2012年6月のお便り    HOMEに戻る

6/28 やまちゃんから「抑草対策の実況中継(その5)」
今日2回目のティラガモを入れました。
6/7に代かき、9日に田植え、13日に一回目の除草機。
田植え後30日で勝負が決まると思っていますので、
たぶん今回で除草機はおしまいだと思っています。
 
一回目の除草の時は、苗を引っかけないように、株羽輪を広めに設定していましたが、
2度目の除草にあたって、1センチずつほど狭くして、より株際をねらいました。
イネがしっかり活着して、分けつを始めていますので、
少々ダメージがあっても大丈夫だろうと思いました。
ただ、株間の雑草も完璧に処理しようという気持ちは持っていません。
きゃつら雑草どもは、束にになって全面戦争をしかけられると、やばいけど、
ゲリラ戦程度でかかってくる分には、大丈夫と思っています。
 
株羽輪のイメージは、
http://suzuki31.blog2.fc2.com/blog-entry-127.html
 
1ヘクタールちょっとという小面積だから出来るのでしょうが、
今年の大きな収穫のひとつは、
枕を植えずに、その代わり凸凹が出来るように、差し苗をしたことでした。
コースどりが迷わず出来るようになって、作業能率アップになりました。
2反の田んぼで、時間を計ってみると、1時間弱で出来ました。
そして、ちょっとていねいに、ターンしてから、畦際までバックして除草を始めるという、
今までのぼくでは考えられないようなていねいな仕事も、「時々」やりました。
 
枕地の雑草は、ぼくはほっておいて、秋口に刈払機で刈ればいいやと思っていたのですが、
奥方が、八反どり(おかめ)を持ち出して、こすってくれています。
村の人から「山下はん、今年はまじめにイネ作りしてるやないの」と、からかわれそうです。
 

6/20 岡山の林さんから「今年の代かきを始めました」
皆さん今晩は、
6月16日4時半ごろ、ツバメ達の動きに変化が現れました。巣から出ているツバメも1羽見えます。どうやら巣立ちのよう
です。おかやま地鶏に餌をやって帰ると、既に2階ベランダの手すりに親鳥と共に整列しています。少し雑用をやって
ベランダを見ると一家はもう見えませんでした。巣を見ると取り残された1羽が巣の縁にとまっているのが見えました。しかし、
時間が経ってもう一度見ると、そこにはツバメが巣立った後の空の巣があるだけでした。親鳥が訪れ、巣立ちを促したの
でしょう。今回は4羽が育ち、順調でした。6月中旬に巣立ちを迎えたということは、ツバメは2回目の子育てをする可能性が
あります。楽しみです。それまでこの巣をスズメに横取りされないように見守ってやらなければと思います。巣に危険が迫ると
ツバメの鳴き声に変化が現れるので、猫やスズメの接近が分かります。このときに加勢してやればよい。
トラクターで移動中に私のカボチャを引き抜いたカラスを見つけました。この2羽の個体の羽には両翼に白い模様があり、
私にはすぐ判別できます。見ると、モグラを捕まえたようです。クチバシで突っつき、放しては追いかけ、また捕まえて元の
ところに戻す、ということを繰り返しています。遊んでいるようです。カラスは残忍ですね。

代かきを始めました。枯れた雑草が表面に多いので、水を少なくして始めました。今年も埋め込み方式を採用です。
雨がまだ降りそうなので初期は水の心配はなさそうです。そろそろ田植えモードに突入ですね。それはいいとして、代かきを
やっているとき、水路に向かって歩く巨大ネズミが見えました。ヌートリアです。ウサギより大きい!排水路のセリを食べて
いたようです。水路桝に入ったので確保できると思い、トラクターを降りて近づくともうそこには見えませんでした。逃げられて
しまいました。うーむ、これは何とかしなければ・・・。

林 正弘
岡山市

6/19 福井の塚本さんから「山下農園・・・(その4)へ返事」
> ●やまちゃんから「今年の抑草の実況中継(その4)」
・・・
> 水管理は、深水をやめました。


 私も昨年から止めました。除草機を使うなら深水の意味はないと思います。
 深水で稲も弱ります。生育も遅れているのではないでしょうか?
 深水、米ぬかやボカシ散布は、除草剤も除草機も使わないという
 前提で出てきた話のように思います。

> 中干しはしません。出穂してから、徐々に干し固めようと言う方針です。
 
 私も昨年中干を止めました。
 8月20日まで水を張りっぱなしにしました。
 中干をしなかったことで稲がとても元気だったように思います。
 梅雨の雨を田んぼに溜め続け、梅雨が明けてからの渇水期に
 備えるというのが合理的と思います。梅雨に田んぼを干して、
 渇水期に水を入れると、田が乾いているので、大量の水が
 必要です。中干を止めることは水資源の節約にもなります。
 慢性的夏季渇水村の水利係をしているのでこの辺りは敏感になります。
 田んぼはダムの機能があると言っておきながら
 やっていることは逆だと思います。
 中干を止めたら蜘蛛が多いなと感じます。
 カメムシは泳げないし、蜘蛛に喰われるし
 カメムシ対策にならないかなと期待しています。
 田を干し始める時期は胚乳が硬くなってきて
 からで、出穂後2週間くらいしてからにしています。
 なんとなく自分で決めた基準です。

