2012年4〜5月のお便り  HOMEに戻る

5/23 宮城の齋藤さんから「除草機の補助車輪」
こんにちは 宮城県栗原市一迫の斎藤です。

3輪車の除草機に補助車輪をつけたいと思うのですが なにかいい方法が

あるのでしょうか?除草機を8条にするので今のままでは少し不安です。

6条と8条では神経の疲れ方が全然違っていたのを思い出したのですが

回転するときの条合わせもたいへんだろうなあ。

 

斎藤 政憲 

5/22 岡山の中務さんから「ヘアリーベッチ鋤込み田の近況」
岡山の中務です。

ヘアリーベッチを鋤き込んだ田にコシヒカリを移植し、1週間経ちました。

降雨のついでに入水し、駆動ディスクで鋤き込んで、続けて畝戻し耕。その日のうちに代掻きして高低直しのために土を曳き、ついでに仕上げの代を掻いて1週間後に移植した田は、見事にコナギが生えたので、チェーンを掛けました。

入水後に鋤込み、直後に荒代を掻いて2〜3日置き、水曜〜木曜に仕上げの代を掻いて週末に移植した田は、一部にヒエが芽吹いていたり、若干のコナギが見えたり、見えなかったりですが、それなりに草は抑えられているように思いますので、うち3枚はチェーンを掛け、2枚は放置して様子を見ています。

私の場合は、背の低いマット苗を植えているため、移植直後からの深水はできません。

活着して次の葉が展開するまでの間に生えたヒエは、チェーンによる表層攪乱でいくらか密度を下げたので、今後は深水で浮くものもあるでしょうし、もうすこし苗がしっかりしてからあめんぼ号のお世話になっても良いと思っています。

コナギについては、単に代掻きから移植までの日数の違いによるものか、荒代の後に土を曳き、更に仕上げ代を掻いたことによる掻き過ぎが原因か、もう少し様子を見ていれば判明すると思いますので、後半戦のきぬむすめ(6月中〜下旬移植)では対応を変えてみたいと思います。

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http://homepage2.nifty.cqwh02165@nifty.com
中務 博文

5/21 岡山の林さんから「苗箱に籾播きをしました」
皆さん今晩は、
今朝はとても良い天気だった。7時ごろからあたりがだんだん暗くなってきたので、私の子供に日食の話をしてやった。
(私には最近、小学2年生の娘ができました。日本語はまだ殆ど理解できません。) 興味がありそうだったので、昨日買って
きたオセロゲームの空箱に縫い針で小さな穴を開け、日食の観測箱を作ってやった。5分程で完成した。太陽がだんだん
欠けてきて、あたりも暗くなってきた。太陽も三日月のようになったのを観察させる事が出来た。小学校は目と鼻の先にある
ので、登校までに観察の時間をとる事が出来た。ピンホールは穴を大きく開けると、明るく観察できるが、像が不鮮明に
なる。一方、小さな穴を開けると像は鮮明だけれど、光量が不足して暗くなる。ちょうど良い頃合いの穴を開けるのがポイント
となる。昔、私が子供のときに雨戸の小さな節穴から障子に映る外の景色を眺めて楽しんでいた頃を思い出してしまった。
映っている像はピンホールの穴の形には関係ないこと(つまり穴の形が映っているのではないこと)を理解させるために、
ピンホールの開いた紙面を穴の軸まわりに回転させても、像は回転しない事を見せた。インターネットも良いけれど、子供に
は原体験が大切だと思う。

今年は、稲作の準備がかなり遅れています。苗箱に播種をし、シルバーシートをかけるのが更に遅れてしまった。浸種を
積算80℃で中止し、中古で手に入れた洗濯機で脱水して、むしろで陰干しし、ちょうど良い湿り具合にして播いた。ブルー
シートよりむしろの方が籾の湿り具合を均一、最適に出来る。種籾は、籾殻から芽が出ていない状態で播くのが良いようだ。
芽が出ていないので播種機に引っかからない。芽だし直前で止めた種籾を米袋に入れ、保管しておき、近所の人にお分け
した。米袋に保管している籾がまだ余っているので、この籾である実験をする予定です。この種籾は、最後は飼っている
おかやま地鶏の餌になります。

