2006年5月のお便り   HOMEに戻る

5/31 兵庫の梅本さんから「やっぱり代かきは難しい」
こんにちは 兵庫の梅本です。

コシヒカリ2反田植終わりました。植え終わると同時にものすごい雷雨に見舞われ
田植機も放り出したまま退避。一時間程の降雨でしたが30ミリは降ったのではな
かろうか。止んでから戻ってみると田圃にはちょうど良い具合に水が貯まっていま
した。田植機もすっかり泥が落ちてピカピカ。嬉しい誤算です。

昨年ライスセンターから出た籾殻の捨場にしていた田圃で、1反4畝に約8町歩分
の籾殻を入れました。たぶん近辺一帯のヒエやホタルイの種も含まれるでしょう。
ひと月経たぬうちに爆発的な雑草地獄を見るのか?それとも窒素飢餓に見舞われて
稲が赤くなるか?今年はこの田圃から目が離せません。(牛糞堆肥2t投入)

代かいた翌日見に行くと水がひっついていたので、もう一回代かきやり直しました。
高低差も結構あったので土引きしたのが運の尽き。触れば触るほど深みに。延々と
四時間引っぱり廻すハメに。蟻地獄に嵌ってる心境ですな。今年からハローの後ろ
に更に整地板(美田号ってやつ)付けてみたのだが、下手糞には使いこなすのはち
と荷が重い。案外土は引っぱりますが・・・。

おかげで?もう土はトロトロになりましたわ。トラクターが通ってもタイヤの轍が
出来ないほどに。「おめー、そんなに土こねまわしたら稲が根を下ろさんぞ」
うちらの方では、とにかく代かきでは土をこねるなって良く言われます。
代のかき過ぎは良くない?ほんとうだろうか?
ふと、やまちゃんがよく言われるトロトロの代かきが頭をよぎりました。
砂地の田圃では念入りにやった方が、水持ち良くなって良いと思うのですが?
泥田の田圃でこれをやると・・・。年々水捌けが悪くなっていくような気がします。
たぶん、しきを踏み固めてるからでしょうか?

本岡さん
>私の田んぼでは、SU剤(一発剤)はイヌホタルイに効きません というか
>平気で生えてくるやつがいっぱいある
>初期剤がイヌホタルイによく効く(成分ブロモブチドを含むやつ)です。

一時期畦から投げ込むタイプ(一発剤)を使ってましたがホタルイには効きません
でした。田植直後に畦際から振る乳液タイプの初期剤も昨年まで使用してましたが、
風向き等で一箇所に溜まり易く、稲が弱るので今年は使用を控えました。確かに
半月くらいは薬効が出てる感じですが、6月半ば過ぎると後続が芽を切り出します。
その頃には稲もだいぶ大きくなっていて害は少ないのですが、いずれ種を付けます
ので、その種がまた翌年芽を出して・・・。根絶できればよいのですけどね。

梅本健次

5/31 三重の大平さんから「菜の花緑肥の中干しについて」
三重の大平です。
菜の花が満開に育って順調に草もあまり生えてこず
少し手応えを感じながら、見ております。
そこで中干しについて、相談があります。
水位も赤木さんの手ほどきにもあるように深めにしております
が、中干し(田植え後40日から50日くらい)が必要かどうかま
た、中干し後は、間断灌水をしても草がはえないかなぁと心配
しております。
どなたか助言頂ければ助かります。
ちなみにアイガモ農法をしていたため、中干しは経験があまり
ありません。

5/31 岡山の赤木さんから「 サイテル サイテル ヒナゲシサイテル」
赤木@菜の花です。

 咲き始めてもう1ヶ月にもなるひなげし。 満開の状態が20日だ。雨が降ると
ちょっぴりみすぼらしくなりますが、晴れると次のが咲いて花盛りに戻ります。種代
はお安くないけど、長い期間きれいな姿を楽しんでもらえます。もう3日もすると土
の中へ入れ込む予定ですが、どうももったいなくて。

 12月中旬に蒔いたレンゲは立派な出来ではなかったのですが、草も合わせて反当2
トンの生草重量がありました。
 雑草緑肥は20〜40cmに伸びたサナエタデ(イヌタデか?)で2.7トン。
この量はそこそこにできた菜の花に匹敵する。自分で計測すればすぐわかること。
なにぶん本数が多すぎて、1本1本は細くて軽いのですが数で決めてくれました。
これだけあれば、まずコナギに泣くことはないでしょう。

 種代はタダだし、蒔く手間もいらないし、むつかしい理論も技術も一切関係なし。
農学も近代稲作技術もなんにも要らない。冬に基肥振って耕耘撹拌すれば、秋から生
えていた草は埋め込まれて、春になってから茂る草に座を譲る。表現を変えれば、バ
カでもチョンでもできる稲作だ。。。。つまりぃ、バカチョン稲作ってことだ。

 なんと言っても天然の雑草だから湿害には強い。とはいうものの畑の草だから表面
水は逃がすように溝付けをしてやれば全てが終了。菜の花みたいに背が伸びないから
高いカネ出してモアーを買わなくていい。
 菜の花緑肥稲作はやがて麦利用へと進化し、今では草花や雑草緑肥という階段を昇
り始めた。
 もっとうれしいことがある。このバカチョン稲作は究極の低コスト稲作でもある。
稲作暦に従ってあれこれ振ると、反当およそ3万円かかる。不審に思うなら手元の稲
作暦で積算してみればわかることだ。
 雑草バカチョン稲作は基肥1600円、育苗培土1500円。以上合計3100円ポッキリ。疎
植・細植えしておけば虫も病気も来ない。なんか文句あっか?
 真面目にきちんとやっている人のたったの10%だよ! 作業が簡単単純だから光熱
費・減価償却費なんかも安くつく。これ以上のコスト低減稲作があったら聞かして貰
いたいもんだ。
 1反で27000円違ったら1町では27万円だ。
さらにだ、無農薬で有機肥料栽培とくれば高く買ってもらえるかもしれない。(これ
は努力が要る)。仮に1俵8000円高く売れたら8俵ではハッパ64で64000円の違い。
 コストと売上を足すと、91000円だ。1反の差だけでこんなになる。あくまで差だ
ぞ。
ここまで話せば生活できる稲作の道筋が見えてきただろう?

 人○〇だの、チ〇だのと、ときどきヒワイなこと言うけどさぁ、たまにはええこと
言うだろうが。今夜のは永久保存版だぞ。
 次回はべっぴんさんにとり囲まれた写真を見せるからよ。
それにしても出会い系メールの多いこと。あの中には真面目でホントのやつもあるん
じゃないのかなぁ。誰か知らねぇか。

 自然を愛し環境を考える百姓    赤木 歳通

5/31 埼玉の後藤さんから「菜の花種とり」
埼玉の後藤です。 @雨読晴耕村舎&糧工房@羽生&加須

今年は気温が低いこともあり10日ほど例年より
田植えを遅らせる予定です。そのため本岡さんからいただいた菜の花や
レンゲ・クリムゾンクローバーの種とりができました。
緑肥的には効果が落ちているのでしょうが花の蜜はいただきました。
このあとハンマーナイフで砕いて水を入れ始めます。

菜の花の種とりは田んぼに一輪車をもっていってそこに株をのっけてたたいて
くずはそのまま田んぼにすてて・・という単純なやりかたなのですが。
本岡さんは種とりをどのような段取りでやっておられるんでしょうか?

ps.スパムメールと判定されるのか3度ほどの投稿が消えていっています。
 今回はどうなることか?

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 羽生   雨読晴耕村舎       後藤雅浩
 
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●やまちゃんから
申し訳ない。
スパムメール(迷惑メールという意味かな?)として、受信時に削除済みフォルダに入ってしまったのでしょうね。
一応チェックしてから削除するようにしてはいるのですが、、、
今回のは、削除されていませんでした。
5/30 岡山の赤木さんから「すき込み近し」
赤木@菜の花です。

 今週末までは何とか天気が持ちそうなので、この間に緑肥をすき込もうと思ってい
ます。
 ひなげしはまだまだ花盛りで、田んぼ一面赤く染まっているから、最後の最後にす
き込もう。
 こぶしの花が咲かないとか。こちらではモンシロチョウがいつもの1割以下か。畑
のキャベツには青虫がいますが、菜の花田んぼに飛んでいないんです。なにかおかし
い。
 
 調子がいいのは苗代の苗。
オリジナルの苗代均平機で表面をとろとろにしてから苗箱を並べただけで、上から押
し付ける作業を省略したのに、このくらいきれいに生え揃ったことはないんです。
 ポットにして20年が近いけど、こんなにうまいこといったのは初めてね。
私が褒めちぎったのでは、手前味噌になるんだが、いいものはいい。
いろいろ改良を加えて今日、みのる産業の試験苗代で再実験しました。多くが見守る
中、出来は上々。「ほ〜〜、これはきれいに仕上がるもんだ。これなら後の押さえは
もう要らんぞ」なんて話していたのはシャチョー自身。もう少し手を加えれば完成も
近い。
来年には発売の運びのようです。

 さて、やまちゃんの文章に?マークが付いていたので。
>赤木さんの田んぼは、毎年毎年雑草の種が減っていってるのでしょうか?
>  (稲がある時期の雑草の種が)

 調べたことも無いから、はっきり否定も出来ないんだが・・・・そうだったとして
も草の種は上流からいくらでも流れてきそうに思うんだがなぁ。
 容器に田土を入れて水で練って湿潤な状態にしてやれば、コナギもヒエもわかるん
だが・・・・気が向いたらやってみます。なにごとも勉強だ!
 緑肥をするから春の草は増える一方ですが、別に気にはしていません。

 そんな草いっぱいの田んぼの一角を春の畑にして、ニンニク、タマネギ、そら豆、
エンドウ、じゃが芋なんか作っています。稲を有機栽培する田んぼだから、冬といえ
ども化学肥料や農薬類は使いません。おかげで通路にはタデが生えた生えた。そら豆
は埋もれるほどです。
この草でコナギを抑えようとの魂胆ですから、大事でかわいい草なんです。知らない
人が見たら キ印 の烙印だ。豆は草に守られてカラスの害も無く大きなのがブラブ
ラ成っています。ただタマネギにべと病らしきものが発生している。来年は場所換え
をしよう。

 自然を愛し環境を考える百姓    赤木 歳通

5/29 茨城のすずき産地から「Re菜の花緑肥の考え方」
>赤城御大!
ていねいなコメントありがとうございます。

そっかぁ、
耕耘から代かきまでの期間も問題だったかぁ!?

うちで稲の肥料は、基本的にはレンゲソウのスキ込みだけなのですが、
秋〜冬の過湿や過乾などでレンゲソウの生育しなかった田には、
自家採取のケイフンを散布しています。
3年前だったか、そのケイフンを使った田んぼのほうがコナギの発生が多いことに気がつきました。
それで、「ケイフンは雑草を増やすのかもしれない」と疑っていました。
が、
山ちゃんメール、とくに赤城御大の見解とあわせ考えるうちに、ケイフン増草説は濡れ衣で、
ケイフンの必要がないほどにレンゲソウが育っている田で、そのスキ込みによる抑草効果が発揮されたということではないのかと思いいたりました。
菜の花そのほかの緑肥抑草に期待を寄せるゆえんです。

レンゲソウは腐りやすく、今年も代かきの最中、臭いが漂っていました。
ちなみに昨年までは、荒代と植え代と数日おいて2回やっていました。1回目の強い臭いも2回目にはそうとう淡くなります。
そこらへんの考察から、有機酸を有効利用することもねらい、今年は1回で済ませることにしました。(当地方では「荒ぐれ通し」と呼んでいます)

まだ田起こしもしていない田んぼが10ヶ所(計280a)以上のこってて、下記のようなところもあります。
http://blog.goo.ne.jp/suzuki-31/e/b05f661fd2302ccad425d1530df70f7b
ひきつづき、
さまざま実践と考察を楽しみたいと思います。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
すずき産地
http://www.suzuki31.com/
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

5/29 兵庫の本岡さんから「梅本さんへ「中干しの時期は?」
 稲美町 本岡です。

 私も5月31日から田植えを始めます。
そんなわけで いま 猛烈にいそがしいんです!!