 私はまだコシヒカリの田植え中です。
                             塚本

6/18 広島の菅野さんから「Re今年の抑草の実況中継」
広島の菅野です。
 
全く、やまちゃんの現状=僕の現状です。
まず深水をやめました。僕の場合は水利の関係です。ため池利用のため、今年のように少雨の場合自由に水を入れることはできません。なおかつ水路との高低差がほとんどない(このあたりでは押水と呼んでいます)ので入れにくく、本来深水には向いていない、水管理に疲れる田んぼなのです。
ですから今年は手抜きで2〜5センチ程度の水位できています。2枚の田んぼのうち1枚に手押し除草機を草の芽が出るか出ないうちに一度入れただけで、もう一枚はほったらかしです。もともと入れてないほうは稗は全く生えないのです。後はコナギ対策のみ。除草機を入れたほうはコナギが目立ち始めましたので、そろそろ2回目が必要かと。株間は自作の株間タワシを気が向けばいれるつもりです。
確かに今年は稲水ゾウムシが少ないですね。除草機を入れた田には田植えをしてすぐ畦際に少量のてんぷら油を流しましたが、もう一枚は何もしていません。でも奴らは見かけませんね。今年は5月に好天が続いたからと、うちの母などはいってますが???。
ぼくは苗かな?と思ってます。
今年は連休中の低温と肥料不足?で黄色い苗になってしまいました。これで虫も寄り付かないのかなと。であれば稲水ゾウムシ対策の新たな発見となるのですが。
天敵がでてきたのであれば尚よろしいですね。

6/17 やまちゃんから「今年の抑草の実況中継(その4)」
ぼくの失敗は、あなたの肥やしです(笑)
 
実況中継を続けます。
水管理は、深水をやめました。
ヒエがほとんど生えなくなってきているので、
深水にする意味が、ぼくの場合にはないように思い始めました。
ぼくの場合は、深水にしたって、せいぜい7〜8センチ。
それを毎日維持し続けることは不可能です。
深水で太茎大穂を目指す稲作は、とうてい無理です。
7俵とれたら、御の字。
井原さんが晩年にのたまわった大雑把稲作の信奉者です。
 
除草剤を使わない稲作りに取り組み始めて、深水にこだわりだしてから、
イネの姿もあまり芳しくないし、イネミズゾウムシにたたられたり、ろくなことがありません。
だから、今年は、出穂までは田面が露出しない程度の水管理でいこうと思っています。
中干しはしません。出穂してから、徐々に干し固めようと言う方針です。
昨日かなり雨が降ったので、やや深水になっています。
(平均で4〜5センチくらいかな)
 
田んぼの泥をすくってみたら、条間にはコナギかホタルイの初生葉がちらほらと見えます。
ティラガモの効果ありです。
株間をすくってみると、かなり生えています。
ティラガモの効果は、株間にはまったくと言っていいほどありません。
それもそのはず、株間除草用の株羽輪の設定を、
雑草が絡んでロックして動かなくなっても、苗をなぎ倒さないように広めに設定しています。
株間に雑草が生えたって、イネさえすくすく育てばへっちゃらだと、
7俵くらいはとれると、確信しています。
 
初生葉が180度に展開するのが、たしかコナギの特徴だと記憶していますが、
それすら確認していません。
そのうち大きくなってきたらわかるわと、とにかく大雑把です。
いちばん心配の種のイネミズくんは、田植えの翌日には畦際にもう飛び込んできていました。
でも今のところ、思ったほどの被害はなさそうです。
この3〜4年イネミズの被害はなくなってきています。
山梨の中野さんが言われていたように、イネミズくんにも天敵が出てきているのかもしれません。
 

6/16 岡山の中務さんから「ヘアリーベッチ鋤込み田のその後」
岡山県東部の中山間地で、今年は今のところ除草剤を使っていない中務です。

ドライブハローの土曳きは大変便利な機能ですが、四隅が少しだけ高くなってしまった時に
「少しだけ」曳きたいときは、ハローの土曳き機能ではなく、「3秒ルール」でハローを沈めた後、
PTOを切ってロータリー軸で曳くという、昔ながらのやり方が良いようです。

四隅を曳き過ぎてしまうと、戻すのがタイヘンですから、「3秒ルールでは少し力不足」という時は、
これに限ります。

さて、ヘアリーベッチ緑肥ですが、初年度前半戦(5月中旬移植コシヒカリ)を抑草面から見ると、
ヒエが生えたり生えなかったり、コナギが少し生えたり大量に生えたりというところで、「抑草効果は
確かにあるが、不安定。」という状況です。

大量の緑肥を鋤き込めば何とかなるというような簡単な話ではなく、作業のタイミングや入水の
加減を掴む必要があるように思います。

移植の翌週から3週目まで、「1週目チェーン+2週目あめんぼ号+3週目もあめんぼ号」とか、
「チェーン+放置+あめんぼ号」「放置+あめんぼ号+あめんぼ号」「放置+放置+あめんぼ号」
などと、コナギやヒエの生え具合に応じて除草機を投入し、とりあえず稲の優勢は確保できたようです。