林 正弘
岡山市

5/19 宮城の齋藤さんから「ナラベール」
 こんにちは 宮城県栗原市一迫の斎藤です。

 

こちらの田植え状況は今日明日で8〜9割くらいになるでしょうか。

気温は平年より低めで田植えも全体的に遅れています。

我が家の苗はナラベールのおかげですこぶる順調です。(笑)

 

2日前に代掻きをし3日目に苗箱を並べようとした日に突然の雹まじりの雷雨。

爆弾低気圧ほどではないにしろかなりの豪雨でした。結局4日目に並べました。

通路に敷いたレールはナラベール専用のレールがあるのですが そちらはハウスで

使用しているので 使えなくなった苗箱を裏返しにして枕木代わりにし 5.5mの

アングルを敷きました。アングルは苗箱の裏側が表になったので ボッチが左右に

アングルの動かない役目をし真っ直ぐなレール(アングル)を敷くことができました。


ナラベール手前にあるのは苗箱を置くトロッコで もう1台の電動(バッテリー)トロッコが

1度に40〜50枚を自動で往復します。このナラベールは縦に8枚並べ仕様ですが 中央の

1枚を取り除いて7列にし 中央はラブシートをベタ掛けにするときに泥を載せる幅の確保と

泥を上げた後の水掛けようの水路となります。

 

苗箱を置く床は軟弱で板を敷いて踏んだら加湿になるので ナラベールの横に出ている白い

アルミの枠の後方に踏み板がセットになっているのですが使用しないので外しています。

ナラベールは8枚セットすると自動でやさしく並べてくれます。

時々苗箱の入れ具合が悪かったりするとエラーが出ますが それもまた善しです。(笑)

 

レールをセットするのも撤収もたいへんでしたが ぬかるみのなか人海戦術でやってきた

これまでの苗箱並べからみたら雲泥の差があり超ラクチンでした。

ハウスも含め6500枚の苗箱並べはナラベール様々でした。

 

斎藤 政憲 

 

5/18 やまちゃんから「朝飯前の話」
昨晩、大きな風が吹いたのでしょう。
朝飯前に畑に行って、どひゃーでした。
雨よけのアーチが半分以上ぶっ飛んでいました。
硬質プラスティックのアーチパイプジョイントが割れたり折れたりしていますので、再起不能です。
 
雨よけの装置は朝飯前になったなんて、ほらふいたのがたたりました(笑)
さてどうすべえ。
養生テープで固定したトマトは無事でしたので、まあゆっくり考えましょう。
将来的には、この冬にパイプを曲げる道具が安くであるんだと発見したので、
冬の暇仕事で作ることになるかもしれませんが、今年には間に合いません。
やれやれ、、、
http://www12.plala.or.jp/grapes/ameyoke/mageki.htm
 
5/16 やまちゃんから「建築資材の活用」
野菜ネタです。
1枚目の写真は、オランダサヤエンドウ、スナップエンドウ、グリンピースを作っているアーチです。
去年は、ここでキウリやモロッコインゲンを作りました。
モロッコインゲンあとなどに夏秋キウリを作り、
その後アーチとネットを片づけずに、晩秋にエンドウ類を定植しました。
今年は、そのエンドウのあとに夏秋キウリやニガウリを作る予定です。
2ウネほど隣に、同じようにキウリとモロッコインゲンをアーチを組んで作っています。
アーチを組んでネットを設置するのはけっこう手間がかかるので、2年を1サイクルにしています。
さてご覧いただきたいのは、エンドウの倒れ防止に使っている白いテープです。
塗装用の養生テープ(ペンキがはみ出さないように貼るテープ、12ミリ幅)です。
去年まではポリのヒモや麻ひもなどを使っていたのですが、今年養生テープ始めて使ってみました。
バッチグーです。ほどほどに強度があって、エンドウをしっかり支えてくれています。
 