肥料を振るのに 雨でじるじるになった田んぼの中を歩くのだけは、かんにんしてよと
田んぼの水抜きをして乾くのを待っていたら 
昨日あたりからなんとかかんとか肥料がまけるようになってきました。
(ヒエがいっぱい出てるぅ 代かき後いくらか再生してくるだろうなぁ)

 4月頃から田植えに向かって始めるたんぼの下準備を、雨が続いたためにでできなくて
昨日の土曜日 まずアゼシートを埋めるところから田植え作業開始!
(今年は土が重い!気も重い!)

6月4日までに4町植えたら またいつもの無気力なサラリーマンに戻ります。

「中干しの時期は?」というより イヌホタルイのことについて
田植えが終わって落ち着いてから書きたいのですが 

大事なことだけ 書きます。

私の田んぼでは、SU剤(一発剤)はイヌホタルイに効きません というか
平気で生えてくるやつがいっぱいある

初期剤がイヌホタルイによく効く(成分ブロモブチドを含むやつ)です。

稲美町 本岡

5/29 岡山の林さんから「田圃の生き物」
皆さん今晩は、
今日、村山さんから「ふくおか 農のめぐみ100 生き物目録作成ガイドブック2
006」を送ってもらいました。これは役に立つ本だと思いました。
シュレーゲルアオガエルも載っていましたね。シュレーゲルアオガエルの卵塊はよく
見かけるのですが、5/22のアオガエルはモリアオガエルと思っていました。シュレー
ゲルアオガエルは外来種ではないこともちゃんと記載されているのがよかった。タニ
シなどの巻貝も載っていました。巻貝の巻き方は対数螺旋となるので、フィボナッチ
数列と密接な関係がありますね。巻貝とは言っても二枚貝が基本だから種によって左
巻きも右巻きもあります。うなぎも載っていました。子供の頃は近くの小川でうなぎ
をとってくると母から「後で焼いてあげるから、井戸水を汲んで泥を吐かせておきな
さい」と言われた事を思い出しました。子供の頃は、うなぎを店で買うということは
考えられなかったです。秋には出荷残りのマツタケを毎日食べさせられたからマツタ
ケを見て、「今日もマツタケ?もう、食べたくない!」と母に文句を言ったことを思
いだしました。水を買って飲む日が来るとはとても考えられなかった。日本の自然は
豊かだったのですね。

林 正弘
岡山市

5/28 やまちゃんから「きれぎれの雑草観察」
青森もこぶしが咲かなかったようで、、、、
きっと全国的に不順で、不安な感じがする春から夏のようですね。
雑草について、思いつくままきれぎれに、、、
 
梅本さんの便りを見ると、ホタルイはなんともこわそう。
とってもとっても次から次に出てきそうな感じですね。
ぼくの田んぼも、田んぼによってホタルイの種をいっぱいため込んでいて、
稲の条間、株間が足にまとわりついて、とても歩けないくらいホタルイがびっしり生えていました。
除草機ににたよるしかないなと観念したのは、ホタルイに手を焼きはじめたからでした。
今年は、早め早めに2回ほどティラガモを走らせる予定です。
イネの勢いでホタルイをおとなしくできたら、拍手喝采下さい。
ただ、去年機械組合のあんちゃん達が、
「なんやこれと」、あきれはてながら、わが田んぼはトラブル無しに刈り取ってくれました。
うちの田んぼが終わったあとに、トラブル続きでとうとうコンバインが新しくなりましたけど、、、
今年は新しいコンバインなので、多分大丈夫でしょう。
ぼくも、いつまでもあんちゃん達に甘えているわけにはいかないので、
出来るだけ迷惑をかけないようにしたいと思っています。
ホタルイがわんさか生えていても7俵はとれそうな気がしています。
 
太田さんの5月のたんぼの草の量も、はんぱじゃないくらいすごいね。
今のところ除草機にたよる敷かないと腹をくくっている小生は、
あの草が腐りきらないまま田んぼにあると、
除草機にからみついてにっちもさっちもいかなくなりそうで、怖いです。
ところが今年は、4月に耕起したあと、雨が多くて雑草がぴんぴん生えていて、
だんだん大きくなっていくばかりの田んぼが3枚あります。
後手後手に回っていて、ちょっとばかし怖い予感があります。
去年ように田んぼが乾いていないので、今年は代かきとトロトロ作りにかけたいと思っていますが、、、
しかしそれにしても、我が輩の田んぼでは毎年毎年雑草の種をため込んでいってます。
赤木さんの田んぼは、毎年毎年雑草の種が減っていってるのでしょうか?
(稲がある時期の雑草の種が)
スランプ状態の我が輩は、これから先何年も我が道を行くしかないと諦めております。
 
ところで、話変わって、畑の黒マルチによる抑草のことなんですが、
11月に黒マルチを張っておいて1月下旬に播種したトンネル栽培のニンジン。
抑草が思ったほどでなかったことは前に書きました。
それでも、その方式に未練たらたらでしたが、
たぶんメヒシバだと思うんですが、
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/monocotyledoneae/gramineae/mehisiba/mehisiba.htm
気が付いたら、ニンジンの間にいやと言うほどびっしり生えています。
ニンジンもまあまあ大きくなっていて、収穫して売っているのですが、
かき分けかき分けしながら収穫しているようなあんばいです。
なんじゃこれ?こんなの初めてです。
黒マルチがメヒシバを刺激したのか知らん?
それに対して、長ネギ(白ネギ)の苗は2月の中頃にセルトレイに播種して、
それを畑に仮植して大きくしたのを7月梅雨明けに本圃に定植するのですが、
3月に耕起して播種床を作り、黒マルチして約1ヶ月、黒マルチをはずして仮植しているのですが、
そこにはほとんど雑草が生えてきません。
ちょこちょこっと中耕除草してやる程度ですんでいます。
いったいこの落差は何なのでしょう?
雑草の休眠が、この差を生んでいるのでしょうか?
 
5/28 岡山の林さんから「菜種粕の雑草抑草は不可能になりました」
皆さん今晩は、
土佐さんのメールにありましたが、こちらでも少し寒いようです。今年は筍が出ませ
んでした。近所の人が5月末になってもまだストーブを焚く日があるのです。岡山の
ような暖地でもそのような日があります。しかし、地球は温暖化しています。寒かっ
たのは、日本、ヨーロッパ、シベリアくらいのもので今年の2月には北極でとても温
かくなり、雨が降り雷が鳴り響いたそうですね。グリーンランドの万年氷が急速に溶
け始めています。今まで人が近づけなかった所に船で上陸出来るようになっているよ
うです。グリーンランドの氷が溶け始めれば赤道の島々は水没を始めるでしょう。地
球の海水面は毎年3ミリ程高くなっていると聞きますが、今年は大きく上昇するので
はないでしょうか?私は温暖化を心配しています。
役場から電話があり、今年は4割の減反をしなければならなくなり予定していたナタ
ネ粕による雑草抑草は不可能になりました。減反と言っても小作料、有機JASの検査
料金を払い続けなければならないし畔草刈、田圃のロータリー耕は続けなければなら
ない。燃料も必要、ロータリーの爪や潤滑油の交換も必要だから圃場は常に固定費的
に費用がかかり続けますね。

林 正弘
岡山市

5/28 青森の木村りんご園から「Re冷夏の予感」
皆さん、こんにちは。
京都の土佐さんの「冷夏の予感」が気になり、初めて書こうという気になりました。
いつも、皆さんの投稿を読ませていただき大変勉強になっております。
さて、私も土佐さんと同じく今年は「冷夏」を予想してます。
こちら津軽の地も「こぶし」の花はまったく咲かず、全ての作物や山菜なども、かなり遅れています。りんごの花もどうにか満開を終えました。
平成五年の冷夏も十五年の冷夏も「こぶし」がまったく花をつけずに終えたのを覚えています。なんとなく嫌な予感がするのは私だけでしょうか。
この辺では「こぶし」を「田打ちザクラ」といいこの花が咲くとたんぼの耕うんが始まります。

(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)
                     木村りんご園
URL     http://www.geocities.jp/thugarufuji/
(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)(アットマ)

5/28 広島の土肥さんから「赤木さんアドバイス有難う御座いました。」
現代農業で菜の花の赤木さんとの出会いがあり菜の花緑肥を今年初めて栽培に取り組みました。
赤木さんのように幼稚園児を招き菜の花畑で遊ばせてやろう、
看板を立てようなどと目標を掲げ取り組みましたが寸足らずの菜の花で
今年は見送りました。赤木さんの言われる川の土手や、道路沿いの
菜の花は良く育っているのに我が家の菜の花はどうして寸足らずかと悩んでいました。野生は良く育つで納得しました。
菜の花をなかなか引き込まないので近所の人が体調悪く今年は米を作らないのかなどと心配してくれました。
わが町、福山市神辺町で菜の花を緑肥として米作りをしたりみのる
ポツト式で田植えをしているのはまれです。
環境の事を考え、減農薬をめざし、種籾消毒の温湯処理の方法などに
取り組む人を聞いた事もアリマセン、私が現代農業で温湯処理などの
減農薬の方法があると話しても、勝手にやれ環境など知った事か
お前は変わり者との評価らしい、福山市のベツトタウンとして3倍の戸数が増え、川へ天ぷら油は流すし、田んぼへ子供は石を投げ込む 
国道313沿いの田んぼでは肥料の空き袋を持ち缶、ビン、その他を拾
わないと田引きが出来ません、 田植え後の水田で親子で網で魚を獲つている、親から水田の魚は獲らないように注意しなければなりません
学童が通学する時に田んぼの堰板を持ってゆく、オーイ必要だから持つて行かないでくれ・・親に注意してくれと言うと、ひっぱたいてくれても
良いと言う、情けない親だ・・40年前は70戸農家が米作りに情熱を
燃やしていたが、今は26戸イヤイヤながら米作りをしている
もう10年もすれば米作り農家は半減し水田は荒れるところが多く
水田耕作者の迷惑となりましょう・・・還暦を過ぎ病気もちとなるといよいよ夢がなくなりお先真っ暗闇ではアリマセンカ
広島県福山市神辺町790
土肥忠士
電話084−966−0560

 
5/27 佐賀の太田さんから「茶摘み終了」
 こんばんわ?やっとこさ茶摘みがおえました。昨年より一週間遅れですが田圃はご覧
用に見事な雑草です。10年前までは痩せ地で無農薬で1〜2俵でしたが現在は軽く5〜
6俵軽く取れます、7俵以上だと味が薄いとクレームですが、5俵でも世間一般では
考えられない価格ですから満足です。藁一本の革命では有りませんが、藁を持ち出さ
ないで、そして鍬込まないで米糠100?〜200?位散布を毎年繰り返したら、冬草春草
はドンドン栄えるじゃないですか、後は赤木農法へと移行しましょう、今は皆さん稲
の姿を大きくなしすぎているみたい、種もみの芽きりを10日遅らせてはいかがと考
えおりますが、地区地区の問題はありますがご提案までに?
 