先週から、ステージは後半戦(6月中旬移植きぬむすめ)に移っていますが、こちらの圃場は整備
されていない矮小不整形田ばかりで除草機を乗り入れるには不向きなため、除草剤を使ってしまおう
かなぁ・・・とも思ったりしています(笑)

一応、除草機が入れられるよう、なるべく直線的に植えて、周回は植えずにいます。

追伸。

刈り刃の研磨は、刈り払い機を作業台代わりにしてやっています。
チップソーはそれほどでもありませんが、8枚刃は重心が狂い易いため、ロクロのようにクルクル回る
台に載せて作業することで、なるべく均等に研磨します。

:*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*
:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜
http://homepage2.nifty.com/wakesui/private/agriculture.html
中務 博文

6/15 やまちゃんから「チップソーの研磨」
連日で、お騒がせしています。
現代農業誌に登場する「さとちゃん」は、掛け値なしにすごい人だと感心しています。
ただ今月号のチップソーの研磨については、少しだけ異論があります。
さとちゃんは、刈払機にチップソーを付けたまま、グラインダーで研磨していますが、
貼付の写真のように、グラインダーを固定して、
チップソーを手でもってグラインダーに当てていった方が安定すると思っています。

   
低回転(4000回転)の刃物研ぎグラインダーを柱に固定しているのは、
以前現代農業で教えてもらった「自転車のチューブ」です。
数年前から使用しているのを含めて、10枚ほどありますので、
雨の日などに一気に研磨するようにしています。
 
今日畑の畦を刈っていて、がちんと鉄製の物質に当ててしまいました。
その後、刈払機の振動が大きくなったので、
刈払機のアームでも歪んだんだろうかと、心配しながら刃をみてみたら、
見事に5ヶほどチップが破損して、飛んでいました。
こんなに一気に破損したのは初めてです。

 
チップソーについては、僕が知る限りでは、
新潟のメーカーの「バクマ」製が値段の割にいちばん飛びにくいと思っています。
(値段と飛びにくさは、関係ないと思っています)
もし、ホームセンター「ムサシ」が近くにあったら、ラッキーです。
バクマのチップソーが1枚500円で売っています。
国産でこの値段と銘打って、、、、
ムサシも本社が新潟、何かの仕入れ事情があるんでしょうね。
かつては、日本農業システムでもそれに近い値段で売ってたのですけど、、

6/14 やまちゃんから「さとちゃんの高低直し」
「少し土を移動して移動して低くなった所に水を流し込み、
それをレベルがわりにして高低差を見ています。
この水の流し込み作業は慣れないとちょっと難しいです。」
 
これって、ぼくがやってる4〜5メートルの距離の土の移動じゃなく、
きっと20メートル、30メートルにも及ぶこともある高低直しだと思うんです。
かつて現代農業に出た記事を思い出すとね。
 
名人芸です。
ぼくなんかがとうていマネの出来る芸当ではないと思っています。
 
ただ、今日代かきしながら、枕が全体に高いので、
均平板を立てて、3〜4センチくらいかな、それくらいの深さで引きました。
それと一部あまりにも低いところに10メートルほど引っ張るというまねごとを3箇所ほどやりました。
 
6/13 やまちゃんから「抑草の実況中継(その3)」
6/7に代かきして、6/9に田植えした早生のコシヒカリの田んぼ、
昨日表面の泥をすくってみたら、ピピピッと出芽の気配があったので、
田植え後4日目ですが、思い切って除草機(ティラガモ)を入れました。
 
水の上に、いっぱい白い根が浮かんで漂っていました。
もしかして免許皆伝がもらえるんじゃないのと錯覚するくらい、
ストレスのない、気持ちのいい除草機かけが、初めて出来ました。
 
その理由は、4つほどあります。
まず、枕地を植えずに、差し苗をして凸凹を作ったこと。
おかげで、コースどりに悩むことなく、スムーズにねらうコースにはいることが出来ました。
3輪4条植の田植機に、同じ3輪4条の除草機、
コースに間違いなく入ることが出来れば、
タイヤは、田植えの時に出来たわだちの跡をたどっていってくれますので、
手を離していても、苗を踏むことなく除草機は走っていってくれます。
 
去年までは、荒代をかいてから、1週間ほどおいて、植代かいて田植えをするという段取りで、
トロトロ層ならぬ、ドロドロをにしてしまっていたので、
田植えの時に苗は流される、除草機の時にも流したり、踏んだり、
ややもすると除草機ならぬ、除稲機になってしまっていました。
それが、今年の方式にすると、ほどよく泥が落ち着いていて、イネをしゃんと立っているので、
ターンの時以外はほとんどイネをなぎ倒さずに済むようになりました。
イネをなぎ倒すのが怖くて、高速で走ることが出来なかったのですが、
今年は路上走行モードで除草機を運転しました。
 
また、春先に雑草が伸びきらないうちに耕起して、
雑草の残渣を出来るだけ少なくなるようにしていたので、
ティラガモの羽根車やかご車に雑草が絡まるというトラブルも少なくなりました。
 
田植えのコースどりも、メーカーの取説では、進入口の反対側から植え始めるようにとなっていますが、
進入口から植え始めました。
そうすることによって、除草の時に、即機械をコースに入れることが出来るようになりました。
変形していたり、マゴがある田んぼも、苦痛ではなくなりました。
 
