8/26 福井の塚本さんから「コシヒカリの出穂時期」
コシヒカリの出穂期
5/9日 種まき 6/11 田植え 8/11 出穂(田植え後61日目) 写真001.
5/20日種まき 6/25 田植え 8/18 出穂(田植え後54日目) 写真002.
写真001は農薬なしの栽培。株元には大きなコナギがどっさりありますが、
10年前より稲がコナギに負けなくなりました。不思議です。
前に紹介したとおり、田植え後25日くらいしてから除草機を一度通しただけで、
草対策が遅かった田です。長く除草剤なしを続けていますが、
ヒエが最初に目立たなくなりました。
写真002は除草剤を一回使用しています。クログワイが恐ろしい田です。
6月25日に田植えなので、いつ穂が出るか楽しみでした。
食味はどうか気になるところです。
塚本
8/26 やまちゃんから「ツムラの刃をゲット」
今朝の午前中の話。奥方が、
「この間刃を取り替えたばっかりやのに、切れ味が悪い」
「今どきはなあ、カラカラ砂漠で、葉がしおれてるやろ。切れにくい時期なんや」
「それもそうね、切れるというよりちぎれる感じ」
「ていねいに研ぎ直したチップソーがあるから、それを使ってみて」
そんな話をしたばかりでした。
クボタの展示会があったので、顔をのぞかしました。
ありました。ツムラのチップソー「オールラウンド」、3500円也。
景品に収穫ばさみをもらったので、手ぶらで帰るのも気が引けチップソーを買いました。
さっそく使い比べてみました。
切れる切れる、シュパシュパと切れます。
刈払機が軽く動くので、疲労感も違います。
よく見ると、チップが千鳥に付けてあってアサリも付いています。
さあ、これをどう研ぎ直すかだなあ。
そう思いながら、自宅に帰って「どう?刃を替えたら切れた?」
「うん、よく切れたよ。刃を替えたら2時間くらいは切れるね」
さてさて??
8/22 宮城の齋藤さんから「お米の勉強会」
こんにちは 宮城県栗原市一迫の斎藤です。
8/18 福井の中出さんから「草刈り雑感(その5)」
最近しつこくしていますがそのうちネタがなくなりますので、今だけと思ってお付き合い願えればと思います。
写真は斜面草刈機です(草刈り前・後・斜面時)。
この手のメーカとしてはアグリップ、オーレックが代表的でしょう。
現在は、4輪タイプ(アグリップ・オーレック)の物を売りにしているようですが、この手の物も販売されています(アグリップ)。
3輪のように見えますが、後輪は一体物ですので2輪ですかね(分りづらいでしょうね)。
この一体物の後輪がミソでして、脱輪と言う事が無いのです。これが使用していると結構ポイントになるんです。
刈った草は細かく裁断され、機体の中央部に盛り上げて置いて行きます。これもポイントになるでしょう。
刃は上下2段、2列の4枚刃。薄刃なので、研ぐということをしなくても切れ味はそれほど変わりません。
石などで刃が痛んでも、刃をひっくり返すとか、上下を入れ替えるという対応で長持ちさせることが可能です。
写真のような場所を刈る時なんかは、刈払い機より精神的、肉体的に楽で物理的に早いです。
平坦地であれば女性でも楽に使えると思いますが、軽トラなどの積み込み、降ろし時はその重さに難があるでしょう。
あと、前輪がプラスチック製はいけません。一時、鉄車輪(削り出し)が出ていたはずなのですがメーカは部品として持っていません。
高さ1.2mくらい斜面の草刈りは刈払い機より楽でしょう。
何でもそうですが、ちょっとしたコツや裏技を駆使すると使いやすくなるのですが、長くなるのでここではその内容を控えます。
関連した話は2008年4月にあります。
*** 中出 ***
8/18 静岡の藤田さんから「Re 蜂対策」
ご無沙汰しています。静岡県掛川市の藤田理恵です。
蜂対策の話題が出てるので私も少し。
先週生まれて初めて蜂に刺されました(アシナガバチです)。
首筋と頭と2ヶ所も!