佐賀・太田

5/27 京都の土佐さんから「冷夏の予感」
ご無沙汰しております。
田植もあと30aを残すのみとなりました。

4月初めから今までの気候がおかしいようです。
当地ではこぶしの花がまったく咲きませんでした。
山つつじもかなり遅れて花を咲かせました。

たけのこは2週間ほど遅れています。
竹の葉色も何か違うようです。

冷夏の予兆のような気がします。
3月から4月にかけての低温が災いしているのでしょうか。
予想が外れる事を祈るばかりです。

みなさんの地方にもその年の作況を予想する言い伝えがあると思います。
それを集めて一元化すると気象庁の長期予報より正確な結果が得られるかも・・・

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
     丹波の恵み 「長宮農園」 
京都府福知山市三和町岼595 土佐祐司
  Tel  Fax                  0773-58-2265
   ほとんど通じない携帯 090-2195-5079
  E-mail                    y.tosa(アットマ)galaxy.ocn.ne.jp
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< 
 
●やまちゃんから
家内の里は兵庫県氷上市、県の真ん中くらいにあります。
今年はこぶしの花がひとつも咲かんかった、田んぼは気をつけたほうがええぞと、じいさんが言います。
こぶしの花が咲かない年は不作が多いと前から聞いていて、冷夏のせいかと思っていたら、
この間送ってくれた新聞記事によると、
「こぶしの花が咲かない年は、干ばつによる不作」とのことでした。
昔は水不足がいちばんこたえたせいでしょうか。
いずれにしても、天候が不安定を予兆しているのでしょうね。
 
春先の低温、寒暖の差が大きい不安定な天気が続いています。
5月に入ってから、実質的にはもう梅雨入りしているのではないかと思われるような雨が降っています。
今年は、仕事が後手後手に回って、これから先が思いやられています。
北国では、早期の田植え地帯ではイネのぐわいはどうなんだろうか、案じられています。
途中経過を送っていただけるとありがたいです。
 
さて、話変わりますが、
この間書いた「ふくおか 農のめぐみ100」という福岡県の田んぼの生き物図鑑、
宇根さんの「農と自然の研究所」から、1冊700円で送っていただきました。
6月5〜9日に地元の中学生2名が「トライヤルウィーク」で、学校に行かずわが農園に実習に来ますので、
その時に、このガイドブックを持って一緒に田んぼやため池まわりをしたいと思っています。
5月29日に挨拶に来るので、その時にこのガイドブックを渡しておいて、
「知っている(聞いたことがある)には○、見たことがあるには◎」を、つけてきておいてもらうようにしようかな。  

5/26 広島の西村さんから「玉葱について」
広島の西村です。
先週、真鴨を仕入れに滋賀まで出かけまして帰路にウン万円の花畑を見に赤木さんの
所にお邪魔しました。
八重咲きのポピーは一重よりも見ごたえがありますね。

雑誌現代農業がずらり本棚を占拠する赤木宅では玉葱の年内獲りの記事は何時の掲載
だったっけ???
と聞かれたので調べておきました。2005.02号 P-61にタキイ種苗の球根定植ホームタ
マネギが掲載されています。
赤木さんは小球を得るために種を蒔いて仕立てている最中とのことなので本件に関す
る情報は現代農業以外から得られているはずですが資料が探し出せない多忙な先輩の
為にタキイの『野菜ガイド 2005夏・秋』から抜粋しておきます。
カタログでは P15,P136参照
極早生のF1(シャルム/タキイのHP参照)を3月10日前後の播種でハウス、またはトン
ネル栽培
http://www.takii.co.jp/tsk/hinshu_info_idx.html
 条蒔きが狙ったサイズで仕上げ易い。8cm条間の1cm株間
5月中旬に倒伏するので直径2.5cm程度で掘り上げ乾燥保存
8月下旬に小球の玉が隠れるくらいの深さに植え、わらや枯草を敷いて地温を下げ、
発根、発芽を促します。
地ごしらえや植え付けの間隔は普通の玉葱と変わりません。
追肥は9月下旬から10月上旬に1回で済ませ、化学肥料であれば1平方メートル当
たり80〜100gを目安に条間に施し、覆土をしておきます。
11月下旬〜12月上旬に、倒伏した株から収穫する。

昨年は極早生をトンネル栽培されていましたが新しい栽培を試みられているんです
ね。
私が過去に投稿した普通種の小球植え付けは10月、2月植え付け全てNGです。
6つ以上に分球、再度分割して植え付けてもほとんどがトウ立ちします。
2月植え付けは小型に生育するだけでトウ立ち葉タマネギとしての利用に限定されま
す。
8月下旬は試していません。

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田んぼにシマヘビがグニョグニョとしていて1匹にしては胴の太さと長さが合わない
と思ったら合体してました。
結合を解除して逃げるのかと思いきや、片方は引きずられるようにして逃げ出しまし
た。
犬もそうですよね。その後でどちらがメスだとの疑問がわきあがりました。
インターネットで調べかけたが見つけきれず、メスだろうということに。交尾時間は
2〜3日だそうですから一緒に逃げるわいな。
オスが逃げる(引っ張る)と抜けちゃうと思うんだな。かみさんにもそんなサービスを
してもらいたいものだ。

5/26 岡山の赤木さんから「菜の花緑肥の考え方」
赤木@菜の花です。
すずき産地さんのブログを拝見しました。菜の花とレンゲで一幅の絵になっていま
す。
以下の文から思いつくままに。

>耕うん・代かきをして、数日後に田植えをしました。
>で、約1週間。残念ながらコナギが出はじまりました。
>やはりアイガモを放飼をすることにしました。

 代掻きから田植えまでは数日ということですが、耕うんから代掻きまでの期間がど
のくらいだったのでしょう。すき込んでから緑肥は微生物の作用を受けて腐熟を始め
ます。雨が多ければ早いし、雨が少なければゆっくりと腐熟すると思います。代掻き
すると高速度で進むと思われます。
 思うに、すき込みから代掻きまでの期間が短すぎたのでは。
コナギは代掻きを出発点に発芽・成長を始めます(田植えはコナギには関係なし)。
この時点で有機酸がまだ十分に出てこないとしたら、コナギにとっては「しめた今の
うち」ですね。日にちが長すぎると反対に有機酸が終ってしまって、やっぱりコナギ
の勝ちです。 

>これまでに3ヶ所、14枚、80aほどの田植えを済ませました。
>いずれも、雑草やレンゲソウが伸びていたところです。
>極端なところできのう植えた10a強などは、耕耘の2日後でした。

 上の例なんか、もしかしたら鋤込みと代掻きが同じ日に行われて、2日後に田植え
をされたのでしょうかね。レンゲや雑草は菜の花に比べると軟弱野菜みたいなもので
すが、その日や翌日の代掻きでは有機酸発生も間に合わないのではないのでしょう
か。
 代掻きまでにせめて1週間程度は欲しいと思います。菜の花だったら最低10日から2
週間ぐらいに思います。
以上。データ―などありませんが、状況から判断してみました。代掻きまでが長すぎ
て失敗した経験は持っております。

 土肥さんのご質問へ。
>私の土地は痩せ土です・・・今までは元肥ー硫安10キロ、醗酵鶏糞15キロ15袋、過

>酸石灰20キロ、 追肥硫安15キロ  穂肥、尿素5キロ
>過燐酸石灰15キロで栽培していました。
>みのるポツトで10アール32箱を植え付けていました。品種はヒノヒカリ
 
 肥食いのヒノヒカリだからでしょうか、これはすごい肥料量です。
私の朝日だと、硫安だけなら15kgぽっきり。鶏糞なら15kgを20袋だけ。倒さないぎり
ぎりの施肥量です。朝日の3年分です。

 鶏糞を田植え前に振って作る場合も、冬に同じ量を振って緑肥を蒔く場合も、同じ
施肥量でかまいません。菜の花に化けたりするから、窒素のロスがあるように思われ
ますが、やってみるとロスは考えなくてもいいようです。ただし、これは私の田んぼ
でのことですよ。それぞれが自分の田んぼではこうなる。。。というのを見つけて欲
しいです。同じ水田ならそんなに変らないとは思いますが・・・・
 ということで稲に効いてくる窒素は、緑肥が出来ていようがちょろ出来だろうが、
播種前に振った量がそのまま効いてきます。ただしだ、緑肥がしっかり出来ている
と、窒素の効きはゆっくりで、ちょろ出来だと早くから効いてきます。理由は考えて
ください。

 私もずっと以前数年間ヒノヒカリを作りました。岡山県では初めてヒノを作った5
人の中に入っています。でもやめました。あまりに肥食いだからです。麦跡なんかで
すと、化成肥料で100kg近く必要でした。
 肥食い品種は十分な窒素がないと分けつが取れません。つまり収量が上がらないと
いうことです。反対に肥食いでない品種は、窒素が少なくても分けつが取れるという
ことで、肥料が少なくても収量があるということです。
 それだけのことならいいのですが、肥料が多いと虫が寄りやすくなりますし、紋枯
れも出やすくなります。
 減農薬とか無農薬を目指すなら、肥食いでない品種が作りやすいですね。肥料代も
安く付きます。
 今年の緑肥が出来の悪いのは、ひたすら春先の長雨です。湿害です。そのなかで背
丈ほどになって頑張っているのが、土手に咲く西洋カラシナです。天然ものはつお〜
い。
 菜種油粕ペレットを購入しました。代掻き1週間ほど前に出来の悪い田んぼや部分
に振ってやります。緑肥パワーの補強で、有機酸を期待しているわけです。

 京都の寺町さん、よくぞ読んでくださいました。私としては菜の花よりも田んぼを
赤やピンクに染めているひなげしがお望みだったんですがねぇ。子供たちに日常では
体験できないことをさせてやり、幼い時の思い出のひとつになればと思っています。
毎年のことながら、幼稚園としても大変楽しみにしていらっしゃるようです。
 また記者の方にも話したんですが、田んぼは通常閉鎖された存在です。子供といえ
ども勝手に入ることは出来ません。こうして中で遊ぶことにより、社会に開かれた存
在になるんです。薬を使わない田んぼこそ、子供が遊ぶにふさわしいんです。

 今夜は長メールになっちゃった。ちかれたびー。冷酒(れいしゅではなくひやざ
け)も予定量終了してしまった。

 自然を愛し環境を考える還暦百姓    赤木 歳通
還暦の年の誕生日が過ぎてしまった。つーことは50歳になったということかなぁ。
もしかして来月から粘菌が、いや年金が。。。
ついでにちょっと聞いてよ。諸般の事情はあるんだが、今年の国民健康保険の掛け金
を62万払えと言って来やがった。定期でも解約しないと払えない・・・・・
どうやって元を取返してやろうか。

5/26 兵庫の梅本さんから「中干しの時期は?」
こんにちは 兵庫の梅本です。

当地では田植前の準備でおおわらわです。
家でも30日からコシヒカリの田植にかかる予定です。
今年から全作への字に切り替える予定です。

田植 5月30日(コシヒカリ)
追肥 6月21日(45日前) 硫安15`〜20`
出穂 8月 5日

一応目安は上の通りとして、中干しするならどのあた
りに入れるのが適期でしょうか?
V字で考えるなら、7月初頭あたりなんですが・・・。
への字だと出穂30〜50日前の中期が最も大切と
書いてあって、この時期中干しして下葉枯らしては
分けつ取れないんじゃないか?と案じてみたり・・・。
それならいっそ、肥振る前にしてみようか?とか。

中干し(5日ほど落水)する理由はホタルイ根絶です。
うちらの方で雑草と言えばこれ。ヒエもコナギも殆ど
見かけないけどホタルイだけはどの田圃にもビッシリ。
しかも年々酷くなる一方。放っておけば稲の筋も見え
なくなって足の踏み場も無いくらいに生い茂る。
昨年、隣の田圃なんか一週間も入り浸りで草引きして
いたが、半月も経てば元の木阿弥。畦際に積み上げら
れた量は凄まじいものであった。

初期除草剤振っても効くのは最初だけで後発が次々と
出てくるし、深水もホタルイには効果無し。農協推奨
の初中期除草体系通りにやっても根絶にはならんし、
馬鹿高い薬を毎年買わされるのもアホらしい。

業を煮やして昨年人伝いに聞いたバサ○ランを使った
らよく効いた。きれいさっぱりホタルイが消えた。な
んでも数年間は効果が持続するとか。故親父も使って
いたらしい。それで家の田圃は他所よりホタルイが生
えないんだね。納得。

