がわずらわしいので、
太陽熱で雑草処理をしてないと大変です。
冬場のニンジン播種は、雑草の生育がのんびりしていますが、
夏は、雑草の勢いが二倍二倍です。
 
(新案その2)大根の種まき。
播種器を使うと、播種、覆土、鎮圧を同時にやってくれますので、やっぱり楽ちんです。
少量播種アタッチメントを使っていますが、
それでも、ある程度の種を用意しておかないと、うまく負けないのが、玉にきず。
さて、メーカーのマニュアルでは大根は7ミリの穴径を使うようになっています。
それでは、1カ所に4〜5粒落ちるので、間引きがわずらわしい。
除草も1条に並んで発芽しているほうがしやすい。
4〜5センチ間隔で生えていれば、間引き菜も売ることができる。
そこで、4ミリ径のベルト(104)を使うと、1粒ずつ播種ができます。
たまに、穴の中に種が入らないときがありが、
その時は、播種器を止めて、手で穴に補充しています。
(ゆっくり播種器を押しています)
 
(新案その3)暑い時期の菜っ葉類の播種。
播種器が使えると苦労ないのですが、1品種多くて10メートルくらい、
播種器の出番はありません。
太陽熱で、雑草処理したあと種まきした菜っ葉類の発芽が芳しくなかった。
多分、処理層を壊したくないと言う気持ちが強く、覆土が足りなかったせい?
そこで、今年は谷上げ鍬で削るようにして、播種溝を作りました。
2〜3センチ深の凹字型の播種溝ができます。
谷上げ鍬の背でさすって、均し(鎮圧)します。
そこへ、1メートルくらいの高さから、ひねり撒きします。
播種溝いっぱいにうまい具合に散らばりながら、種が落ちていきます。
風に吹かれたりしながら、土の上に落ちて弾んで、、、、
これは自然の妙です。
なお、ひねり撒きについて、井原さんの「家庭菜園びっくり教室」をご覧ください。
ぼくが、百姓1年生のころ、手製の播種器を考案して持って行ったら
「ほれ、こうやってひねり撒きしたら、うまいこと撒けるやろが、
若いとき、紙の上で、なんべんもトレーニングしたものや」
と、鼻をぴくぴくさせながら言われたものでした。
それはさておき、種をまいたら、谷上げ鍬の背でさすって、種を落ち着かせ、
播き溝の両側の土を三角鍬で崩すようにしながら覆土、
地下足袋の足で踏みつけ鎮圧。
籾殻被覆をして、ジョロで水やり。念のためゴザ被覆。
小松菜の種なども、ちょうどいい増量剤が見つかればいいのですが、
でも、種が丸いので、種がまきやすいかな。
 
(その4)大浦ゴボウの播種。
兵庫県有機農業研究会の小前さんに教えてもらったこと。
(小前さんは篠山市、標高200メートル?の寒冷地です)
この秋、初めてやってみるつもりです。
10月半ばころに耕起して種まきすると、ほとんど雑草は気になりません。
そこで、そのころ大浦ゴボウを播種。
冬の霜でゴボウの葉も枯れますが、陽気がよくなると、
新葉が出てきて、ひとたび葉が出始めたら、雑草を凌駕する勢いで大きくなってくれます。
何の気苦労もなしに、5月ころに新ゴボウがとれるはずです。
皆さんもお試しあれ。
直売所をやっていますと、日本人はこんなにゴボウ好きやったんかいなとびっくりします。

9/11 福井の塚本さんから(その1)「いもちの田んぼの収量」
いもちの田んぼの収量は、反当り玄米2.8俵、くず米2俵でした。
くず米を入れる袋が足りなくなるのではと心配しました。1.75ミリで篩いました。
我が家と親戚のお米が確保できました。
この低収量は、コナギに覆われたとき以来です。3度目かな? 

お米の味はまずまずで、昨年の乳白米よりおいしかったです。

くず米を田んぼにまくのが大変だこりゃ。

臥薪嘗胆(福井の塚本)でした。

9/11 福井の塚本さんから(その2)「街路灯と出穂の遅れ。」
街路灯の照明で稲の出穂が著しく遅れました。低温のときは、顕著になるそうです。役場の建設課と相談して、電球を替えて照度を落としてもらうことにしました。建設課の皆様まともに考えていただきありがとうございます。
 この研究例は非常に少ないそうです。理由は、研究者がトラブルに巻き込まれたくないからだそうです。
 
福井の塚本でした。(サイキン、福井ノ○○サントイウノガフエテキマシタ。)