今まで除草機を入れるのが苦痛で、毎年先延ばししていて、ほぞをかむことが多かったのですが、
それがおっくうでなくなりそうです。

6/13 神奈川の今井さんから「文字化け」
神奈川県の今井です。
また、文字化けしてしまいました。
文字化けしていたところは
「、荒代をかいた表面の細かい土は高い所から低い所に運んでも、後日かなり沈んで落ち着くという事です」
です。お騒がせしました。
 

6/12 福井の塚本さんから「有機の床土できました」
土ボカシを作り、硫黄を混ぜてpHを下げて完成。
写真は左からボカシの濃度が、0%、33%、50%、66%、100%です。


土ボカシは、堆肥の専門家の橋本力男さんのマニュアル通りです。
ボカシの窒素材料は、米糠、くず米など米の産業廃棄物のみです。
完成した土ボカシはpHが6.5でした。
土ボカシ100リットルに対し硫黄100グラム混合しました。
今年は、土ボカシ66%で使いますが、窒素材料の割合が
もっと多いボカシを作れば、土ボカシ50%でもいいかなと思います。

 土ボカシを乳酸300倍液でpH5.5に下げることもできましたが、
大量の苗箱に乳酸液を何度も潅水するのは大変で
実用的ではないと思います。

 土ボカシはクン炭で薄めました。土を混ぜると重いし、
買った土なのでもったいないからです。
 一つできると他の方法でもできるように思います。


               塚本

6/11 神奈川の今井さんから「高低直し」
神奈川県の今井です。
 
 私も玉ねぎの収穫は葉が倒れて、充分に太ってからが良いのではないかと思う
事もあり、みなさんはどうしているのだろう?と思いメールさせていただきました。玉ねぎ
は確かに葉が倒れてからも大きく生長している気がします。味は思いこみかもしれませんが、甘く
なるような気もします。大規模に玉ねぎを栽培している人は、どうやっているのでしょうか?
 
 高低直しの所で文字化けしていたのは
「少し土を移動して移動して低くなった所に水を流し込み、それをレベルがわりにして高低差を見ています。この水の流し込み作業は慣れないとちょっと難しいです。」です。
 
 佐藤さんの高低直しは初めて見た時は、感動してしまいました。初めて乗った他人のトラクターで他人の田んぼでやって
しまうので、すごいですね。教えてもらった事を付けたすと、高低直しは3年くらいかけるつもりでと、低い所を高くするのでは
なくて高い所を低くするという事です。また、荒代をかいた表面の細かい土は高い所ku梟C蘢磴そ蠅鳳燭鵑任發・覆蠶世鵑罵遒礎紊・・実匸という事です。大きな面積の高低直しは時間もかかるし、腕も必要だと思います。でも、田んぼの一部の高い所だけ低くする
のは失敗しているうちにできるかもしれません。
 
●やまちゃんから「今井さんへ」
ありがとう。
低い所を高くするのではなくて高い所を低くするという事です。」
この指摘は、シンプルですが、まとを得ていますね。
また文字化けしていますね(笑)。
「荒代をかいた表面の細かい土は高い所から、低いところに水の流れで移動する」
というような意味でしょうか?
 
ぼくの例年よりずっとあっさり代をかいた田んぼの水持ちは、例年よりいいくらいです。
底の底まで湿らせた効果が出ているんでしょうかね。
差し苗をしていて思いました。
植代をかいて翌々日なのに、泥がしっかり落ち着いていて、
苗をしっかり受け止めて保持しているんです。
要するに、水を張りっぱなしにしていても、居着いているんです。
そういう土質なんですね。

6/10 岡山の林さんから「発芽抑制物質を溶脱した種籾の保存」
皆さん今晩は、
5月21日の私のメールにも書きましたが、籾を浸種して芽出しをさせずに播種をしました。苗は現在はほぼ良好な状態に
なりました。このときむしろで陰干しした籾を米袋に入れ、常温で保管しておきました。1ヵ月後この籾をキッチンペーパーを
濡らしてその上に播いてみました。常温で光に当てずに放置し、3日後に観察したところほぼ100%の発芽が確認できまし
た。品種は朝日です。このことから、浸種した籾は冷蔵庫に入れなくても常温でほぼ完璧な状態で1ヵ月保存出来る事が
分かりました。発芽していなければ乾燥状態で長期保存が可能である事が分かったのは収穫でした。乾燥し発芽もしていな
い種籾は引っかかったりしないので苗箱への播種が容易で均一に揃いそうです。来年は籾の浸種は播種前に余裕を持って
行うつもりです。写真は、1枚目がアブシジン酸を溶脱した種籾、2枚目がその種籾を1ヵ月常温保存し発芽させたものです。

 
林 正弘
岡山市

6/10 千葉の野口さんから「アイガモンを使ってみました」
千葉の野口です。

昨年買っておいたアイガモンを使ってみました。
カバー付きのL型回転刃を刈払機に付けて、滑らせながら田の畝間を歩く感じです。


草刈り刃よりも角度を緩くしないと食い込んで進まないので、肩掛けベルトは15cmぐら
い緩めました。写真ではわかりにくいですが、マツバイなどの細葉雑草がびっしり生えて
しまいました。8〜10cm近くなったので、普段なら手で取るところを、こいつで滑らせて
みた次第です。