ただ、バサ○ランは振る時期が田植後20〜55日と
遅く、しかも水を落とさないと振れない。3日ほど干
すことも必要。で、冒頭の質問となった訳です。
中干しというより、薬振るのに5日ほど落水したいが
何時頃が良いか?と訂正すべきですかね。(HPの趣
旨と相反する内容ですみません)
V字なら中干しと合わせて振れたのですが・・・。


ところで、こちらではコシとか朝日とか食料米の栽培
されてる方は多数見受けますが、への字で山田錦を栽
培されている方はおられませんか?是非お話を伺わせ
てください。

梅本健次

5/25 広島の土肥さんから「菜の花を今日引き込みました。」
 タネを播く前に醗酵鶏糞15キロを15袋、硫安10キロを振りましたが
寸足らず、赤木さんの菜の花も今年は成長が思わしくないとの事、
@-肥料不足でしょうか
A-元肥などへ菜の花の肥料効果がどのくらい影響するのか心配です。
6月10日田植えで今日引き込みました。
ナイフモアもナシでトラクタ動きました。
ラジエーターには花やらゴミ付着しましたが50アールでは目詰まりは
たいしたことはアリマセンでした。赤木さんのアドバイスで途中トラクタを停止させラジエーターを点検しました
私の土地は痩せ土です・・・今までは元肥ー硫安10キロ、醗酵鶏糞15キロ15袋、過燐酸石灰20キロ、 追肥硫安15キロ  穂肥、尿素5キロ
過燐酸石灰15キロで栽培していました。
みのるポツトで10アール32箱を植え付けていました。品種はヒノヒカリ
無肥料なる指導もありますが・・・
菜の花、やカラシナの肥料効果はどのくらいに考えるべきか悩んでいます・・・長年の経験からアドバイスをお願いします。
私の栽培法は故井原豊氏の単行本稲作りの本を参考書と山下農園の
メールを参考に栽培しています。
 
広島県福山市神辺町790
土肥忠士
電話084−966−0560

 
5/25 京都の寺町さんから「赤木さんの記事を見ました」
てらまち@京都です。

赤木さんの田んぼが新聞に出てると知り、山陽新聞の友人に無理を言って
FAXで送ってもらいました。
「菜の花畑で園児大喜び」という見出しの記事についてる写真は、田んぼの
なかではしゃぎ回る子どもたちとそれを見守ってる先生。昨今の子どもが
被害者になるいやな事件とはまったく対照的です。

草笛やらきれいな花束を作るのって、僕が子どもだった20年位前は当たり前
だと思ってたのですけどね。この子達の原体験が大きくなる中でもずっと
生きててくれたらいいなと思うし、そのような環境を作るのが僕らオトナの
仕事ですね。

寺町伸太郎 京都市中京区

5/25 HPの宅配便「茨城のすずき産地から・残念ながらアイガモ」
下記の田んぼ、
http://blog.goo.ne.jp/suzuki-31/e/84c7826a16b39d31e26ba39a5eac7c0f
では、
耕うん・代かきをして、数日後に田植えをしました。
で、約1週間。残念ながらコナギが出はじまりました。
やはりアイガモを放飼をすることにしました。

これまでに3ヶ所、14枚、80aほどの田植えを済ませました。
いずれも、雑草やレンゲソウが伸びていたところです。
極端なところで
きのう植えた10a強などは、耕耘の2日後でした。

もし全部作付けしようとすれば、370aほどになります。いっぽう、
待機しているアイガモは、中ヒナが100羽と親が20羽ほどだけです。
田植えをずらしつつ時間差で移動するにしても羽数が足りない。
緑肥除草が少しでも現出してくれるといいのですが。

田植えだけはして雑草に負けてしまうのも覚悟するか、
何カ所か田植えそのものを断念するか・・・
あ、
昨年は天の助け?があったっけ。
野生のカモが働いてくれた田んぼが数カ所。
http://suzuki31.blog2.fc2.com/blog-entry-115.html
近くの川面などを観察していると、
去年より羽数も増えているように見えるし、
これにも期待しましょうか。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
すずき産地
http://www.suzuki31.com/
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

5/25 福井の富田さんから「世界の穀物生産、06年も減産」
手元に5月21日付けの新聞があります。
世界の穀物06年も減産 国連食料機関が予測とのタイトル記事
が載っています。

まとめてみますと、
・2006年の世界の穀物生産は20億1500万トン。
 05年に比べ1900万トン下回る見通し

・世界の穀物需要は一貫して増加傾向にあり、06〜07年にかけ
 需要が生産を上回る可能性が高い。

・減産と、需要が生産を上回るのは2年連続

・原因は、米国の干ばつで6%減、ロシア・ウクライナでの寒波の影響と
 燃料費の高騰で12%減産の予測

・スーダン、ケニアなど24ヶ国で援助が必要で、さらにロシア・イラク・
 アフガニスタン・北朝鮮を加えた39ヶ国が深刻な食料難に見舞われそう

以上です。
中国での経済発展や異常気象などを考えると、今後も世界の食糧事情は
厳しい状況が続くかもしれません。
 価格高騰で我々の家計に響くといった事では無く、飢餓で死んでゆく人々
が増えるという事です。
 減反してお米を輸入している場合ではありません・・・。

 福井県池田町 冨田善嗣

5/24 岡山の赤木さんから「健康志向」
赤木@菜の花です。
 たびたび顔を出して申し分けないけど、これも病気と思ってあきらめて下さい。

 ご近所に健康に気を使っているご家庭がある。読んでみてと貸してくれた本に、水
道水はカルキが入っているから身体によくないから飲むべからずと書いてある。
 確かにその通り。塩素そのものも有害だが、塩素と有機物が反応して生成するトリ
ハロメタンは身体にもっと悪さをする。
 腸には宿便なるものが溜まっているから、毎日特殊な液体を下から入れて全部排出
するのが健康のためになるらしい。
 野菜は無農薬栽培のを食べるべし・・・・・・

 読むの止〜〜めた。
 あのね、じゃぁ普通の人はみんな不健康な暮らしをしてんのか?
あんた、それよりも家の周りにいつもいつも除草剤撒くの止めたらどうなの?
田んぼにはお手本になるくらい薬は撒くし、あぜの草なんか刈っているのを何年も見
たことが無いよ。草なしのつるっつるだ。傷んだら道具で補修している。あぜ道は隣
との境界で、水が漏れなければいいようなものだけど、田んぼが生み出すもうひとつ
の価値に、あぜ道は深く関わっていることを知っているか?
 きれいなキャベツだろうと自慢しているが、きれいなのにはわけがあるってことは
お見通しだ。読んでいることと、していることが違ってはおかしいよ。

 健康に気を使うなら、まず足元の暮らしを見つめて欲しい。
土台がガタガタ・グラグラの上に、いくら健康を築こうとしても無理な話だ。
我が家の方がよほど健康的な暮らしをしているよ。

 ひなげしがいつまでもきれいなままです。
咲いては散ってゆくけど、次の蕾が開くから田んぼは赤やピンクに染まったまま。
西洋カラシナが伸びてきた。もう大人の背丈ぐらいはあるだろう。
エンバクもこのところの晴天が効いたのか伸び始めた。
雨が多い年のようだから、鋤込みはゆっくり行う予定です。土壌水分が多いと腐りや
すいことはすぐわかる。例年通りにすき込むと、田植えの頃には抑草効果が終ってし
まう可能性がある。特に麦類や草花は軟弱野菜並みだから、田植え10日前でもいいよ
うに思われる。かと言って立毛のまま枯れあがってしまっては緑肥にならない。
 緑肥抑草を試みている方は、今年はこの点を配慮してください。

 となると一番いいのは雑草か。いろいろやってみてきて、行き着く終着駅は雑草緑
肥なのかもしれない。

 自然を愛し環境を考える百姓    赤木 歳通

5/24 岡山の林さんから「毛虫が食べられてしまった」
皆さん今晩は、
5/21に庭の木が丸坊主にされてしまいました。犯人は、毛虫です。木の下に居ると糞がポロポロと落ちてきて木の下に寄ることも出来ないくらいでした。22日、木の葉を食べ終わると彼らは四方八方に散りました。家の軒下に来た彼らはそのままぶら下がり動かなくなりました。蛹になるようです。軒下はズラーッと毛虫達で占められてしまいました。ところが今日(23日)になって地面を見ると頭だけがそこら中に転がっているではないですか。鳥に食べられてしまったのかな?写真は、1メートル四方から集めた毛虫の頭です。中央の毛虫は、まだ食べられていない完全な毛虫です。通常毛虫は、鳥が嫌がります。鳥の中でカッコウが毛虫専門だったように覚えているのですが・・・。
 
林 正弘
岡山市
 
5/23 福井の富田さんから「171kg・・・1人あたりの残飯」
皆さまこんばんは。

5月19日付けの全国農業新聞に次のようなコラムが載っていました。

青森大学教授/エッセイストの見城美枝子氏の文章です。

要約すると、
・世界が飢えている時代に日本には24時間態勢で購入できる食料が溢れている。
・171kg・・・日本人1人が一年間に出す残飯の量。
・これは、1日あたり500g弱の残飯(ご飯1パック200gから想像してもかなりの量)
・この量はとても家庭からでる残飯の量ではなさそう
・コンビニ、お弁当、レストラン等の年間売上げ30兆円の外食産業・中食産業から
 出ている残飯だ。
・残飯171kg×日本人口=ユネスコが飢餓に苦しむ国々に送る食料の量と一致。
・日本では、世界の飢餓人口が満たすべき量の食料を捨てていて、しかもその
 60%が輸入した食料である。
・残る、残すということは必要以上に作り、しかも美味しくないということ。
・パーティーなど、成人病と残飯を生む料理を出されるがままは時代遅れ。
・ホテル等に地産地消を要求しよう。

 海外の環境や資源を使って、安く輸入した貴重な食料を大量に捨てている・・
これが日本の現状です。

 例えば、マクドナルドでは大量に作り置きして一定時間が過ぎると廃棄する
そうですが、これh客が短時間で購入するようにする為でしょう。マクドナルドが
日本から無くなれば、かなりの量の残飯も食料の輸入も高校生の健康被害も
減るでしょう。
 こう言えばすぐに、食の多様性や選択性の自由をおっしゃる方がおられると
思いますが・・。
 宴会やパーティー料理もほとんど残っていますね。
私は劣悪な食(言い換えれば便利な食)の多様性よりも残飯を減らす事の方が
大切だと思います。

 我々がグリーンコンシューマーとしての行動をしなければこの残飯を減らす
事は出来ないのではないでしょうか?経営効率から残飯の量を減らす動きも
あると思いますが、我々の消費行動が一番の原動力になるはずです。
 
 ご飯は家庭で作る、お弁当を持って行く、マクドナルドでは購入しない、
パーティーを主宰するときは料理を考える、ファミリーレストランには行かない
・・・すぐにでもできそうに思います。

 それでは失礼いたします。
  福井県池田町 冨田善嗣

5/22 岡山の林さんから「このアオガエルは?」
皆さん今晩は、
今日お宮の掃除をしていたらアオガエルを見つけました。アマガエルより一回り大きく、指に吸盤を持っています。目に横線がありませんからアマガエルではないですね。モリアオガエルでしょうか?
 