9/10 広島の西村さんから・サリー出穂
どうも、柴田さん。こちらのサリーも出穂をはじめました。
が、なぜか揃わない。田の半分は出始めたが半分はこれからという様相で「なぜだ??」てなところです。
駐車場の街灯は閉店の8:00PMには消灯になる。道路の高輝度水銀灯よりは光量ははるかに弱いから
ポールの低さを加算しても光のせいではなさそうなのよね。

乾燥鶏糞に換えて発酵鶏糞を元肥にしたのですがどうも発酵させたらカスになっているようでパワーがありませんね。
稲の生育がショボイんです。

画像は吉和のB田の夕方の姿です。
左から
草丈の伸びないキタカオリ
ノゲの色が売りのカンニホ
古代米のひとつ対馬赤米 神丹穂の片親でノゲ色は薄め
長大な穂が実ることを期待しているヒノヒカリ

二丈赤米センターの住吉さんのほうはどんなですか。
9/9 岡山の柴田さんから「サリー出穂」
しば@おかやま普及セ、サリークイン話、です。
どえらい遅い報告となりましたが、サリークイン出穂しました。

先週木曜くらいから走り始め、週明けにあの長粒の穂が出揃いました。
先週穂揃いのヒノヒカリともども、例年比1週間いや10日遅れか。
今になって熱波襲来でヒトはとろけそうだが、サリーは喜んでるかも。

********************************************
   岡山農業改良普及センター  柴田雅人
 〒700-8604 岡山市弓之町6-1 (086)233-9850
    masato_shibata(アットマ)pref.okayama.jp
********************************************

9/9 おけいさんから・あ・宅配されちゃいましたね。(/∀\)イヤン!」
加古川市の一般消費者、おけいです。
 きちんとしたご挨拶もせずにすみませんでした。
米作りのいろはも知らずに爆弾発言したりするかもしれませんが
今後ともよろしくお願い致します。
 
ご縁あって本岡さんのお米を頂くようになり、こちらのHPを
教えていただいたりして、年に一回のお米の収穫と
顔合わせを楽しみにしてお付き合いしてもらっています。
 
お米と言えば(野菜でもそうですが)
最近、ようやく、生協さんなどで、生産者の顔が見えるお米が
買えるようにはなってきましたが、それでもやっぱり、
流通に乗ってるのはどこかで、何か操作されてるんではないか・・・
と思ってしまいます。
「憎い雑草をかるがる退治、、、」と言うような恐ろしいセリフが、
まかり通る日本って、いったい何なんでしょうね。
ベトナムは、戦争で枯葉剤を撒かれてしまったから当然なんでしょうけど、
日本って、奇形児の出生率ダントツですってよ。
(あ、でも、授かった命に対して、偏見をもったりしているわけでは
ないということは、断言しておきますね。)
 
福井の渡辺様のように自給自足できるような環境を
お持ちのが、うらやましいです。
土地も技術もたくさんのお金も持ち合わせていない我が家は
本岡さんの米でなんとか生き長らえているわけです。(^^ゞ
 
だから、本岡さ〜ん、やっぱり有機栽培してよ〜〜。
 
はい、長々と失礼いたしました。
 
*やまちゃんから
おけいさんもやっぱり思われるでしょう
「本岡さん、有機栽培してよ〜〜、って」
本岡さんは、なぜか頑固に化成肥料無農薬栽培にこだわっておられるのです。
硫安のかわりに冬場に鶏糞をふるくらい、彼にとっては朝飯前の事なんでしょうが、、、
きっとそれが彼の「へんこ」なんです。
きっと満を持して、それまで有機栽培に対し手綱をゆるめようとしないのです。
たぶん。

9/9 姫路の市川涼子さんから・イナゴとタニシ
 割り込んでスミマセン。
市川と同じアドレスを使っているので、
いつも宅配便読ませていただいております。
イナゴは腹まで取ってしまったら食べるところがありません。
取るのは羽です。
 先日話しておりました、タニシですが、泥抜き後さっと湯がいて
串焼きにし、しょうゆを塗ったら最高でした。男性陣はビール、ビール
と叫んでおりました。サザエほど大きくありませんが、泥臭さは
もちろんのこと、癖が無く子供たちも喜んでおりました。

田んぼの余録を楽しんでいる
市川涼子でした

9/9 千葉の野口さんから・市川さんのイナゴを見て
た〜ぼ@花囲夢です。

市川さんのイナゴを見て

昔耕地整理をした直後ぐらいだったと思うんですが、10町ぐらいの一角にイナゴが大
発生し、近所総出で「駆除」という名の捕獲作戦に乗り出したことがありました。と
いっても、取ったのは今のじいさんばあさん連中で、夜中にタマネギネットに入れて
体の中のものを出させるので、どうにも「ガサゴソ」とうるさいことったらありゃし
ない。