草はほぼ浮いた状態なので、役に立つ道具になりました。水深は5センチ以上はないと辛
いかな。細長い田で、どうしても毎年高い部分だけが草だらけになります。今年はあれよ
あれよという間に伸びた次第。畑とブルーベリーの草に気を取られると、田んぼがやられ
ます。まかまかうまくはいかないです。

6/9 石川の東さんから「補助車輪の写真」




6/9 やまちゃんから「実況中継(その2)」
一昨日代かきした田んぼに、早生のコシヒカリの田植えを今日やりました。
去年までの(数年の)悪戦苦闘はなんやったんやと言うくらい、楽にきれいに田植えが出来ました。
去年まで、少し深めに植えないと苗が転ぶ、フロートが押す泥でよろけて流されそうになる、
深く植えると泥の中にもぐってしまう、、、
今年は、ひたひた水状態で、いちばん浅植にしてもしゃんと立っています。
フロートが押すことでよろけることもほとんどありません。
もちろん、田植機に乗って植えたのは奥方、ぼくはひたすら苗運びと水管理に走り回っていました。
 
結局代をかきすぎて、トロトロじゃなく、ドロドロにしてしまってたと言うことなんでしょうね。
徹底した二回代かきで表層の雑草を叩くという方針から、
「代のかきすぎはやめよう、
イネの根が、雑草より先に泥の中で主導権を握る方が肝心なんや、
最近の田んぼを見たら、ヒエが姿を消して、コナギやホタルイがのさばりまくっている。
昔の人に聞いたら、ヒエには泣かされたけど、コナギやホタルイで困った記憶は無いなあと言います。
昔は、戦車のようなトラクターはなかったし、ロータリーもハローもなかった。
ていねいに代をかきたくても、あっさりした代かきしかできなかったのでしょう。
たぶんその代かきは、還元状態の泥を作らなかったんだと思います。
だから、還元状態(酸素がない泥)を好むコナギやホタルイが生えることが少なかったんだと思います。
やっぱり、代のかきすぎ(二回代かき)はやめよう。
稲の苗の活着を大事にしよう」
という方向に宗旨替えしたのですが、
はてさて、今年の雑草はどうなりますことやら、、、
昔に比べたら、板状の刃がついたかご車輪のハローで、代をかきすぎていることには変わりはありません。
 
でも、久しぶりに気持ちのいい田植えが出来ました。
早く終わって余力があったので、普通の年にはやらない差し苗をして回りました。
今年の田植えは、去年と同じく枕地を植えていません。
ドンと突き当たるまで植えて、ターンしたらぎりぎりまでバックして田植えを始めています。
どうせ除草機(ティラガモ)で踏みつぶしてしまうんだから、
初めから植えるのをやめてしまおうという横着です。
でもそのやり方するようになって、除草機のコースどりが楽になりました。
4条の田植機で、4条の除草機ですので、4条飛ばしで除草機を入れています。
どの条間に除草機を入れたらいいのか、これがすごくむずかしく、
セイタカアワダチソウなどの茎を折って、それを目印に刺してから除草機を入れたりしていました。
それが、枕地を植えないと4条ごとに凸凹しているので、コースどりが見えやすくなったんです。
今年の差し苗、その凸凹をいっそうはっきりさせるためにやりました。
「ふむふむ、これはグッドアイデアだ」と、にんまりしながらやりました。
 
さて、話変わって、今井さんへ、
さとちゃん方式の高低なおし、均平板を5〜6センチの深さに固定して引くのがミソなんですね。
ぼくは、最初ぐっと深く入れて、徐々に均平板を浅くしながら土を引くというやり方をしていました。
だから、泥を深くえぐってしまったりして、あちゃーと失敗を繰り返していました。
一部文字化けしていて、読めない部分がありますので、
そして、そこがどうも肝心なポイントのようだと思われますので、
文字化けした部分だけ、書き直して送っていただけないでしょうか。
ただね、数メートルの高低直しは出来ても、20メートル、30メートル以上の高低なおし、
やっぱりあれはさとちゃんの名人芸、
ぼくの運転技術ではとてもとてもと思ってるんですが、どうなんでしょう。
 
それと、タマネギの収穫時期について、
ぼくは、ほとんど倒伏してから収穫しています。
ひとつは、倒伏してもタマネギは太っていきます。出来るだけ太らしてから収穫したいと思っています。
あとひとつの理由は、10数年前のテレビの番組で、
「なぜ、6月収穫のタマネギが甘いのか?」というのがあって、
たしか、その時「たおれてからも、葉っぱの甘みが玉に移行するんだ」というようなこと言っていました。
ほんとかどうか、根拠があることなのかどうか、わかりませんが、
たしかにタマネギの葉は甘いんです。
極早生のタマネギを「葉つきタマネギ」として、3月4月に販売しています。
キャッチコピーは、
「葉っぱが甘い、肉や魚とあいます。すき焼きにネギ代わりに入れたら最高です」
 