林 正弘
岡山市
 
●やまちゃんから
宇根さんの「農と自然の研究所」から、
「ふくおか 農のめぐみ100 生き物目録作成ガイドブック2006」を送ってきてくれました。
田んぼ周辺の生き物の写真付き手引きで、読んでいてとても面白く、いろんな発見がありました。
田んぼのアゼでぼーっと昼寝をしているのが性分にあっている我が輩ですが、
今度のトライヤルウィークでは、中学生とこの手引きを持って
わが村の田んぼのまわりの生き物を調べて歩いてまわろうかなと言う気にさせられました。
それを見てみると、シュレーゲル青ガエルですね。
「雨カエルと違って、目の後に黒い模様がありません」
 
このガイドブック、今からでも「農と自然の研究所」の賛助会員になると送ってくれるかも?
もうすぐ田んぼのまわりの草のガイドブックも出るらしいです。
http://hb7.seikyou.ne.jp/home/N-une/index.htm

5/22 岡山の赤木さんから「川が白濁」
赤木@菜の花です。

 人〇だのチ〇だの、いかがわしい言葉の羅列・・・・・うぅ〜〜ん でもやっぱ
り、わたしゃこんな言葉が大好きだ。私の品格とは関係なくDNAがそうさせているの
だろうか。

 今夜の散歩中にふと見た小川の濁り。10mほどがえらい真っ白になっている。岸の
土木工事もしてないし、大雨の後でもないし・・・上流に向かって少し歩いたらなぞ
が解けた。耕起直播して発芽した田んぼに除草剤(デーピー乳剤とサターン乳剤の混
合)を掛けて、残った液を川に廃棄したものだった。かなり大きくやっている人だか
ら、薬液タンクも大きく残量も半端じゃなかったということらしい。動噴やタンクな
んかを洗った場所からして、誰が犯人かすぐわかるというものだ。遠くから耕作に来
ている人で会話したことも無いけど、どんなモラルの人間か読めてしまったお話でし
た。

 少し前の話。
 つるなしいんげん豆を蒔こうと思って畑の準備を終え、種子袋をはさみで開けて土
の上に置いた。やんごとなき用事があって3分ほどそこを離れた。
 戻ってきて、さあ蒔こうと張り切って見渡したが種がない。
「おかしいな、たしかここに置いたのだが。年のせいで勘違いしたかな?」しばらく
探したがどうしても見つからない。奥方にはボケてきたんじゃないのと言われる始
末。
 やっとわかったぞ。屋根の上でアホーアホーと鳴いている奴がいる。最近になって
近くの大きな木に住み着いたつがいがいたのだ。
 カラスのいたずらなんか今まで考えもしなかった。これからは知恵比べになりそう
だ。トウガラシのカプサイシンでもお見舞いしてやろうか。

 自然を愛し環境を考える百姓    赤木 歳通

5/22 おけいさんから「ご無沙汰してます。」
おけいです。
最近の迷惑メールは、HPの掲示板のみならず、ブログのコメント蘭にまで入り込んできました。 
やまちゃん、PCの作業がはかどらなくてうっとおしいですね。

ところで、農業高校に入学した息子ですが、
新学期早々、クラスは非常に荒れている模様です。
毎年「農業土木科」は元気な子が多いそうなんですが
今年は特に先生の手を焼かせてる模様。
「勉強はできないけど、とりあえず高校に行っとけ」みたいな子が集まってくるらしい。

「授業にならない」と息子がこぼしてます。
ま、そのうち農業をなめてるような子たちは脱落していくんでしょう。

先生方は熱いです。生きる原点のようなものを学べるような気がします。
放課後、当番で「野菜の収穫」を手伝ったりすることもあるみたい。
「母さん、うちでは黒マルチせえへんの?」って、
私の菜園を見て言うんです。(笑)
親子で「ままごと」のような会話をしている私たちですが
どうか応援してやってください。
 
●やまちゃんから
うちの娘も同じ兵庫県で今年高校受験だったのですが、
志望状況を見ていて、農業高校(農業関連)が去年に比べて、
倍率が突出して高いなあという印象がありました。
どういうことなんでしょう。
 
毎日クラブ(ブラバン)を楽しみに学校に行っています。
ある日の会話、授業料の話になった時
「えっ、あんな先生にわたしら1万円も授業料を払ってるんや」
「あほ、おまえらのうたたねにおとうは税金を払っとるんじゃ」
●やまちゃんから
きのうの赤木さんの「幼稚園が来た」は、受信時に削除済みフォルダに入ってしまっていた。
「MEIWAKU]マークが付いて。
「ひとづま」と「ちち」とかいかがわしげな言葉が羅列されていたからだろう。
最近出会い系のめーるがやたらと多い。
門前払いするためにメッセージルールをいっぱい作っていると、
パソコンがウィルスを抱えたみたいに動きがのろいこと。
以上、余談でした。

5/21 岡山の赤木さんから「あたしきれい?」

赤木@菜の花です。

 ひなげし畑で思いっきりおしゃれした女の子の得意そうな姿です。
ひなげしという花、ひとつひとつはとても弱弱しく見えるけど、まとまるときれいな
ブーケになっちゃいました。切花にしても、いけそうです。
 私のかわいい恋人の顔はもったいないから見せてあげません。

 男の子達は花よりも生き物の方が面白くて、つかまえたアマガエルが命乞いしてい
るのにいたずらばっかり。思えば私もこうして大きくなったんだ。
「おじちゃんがお菓子あげるから、カエルをちょうだい」 ということで難を逃れた
アマガエルでしたが、私には礼も言わずに草むらに逃げ込んでしまった。ふんっ!

 帰るときには、我が家の米でこしらえたパン菓子が、お土産として全員に配られま
した。
(1.85mmグレーダーから落ちたくず米を、1.8mmでふるい、さらに1.85mmで処理する
と、ご飯として食べても差し支えないような中米が取れます。これをある施設にあげ
ると、お礼のパン菓子に変身して我が家に戻ってきます。グレーダーは2台を直列に
並べて使います。1.8mmの下はくず米で販売。1.85の下は4匹の犬用で、上?のが中米
というわけです。去年初めてこんなことやってみました)
ことしは驚くようなすごい処理をやる予定なんだが、これは企業秘密だ。

 お花畑の話が米の処理の話になってしまった。可愛い顔はどこかでいたずらに利用
されると困るのでモザイクを掛けました。あしからず。

 緑肥をそろそろすき込みたいのだけど、雨・雨・雨・・・・でじるくて困っていま
す。
レンゲは今が盛りと日に日に茂ってきています。瀬戸内なら12月中旬播種でもいける
ぞ。
こんなことを雑誌に載せると、直ぐ電話してくる人がいる。
 
「もしもし、わたしは〇○〇県に住んでいます。記事を読みました。私もレンゲをや
ろうと思うのですが、こちらならいつ頃蒔けばよいのでしょうか教えて下さい」
 
自分で考えろっつぅ〜〜の。わたしゃあんたといっしょに暮らしてないからわかるわ
け無いでしょう。自分で模索して自分の道を拓けば〜〜〜〜。それが自立した百姓
だっていう事わかるでしょう。

 自然を愛し環境を考える百姓    赤木 歳通
5/19 岡山の赤木さんから「幼稚園が来たよ」
赤木@菜の花です。

 18日に近くの2つの幼稚園から親子でやって来ました。
ひなげし畑、レンゲ畑、なたね畑そして雑草畑。合計1町1反の遊び場。
クリムソンクローバーはとっくに見頃が終っていた。
 一番人気はなんと言ってもひなげし畑。好きなだけ摘んでいいよ言ったら、子供た
ちよりお母さん達の方が熱心に花束を作っていた。

 ひなげしの咲き具合を娘に例えて言うなら、花盛りの18才は過ぎて25才あたりか
な。嫁にやるにはまだまだ大丈夫、今のうち・・・・そんな感じです。
 お花畑は見るだけが世間一般ですから、中を走り回って手にいっぱい摘んでも叱ら
れない、なんてことはお母さん達でさえ驚いていた。
 もう10日ぐらいはすき込まないよと話したら、兄弟なんかも連れてやって来たいと
たくさんのお母さん達が言ってた。
 これこそが社会に開かれた田んぼです。稲や麦が実っている時期は中で遊んでも
らっては困るけど、植付け前ならどんと面白いことやって地域の人たちに楽しんでも
らおうではありませんか。
 岡山の地元紙「山陽新聞」の19日の朝刊に載せてくださるそうです。

んでだ、
父兄同伴と言うからチチと兄だろうかと思ったら、若いお母さん達ではないか。
いや、若い人妻というべきか・・・・いかん、不純になっている。
最近いっぱい来る「出会い系メール」の影響を、年甲斐も無く受けているようだ。
PTAに叱られるぅ〜〜。。。 
 なになに、いちいち開いて見ている証拠だって? 言っておきますけどね、ちょっ
かいはまだ出したことありませんからね。ふんっ!

 〇〇を愛し環境を考える百姓    赤木 歳通 

5/18 和歌山の井口さんから「新潟 BL コシの朝日新聞トップ記事になったのは?」
 新聞記事によると、
表向きには、食味・表示・価格などが適正かどうかを問うものと思われますが、
実際は省庁改革を迫る経済団体が、農協組織の改革を迫る目的で全農の象徴である
新潟コシヒカリをたたいたものと思われます。
これが、朝日のトップ記事になった一つの理由と私は思っています。
合掌

第三回 優良米穀小売店 全国コンクール 「農林水産大臣賞」 受賞
  日本米穀小売商業組合連合会  認定  「五ツ星お米マイスター」
    和歌山有機認定協会  認定  「有機無洗米・小分け業者」
      財団法人 全国米穀協会  認定  「お米アドバイザー」
           〒640−8390 和歌山市 有本20
                 (有) らいすぴあ・いぐち
                 TEL 073-471-2241
                 FAX 073-471-2308
                       http://homepage2.nifty.com/ricepiaiguchi

5/18 岡山の赤木さんから「私も朝日です」
 赤木@菜の花です。

 林さんと同じ岡山の地で稲を作る私も、ごく一部を除いて「朝日」です。
それぞれの土地には「ご当地米」があるはずです。
日本全国どこを切っても金太郎飴ならぬコシヒカリなんて尋常ではない。

 東京在住のお米のお客さんからは、「今までは新潟のコシヒカリを食べていまし
た」という言葉をよく耳にします。 初めてお米の注文をいただくときの会話です。
 そこで私のお米を食べてもらうと、申し訳ないけど軍配がこちらの方に上がってし
まう。みんな何を食べているのやら。エセ新潟コシを買わされているんだろうきっ
と。
 一般にはコシに代表される粘っこい米がとかく喜ばれているようですが、私の地元
岡山で食べ比べていただくと、 コシ系よりもあっさりした朝日米の方を喜ばれま
す。これも地域性なのでしょうかね。

 さて私のお花畑の話。いつもなら1.2mぐらいに伸びるはずのエンバクが、せいぜい
50cm。平均では30cm以下。これで夏草が抑えれたらノーベル賞もの。やっぱ今年も菜
種粕ペレットが必要のようだ。今年はトラクター装着の同時施肥機を使おう。反当
30kgも振るのは1反や2反ならいいが、2町を越えるとこれはもう肉体的苦痛。重労
働。還暦を迎えた身にはこたえだした。

 土手に生える西洋カラシナは頑張っている。やっぱり天然ものは強いのか。花を咲
かせながらぐんぐん伸びています。もう10日もすると私なんか埋もれてしまうかも知
れない。

 眠いから続きはまた今度に。   ムニャムニャ・・・・・・

自然を愛し環境を考える百姓    赤木 歳通

5/17 岡山の林さんから「私は朝日一筋」
皆さん今晩は、
コシヒカリが美味いと言っても、それは栽培される地方によって味が違うでしょう。
私は、今年も朝日で行きます。それは、以前から魚沼産コシヒカリを食べていた人達
が私の朝日を食べ比べてみたところとても美味しい事が分かり、魚沼産コシヒカリか
ら朝日に変更してくれたからです。ですから皆さんにもその土地に合った米がある筈
です。それを守り続けることも大切ではないでしょうか?