佃煮ですが、うちの場合には高温の油でいったん揚げてしまって、人間で言う膝から
下の部分(とげとげの部分)を焦がしていたみたいです。何ぶん一度に40cmのアルミ
鍋に一杯分作るので、手を抜きたかったんだろうなぁ。おいしいのはわかるんですが、
アメリカザリガニ(これもひどかった)と並んで、あまりの量を食べたので、今はあ
まり食べたいとも思いません。作り方が違うせいもあるんでしょうが。


P.S.前回アップした際に、赤木さんの字を間違えてしまいました。ごめんなさい。
  (ご指摘ありがとうございました)

9/9 農文協の西森さんから・Reイナゴ
お久しぶり。
農文協の西森です。

イナゴ話題に私もひとつ。
もう30年も前、取材で訪れた茨城県霞が浦周辺の田んぼで・・・
「食ったことあっか?」
「はあ、何ですか?」
「食ってみ」
「・・・こりゃ、なかなかうまいですね。酒があうようですね」
「ばーちゃん、作ってんだよ。この辺じゃイナゴがまあたくさんでな」
 ・・・・しっかり太ったイナゴは、生身の感じが残っていて、足のイガイガが
のどをこすっていく感じがなんとも野性的で・・・おいしいものの、しっかり噛
み砕いていただいたのでした。
「あんた、持ってくか?」
「はあ、いただきます」
 ・・・で、持ってくれた量がすごかった。大きなビニール袋にいっぱい・・・
大黒様みたいにぶら下げて、常磐線に乗り赤坂へ。電車の中でも、ホーーーなど
と言いながら、袋の中ののぞきこんで、見知らぬ同士、しばし話が弾んだのでし
た。
 それにしも、もちろん羽も足も見事な太りっぷりで、上品なイナゴの佃煮は、
それらの付属物をはずしてから煮ると聞いたのですが、ま、霞ヶ浦のおばあちゃ
んの佃煮は、迫力いっぱいでした。その後、あのように存在感のあるイナゴの佃
煮はいただいたことがありません。

そうそう
今「農業技術大系作物編」で、赤木さんと衣笠さんに、原稿を書いてもらってい
ます。技術大系の農家事例に、どんな癖のある記事がのることになるか、お楽し
みです。

では・・・

私、昨年孫が生まれ、もうすぐ1歳。ジーサンになりました。

お元気ですか?

********************************
松田信博 <g3matuda(アットマ)joy.tvnet.ne.jp>
〒353-0003
埼玉県志木市下宗岡2-5-24
********************************

9/7 福井の渡辺さんから「はじめまして」
山下正範様
はじめまして、福井の渡辺と申します。
 
ひょんなことから、今年稲作を始める事になりまして、
これまで近所で行われている慣行稲作に疑問をもっていた私は
無農薬有機・無除草剤の稲作を始めました。
周囲の人からは、今から米作りを始める変わったやつがいると優しい奇異な目
で見られましたが、自分で食べる分だけの稲作ですから迷惑をかけるわけでも
ないので、あえて慣行を無視してなんとか来週の刈り取りを迎えることが
出来そうです。
先月から激発するイモチに、何とか無農薬でやり過ごすことができたのは
このHPのお陰だと思います。このHPのメールのやりとりを読んでいなかったら
我慢できたか正直ちょっと疑問です。
改めてじっくり自分の田をみてみると、穂首も枝梗もけっこうありますが、
隣の慣行田にも同じくらいのイモチが出てる。
なーんだ、そんなに変わらないなあ、薬使わなくてよかったと感謝しております。
 
私のような初心者マークでも、除草は米ぬかでうまくいきました。
元肥にEMぼかし反100kgと田植え1週間後に米ぬか反50kgで、
除草は1度もしませんでした。
というより草がないのでできなかった・・・。
今でも上から見ると株間から土が見えます(坪45株の疎植です)
除草は大変だろうと覚悟していたので、拍子抜けな感じです。
水が入っているときは土はトロトロで、米ぬかの臭いを気にしていたのですが
ほとんど臭いはありませんでした。
水を切らしているときも、土は水分を多く含んでいてネットリした感じです。
去年の除草剤が残っているってことないですよね・・・・。
それとも、ビギナーズラック?
 