収穫後の葉っぱの切り方ですが、
5〜6ヶまとめて葉っぱをつかんで、首を収穫コンテナの立ち上がり部分に当てて包丁で切り落としています。
タマネギの玉は、ころんとコンテナの中に入っていきます。
このやりかた、わが(元)研修生の服部くんがやっていて、
なるほど、こりゃいいわと取り入れました。
それまでは、土地の上で全部葉っぱを切り落としてから、後でコンテナに入れ直していました。

6/8 岡山の林さんから「入梅前に注意しておきたいスズメバチの巣」
皆さん今晩は、
あなたの失敗は私の肥やし、がテーマの一つであるこの宅配便ですが、カラスにやられた前回の私の失敗を皆さんも
自分の肥やしとして下さい。カボチャはその後補植しましたが、また引っこ抜かれ、3度もやられると、こちらが根負け
しました。もう移植時期を失してしまいましたので、諦めました。カラスは、本当にしつこい。畑のギャングだ。
ちなみに、売られている本などにはキラキラ光るものを吊り下げるとか色々なおどしの方法が書かれていたり、商品が売られ
たりしていますが、これらは効果がありません。それは、カラスは知能が高く、おどしはおどしに過ぎない事を理解してしまう
からです。また、死んだカラスを吊り下げておくという方法も、同じ地域のカラスの死骸でないと効果はない。顔見知りでない
と効果がないのですね。だから、カラスの模型などを吊り下げるのも当然効果ないと思います。こういう物に金を使うのは
馬鹿らしいからやってみた事はありません。カラスにとって実害のないものは効果がありませんね。

ところで、こちらでも入梅したようです。5月から6月始めというと、ハチが巣を作る頃です。今はもう巣を作っています。
メスは単独で巣を作り、卵を産み、巣を守っています。
私が自作倉庫の増設をしていたとき右肩から左耳にかけて聞き覚えのある羽音が後ろを飛んでいくのが分かりました。
後ろを振り向くとスズメバチが飛んでいるのが目にはいりました。私は持っていたのこぎりを置くと、スズメバチの後をつけ
ました。スズメバチは倉庫の上の方に飛んでいくので、そこを見ると案の定建設途中の巣が見えました。ここには休日などに
使う妻の工業用ミシンが置いてあり、ここに巣が作られると危険で大変困る事になります。スズメバチは後から来たのにも
かかわらず、巣が大きくなるとハチの防衛本能が働き攻撃してくるからです。働き蜂の第一世代が羽化するまでに取り払わ
ないと手に負えなくなります。第一世代が羽化しメスが女王になると巣は急速に大きくなります。というわけでスズメバチには
悪いけれど巣を取り除きました。ハチの場合は巣を移動すると巣が認識できなくなります。ハチの脳は小さく記憶能力に
可塑性がないからです。巣を取り除く以外に手はありません。写真は作りかけの巣です。

林 正弘
岡山市

6/8 神奈川の今井さんから・玉ねぎの収穫のタイミング」
神奈川県の今井です。
今月の現代農業を見ていたら世話人の山下さんが、グラインダーでけずっ太郎の刃を研いでいました。
グラインダーで、いろいろな刃が研げるんですね。鍬もできるのかどうかやってみます。
昨年から玉ねぎの収穫はとても楽をしております。橋本力男さんという農家の方が玉ねぎの収穫
のタイミングは玉ねぎ畑の一部の茎が折れて倒れ始まった時だと言っておられました。その話を
会津の農家の方に話すと、会津の方は玉ねぎが倒れ始まったら、草刈機で玉ねぎの茎をばっさり切って
ジャガイモ収穫機で収穫しているよと言っておりました。私は芋堀機を持っておりませんが、草刈機でばっさり
やって、一気に収穫します。周りの農家の方は、まだ玉ねぎが大きくなるのに草刈機でばっさりやるなんて
もったいないと言います。確かに、もったいないかなと思いますが、田植えが始まってから草だらけになった
玉ねぎをハサミで茎をひとつひとつ取るのは大変な作業です。
 
 
 写真は5月末の田んぼの様子です。田んぼにひびが割れてヒエku梟「燭・気鸚犬┐討C泙靴拭・・実匸この田んぼは昨年、おじいさんがヒエだらけにしてしまい、地主さんに返す事になり、私が今年
から作る事になりました。この田んぼは実験的に雨を利用して代かきしました。GWの雨の中に代かき
して、そのまま乾いた田んぼです。以前、栃木の舘野さんが田植え前に雑草をできるだけ生やし、それから
代かきすると、田植えの時に草が少ないと言われていたので、雨を利用して代かきして雑草を生やす事は
できないだろうかと思った次第です。もし、この田んぼの草が生えなかったら報告します。
 