これに気をよくして、トマトの定植やナスの支柱くくりにも使っています。
2枚目の写真が、トマトですが、

「これやったら、トマトの雨よけ栽培も朝飯前や」という感触を得ました。
約2,7メートルおきにパイプの支柱を打ち込み、それに5,5メートルの直管をフックで固定しています。
トマトをポットごと植え穴に放り込んで、支柱(横に渡した直管)にくくりつけるのに使ったのが、養生テープ。
丈夫ですので、破れることなくしっかり固定できています。
その上にアーチを組んで、アーチの天井部分を直管で固定しています。
その固定に使っているのが、「切り番線」(35センチ)。
そして、アーチ天井部分の直管と下の直管を、マイカー線で結んで、
トマトが伸びてきたらそのマイカー線にくねくねトマトの枝を絡ませていきます。
トマトと支柱をヒモで結ぶ必要がなく、トマトが伸びていく事に、マイー線に沿わせて絡ませていく(誘引)だけです。
そしてそして、今日アーチ上部に透明ポリフィルム(0,02ミリ、210センチ幅)を張りました。
完成です。
 
雨よけ栽培の「朝飯前」に至るまで、けっこう試行錯誤をやりました。
去年までずーっと10年以上くねくねポールを使っていました。
「朝飯前」開眼のきっかけは、透明フィルムの張り方でした。
この春、苗床ハウスのフィルムの張り方がわからなくて、大村さんに電話しました。
大村さんは、電話で20分くらいも
「アーチの天井部分にまずフィルムを仮止めしておいて」と教えてくれたのですが、
ぼくが要領がわからず、「????」
とうとう「あとで漫画に書いて、FAXで送ってあげます(笑)」という次第に相成りました。
送ってくれたFAXを見て、「なーんや、そういうことか、、、」
大村さんが教えてくれた展開の仕方でやったら、ニンジンのトンネルかけもチョウ簡単、
トマトの雨よけのフィルムも苦労無しで行けるやないかと開眼した次第です。
なにせね、4年ほど前にフィルムの紙筒にパイプを通して、
二人がかりでトマトのアーチ上に、広げながら(風にあおられながら)固定していくという、
なんとも無謀なことをやっていて、こんな手間な事やっとられませんとあきらめた事がありました。
 
さて、上記の切り番線、3枚目のネットの展開(上下部のロープの固定)にも使っています。
手でひねるだけで簡単に固定できて、
解体する時は、ポイポイ畑に捨てることができるので重宝しています。
 
そしてまた、養生テープ、ナス定植後の支柱への固定にも今年から使ってみました。
去年まで園芸専用の紙粘着テープを使って固定していたのですが、
弱くてすぐ破れてしまい、ヒモでくくりなおしたり、紙タイで縛ったりとけっこう手間暇かかっていましたが、
養生テープで、ぐっと楽になりました。
ほどよい丈夫さです。そして安いです。
おすすめです。

 
5/8 やまちゃんから「ロータリーに雑草の巻き付き」
うれしい一つの発見でした。
転換田の背の高い雑草をトラクターで叩いていて、
ハコベやイネ科の雑草、その他もろもろがロータリーに巻き付いたようだったので、
新しいトラクターは(もちろん中古ですが)、逆転が付いているので、
トラクターをニュートラルにして、PTOを高速にして、ぶんぶん回してみました。
すると、バラバラバラバラと巻き付いた雑草が後の方にぶっ飛んでいきます。
正転にしてもう一度回すと、また雑草がぶっ飛んでいきました。
どれどれと後に回ってみると、ロータリーに巻き付いた雑草はキレイになっています。
今までトラクターを止めて、鎌で絡んだ雑草を切り取っていた苦労がウソみたいです。
逆転がなくても、正転だけでもほとんど飛んで行くみたいです。
 