前置きが長くなりましたが、HPの宅急便の仲間に入れてくださいませ。
それと井原さんの追悼集がまだありましたら購入したいです。
よろしく御願い致します。            福井の渡辺

9/7 兵庫のおけいさんから
(HPの宅配便の申し込みをいただきました。同じ兵庫県ですので、
つい、兵庫県はどちらですか?と聞いてしまいました。  byやまちゃん)
おけいです。
メールありがとうございました。

> おけいさんは、兵庫県のどちら(町名)ですか?
> もし差し支えなければ、、、

はいはい、加古川市××です。
本岡さんのお米を食べています。
今年も注文を取りに(笑)メールを送って下さいましたので
注文するところです。

しかし、、、ん?
化学肥料か?・・・・・

彼の変こなところ、大好きです。

米は主なるものなので、できるだけ質の良いものを食べたいです。
ダイオキシンは、欲しくないんです。
ミネラル一杯含んだ米は、害虫が寄りつかないとききます。
土作りに、精を出して下さい。

値が安いのは魅力だけど、それには換えられない大切なものを
私は食べたい。
かといって、完全無農薬・有機栽培米のように、目がむくほど
高いお米は買えないし・・・・つらいのう〜〜

お百姓さん、頑張ってくださ〜い!

9/7 姫路の市川さんから「イナゴ」
私も農のある風景を、
稲の葉を食べている最中のイナゴです。

そのうち食ってやる!覚悟しておけ!
昨年食べたイナゴの佃煮の写真もつけました。


市川 憲平
 
*やまちゃんから
昔農文協で雑誌のセールスで福島県の浜通を歩いていたころを思い出しました。
セールスマンにおばあちゃんがお茶を出してくれるのです。
カルチャーショックでした。
お茶うけによく出てきたのが、イナゴの佃煮。
初めのうちは、まだ目鼻立ちのはっきりしないイナゴ。
香ばしくて美味でした。
夏が深まって来るにつれ、めん玉がぎょろり、羽根も足もイナゴそのもの。
あかんたれの小生は、最後の方は御免被りました。
市川さんの奥さんのお話によれば、羽根と足と腹は取って佃煮にされたそうです。
9/5 やまちゃんから・ゴザの補足
舌足らずの部分、補足です。
きっと、種まき後の土壌水分の安定、それが発芽の安定につながっているんだと思います。
播種後、ゴザ被覆をすると、遮光率が高いため、めくるのが遅れると、もやしになり、
発芽直後に直射日光にさらされると、へなへなとなってしまいます。
夕方被覆をとる必要があるように思います。
タマネギの育苗では、芽をもたげてきたら被覆を取ると言うことで、
タイミングはそれほど微妙ではありませんが、
双葉の作物の場合は、夕方に発芽し始めるように、種まきをする、
まあだいたいですが、そんなことを考えながら種まきをしました。
 
使用後のゴザの処理。
最後に堆肥になって土に帰っていってくれるのですが、
雑草の中にほっぽり投げてしまうと、草刈りの時に糸が草刈り機に巻き付いて難儀します。
今考えているのは、4つくらいに切って(つまり40〜50センチ幅)
谷に草抑えとして置いといたいたらどうやろ、というものです。
 
しかし、田んぼの稲、
よくよくみると、けっこうたくさん穂首イモチや枝梗イモチになっとるもんやね。
今のところ、単発で羅病しているので助かっています。
 
ところで、本岡さん、
暗黒時代のお話なんやけど、
>1970年代のことになりますが。
>その頃 毎年秋ウンカにやられていまして 
>ひどいときは田んぼの半分近く枯れ上がる状態でした。
きっと本岡さんが、稲作りを始めたころやね。
ぼくが稲作りを始めたのが、1980年代の後半です。
たしか2年目に、隣の日本晴れにはウンカがついていないのに、
うちのミノニシキにびっしりウンカがついて、びっくりしました。
ミノニシキはウンカに弱いのか?と、品種を変えて、
それ以来、ウンカらしいウンカを目にしていません。
1990年代になってから、ウンカは減っているのでしょうか?
本岡さんは、暗黒時代をどうやって乗り切られたのでしょうか?
暗黒時代を語るのが苦痛でなくなったら、
また教えていただけるとありがたいな。
9/4 塚本さんから・いろいろ情報ありがとうございました
いろいろな情報をお寄せいただいてありがとうございます。情報というのは聞いて行動に結びつくもので、聞き流して終わりなのがニュースです。
何が痛いって、やはりお客様のご期待にこたえられないこと。皆様それぞれの思い入れがあって、私のお米でなきゃいやだって買ってくださっているのが心のそこまで伝わってくるものですから、こんなときはヤダヤダもうどうしようって思います。今年の私の稲つくりも、草抑えが終わったところで切れてしまっていました。非力!
 
次にまたもやばあ様のいやみに日々さらされることになりました。針のむしろ。要するに儲かっていて世間体がよければいいんでしょう。当分ご希望には副えそうにありませんね。しかし、天気ではなく私が悪かったのでじっと我慢。まさに臥薪嘗胆。
 
一番最後にいもちの田んぼを刈り取り、自家用の飯米にしたいと思います。一度わらを切っておかないとすき込めないこともあります。機械は後で掃除します。ご飯がまずかったら臥薪嘗胆と言って聞かせることにしましょう。お米が足りないし麦を混ぜるとしましょうか。これでも昭和20年ごろよりはずっとましなんでしょう?
 