サトちゃんの高低直しのお話が出ていました。私も佐藤さんに教わってから、高低直しをするようになりました。
佐藤さんに教わる前や教わった直後はやはりハローで土を抱え込み過ぎて、田んぼを凸凹にしてしまう事もありました。
でも、今年は周りの農家がびっくりするくらいうまくできた所もあります。
佐藤さんの高低直しのポイントはまず、水みちを作るです。佐藤さんは畦際の高い所の土をハローで抱え込んで、少し土を移動して
移動してw)ツ磴・覆辰申蠅某紊鯲・傾・漾△修譴鬟譽戰襪・錣蠅砲靴胴眥禳垢鮓・討い泙后・海凌紊領・傾・澪邏箸牢靴譴覆い箸舛腓辰漠・実匸難しいです。私の田んぼは非常に小さいので水の流し込み作業はスコップでやってもたいして時間はかからないので、最初はスコップで
やってました。慣れてきた今は、ハローでやっています。
 水みちが出来たらどのくらい高いかだいたい分かります。ここで高い所の土の所にハローを移動して、ハローの均ぺいをたてます。
トラクターから降りてポジションレバーを数ミリづつゆっくり下ろして均ぺい板を先が5、6センチ土に刺さった所で、ポジションレバー
がそれ以上下がらないようにストッパーズリンクでポジションレバーを固定します。トラクターに乗ったら、試しに数メートル土を引っ張って
土を堀りすぎないか、土をちゃんと引っ張れているか確認します。ポジションレバーを固定すれば土を抱え込み過ぎるというのはとても減ります。
 
6/7 石川の東さんから「Re除草機の補助車輪」
5月22日に齋藤さんから、下記の投稿がありました。
3輪車の除草機に補助車輪をつけたいと思うのですが なにかいい方法が
あるのでしょうか?除草機を8条にするので今のままでは少し不安です。
6条と8条では神経の疲れ方が全然違っていたのを思い出したのですが
回転するときの条合わせもたいへんだろうなあ。」

今年作った補助車輪です参考になるでしょうか?
ところで、補助車輪という言い方なんか引っかかるな〜
ちっちゃい頃、友達のなかでも自転車の補助車輪最後まで
取れずに、補助車輪と言うあだな一時つけられたの思い出しました
今でも補助車付いたままですわ(笑) 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

石川県 ひがし農場  東 浩一

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●やまちゃんから
貼付の写真がありそうなのですが、見あたりません。
写真なしのまま転送します。
東さんへ、仕事が一段落ついたらまた送ってください。

6/7 岡山の林さんから「Reカラス対策」
皆さん今晩は、
山下さんの「とうもろこしのカラス対策」を読みました。カラス対策をしていなかった私はカボチャをカラスにやられました。
去年は、手間を省こうとして黒マルチの穴にカボチャの種を直接播種したところ、カラスに全部食べられてしまいました。
カラスは私の作業を観察していて、黒マルチの穴に種が埋められている事を知っていたようです。私が作業を終了するのを
見届けて、黒マルチに舞い降り、穴の中から土をかき分けて種を穿り出し、種の殻を割り中身を食べてしまいました。
カラスは穴の中に種があることを知っていたので、無駄な事はせず、システマティックに掘り出してほぼ全部の種を食べて
しまいました。およそ200粒の種のうち残ったのは4株だけでした。後には種の殻だけが残されていました。まさに、ごんべぇが
種まきゃカラスが突っつく、を地でいくようでした。苗ならば食べるところがないのでカラス被害はないだろうとたかをくくり
今年は苗を育て、黒マルチの穴に一株ずつ移植しました。翌日見に行くと、カラスは今度は苗の下に種があるだろうと思った
のか、植えたばかりの苗が引き抜かれていました。写真はその被害の様子です。
カラスには自分の縄張りがあるようで、カラス被害を受けるのはこの畑だけです。他の畑ではカラスはいますが、被害は
全くありませんので種を直接穴に播く方式でやっています。カラスにも個体間でそれぞれ知能に違いがあるようです。
この畑を縄張りとしているつがいのカラス対策をやる必要があるようです。カラスの個体に対応した各個対策が必要です。
カラス対策は万全でも、イノシシ対策をやっておかないと、収穫直前まで育ててもある夜突然カボチャ全滅という恐れが
あります。これは何度も経験あり。イノシシはかぼちゃを襲う前に下見にやってくるので、下見の痕跡にいち早く気づく事が
被害を未然に防ぐ方法です。私は国道を軽四貨物で走っていて、突然現れた9匹のイノシシ一家に車を止めさせられたこと
があります。

林 正弘
岡山市

6/7 やまちゃんから「代かきの実況中継(1)」
林さんのカラス、写真を見て悪いけど笑っちゃいました。
遊んでるだよね、カラスは、きっと、、
林さんも書いてるように、カラスは集団によって、ずいぶん違うなあと言う印象を持っています。
うちの畑で言うと、隣村(ハウス園芸地帯)のカラスは、わがトウモロコシやトマトをぐちゃぐちゃにします。
去年海苔網や天井部分にキウリネットを張ったら、
ネットに向かってガーガー怒っていたと、隣の畑のおばちゃんが笑っていました。
別な畑のカラスは、トマトやトウモロコシにあまり悪さをしません。
 
さて、今日早生のコシヒカリの田んぼの代かきをしました。
1週間水でほとばかしていましたので、気持ちいい代かきが出来ました。
思ったより雑草の白い根は、浮かび上がって来ませんでしたが、
それでも、こいつはコナギかなあ?ホタルイかなあ?と思われる、
白い根を付けた黒い種がぷかぷか浮いていました。
それ以上に、黒い小さな種がびっしり水の上にぷかぷか浮かんで漂っていました。
こいつらはコナギかなあ?ホタルイかなあ?
研究熱心な人だったら、そいつらをすくって観察するんでしょうけど、
わが輩は成り行きまかせです。
 