もっとも、団子みたいにからみつく前にやったほうが、いいみたいです。たぶん。

5/6 岡山の林さんから「種籾を水に漬しました」
皆さん今晩は、
ドイツの Irsing という町に2011年5月11日に建設されたガスコンバインドサイクル発電所の発電効率が60.75%というのは驚
きの数字ですね。Siemens の技術で建設されたものだけれど、ガスタービンの温度が1500℃を超え、発電効率は世界最高
で、日本の技術ではまだ60%を超える発電所は造れない。天然ガスを使う上に発電効率が高いので、褐炭を使用する発電
所に比べると1/3と二酸化炭素の排出が格段に低い。ガス発電なので、温度が高い状態なら最高出力に達するまで30分
しかかからない。電力需要の変動をカバーするのに最適の発電所だ。出力は自由自在に変動させる事が出来る。ドイツが
使用しているガスの値段は日本の半額だから、経済性も良い。この効率の良いガスタービンをシェールガスが使えるようにな
ったアメリカが6基、韓国が1基発注した。ドイツは原発依存から脱却し、(2011年には17基の原発のうち8基を止めた。)
再生可能エネルギーの開発に取り組むと同時に、需要に迅速に対応できるベストミックスにも取り組んでいる。ヨーロッパは
発電、送電が分離されており、海底ケーブルによる高圧直流の電力の輸出入が可能なので、産業界はリーズナブルな値段
で電力を使用することが出来る。海底ケーブルは急速に整備されていてアフリカ大陸と繋ぐ計画もある。高圧直流は電力の
長距離送電に適しているのだから、日本の背骨に通しておけば、周波数問題も解決できるだろう。太陽光発電所にも適した
方式になる。

今年の米作りの準備はかなり遅れています。昨日やっと発芽抑制物質(アブシジン酸)を種から溶脱させるために、種籾を
水に漬したばかりです。水が溶存酸素不足にならないように、水の循環をやっています。田んぼはほったらかしだけれども、
レンゲの花が満開で、近所の人からレンゲの種を播いたのか?という質問がしきりです。種を残すために、耕転はもっと遅く
するつもりです。

岡山市
林 正弘

5/3 神奈川の今井さんから「ポット播種機の欠株」
神奈川県の今井です。
山下さま。欠株の問題が解決しました。ありがとうございます。
 播種機のロールカバーを検査しましたが、特に問題はありませんでした。
 困ったなぁと思いながら取り扱い説明書を見てみると、播種ロールとロールカバーのセッティング
の不具合でした。播種ロールの中から出ている針金や播種ロールとカバーの穴の位置が問題でした。
ちゃんとセットしたら2,3粒が播けました。ひと箱あたり欠株は1つになりました。
  

 

5/3 宮城の齋藤さんから「Reあてずっぽうで、、、」
こんにちは 宮城県栗原市一迫の斎藤です。

 

6500枚播きおわって5000枚ハウスに並べました。

全自動のナラベール・半自動のぽんぴた君(苗箱並べ機http://www.apron-co.jp/sanchi_blog/d/20110225.html

2台でです。明日に予定していた田んぼへの直置きはこの大雨予想でまだまだ延びそうです。

ナラベールは超楽チンです。

 

取扱説明書はありますか?

ぼくの記憶で、たしか播種ロールカバーはプラスティック製で消耗品だったよなと言う記憶があって、

取説を引っ張り出してみてみたら、播種ムラになるケースで、

播種ロールカバーが破損しているとか、

播種ロールと播種ロールカバーのすきまが大きすぎるので、

ぴたっと密着するように取り付けるとか、書いてありますね。

 

私も同感です。

古い播種機は1度ロールカバーを交換しました。すぐに部品が無いというので 友人の新車の播種機から

ロールカバーだけを借り 後でおニューの部品を返したことがあります。 

 

ぼくの当てずっぽうの印象では、

籾はぱらぱらに乾いた籾よりも、脱水機を4〜5分かけたくらいの、

しっとりしている、だけどひっつかない程度の方が播種ムラがないような気がします。

 

脱水機は水稲専用機の方がいいですね。

洗濯機の脱水機は能力が落ちます。

 

また、播種ブラシがかかっているロール上(4枚目の写真)にある程度籾がたまっている方が、

欠株(つまり籾ゼロ)がないように思っています。

 

籾の量はロールが見えないくらいだといいですね。

今の播種機には種籾の量のセンサーがついているので 空回し(試運転)のときは

センサーを押さえていないと動きません。便利になるのはいいのですが・・・。(笑)