今回はリアルな痛い失敗だったのですが、それだけに実のある中身の詰まったお返事をいただいたなと感じました。みなさまありがとうございます。このメール仲間の人はやっぱすごいわ!
 
臥薪嘗胆(すでに来年の成功を確信している福井の塚本)でした。
 
9/4 福井の中出さんから「イモチ、刈り取ります」
私は一般の顧客を抱えていないし、稲作修行中でもあるので刈り取って最後まで見届けます。
そして、曲がりなりにも収穫の喜びを感じたいです。
 
いもちの次は倒伏。
日照不足で茎も丈夫でないそうで、あちこち他でも倒れています。
間に合わないと分っているけれど、早朝の1時間だけ株同士をくくって立てています。
周りでは誰もこんなことをしていません。
 
女房、子供にもこれくらい手を掛ければ良かったと思う福井の中出でした。
 
9/4 京都の土佐さんから「イモチ」
ご無沙汰しています。
9月4日はわざわざ100キロを軽トラぶっ飛ばし本岡さんにお越しいただきました。
草刈終えてステテコ一丁でウツラウツラしておりました。
その後一緒に綾部の井上師匠と四方さんを訪ねました。
師匠の迫力はすごい! 泥田であろうが関係なし、ゴー(コンバインの音)とともに片っ端から刈り取っていく。泥まみれになったマムシがきょとんとしていたっけ。
近所のおばさんも「3年前よっちゃんの体が悪かったときはどないしょうか」と思ったとおっしゃっていました。
3畝の田んぼを隅刈りなしで10分で刈り取る。まっ5条刈の機械だから出来るかもしれないが、どろどろの田んぼをキチッと仕上げる技術はすごい。
刈り取り速度はおそらく時速4キロくらいかそれ以上。畦際の寸止め。
見ていて気持ちいいと思いました。
久しぶりに豪快な師匠に会えて「わしも刈るぞー」ファイトが沸きました。といっても受託を合わせて師匠の1日分3haくらいですが・・・
本岡さん本当にご苦労様でした。いろいろ勉強になりました。ありがとうございました。
 
イモチの原因
元肥の入れすぎ、追肥の加減、坪当たりの植付け本数、朝方の霧、昼夜間の気温差(気候条件」などいろいろありそうです。
自分の場合は、元肥の入れすぎ(コシヒカリ)のため順調のように見えて、最近の暑さのため一気に穂首にきたようです。肥料代をケチった圃場には穂首イモチは見えません。
同じ田んぼでも去年とはまったく違う顔をみせてくれます。
やっぱり現場百辺かなあ・・・
来週からは刈り取りに入ります。気合入れてガンバラにゃ!!
 
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
       京都府 天田郡 三和町 岼595        土佐祐司
         Tel 0773-58-2265 E-mail 
y.tosa(アットマ)galaxy.ocn.ne.jp            
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9/4 広島の西村さんから「イモチ」
120kgっていうのはそんなにたいへんなのかあ、おれっちの穂が出ても依然葉色の黒い米糠も相当なもんだがや。
 
「米ヌカを使いこなす」 P-152
 
          N      K      P
米糠      1.82     3.56     1.36 (私はN2.2で計算している)
ナタネ油カス 5.09     2.52     1.09
大豆カス    6.67     1.48     2.07
オカラ(生)   0.68     0.12     0.17
 
脱脂大豆というのは大豆カスと思うが120kg/10aだとN換算では8kgとなる。私は米糠でN5〜6kg相当入れたことになるが周りの田んぼに穂首イモチが広がる中で葉色を5くらいの濃緑を保ったまま出穂・登熟中です。
私の田んぼはすごく目立ちます。なんと言っても田んぼが黒い。よそさんと余りにも違いすぎるのが心配であったがここ2週間の吉和の田んぼを見ているとこれだけ稲が元気そうだと穂首イモチから逃げきれるかもと安心感を覚えたりします。

昨年の真っ赤になる葉イモチにビックらこいて『元気出せ!』と尿素を蒔いて葉イモチが軽度のところまでも全面穂首イモチになった教訓から
 
  畑状態では有機物の分解が湛水よりも急激に進んで稲が必要以上に吸収するらしい
  葉イモチになったら窒素はやれん
 
水は張りっぱなしです。アゾラが張りつく程度には断水になったり、冷水対策に止水して干しましたが根を傷めるまで干さない。
草取りや、カモを追って歩きましたが根が切れるので田に入らないほうが良い。