林 正弘
岡山市

5/17 東京の小澤さんから「Re 新潟 BL コシの朝日新聞記事」
久しぶりの投稿です。

何故、一面か?
それはわかりません。
記者がそれなりに、問題意識を持っていて、デスクがそれを認めたからでしょう。
私も、経済面の端っこかな、と思っていました。

何故、この時期か?
最初の取材が一ヶ月以上前です。
単純に、順番の問題かと思います。
この時期になると、生産者の種籾手当ては済んでいますが、
記者さんは、そのようなことまで知らないと思います。
電話での話しだけですが、見事なまでに、現場(生産・流通・販売)を知りません。
今回の記事が、生産現場にもたらすかもしれないインパクトと
実際に、今年の作付けは済んでいるという実態のギャップには
全く気付いておりません。

そして、何故この月曜日かといえば、他に特別な記事がなかったからです。
「いつ頃の掲載ですか?」
と聞いたら、
「ネタがない時用のネタ」だという答えでした。
ネタとしては、そこそこ面白いが、耳目を引く事件・事項が
あるときは、それで紙面を埋められるから使わない、
何も取り立てて記事になる出来事がない時に使う、在庫管理ですね。
そうでなきゃ、No news is good news.
ということで、紙面が隙間だらけになっちゃいますから。

とにかく、
偽物を排除する、業者を処分するために、DNA鑑定を利用しながら、
DNA鑑定では別品種の「コシヒカリBL」を「コシヒカリ」として販売するという
二重規範は、噴飯物ですし、それを何故、農水省が認めたのか、全く理解できませ
ん。

新潟県は、「BL」二文字が販売に災いすると思ったのでしょうが、
これは一面で、消費者を愚弄していますが、一面では、消費者を理解しています。

正直、店先でお客さんと応対するときに、この人たちは、耳を持っているのか
頭を持っているのか、と情けなくなるときがあります。
(小生の力不足は脇に置いときます。)
こういう消費者を前提にすれば、新潟県は正しい対応をしたのでしょう。
しかし、しっぺ返しも来ると思います。

すでに、入札での落札率の低下はひどいものがあります。
末端の販売状況は、安値志向と縁故米の影響でひどいです。

新潟の生産者がBLを忌避して、富山・福井から種籾を購入していると聞きます。
すでに、福井を越えて、さらに西の方から購入しているとも聞きました。
本当のところはどうなんでしょうか?

小澤 量
有限会社てんち
府中市宮町1-34-14 デュオ府中一階
http://www.107heaven-earth.com/

5/17 福井の吉村さんから・Re新潟BLコシの朝日新聞記事」
山ちゃん久しぶりに投稿させていただきます。
15日朝の朝日新聞に村山さんのコメント
”品種変更が消費者にわからないのが問題”とコメントされております。
新潟コシヒカリ新種騒動が産地偽装米対策で議論が行われているようです。

それにしてもやっぱりコシヒカリですか?今年の作付けを終わってやっぱりコシ
ヒカリにウエイトを置いてよかったかなー。
今福井県ではイクヒカリと言う品種が作付けを増やしてます。今年は20アール作
りましたが?今年も食べ比べが楽しみです。

今アイガモの放鳥体験を食育のボランテアとして、小学生の子供たちを対称に実
施してます。雛のぬくもりを感じていただき、命の大切さとお米の栽培に感心を
持っていただけることと、環境にやさしい農業への関心を深められると願ってま
す。
私たちの地域で三方五湖がラムサール条約湿地に登録されたことにより私の環境
に配慮した除草剤を使わない農業への感心が深まってきていることが大変ありが
たいと思います。今後とも皆さんのご指導、宜しくお願いいたします。
山ちゃんのMLリストでたくさん勉強させていただいて居りますので。ありがとう

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環境にやさしい農業に取り組む”よしむら農園”のホームページ
URL:http://www1.kl.mmnet-ai.ne.jp/~yokun/

「育てるから食べるまでの食と農の体験を通じて豊かな心と健康な身体を育む」
食育推進ボランテアの、報告をいたします。
よしむら農園のブログhttp://yoshimuranou.blog14.fc2.com/

若狭町の自然を愛する仲間のHPです。”ハスプロジェクト”三方五湖に生き物と人のにぎわいを取りもどそう!.
ボランテアに参加しませんか?
http://www.k2.dion.ne.jp/~hasupro/

よしむら農園のへの連絡は
E-mail:yokun(アットマ)kl.mmnet-ai.ne.jp
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5/17 お米の勉強会の村山さんから「Re新潟 BL コシの朝日新聞記事」

皆様、村山です。

朝日の一面に今載せる必然性を感じるような内容がある記事ではありませんでしたね。

背景を、他の方からも問われましたが、私には分りません。

この取材を受けたのはずっと前です。いろいろお話しましたが、載っていたのは、誰でもいいことですね。

この記事については、小澤量さんの方が詳しいと思います。

小澤さん、ご存知でしたら、背景を教えて下さいませ。

もう一人の方は、いいことを教えて下さいました。BLはこれまでの新潟コシより強いので、沢山肥料を入れて沢山農家は取ろうとする、だから美味しくないのだとのことでした。確かに3〜4度いただきましたが、感激するほどの美味しさではないように思いました。以前アースデーの催しで毎年会員さんから送っていただいたお米をおむすびにして紹介していましたが、その折の魚沼産コシヒカリは、食べ物にそう関心のない人も驚くような差がありました。

いずれにしても、日本のお米を代表する産地の評判が落ちるのは事実ですね。お米全体の凋落を象徴しているように思えてなりません。

冨田さんがおっしゃるように、産地品種は「命の糧」としてのお米ではそう重要なことではありませんね。地域にはいろんな美味しい名もはっきりしない品種がありましたね。

ちなみに、私はコシヒカリよりササニシキや岡山の朝日(こんな美味しいお米があるかと驚嘆した覚えがあります)、岐阜の初霜が好きです。滋賀の上手くできた日本晴れも好きでした。

冨田さんがおっしゃるように品質が評価されるよう、私共がもっと声を上げないといけないかもしれませんね。

ちょっと気になることを今日聞きました。

富山でも同じようにBLコシヒカリが今年から多くなるそうですね。

5/16 愛媛の大西さんから「朝日新聞記事について」
村山さんにお願い
 
5月15日朝日新聞朝刊の1面トップに、
「新潟コシヒカリ新旧騒動」が掲載されています。
http://www.asahi.com/life/update/0515/002.html
1面にもってくるには、異様な感じの記事です。
 
実名で登場した村山さんから、
記事の背景等を教えて頂ければ幸いです。
 
 
5/15 福井の富田さんから「新潟BLコシの記事」
今朝の朝日新聞の朝刊に新潟のBLコシヒカリの味や表記に
関する疑問を載せた記事が出ていました。

味が従来のコシヒカリとは違う、と。また戻し交配をしたものの
コシヒカリと名乗ってよいのだろうか、と。
 消費者代表として村山さんのコメントも出ていましたね。

品種の特定にDNA鑑定まで行われますが、お米って本来は
美味しい事や遺伝子組み換えでない事や危険な物質が含まれて
ないという安全な事、生産過程で環境負荷が少ない事などが
重要なのだと思います。ブランドやネーミングなんて外見ではなく
中身で判断して欲しいものです。日本中コシヒカリじゃなきゃ
売れないなんてどこかおかしいです。こんなところにも多様性の
薄れてゆく日本を感じます。
 しかし、産直では品種にそれほどのこだわりは無いと思います。
日本中コシヒカリという多様性のなさは、きっと流通の歪みによって
つくられたのかもしれません。

 遺伝子レベルで産地偽装や他品種混入や古米混入を調べる
なんて、これは流通過程に大きな問題や不正があることの裏返し
ですね。

 この記事を読んで疑問に思ったのは、何故この時期にこの記事
が出たんだろうということでした。

 福井県池田町 冨田善嗣

5/15 福井の塚本さんから「岡山の林さ〜ん、教えていただけませんか。」
 近くの百姓仲間のところにお若い方が2名、農業体験で滞在中です。
 私には関係ないといえばそれまでなのですが、せっかく遠いところから来ていただいているのに、何にもならなかったと感じて帰っていただきたくないと、日々どうお手伝いすればいいのか悩んでいます。
 畑やたい肥つくりの体験では、石灰(草木灰も含む)と窒素肥料(有機質も含む)を混ぜるとアンモニアガスが出て、作物の害になると事実を伝えたいのです。
 ところが、どうしてアンモニアガスの発生にいたるのか、私の頭で考えましたがさっぱりわかりません。これ以上わたしが考えても時間の無駄なので、林さんに教えていただけないでしょうか。
 アンモニウムイオンの4個の水素のうち、1個が離れてアンモニアガスが出来上がるのでしょうが、なんで離れるのかと考えたらさっぱりわからなくなりました。
 林さん、よろしくお願いします。
 
 (化学式をパソコンで書こうとしたら書けませんでした。ホンマに不便な機械や。)

        福井の塚本からお願いでした。

5/15 岡山の林さんから「塚本さんへ、アンモニアが逃げる理由」
皆さん、塚本さん今晩は、
今日は大工さんの手伝いを一杯してきました。疲れましたが勉強になりました。
アンモニアは、水に溶けるとアルカリ性を示しますが、このアルカリ性水溶液はより
強いアルカリ性の物質で水から追い出されて気体になってしまいます。これは酸性の
物質でも起こります。たとえば二酸化炭素は水に溶け弱酸性を示しますが、強い酸を
この水溶液に入れますと二酸化炭素となって水溶液から追い出されます。一般に気体
が溶けて酸性やアルカリ性になっている水溶液は、より強い酸やアルカリで再び気体
となって追い出されるのです。
以上です。

林 正弘
岡山市

5/16 福井の塚本さんから「 林さんへ感謝」
林さん、明快な回答をどうもありがとうございました。
ここ数日の悩みが一瞬で氷解して感謝しています。

福井の塚本でした。

5/14 岡山の林さんから「Re:赤木さんの雑草考察」
皆さん今晩は、
5/12の日経新聞夕刊によると新日石が新しいBDFの製法について目途をつけたらし
い。大手がやってくれると世の中に早く広まるから頼もしい。具体的なことは何も書
かれていないが、水素を使うとだけ書かれていた。物性がかなり改善され、粘度や沸
点が軽油並になるということらしい。酸化を防ぎ、酸素を除去するということだか
ら、二重結合の水添とカルボン酸の還元かな?エステル交換だけで作ると出来たBDF
は重油並の使い難い物しか出来ない。冬に使えなくなるのが難点だ。トヨタが関連し
ているようだから期待している。(私は新聞はとっていませんが、駅で50円で買い
ました。)
赤木さんの雑草の写真を見ました。これがタデとミチヤナギとすると凄い繁茂です
ね。私はタデやミチヤナギの群落を見たことがないので、これは凄いですね。タデ食
う虫もすきずき、というけれどもこの草のことだろうか?よく、ある種の甲冑がタデ
を食べてぼろぼろにしてしまいますね。
>もしかしたらこれぞ究極の超低原価・ラクチン緑肥稲作なのだろう。
>資材費たったの1600円だよ!これが全部なんだよ。
>それでいてコナギなど夏草が生えないから、毎日昼寝ができるんだよ。
雑草抑草が出来れば、私も少しは楽になるかも。期待しています。
私は稲刈りの後は放っておきます。それでも畔草刈だけはこまめにやります。ロ−タ
リー耕は今年は5月になって始めてやりました。稲株もそれまで残ったまま。すると
スズメノテッポウが大繁殖します。しかし今年はなぜかレンゲが大繁殖しました。今
年は土壌の窒素分を考慮しておかないといけない様だ。去年はいつまでも私が耕さな
いので、あまりにも心配した地主さんが自転車でやってきて、稲藁が沢山残って植え
難くなる。大丈夫か?と心配していた。この時は、稲藁も雑草も練りこんでしまっ
た。実はロータリーによる稲藁の練りこみは私の特技なのです。
今年は、赤木さん発案のナタネ粕によるコナギの抑草の実験をやって報告しなければ
ならない。水田作付面積は今年また急に1ヘクタール増えてしまった。どうしても断
れないところから頼まれてしまった。これでは予定していた出稼ぎには行けそうには
ない。ままよ、このまま百姓だけで行けるところまで行ってみよう。