斎藤 政憲

 

5/2 やまちゃんから「あてずっぽうで、、、」
雨じゃ雨じゃ、困った雨じゃ、、、
田んぼには入れないし、苗代も乾かないので、雑草が生えてきよる、
想定外の雨で頭を抱えています。
さあ、知恵を絞らねば、、、と言ってもなあ、、、
 
今井さんへ。
取扱説明書はありますか?
ぼくの記憶で、たしか播種ロールカバーはプラスティック製で消耗品だったよなと言う記憶があって、
取説を引っ張り出してみてみたら、播種ムラになるケースで、
播種ロールカバーが破損しているとか、
播種ロールと播種ロールカバーのすきまが大きすぎるので、
ぴたっと密着するように取り付けるとか、書いてありますね。
 
ぼくの当てずっぽうの印象では、
籾はぱらぱらに乾いた籾よりも、脱水機を4〜5分かけたくらいの、
しっとりしている、だけどひっつかない程度の方が播種ムラがないような気がします。
また、播種ブラシがかかっているロール上(4枚目の写真)にある程度籾がたまっている方が、
欠株(つまり籾ゼロ)がないように思っています。

5/2 神奈川の今井さんから「ポット播種機の欠株」
神奈川県の今井です。
 今年もお米の種まきをしました。
 昨年からポット田植え機を使っています。播種機は共立のLSPEという古いポット播種機です。
 この播種機に2、3粒用のロールを付けて播種しています。しかし、なかなかうまく種が播けません。
 2、3粒をできるだけ正確に種播きしたいですが、5粒から6粒または0粒の所もあります。機械が古い
ので、仕方がないと思いますが、どこかのセッティングが間違っているのかなと思っています。
 以前、見学に行った農家の方はこの播種機で正確に2,3粒播いていました。そう考えると私のセッティング
の問題だと思います。
 タネモミはノギを取り、塩水選して温湯処理し、浸種、種まき当日に脱水してゴザの上で乾かしてからセットしています。
 播種機の種モミを調整するロールの所は一番せまくしています。播種ロールの多く乗った種をはじく回転ブラシの調整は
一番少なくしています。
  

  
 

5/1 滋賀の中道さんから「トラクターのカゴ車について。
山下さん 中務さん みなさん今晩は、ご無沙汰してます。
トラクターのカゴ車についてとり上げていただいたので、遅くなりましたが、ご報告いたします。

トラクタはGM56、ホントはクボタ製です。
ハローは3.2Mの一本もの 荒起こしの段階から使うので、折り畳みではありません。
カゴ車は北海道の農家さん経由で鉄工所にいらいしたものです。
80PSクラスのカゴ車は以前オークションでよく出ていましたが、我々が欲しい小さいクラスのものは無いようです。

カゴ車の長所と、短所
長所としては、 中務さんのおっしゃるとおり重いトラクターの割りに沈みませんので、水田内で無駄な動きでも(例えば地ならしをしたりで何度も同じところを往復)
床を痛めることは少ないです。また水田内であれば、足回りの負担もほとんどなく、維持費もほとんどいりません。
耕深は、5Cmなら楽々で、半不耕起代掻きにはとても良いと思います。
さらに、仕上げ作業のとき、タイヤ跡が無いようなものなので、とても楽に整地できます。
また、幅広く接地しているので、左右の揺れがすくなく、モンローの精度がよくなります。

短所としては、路上走行は基本的には亀さんのようです。 ゴム部分が全くないので後輪受けのベアリングも強化し、さらに離れた圃場はトレーラーで回送しています。
カゴ車の幅が広いので回送時も 気を使います。

以上のような内容です。
そこで、セミクローラタイプのトラクタに変えればどうなのか、機械屋さんと相談しているのですが、
とんでもなくクローラの維持管理費が必要とのことで、踏み切れずにいます。