人は理由を求めます。私はかなり穂首イモチの蔓延した人に聞いてみました。「どうしてなったのですか?」
「肥料をやりすぎたかなあ」
「苗が悪かった。」  『おう、石田さんが上手く育たないと言っとったなあ』(影の声です)
「肥料をやりすぎたかなあ」
日照不足の稲に対しての施肥が上手く噛合わなかったということですかね。で有機栽培のばあい肥効は微生物jまかせです。
その活動はお天道さんによる気温(地温・水温)まかせ。N5〜6kg相当とは計算されるがいつ頃どれくらいに現れるものやらさっぱり分らん。
暑い季節になった頃、稲はそこそこ大きく育ち、活動が活発化した微生物がどんどん養分を供給する。人に稲はどうかと問われれば『今のところきわめて順調です。』と答えています。
 
山下さんの穂首イモチはその判断で良いんじゃないですかね。1株につき程だと食味値66、米粒に亀裂が2箇所くらい入り炊飯するともっちりしなくてパサつく透き通らない白い飯になります。
ある程度米になってからの穂首だとそんなとこでしょう。添付の画像は現状で2割くらいと予想される初期に発病した病例です。
塚本さんからの画像を見てから見比べてみたところ程度の悪いところは同等に思えました。
縮小された画像では肉眼で見たのよりも相当軽微に感じますがアップするとご覧の通り。枯れ色の籾は空です。
 
 おそらく吉和のワースト1

9/4 京都綾部の河北さんから
どうも ご無沙汰しております。 もうすぐ稲刈りなんですが 我が家の田んぼも1
枚 穂首いもちの餌食になってしまいました。
親父に聞くと やはり 天候の読みを間違えたと悔やんでおりました
冷夏のおかげ 冷夏のおかげか山田錦の成長は順調でございます
いもち病を回避する方法 親父が言うには、株間を広げて植える 元肥を減らす
それくらいじゃないかな? なんて言っております

でも そんなこと、みんな知ってることですよね  
我が家はちなみに 坪50株植えの田植え機 今年イセキ農機から
30株植えの田植え機を借りて1枚だけ田植えしたのですが 稲の姿が違うことに本
当に驚いています 株間を広げて 風通しを良くすると
いもちにはならないんですかね? でも 今年の天候では その理屈も通用しない?

9/4 兵庫の本岡さんから「今日は道に迷いました」
 きょうは今年一番の猛暑だったようです。
そのせいか朝起きたときから体調が悪く、会社へ行こうとしたのですが突然道に迷ってしまって
それでも何とか走っているうちに偶然にも着いたところが 京都の土佐さんのおうちでした。

 その後 綾部の井上さんのおうちへ
遠目に見ても井上さんそっくりの動きをしているコンバインがあるので
近づいてみると大当たり。井上さんは四方さんと稲刈りの最中でした。

 
 

記念に1枚 パシャット でもう1枚 パチリ

やまちゃんの 気になるイモチについては
『イモチなんかない 』そうで ご覧のとおり今年の田んぼのコンデイションは
イモチより怖いようでした。

井上さんに何枚か田んぼを案内してもらいましたが
肥料控えめで イモチの懸念全くナシです。

土佐さんの田んぼも見せていただきました。
張り巡らせた電柵と草刈りの面積が多い(谷間で斜面がでかい)

これらの田んぼを管理する苦労を自分に置き換えてみると・・・
(草刈りをする斜面の方が田んぼより広いところもあったりして)
 ほんと土佐さんにも頭が下がります。

皆さんの仕事の手を止めて申し訳ありませんでした。

今日は朝から道に迷ってしまったけれど いいところに迷い込みました。ありがとう

来週から私も稲刈りです がんばります。

 稲美町 本岡哲司

9/3 岡山の林さんから・塚本さんのイモチ
福井の塚本さんのイモチの写真を見て、大変な事になったなぁと思いました。
塚本さん、ここで気を取り直して頑張ってください。
私も、一昨年ベト病でタマネギを20トン程全滅させた事があります。苗から大切に育て、
1本1本手植えし、草取りも手取り除草でしたから、それが半年後ほぼ無に帰した時はか
なりショックでした。トラクターで部分的に鋤き込んだリしましたが、病気の蔓延は止まらな
かった。何といってもお客さんの期待に応えられないのが残念でしたね。ベト病もイモチも培
養できない病原菌と言うことでよく似たものなんでしょうね。
元肥の件ですが、私も塚本さんと同じく手抜きしようと考えました。私の対策は、株間を広
げる事でした。元肥は増やしませんでした。田圃によっては例年より元肥を少なくしたとこ
ろもあります。現在までの所、株の茎数は25〜40本となり順調のようです。出穂は明日
(9/4)のようです.。例年より遅れると思っていましたが今年のほうが2日早くなりそうです。
株間を広げると肥料の要らないこと、信じられないくらいです。また、条間も田植機の走る
位置を広めにして4条ごとに40〜50センチ開けました。来年はもう一段株間を広げるつ
もりです。みのるの田植機でオプションとして購入したギアでもこれ以上広げられなくなりま
すが、来年はぎりぎりまで広げるつもりです。
 