林 正弘
岡山市

5/13 岡山の赤木さんから「サナエタデかアカマンマか」
 赤木@菜の花です。

 あれま!やまちゃん紹介のブログでは、サナエタデとイヌタデというのが分けて
あったね。私の手元にある本ではアカマンマのことがサナエタデと表示してある。
こちらのブログのほうが相当くわしいみたいです。
どうも私の田んぼに生えているのは学術的にはイヌタデと呼ぶべきものらしい。
いっそのことタデの仲間と表現した方が無難でいいかな。それともアカマンマにしよ
うか。
 
 画像は7分咲きのひなげしです。
種子が高価だから今年限りかもしれません。1反に蒔くには、JA出荷の60kg1俵分では
足りないよ。
知らないから注文して蒔いちゃったけど、引き落とされた後であっと驚くタメゴ
ロー。
どっひゃ〜〜〜〜!ってね。 ちょっと古かったなか。

 自然を愛し環境を考える百姓    赤木 歳通

5/12 岡山の赤木さんから「雑草考察」
赤木@菜の花です。

 3枚の田んぼが見えるように軽トラの荷台に立てた脚立のうえから撮影です。
手前は雑草緑肥。右上の黄色が3分咲きの菜種。その左が7分咲きのひなげしです。

 ひなげしの両サイドには穂が出たエンバクが白っぽく見えています。これは、隣の
田んぼの麦に掛ける冬の除草剤が飛散して、ひなげしが枯れるのを防ぐ為のもので
す。幅3mで3方を囲っています。どうしたことか去年は麦を作付けしなかったので
す。

 雑草緑肥について思うこと。
稲刈りをしたまま、もしくは秋に耕して終った状態だと、優先して生えるのはスズメ
ノテッポウです。2月に3回目を耕して終わりとすると、スズメノテッポウは大半が埋
め込まれて、後に生えてくるサナエタデとミチヤナギという草が我が世とばかりに優
先してきます。
 秋に生えたスズメノテッポウでは、早々に枯れてしまい緑肥として窒素分を稲に利
用することはむつかしいようです。3月になって生えた2種類の草は、田植えの頃でも
生き生きとしています。コナギの抑草に使ってなおかつ肥料分も利用しようとするな
ら、サナエタデなんかの方が役立ちます。優先する草の種類から考察してみました。

 ということで、3年目に入った私の雑草緑肥田はサナエタデとミチヤナギが密生し
てきました。土が全く見えません。それこそびっしりと生えています。点点と黄色に
見えるのは、残った菜種を一握り、遊び心で振り回しておいたものです。
 種子代不要、播種の手間も不要。なんといっても湿害にはダントツに強い。1600円
分の堆肥を撒いて溝を付けたら終わり。去年は反当1.8トンの生草重量だった。今年
はもっと多くなりそうです。もしかしたらこれぞ究極の超低原価・ラクチン緑肥稲作
なのだろう。
 
資材費たったの1600円だよ!これが全部なんだよ。
それでいてコナギなど夏草が生えないから、毎日昼寝ができるんだよ。
なのに無農薬稲作ということで有利販売できるかも知れないんだよ。
どんなにすごいことかわかる?
近代稲作技術が根底からひっくり返るほどすごいことだよこれは。 
肥料メーカーや農薬メーカーが恐れるかもよ。
 よし!今年はこのあたりに的を絞って研究調査してやろう。

 んで、あんたの田んぼには何が生えてくる?それを使ってみることを考えようよ。
回りではそんなことやった人がいないって?百姓の前には道なんぞあるはずがない。
リスクは自分持ちで先ずはやってみよう。きっと道は開かれる。どこかに知恵が隠れ
ているはずだ。それこそがプロゼクトXだ。

 自然を愛し環境を考える百姓    赤木 歳通
 
●やまちゃんから
大草原のような貼付の写真を見て、はて?どんな草だっけと思い、検索してみました。
サナエタデ
http://momonatu.blog5.fc2.com/blog-entry-288.html
ミチヤナギ
http://www2.odn.ne.jp/~adi58420/details/michiyanagi.htm
赤木さんの発見はすごいね。
成熟しきったスズメノテッポウは繊維ばかりで、トロトロ層を作る緑肥としてはどうなんだろうと思っていました。
鶏糞の堆肥をもらってすくすく育った春草は、おもしろそうですね。

5/11 岡山の林さんから「燃料代の高騰」
皆さん今晩は、
最近字の間違いが多くて済みません。漸化式を漸下式と書いたり・・・。私も後で後
悔しているのだけれども。
韓国でも農村は嫁不足のようです。共同通信社:2006年04月02日のニュースによる
と、嫁不足で韓国の農村地域では韓国男性の35.9%が外国人女性と結婚したというこ
とが韓国統計庁が発表していますね。この比率はますます高まるでしょう。この外国
人女性の国籍は報道されていなかった。日本の農村ではどうかな?
燃料代が高くなっています。当面ガソリンは140円を目指しそうです。軽油も同じ
ような比率で高くなっていくようです。今は円高だから良いけれど円安に振れたら一
気に高くなります。原油だけでなく、原料がそろそろ高くなっていくようです。そう
なったら農業資材はもちろんそれを使って作られる米,野菜も高くならざるを得ませ
ん。日本では石油で食料を作っているのだから・・・。消費者の皆さんもその時は理
解して下さいね。
最近、私は自動車の運転はエコドライブに気を使っています。この運転方法で以前よ
りはっきり分るほど燃料の消費を抑えるようになったようです。ポイントは、アクセ
ルを踏み込み過ぎない事です。あなたのアクセルの踏み込みが踏み込み過ぎかどうか
を調べるよい方法は、運転しながら加速時にアクセルを踏み込んだらそのままにして
目標速度を超えてしまうかどうかを調べると分ります。目標速度を超えてしまう場合
は、あなたはエコ運転をしていません。エコドライブでは加速が少し遅くなりますが
殆ど後ろの交通の妨げにはならないようです。信号で青に変わったとき直前の車に
くっ付いていかない事です。大抵の車はエコ運転をせず、速度が波状運転になってい
ます。この場合は、あなたも波状運転を強制されます。定常運転でいきましょう。

林 正弘
岡山市

5/10 岡山の香西さんから「Re棚&苗枠」
「よけいなこと大好き人間」こと岡山の香西です
同じ岡山でも、赤木さんの言われる「棚」のことを現在の住所で言えば倉敷市玉島では「短冊」と言っていました
もちろん、田植機など無いときの呼び方で、現在どういわれているのか知りませんが
赤木さんの言われる「苗枠」は一般的には、「苗箱」でしょうが、商品名で言えば
みのる産業では、土付成苗システム(タイプU)の場合「なえどこ」と言っています
ポット成苗システム(タイプV)の場合「みのるポット」と言っているようです

このような名称の変遷は、どうでも良いことですが、歴史として見てみると、結構興味深い事柄が、ままあるようです

私どもの「播種、育苗」も、今年は、「超手抜き農家」向けの天候に恵まれ、発芽までは順調に来ています
苗半作と言われますが、私どもは、手抜きしか考えていません
なんかあった場合は、「どろなわ」で対応しています

育苗状況も、思いつき的にHPで公開しています


給g備路オーガニックワーク
香西達夫 090-8249-0938
新アドレス  kouzai(アットマ)mx8.kct.ne.jp
URL   http://www7.ocn.ne.jp/~kibijiow/

5/9 やまちゃんから
赤木さんに質問です。
まず言葉ですが、棚というのは、「かまぼこ型をした、いわゆる苗床」のことかな?
それと、苗枠というのは、苗箱と言われているもののことでしょうか?

従来からの変更点は、
鋤簾でぺたぺた叩いて均していたのを、幅広のバイブレーターを両端から二人で持って、
びりびり、ぶるぶる、ぶよよーんと均していったと言う点ですね。

5/9 岡山の赤木さんから「その通りです」
>まず言葉ですが、棚というのは、「かまぼこ型をした、いわゆる苗床」のことかな?
>それと、苗枠というのは、苗箱と言われているもののことでしょうか?

 棚も苗枠もその通りです。

>従来からの変更点は、
>鋤簾でぺたぺた叩いて均していたのを、幅広のバイブレーターを両端から二人で持っ
>て、びりびり、ぶるぶる、ぶよよーんと均していったと言う点ですね。

30cm×150cmの板がエンジンの力で振動します。口で表現すると、ぶるぶる、ぶよ
よ〜んではなくて、どどどどって感じです。コンクリートをはつる時に太いタガネで
どどどっとやるあんな具合です、はい。

5/8 赤木@菜の花です。「苗代ラクチン完了」
 5月7日、家族総出で苗代に苗枠を並べました。
乾いているときに砕土、溝あけして棚を作っておきます。
2日ほど前に水を入れて土を軟らかくしておきます。
当日の今までの工程はと言うと
1 ジョレンで表面を叩いてとろとろにする。
2 重しを乗せた板を引いて表面を平らにする。
3 根切りネットを敷く。
4 枠を両側から並べる。
5 1枚づつ板で押さえて土と密着さす。
6 不織布を掛けて両側に泥を乗せて重しとする。
7 枠がたっぷり浸かるぐらい水を入れる。

 それぞれの工程に理由があり、長年やって来ました。一度するとそれしかないよう
に思って、なかなか新しいことに挑戦できません。
そこで今年はラクチン農業を目指す為に新兵器を入れました。
 棚に乗せた板が、エンジンで強烈に振動する機械です。
2人で棚の両側からゆっくりと引いてやれば、左官がコテを当てたように表面が平ら
に、かつトロトロに仕上がります。
 苗枠と土との間の少々の隙間なら大丈夫と、この宅配便で以前聞いていましたか
ら、並べた後の押さえも省略しました。
 楽だった。今までのことがウソみたいです。900枚でふーふー言っていたのが、
1200枚が同じ時間で楽に終りました。
 機械は私の発案でみのる産業が試作機を製作したものです。私が作ったものなら画
像ですぐにでもお見せするのですが、後日発表ということに致します。

 さて、やっと咲いてきましたあれこれと。
 本岡さんに分けていただいた寒咲きナバナ、1反の田んぼをまっ黄色に染め
ています。湿害からは逃れなかったのか、ちょっと寸足らず。うらめしい雨だ。
 ポピー(ひなげし)が雑草の中に赤やピンクの可憐な姿を増やしています。まだた
くさんの蕾がありますから見頃はもう少し先です。幼稚園か保育園の部屋をのぞいて
いるようで赤組や桃組みたいです。(あんたの覗きとちゃうで!)
 クリムソンクローバーが1反5畝の田んぼを赤く染めてきました。葉は道端のクロー
バーそのもの。花がちゃいます。イチゴみたいな真っ赤なのが上を向いていっぱい咲
きます。もったいなくて中には踏み入っていないのですが、大の字で昼寝をしてみた
いな。
 土手に咲く西洋カラシナは咲き始めたばっかり。湿害も受けているようだけど、そ
れなりに上に伸び始めているようです。
 菜種はちょろ出来。代わりにスズメノテッポウが生えている。
 雑草緑肥。これはすごいのひと言。サナエタデ、ミチヤナギ、スズメノテッポウ。
この3つが横綱だ。
 12月14日播種のレンゲは3月に入ってから発芽して、最近になってちょろちょろ咲
き始めた。生草重量は期待はしていないから、入水前に菜種油カスペレットを振るこ
とにしているけど、もう1ヶ月置いておけばそれなりに大きくなるかも知れない。あ
ぜ道に秋に生えたやつはテンコ盛りになっている。
 大麦はとっくに穂が出ている。鋤込みを少し残しておいて麦茶を作れば、正真正銘
の有機麦茶ができるが、そんなしちめんどくさいことやってるヒマなし。
 エンバクは反当8kgの播種ではちと物足りない感じ。でもそこを補ってくれるのが
雑草様だ。雑草とかなんとか言って嫌わなくてもいい。強い見方です。
 小麦は・・・・良く見ていないから説明省略。
 以上9種類の緑肥で合計4ヘクです。面積はともかく、これだけの種類をやっている
のはそんじょそこらにはいないよ。これはもう病気みたいなもんだ。
 画像を見せてあげる。ナバナちゃんとクリちゃんとヒナちゃんだ。
 