滋賀の 中道唯幸

4/26 長野の唐沢さんから「土入れ鍬について」
長野の唐沢です。
長野県の南信では、今が盛りに、桜、レンギョウ、イワヤマツツジ、ハナミズキ、ハナモモ、タンポポなどなど
いろんな花が一斉に咲き誇っている今日この頃。
昨日、今年3回目になる雑草抑草の為の田んぼ起耕をしました。乾燥しているので畑状態になっています。
急に暖かくなったので畑作りも火の出るような忙しさです。
ところで、皆さんは土入れ鍬はどのような物をお使いでしょうか?
ほうれん草やニンジンなどの種蒔き後に土を掻ける時便利なので、私は昔麦の土入れに使っていたものを
代用していますがとても便利に感じています。しかしながら老朽化が激しく溶接部分も心もとないので
現在はどうしても必要な時にしか使わないようにしています。(本当はもっと利用したいところですが・・)
ネットで調べたところhttp://item.rakuten.co.jp/uehara/0107/のような物を見つけましたが
私にはちょっと値が張るなぁ〜と感じています。(手作りだからこんなもんかな?)
どなたか、もう少し格安の土入れ鍬(土入れ鋤簾)をお使いの方がいましたら教えてください。 

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 上伊那郡箕輪町中箕輪
    唐沢金実
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4/25 岡山の中務さんから「コシヒカリが出芽しました。
岡山の中務です。

急に暖かくなって、昨年より1週間ほど早くコシヒカリが出芽しています。
私は寒冷紗被覆だけの平置出芽無加温育苗ですが、例年あまりにも苗丈が伸びないので、今年は更に1〜2日くらい遮光を継続して徒長させようと思います。

秋に播種した緑肥用のヘアリーベッチがワサワサと繁り、湿害に遭った場所では代わりにスズメノテッポウなどが繁っています。

まずは、平成23年11月の現代農業に掲載されていた荻原さん(福岡)の記事を参考に、入水〜ディスク〜代掻き〜田植えの工程でやってみようと思います。(駆動型ディスクティラーは緑肥の切断と荒起こしが目的のため、ギャング角と耕深ゲージホイルを最も浅くセットしました。)
記事によると、入水から移植まで10日前後で終えるのが望ましいとのことで、休日農家である私のカレンダーには馴染みにくい点が問題なのですが、出勤前、または帰宅後の代掻きもやむなしと腹を括ってみます。

コシヒカリでやってみて不都合なら、きぬむすめの日程はディスク〜入水〜代掻き〜田植えの順で、鋤込みから14日以内の移植で抑草効果が見られたという有機稲研・米倉賢一さんの文献を参考に組み直してみようと思います。

話は変わりますが、中道農園さん(滋賀県野洲市)のblog(下記)や、農文教の本に登場する中道さんのトラクタ(ニューホランド?)が装備しているカゴ車輪+補助カゴ車輪のセットがスゴイです。
http://www.ocome.com/blog/142/

ここまでやればある程度の軟弱地盤でも3cmの代掻きが可能だろうと思い、ネットを検索してみたのですが、他では見つけることができませんので、汎用品ではないのかも知れません。

汎用品なら山下さんにオススメだと思ったのに。残念です(笑)

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http://homepage2.nifty.com/wakesui/private/agriculture.html
中務 博文

4/25 岡山の林さんから「水田耕作の準備」
皆さん今晩は、
最近は自宅でも節電に注意するようになった。原発をなくして行くためには消費者も電気を大切に使いたい。火力発電に使うガスの
値段は日本は世界各国でも最高値のものを使うようだ。シェールガスが使えるようになったアメリカよりおよそ一桁高いようだ。これだけ
高いとメタンハイドレートの開発が進むので良いかもしれない。電力会社は独占と総括原価方式のためいくらでも電気代に転嫁
できる。「値上げは権利」らしい。米や野菜の値上げが「権利」なら百姓も嬉しいのだが・・・。
スマートグリッドで大陸と高圧直流の海底ケーブルで繋がれてしまえば、独占は崩れ、海外から安価な電気が入ってくる。電気代が
高いからという理由での製造会社の海外進出も防げる。日本の産業の健全な成長にはスマートグリッドは良い方向に作用するに違い
ない。海外から輸入される電力に関税がかけられなければ、電力会社は農業のように補助金で生き延びるしかなくなるかも知れない。
 