林 正弘
岡山県御津町


9/4 岡山の赤木さんから「ご無沙汰です」
赤木@菜の花です。
 パソコンがいかれてちゃってあきらめていたんだが、いじくり回しているうちにメール作成ができるようになったので、菜の花男としては久々の情報発信いたします。画像は輪郭がわかる程度にしか見ることができません。
 
 しばらく黙っている間に、メダカだのサリークイーンだの、塚本さんからはイモチの甚大な被害が報告されていました。酢や焼酎による予防はされなかったのかなと思いました。半年の努力が水泡に帰したのではあまりにもひどすぎます。
 私も10年ほど以前に、ややっ!と思ったことがあります。迷わず玄米酢と35度の焼酎と少しの塩を溶かしてたっぷりとかけました。反当200リットルはかけたでしょう。イモチの進展は止まったようでしたよ。
 
 3日には鳥取県から11人の方が菜の花の話を聞きにおいでになりました。33株植えの朝日をご覧になってため息が出ていました。
「ごっつい株やなぁ、茎の太いこと、それに穂の大きいこと!」ありがたいことに草一本生えていない田んぼに分け入って、めいめいが感心されていました。
葉色も薄くなって。透き通るような緑の葉には俗に言う害虫のかじった跡が何も無く、私が誉めたのでは自画自賛でおかしいのだが、それはきれいな稲です。今後の天気に期待しています。
4日には兵庫県の新宮町からマイクロバスでおいでになります。その中には私をご存知の方がおられるらしい。誰だろう?しっかり大風呂敷を聞いていただこう。
 
 先月末が当地域の一斉防除になっていました。薬を撒いているからには皆さんの田んぼには虫がいたんだろうけど、私の田んぼにはヨコバイはいましたが、トビイロウンカは見当たりません。ただの虫のトビムシはいっぱいいました。おかげで薬代が10万円ほど倹約になりました。ありがたや、ありがたや。
 先ほどの鳥取の方にも虫見板の使い方を説明しました。真宮町の方たちにも実際にやってもらおう。
 
 ということで今夜はあまり過激な発言や突っ込みは無かったが、いずれまたの心なのだ。
 自然を愛し環境を考える岡山の百姓    赤木歳通
 

9/4 やまちゃんから「小物」

久しぶりの小物は、畳のゴザです。
地這いキウリを定植したものの、雨が多くて、畝間が乾きません。
草が伸び放題で、敷きワラができません。
そこで、いとこの畳屋のところに行って、ゴザをもらってきました。
そして、ゴザの上にのり網をしいて、キウリのつるを這わせることにしました。
 
ゴザは、産業廃棄物になっています。
ふんだんに使えるのでうれしい。
姫路の大西さん(普及員・専技)にタマネギの時に教えてもらった方法を試してみることにしました。
小松菜、ほうれん草、コカブなど秋野菜を残暑厳しいときにまくと、発芽が悪い。
覆土して、ジョロで水をやって、籾殻をまき、その上にゴザを敷いておいたのです。
2日目の夕方バッチリ発芽を始めていました。
右端の畦がそうです。葉大根、小松菜、その向こうは、今日種をまいて、またゴザをかぶせました。
2番目の畦は、ニンジンです。
手前の密集している部分は、葉ニンジンで売ろうと思って厚播きしています。
3番目の畦で、ゴザをかぶせているのは、太陽熱処理あと。
タマネギとニンジンの種をまく予定です。
裸地にゴザ被覆をしておくと、土がしっとりして、種まきがしやすい。
また、雑草が芽を切ってもやしになるので、雑草処理の目的もあります。
 
以上、おそまつでした。


9/2 やまちゃんから「イモチの死米」
なんじゃ
 いもちで枯れた穂の中には 死に米が詰まっています。 」じゃと。
一難去って、また一難やなあ。
ということで、穂首イモチにかかった穂を抜き取り、写真に撮ってみました。
イモチの被害が少なかったコシヒカリですが、ちらほらと、枯れている穂がみえます。
穂首が枯れているのもあるし、枝梗から先が枯れているので、きっと枝梗イモチと思われる穂もかなり見られます。
三粒並んでいるのは、本岡さん言うところの「死米」です。
先端部の籾をむいてみたら、もうお米になっていました。
8月8日ころ出穂と思われるコシヒカリです。
我が輩の勝手な解釈では、ちらほら程度(一平米に3本くらい?)なら、
米選機でかなり落ちるだろうし、このままゴー、食味にはさほどのことはありますまい。
いかがですか?本岡さん。
 