今日の発見。
水を張った時が、田んぼの高低がいちばんわかります。
現代農業に載っていたような「さとちゃんの土引き」は、ぼくにはとうてい無理。
10メートルも20メートルも引くなんて芸当は出来ません。
きっと運転のセンスの問題なんだろうとあきらめています。
ドライブハローの土引き機能を使って何度かチャレンジしたことがありますが、
土をひきすぎて、深くえぐってしまったりとか、はちゃめちゃにしてしまうことがよくありました。
 
枕地部分がやや高いなあという感じだったので、
PTOを切って、ハローの腹で抱え込んで、低いところに引っ張ってみました。
深くえぐることもなく、いい感じで引っ張ることが出来ました。
もちろん、代かき前の状態でです。
代をかいた後だと、泥が逃げてしまいます。
一度お試しあれ。
 
6/6 やまちゃんから「トウモロコシのカラス対策」
これも前に書いた「トウモロコシのカラス対策」を昨日やりました。
2,2メートルのパイプを10メートルおきに打ち込んで、
キウリネットですっぽり覆ってしまおうという作戦。


やってみたら、案外簡単に35メートルウネを1時間弱ですることが出来ました。
今回は一ウネでしたので、4,2メートル幅(長さ50メートル)のネットを使いました。
次回は、2ウネ分を覆うので、5,4メートル幅のキウリネットを用意しています。
上手に回収して、来年も使うぞ!!
でも、不思議なのが、4,2メートル幅とか、7,2メートル幅のネットが売ってるけど、
誰が、どんな風に使っているんでしょうね。
 
さて、写真の2枚目は、20ミリの塩ビの水道管を加工したものです。



3枚目は、本岡さんに頼んで作ってもらったパイプ打ち込み道具。
横にずらせるので、背より高いパイプを打ち込むことが出来ます。

4枚目は、パイプ穴あけ器です。
ホームセンターで1500円くらいで売っていたものですが、
20センチくらいと深さが物足りないので、
継ぎ足しを付けて30センチくらいの穴があけられるように改良しました。
キウリなどのアーチのポールを突っ込む時に使っています。

6/6 長野の片岡さんから「余り苗の顛末」
余った苗がかわいそうでこちらに書き込みましたが、
その後、近所の方が欲しい人を見つけてくれて無事引き取られて行きました。

間が悪いというか、、でも良かったです。お騒がせしました。
皆さんは上手く融通し合っているんでしょうね。

今年苗代が上手くいったのは今までのビニール敷きのプールから
普通に泥のプールにした事が最大の要因だった気がします。
水の上下と共に空気もうまく交換されるんでしょうね。
・・トンネルでビニールプール方式は色々な面でシビアでした。

6/5 やまちゃんから「今年の代かき」
先週の金曜日(6/1)に水路に水が入り始めて、田んぼに水を入れました。
たっぷり水を入れましたが、代かきしてないので、翌日にはもう水がひいています。
でも水分たっぷりで、ドロドロの状態ではあります。
日曜日に水を入れて、そして今日火曜日にまた水を入れました。
明後日木曜日に水を入れて、代かきをする予定です。
その日のうちに、荒代かき、そして植代かきをして、一日おいて、土曜日に田植えの予定です。
 
ずっと前に書きましたが、代をかきすぎて、土をチョウ還元状態にしてしまっているのではないか?
そのためにヒエは消えたけど、コナギやホタルイがのさばり始めているのではないか?
もっとざっくり代かきをして、酸素がある泥の方が苗の活着にも優しいのではないか?
 
ただ、しっかり田んぼの底の底まで湿らせておかないと水持ちが心配だ、、、
だから、1週間前からしっかり水を入れて、底の底まで湿らせておこう。
そう考えての事です。
幸い??休耕田が増えて、地域の水に余裕があります。
水を無駄使いしても、目くじら立てられないという昨今の事情に助けられています。
 
さて、この1週間の水が入った状態の泥の中で、ヒエの種はどんな動きをしているのか?
コナギやホタルイの種はどんな動きをしているのか?
代かきをして、還元状態になったことを刺激にコナギやホタルイは発芽するという見解も聞きます。
 
雑草に負けないように、稲の苗が根を張ってくれれば、
後は除草機の力を借りて、勝算はこちらにあるはずだと思っているのですが??
ぼくの「とらぬタヌキの皮算用」が、吉と出るか?凶と出るか?
失敗するにしても、成功するにしても、時々実況中継をさせてもらいたいと思っています(笑)

6/5 長野の片岡さんから「余った苗は・・・」
長野の片岡です。
いつも元気と示唆を貰いっぱなしです。
自分の事ばかりの僕はほんとにすごいなぁ、と思いながら見ています。

さて、実は稲のポット苗が余ってしまいました。
失敗ばかりだったので余裕をみて作ったのですが、
今年はほぼ全部、機械植えが可能な状態に成長しまして。
補植が終わった状態でも、まだ20枚弱余りそうです。

うちの周りの田植えはいつも10日近く早いので譲る事もできず、
さて弱った・・・
貰って下さる方いませんか?

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