17日には幼稚園から2kmを歩いてやって来ます。
「おじちゃん、しっこ」とおんなの子。 「おう、そのあたりの草の中でしておき
な」
いい有機液肥をやってくれます。

 自然を愛し環境を考える百姓     赤木 歳通

 
5/7 やまちゃんから「苗代作りが安定してきました」
 昨日一回目の苗を苗床に並べました。
今日は久々の雨、当地にとっては恵みの雨でした。

苗床作りに毎年試行錯誤していて、安定出来なかったのですが、
これで大丈夫じゃないかという感じになってきましたので、そのぼくのやり方を書いてみます。

2月にポンプで水を引いて、代かきをします。
4月のはじめ頃になると、乾いてヒビが入ってきます。
幅1センチくらいもある大きなヒビです。

去年は、そのまま防草シート(150センチ幅)を敷いたところ、
わずかに光が入るため、割れ目からアレチノギクが丈夫な根を出したので、あわてました。
防草シートを敷いていれば、湿りが戻ってひび割れが小さくなるのでは期待したのですが、全然ダメでした。

そこで今年は、苗床に排水用の溝掘りをかねて、溝部分を管理機で走って砕土して、
その土を苗床部分のひび割れを埋めるのに使いました。
余談になりますが、使ったアルミ製トンボは、片側がフラット、反対側がギザギザの歯がついてあるやつです。
均すのはギザギザの歯でやると、ファジー?に出来て便利でした。
ひび割れをざっと埋めて防草シートを張りました。
(ヒビはかなり深いものですから、表面しか埋めることは出来ていません)
防草シートをピンで留めて、端っこに土を載せて完了です。
 
苗箱を並べる前に防草シートをめくってみると、ほとんどヒビは見られません。
もやしのような草がいっぱい生えていましたので、トンボのフラットの方で削りながら均しました。
ズックで苗箱を並べることが出来て、ラクチンラクチンでした。
150センチ幅の防虫ネットで被覆して完了。
普通は水を引き入れるのですが、その晩から雨が降りそうだったので、なし。
 
以上ご参考までに書いてみました。
最初の計画では、防草シートのかわりに0,05ミリ厚の黒マルチを考えていたのですが、
黒マルチの方が保湿性があって、あとあとの具合はいいだろうけど、
風が強いと飛ばされしまう心配があったり、取り扱いに苦労しそうだったので、結局防草シートにしました。
この防草シートは、このあとスイカやカボチャの両サイドにご奉公します。
 
(参考記事)
http://www91.sakura.ne.jp/~yama-bin/naesiro-1.htm#奥村さんの冬場の代かき
http://www.geocities.jp/yamasitanouen/2005nissi.htm
(山下農園の2005年農作業日誌の2月17日の項)

5/7 千葉の野口さんから「re一石さんから・黒米の品種」
 一石さんへ

黒米の品種の件、ありがとうございました。

「朝紫」の方は早稲ですし、たぶんそうかなと思います。
もう一方の黒米はあきらかにモチ品種なので「おくのむらさき」ではなさそうです。
何よりも籾殻自体が茶色です。アクネモチほど真っ黒ではありません。出穂はベニロ
マンよりは早く、コシヒカリよりは遅いですね。


その古代米の方も昨日田植えを終えました。

圃場A...黒米モチ品種。長桿だがまず倒れない籾殻茶色で玄米は紫黒。
      ベニロマンと混植。それぞれ4畝ずつ。

圃場B...朝紫、ちくし赤もち(たぶん)の混植。それぞれ4畝ずつ。
      +品種不明の黒米(こっちは長粒種)を1列だけ(^^;;

圃場C...アクネモチ。1畝のみ。

犬の散歩とか通勤路とかなので、結構人目を引くようです。秋口になると何人もから
声をかけられます。

--

/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

   野口 忠司(た〜ぼ)
  http://www.kaimu.jp/   花囲夢@我孫子/千葉

/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

5/4 会津の一石さんから「黒米の品種」
 野口さんへ
会津の一石です。
黒米の品種

おくのむらさき 品種の特性はこの名前で検索ください。

元々はこの品種
自家採取を繰り返していますので品種名は名乗れないことになっています。

野口さんのは朝紫でないかと思います。一番手に入りやすい品種ですので

5/3 福井の富田さんから「藤本農園見聞録060424」
藤本農園見聞録 2006年4月24日です。
今年最初の代掻きをされておられました。息子さんと二台での作業です。
 
苗ですが、一棟目の苗には、枯れた症状が出ていました。発芽用の
水蒸気の影響でしょうか?藤本さんも初めてでわからないとおっしゃって
おられました。
 
 
二棟目以降のハウスは順調でした。ハウスを新調したせいで、整地の良くない
ところの水深が深く、伸びています。
 
以上でございます。
 福井県池田町 冨田善嗣

5/3 福井の富田さんから「コーデックス カドミ」
5月1日の発表によりますと、
コーデックス委員会で、精米のカドミウムの国際基準値は0.4ppm以下
とすることを、コーデックス委員会総会に諮ることが合意されました。
 他の穀物は0.1〜0.2ppm以下です。お米だけ高い値で合意されました。

以下の資料をご覧下さいませ。

プレスリリース
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060501press_6.html

http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060501press_6b.pdf

福井県池田町 冨田善嗣

5/3 千葉の野口さんから「今年の田植え事情」
千葉の野口です。

今年の田植えは5日からと例年よりは遅くなりそうです。

今年の種まきは4/1でした。割合とゆっくり育てているので、まだ伸びが足りません。
育苗器は使わず、無加温ハウス内でベタがけで、1センチぐらい芽が出たらさっさと被
覆は剥がしてしまっています。

少し面積が増えたので、今年は2回に分けて蒔きました。後半組は4/17の種まき。伸び
は4/1まきより若干短いものの、一石さんよりは長いです。気候の差でしょうか。促成
で育てたせいか、こちらはひょろひょろしています。


話は変わりますが、一石さんの黒米、品種はなんでしょう?

苗の色を見るにうちにもあるヤツだと思います。うちのはかなり早稲の品種です。籾
は黒くなくて短粒(ずんぐりむっくり)、葉色も紫でなかなか見ていてきれいです。う
ちのは昨年紫米として栃木の方からいただいたのですが、品種不明です。

うちのもう1つの黒米は、丈が高くて茎も倍ぐらい太く頑丈、大風にも決して倒れず、
籾も中身も紫黒、やや長粒だがインディカほどは長粒でないというのがあります。こ
ちらはどちらかというと晩稲、こっちも品種は不明です。茨城の方からいただきまし
た。

どなたか上記の品種、分かる方いればご教授ください。
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    野口 忠司(た〜ぼ)
  http://www.kaimu.jp/   花囲夢@我孫子/千葉

5/2 会津の一石さんから「黒米玄米で蒔くその後」
会津の一石です。
種まき4/17 撮影5/2
 
左奥ミルキークイーン くろ 玄米くろ ひとめぽれ

左 玄米くろ 右種籾くろ
他の品種に比べて発芽揃いが悪いです。さすが古代米と言うところでしょうか。
種籾    粒が大きくて私のところの種まき機では均等に蒔けず手蒔きになりました。皆さんの
           ところではどうしていますか。
玄米    種まき機で普通に蒔けました。発芽時にシルバーポリトーを掛けておくのですがカビが
           発生しました。日に当たるようになって消えましたので問題は有りませんでしたが。
 
種がないときには玄米でも大丈夫のようです。

こちらは低温が続いています。一昨日から雨で田んぼにも水がたまり始めました。
もともと、乾かなかったので作業が遅れそうです。

5/1 岡山の赤木さんから「咲き始めました」
赤木@菜の花です。

 ポピー(ひなげし)が草の中から2つ3つと咲き始めました。
クリムソンクローバーもほんとイチゴみたいな深紅の花を、上に向けて咲き始めまし
た。このクローバー、もう10日もすると田んぼを真っ赤に染めるでしょう。
 本岡さんから分けていただいた寒咲きナバナは、春先の雨のダメージになんとか耐
えて田んぼが黄色くみえてきました。でもちょっと寸足らず。この先、晴天が続いて
くれれば成長してくれないかなと期待しています。

 なんといっても一番強いのは雑草です。雑草緑肥3年目の田んぼには、缶ジュース1
つ置く隙間が無いほどびっしりと生えています。その田んぼの隅っこにタマネギやそ
ら豆、じゃが芋、ニンニクを作っています。当然全部有機栽培ですが、生える草の凄
まじいこと。
 同じように田植えをする田んぼを、周囲の人はきれいにきれいに耕しています。草
1本見えないほどきれいです。片や私の田んぼは草が生え放題で、すき込むのは5月下
旬。
周囲の目は私の田んぼをどのように見ているんだろうと、ふと思うことがあります。
下農も下農。横着の極みみたいに思っているんだろうな。
 そら豆は冬の間に3本仕立てにしておいたのを、いま先っぽの芯を止めています。
6〜7段まで花を残し、8.9.10段の蕾はちぎり捨ててその先をチョキンしています。

 さて、今日は新刊を1冊紹介させていただきます。
岡山大学農学部のアヒル先生こと岸田先生が、このたび一冊の本を出版されました。
先生に直接申し込めば1冊1200円(送料込み)で送ってくださいます。
以下、本の内容に関しては先生からいただいたメールの一部を載せます。

 
BSEや鳥インフルエンザ問題、遺伝子組み換え問題、農薬や食品添加物の問 題な

が起こる中で、日本の農業と食料政策は、本当に国民の暮らしと健康を 守ってきた
のだろうか。
現状は、食料を他国に依存し、先進国で最低の自給率 である。アメリカや企業任せ
の食と農を私たちの手に 取り戻し、地域の農と食 に目を向け、生活者と生産者の
ネットワーク作りを呼びかける。
地方から地産地消の実践を勧める書。

目次
第1章 人を良くすると書く「食」なのに
  人の心と体を健康にするはずの食の現状
  人間の結末を示した、贅沢病に取りつかれた動物の実態
  悪性新生物(癌)から逃れられない私たちの運命
  密かに増え続ける化学物質過敏症

第2章 戦後の日本が選択した農と食とは
  戦後、急激に変化した農業生産の謎
  農業保全型社会を軽視した結末の現在と未来
  日本農業の常識となった農薬と化学肥料、その功罪
  家畜の命を軽視する畜産業
  食生活を変えた食品添加物と食関連産業
  主体性を失った食生活がもたらしているもの

第3章 農と食を外国に託した壮大な実験を続ける日本の行方とは
  大規模な企業型アメリカ農業を支え続ける日本
  主体性のある日本型食生活を捨て、家畜化された食生活へ
  大騒ぎしてきた米の価格問題で隠されてきたこと
  増え続ける輸入農作物
  農業後継者不足の終点
  世界の人口と食環境
  円相場と食料輸入

第4章 百の議論ではなく、地産地消の実践と継続を
  フード・マイレージと地産地消
  近代農法に対し異なる選択をした農家と生活者、しかし、農政は…
  取りもどそう、暮らしに主体性を
  キラリと輝く地域農業とその担い手
  今こそ、主体性を持った地産地消の宣言と実践と継続を

第5章 生活者から寄せられた農、食、環境への思い
  変革の世紀−これからの食と農−
  地球環境問題と地産地消
  ディスカバー中島地区「育てる喜び、食べるたのしみ」
  果物問屋の独り言 食と農で地域おこし 40年間進歩なし
  暮らしの喜び〜重なり合う地産地消
 
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岸田芳朗
〒700-8530 岡山市津島中1-1-1
岡山大学農学部附属山陽圏
フィ−ルド科学センタ−・企画連携部


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