代かきの準備のために、トラクターの整備をした。バッテリーターミナルを布サンドで磨いて通電を回復し、切れていたハウジングセット
を交換して、ライトが点灯するようになった。3点リンクの振動ソイラーを外し、Aフレームに交換して、ロータリーを付けた。このとき関節の
各部にグリースを塗っておいた。ディーゼルエンジンのエンジンオイルも交換した。タイヤの空気圧が規定になるまで空気を入れた。
タイヤ圧が低いと、タイヤの中に泥が入る事がある。トラクターはまあこれで良いだろう。以前ユンボのアームの油圧シリンダーを修理した
ときに気づいていたグリースニップルも交換した。自作のチェーン除草機は去年以来使用していないので、エンジンをかけてみないと分か
らない。私はチェーンそのものの上下は電動の油圧シリンダーを使うので、バッテリーのチェックも必要だ。これを付けた理由は、作業中
にチェーンの高さ調整が自由にできるからだ。
播種の準備のために作業場所の草刈をして野生の芝生が生えた感じの良い広い場所になった。
雨が一定の周期で降るので畑苗場所の耕転が出来ない。本田はほったらかしだ。5月中に耕転するしかない。一度も耕転していない
のでレンゲのお花畑になっている。有機に転換するとレンゲが自然に生えてくる。不思議だ。レンゲの種を残すために耕転を出来るだけ
後伸ばしにしたいものだ。
 
林 正弘
岡山市

4/18 やまちゃんから「防草シートの活用法」
貼付の写真はボロボロの携帯で撮ったものなので、写りが悪いですが、
ミョウガのウネの上にかぶせていた防草シートをめくったところです。
今年の1月中頃?ミョウガのウネが雑草まみれになっていて、
ええいくそと、なかばやけ気味で刈払機で刈り払ってから、防草シートで被覆しました。
でもまだしばらくもこもこしていましたが、だんだん気温が上がって来るにつれ、ぺったんこになってきました。
昨日、ぼちぼち防草シートをはずさねばと、めくってみてビックリ。
防草シートの下でミョウガがにょきにょき萌芽していました。
雑草は、ほとんど枯れて消えてくれていました。
この方法、ミョウガ作りに行けるやないかと思って写真に撮った次第です。
ミョウガのように土の中から萌芽してくる奴は、防草シートくらいの光でもしっかり成長するんですね。
 
もう一つが、ジャガイモ。
売り忘れて、食べ忘れていたジャガイモのキタアカリ。
3月の中頃、にょきにょき芽を出していたのが段ボールの中で見つかりました。
あいているウネがあったので、植えてみました。
でもこの寒さで、霜にやられること間違いなしと思われたので、
だめもとで、防草シートをかぶせておきました。
防草シートの下でも一部霜にやられて黒くなっていましたが、今けっこう元気しています。
2月中旬に定植したキタアカリは、いまやっと出芽が出そろったところです。
それよりもいっぱい葉っぱを出して、大きくなっています。
もっとも、この方法ではたしてキタアカリにまともなイモができるかどうか、
あまりお楽しみにねとは言えませんが、もし出来ていたら、報告します。

4/17 福島の東山さんから「放送のお知らせ(東北限定)」
私事ですが、NHKの東北限定のローカル番組(クローズアップ東北)で、福島原発事故の風評被害と戦う農家として私のことが紹介されます。番組の中の「クローズアップフェイス」というコーナーで8分ほど放映されるということです。8分のために、3日も取材を受け、仕事がだいぶ遅れました(笑)。東北にお住まいの方、もし都合がつけばご覧ください。放送日は、4月28日(土)朝7:30から30分の番組中のどこかで放送されるはずです。

 じぷしい農園 東山広幸

4/17 やまちゃんから「けずっ太郎シャープを使ってみて」
けずっ太郎シャープを、一昨日はトウモロコシの中耕除草に、
そして今日、ダイコンの中耕除草に使ってみました。
総額にして1万円余りの除草道具を貰ったから言うわけじゃないけど(笑)気に入りました。
期待していた以上の気に入り度です。
今までなら、けずっ太郎と三角鍬を併用していた作業が、けずっ太郎シャープ一本で済むようになりました。
 