ところで、京都綾部の四方さんや河北さん。
綾部は地形的にイモチのおそれをずっと持っていたところのように思います。
霧が立ちこめ、おいしい賀茂ナスがとれる。
ぼくが、イモチを前におたおたしていた時、
綾部の連中は、この不安をどう乗り越えてきたのだろう、
その経験を聞いてみたいものだという気持ちがずっとありました。
井上御大や河北さんの親父さんに聞いてみてもらえませんか?
聞き書きを送っていただけると、ありがたいなあ。
 
9/2 兵庫の本岡さんから「塚本さん めげずにがんばれ」
 福井の塚本さんへ
元手のかかった貴重な画像(9月1日のメール分「イモチで全滅」)痛み入ります。

 画像から判断するに刈り取り10日前くらいでしょうか。
とするとまだ被害面積は広がりますね。

じたばたしても手遅れ状態なので ほっとくしかないです。

で大事なことはこの後どうするかなんですが、 
私の過去の恥ずかしい経験から言うと 刈り取ってはいけませんよ!

 いもちで枯れた穂の中には 死に米が詰まっています。
死に米は怖い 
死に米が混ざっているとご飯を極端にまずくするので評判を落とします。

指先で米粒をつまむとぱらぱらと崩れて粉になるのはまだいい
こりゃだめだとわかるので 捨てる決心がつくからです。

 死に米にもピンからキリまであって 被害の周辺部の米粒は死に米かどうか見分けが付かない。
一見充実しているように見えるからです。
これは大丈夫だろうと思い始めると もったいないと思う気持ちにが後押しして
正米に混ぜてしまいます。

こうやってどんどん深みにはまっていきました。
後日問題が起こってから激しく反省をしても後の祭り・・・

 塚本さんは、こんな事にならないようにとの思いでメールします。

私なら 見切りを付け トラクターで鍬込んで 緑肥にしちゃいます。

 稲美町 本岡哲司
 

9/1 福井の塚本さんから「いもちで全滅」
カルガモが除草してくれた田んぼです。イモチでほぼ全滅です。売り上げの70万円は消えました。人の失敗を肥やしにしてください、ということで発表します。このメールはとんでもなく高くついてるんだから。
 
元肥一発のつもりで、脱脂大豆120キロ反当たり散布。これが原因です。追肥が大変なので、手抜きをしたかった。有機質肥料にしてから収量が上がらず、お米の注文は増えるはで、収量を上げようと欲をかいた。
 
元肥は、脱脂大豆なら80キロ、菜種の油粕なら100キロが無難のようです。すきこんでおけば長く効きます。田植え後に散布すると効きが持続しないように感じます。ムラな散布はいもち病を呼びました。次回から動噴で散布します。地力がつくまでは、足りない分を追肥していくほうが無難です。肥料を分施するとイモチには抜群に強い。施肥量は田んぼごとに記録して自分で調整していかないといけません。この数字を出すのに高くつきました。こんなにイモチで減収するなら元肥控えめの追肥なしでも良かったくらいでした。
 
施肥量が適当なら、農薬散布しなくてもいもちは広がらないという証明にはなりました。
 
今年もお米の注文を100パーセント満たすことができなくてごめんなさい。何年待たせる気だっ!と、そのうち見限られそうで怖い。
 
 
     千葉真子さん!世界陸上の、銅メダルおめでとうございます。今年の6月に、福井県の上中町のマラソン大会に
     小出監督とともにお越しくださいましてありがとうございました。冷たい雨と強風の中を20キロも走っていただいて
     申し訳ないことをしてしまいました。そんなことで、テレビの前で応援しておりました。
 
来年の今頃まで、私は臥薪嘗胆の名前で行くことにしました。
 
上中の臥薪嘗胆(福井の塚本)でした。
 
*やまちゃんから
棒に振ったのは、70万円もだろうけど、その間の汗水だな、いちばん。
ぼくも、代かき前後に油かすのペレットを100キロ(動散を使って均等に)やった口だけど、
今年のような天候不順な年には、不安要素を抱えるようです。
アオミドロの異常発生とか、イモチの多発とか、、、
来年は、冬の終わり(3月?冬の初めだと、雑草に吸われてしまいますので)にやるべしと思っています。
ところで、傷心のところ申し訳ないのだけど、
「全滅だぁ!」「何やってるんだ、あの田んぼ」と言われるくらいひどい田んぼで、
刈り取ってみれば、どれくらい収量があったか、秋が終わったら教えてください。
塚本さんの失敗をぼくの肥やしにするため、ぜひ!!
 
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