使いながら、岡山の香西さん手作りの「ニンジン除草道具」を連想していました。
株際をシャープな角でカットしたり、のこ刃部分を使ってこそげ取ったりと、
また、ダイコンやトウモロコシのような比較的大きな苗に対しては、
株際ぎりぎりまで、平刃でねらうことが出来るので、能率アップになったような気がします。
やや鋭角な角刃なので、その部分に雑草などがカスになってたまらないかと懸念していたのですが、
その心配もありませんでした。
たぶんけずっ太郎シリーズの中で、いちばん手にすることが多くなるような気がしています。
 
ただいちゃもんをつけるとすれば、商品名の「けずっ太郎角刃コーナー」というのは、感心しませんねえ。
「けずっ太郎シャープ」の方が、アピール力がシャープなような気がしますねえ(笑)
もっとも、どうかんの社長は、国産の椎の木の柄にこだわっているので、
日本語にこだわっているのかもしれません。
だとすれば、「コーナー」という英語を取ってしまって、
単純に「けずっ太郎角刃(かどば)」の方がいいような気がします。
買う人が、勝手に「かくば」と読んでもいいのですし。
 
我が家を訪ねてきてくれた時に、
「山下さんは木製の柄とアルミ製の柄とどちらを好まれますか?」
と聞かれて、うーんとうなって答えが出なかったのですが、
今思うに、ぼくはどちらでもいいように思っています。
木製には木製の良さがあると思っていますが、あまりこだわる方ではありません。
ただ、アルミ製にするなら、つるっとしたアルミじゃなく、溝のあるアルミでないと駄目だと思っています。
溝のないアルミは、強く握らないと角度が保持できないので疲れます。
溝も大きめの溝の方が、握っていて疲れません。
4/13 やまちゃんから「写真3枚」
1枚目の写真は、電気温水器のカバーを取ったところです。

友人の水道屋が、上部を切り取って焼却炉として使っているのを見て、
スクラップが出たら、ちょうだいとお願いしていたのが届きました。
今まで、厳冬期に直売所の暖を取るのに、ドラム缶を半切りにして薪を燃やしていました。
鉄製のドラム缶は3シーズンほど使うと、熱でボロボロになっておシャカになってしまっていました。
温水器はステンレス製ですし、足つきですので、耐久性がありそうと思って頼みました。
カバーを取って裸にしてみたら、、、、
薫製をつくるのに面白いかもとか、薪ストーブ風にしてみてもおもしろいかもなどと思っています。
さてさて、何に変身するでしょうか??
 
2枚目と3枚目ですが、けずっ太郎の「どうかん」(同じ兵庫県内の三木市の刃物屋)の
会長と社長が我が家を訪ねてきてくれました。
前に「角がシャープなけずっ太郎を作ってもらえませんか」と、お願いしていたのですが、
それを含めて、いろいろ持ってきてくれました。
 
右端から「けずっ太郎シャープ」「極細けずっ太郎」「水草とれ太」
左二つが、トラクターや管理機のロータリーカバーの「泥土落とし具」です。
ドウカンのHPを見てみたら、詳しい紹介が出ていました。
http://www.miki-doukan.com/new_goods/index.html
 
田んぼの除草では、けずっ太郎を持ち出して、
畦の上からよばい草(キシュウスズメノヒエ)を引っかけて引っ張り上げていたのですが、
「水草とれ太」の方が使い勝手がよさそうです。
「もっと幅広にして、柄も長くした方が能率があがってよくありませんか?」と提案したところ、
「幅広にすると、強度の関係で刃を厚くせざるをえず、重くなります。
柄の長さはねえ?どうでしょう??」
と、話しているうちに、
ぼくの考えが変わって、
「普通のけずっ太郎にしても、最近はけずっ太郎スリムを使うことが多くなってきています。
細い分、軽くて力がいらないし、小回りがききます。
柄も長ければ遠くまで届くけど、田んぼの中で取り回しに苦労しそうですね。
これくらいの方がよさそうですね」

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