私は「野口整体」というものを少しやっており、そこで習った虫刺されのツボを思い出して、そこを押さえながらあわてて家へ戻りました。
本を見てツボをちゃんと確認しようと思ったのですが本が見あたらず、整体の先生に電話してやり方をおさらいしました。
15分くらい押さえていたら痛みが殆どなくなり、翌日には刺されたところがかゆくなってきたので、一安心。
知識としては知ってたけど、本当に速攻で効いたので驚きました。
このツボは「化膿活点」と言って、虫刺されや切り傷などに効くそうです。
「化膿活点」で検索するといろいろ出てきます。
例えば↓
ツボの位置はだいたい肩と肘の中間の少しへこんだところですが、個人差があり、なかにはほとんどへこみがわからない人もいるそうです。
私の先生が言うには、「このへこみに固いグリグリが触れるようになればその後の経過がよい(つまり快癒の兆し)」とか。
上記のサイトのようにツボを「愉気」する(野口整体の用語)のが正しいやり方ですが、私のようにやたらぐいぐい指で押しても治ったのだから、多少アバウトでもOKでしょう。
効果を体感したので、思わずメールしてしまいました。
ご参考までに。
8/18 広島の菅野さんから「Re 蜂対策」
広島の菅野です。
蜂に刺されたときこんな対処を教えてもらいました。
陽に焼け熱くなった石ころを刺された箇所に押し付けます。しばらくそのままにしておくと痛みが和らぎ、それから薬を塗ると腫れが抑えられるとのこと。
で、先日キャンプ中に蜂に刺されたので早速この方法を試してみたところ、なるほど痛みはすぐに引き、虫刺されスプレーを吹きかけると腫れも出ず、指された箇所がわずかに膨れている程度で済みました。
教えてもらった人によると、石の熱で毒素のタンパク質をある程度変容させるらしいとのことでした。
ただ僕を刺した蜂は小さなやつでしたから、これが足長蜂や、スズメバチまで効果があるかは不明です。
8/17 岡山の中務さんから「稲の様子について」
岡山県東部で、今年は全部の田(といっても約170a)を除草剤を使わないで作っている中務です。
7月末に出穂したコシヒカリの田ですが、コナギに制圧されてしまった部分と、一部はコナギが優勢なものの全体としてはまずまずという田の写真を添付させていただきます。
コナギの優勢は、緑肥の分解とコナギの発芽タイミングが合わなかった、或いは5月中旬移植では気温・水温が低く、緑肥がダラダラと分解してしまったせいでしょうが、併用した除草機の効果があったり、除草機の使用が裏目に出た(表層の撹拌によってコナギの種子が表面に出てしまった)りと、別の要素も絡んでいると思います。
これから出穂するきぬむすめは70aほどですが、コシよりは多少マシなので、来年も除草剤を使わずに栽培し、コシ100aの半分くらいは初期除草剤のみ1回使用の対照田を設けようかなぁ。。。多少は収量も確保したいし。。。などと考えています(笑)
で、懲りもせず来年用の緑肥種子を注文しました。
コシヒカリの田は早生のヘアリーベッチを9月末に2kg。きぬむすめの田はシロカラシ2kgとヘアリーベッチ1kgを混ぜて10月末頃に播いてみようと思います。
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中務 博文
8/17 福井の中出さんから「Re 蜂対策」
塚本さんへ
>私は、蜂に刺されたらアンモニア水をつけています。痛みが引いていきます。
>洗い流すと痛みがぶり返すので洗わずにそのままにします。
いったん蜂にさされるとアンモニア水は効果を成さない様です。
昔はオシッコをかけるといいとも言っていた様ですが、それも同じことです。
むしろ、水で毒を洗い流すようなことは効果があるみたいです(蜂の毒は水に溶けやすい)。
何よりもさされた後、毒針があればそれを除去することと、アナフィラキシーの症状が出ないか見極めて医療機関に掛かることが大事みたいです。
私は、来年もし蜂にさされるようなことがあるのなら、「エピペン」の携行を真剣に考えなければならないのかとも思っています。
刺される事から逃れることは出来ないでしょうから、その後の対応を決めておきたい私です。
*** 中出 ***
8/12 福井の塚本さんから「蜂対策」
私は、蜂に刺されたらアンモニア水をつけています。痛みが引いていきます。
洗い流すと痛みがぶり返すので洗わずにそのままにします。
私の思い込みで、直射日光にも当てないようにしています。
しかし、キイロスズメバチ、アシナガバチ、アカイエカとよく種名が出てきますね。
いつか蜂の名前も分かるようになりたいです。
塚本
8/12 福井の塚本さんから「こんなん立てました」
県の特別栽培の田んぼです。ラジヘリ除外区なので白旗立てろといわれたので立てました。
私の町のルールでは、有機や特別栽培圃場はラジヘリ除外区になり
その両脇の水田は飛散防止のためラジヘリの農薬散布はしないことになっています。
塚本
8/11 福井の中出さんから「草刈り雑感(その4)」
草刈り作業中、いろいろな生き物と遭遇しますよね。
大半は刈刃から逃れてくれるのですが、カエルなんかは犠牲になることがあり、しまったと思うことがあります。
反対に向かってくるものもいます。代表的なのが蜂とマムシでしょう。
一昨年キイロスズメバチに、今年はアシナガバチにと連続で刺されています。
中でも、刺した後も体をくの字の攻撃体勢のまま、ホバーリング状態で勝ち誇ったように去っていったキイロスズメバチの姿は忘れもしません。
流石にその後両手で毒を絞り出しましたが、刺された腿はパンパンに膨れ、治るのに1週間ほどかかりました。
今年のアシナガバチの時は右手の甲で、うまく毒を出せなかったのか治るのに3日間、赤ちゃんの手のような状態でした。
両方とも休日での事で、当日に医療機関に掛かるという事はしませんでした。
マムシは今のところ5回ほど遭遇し、内2匹を刈刃で昇天させてしまいました(合掌)。
マムシの攻撃性は蜂より劣ると思っていますので、それほど恐怖心は持っていませんが油断は出来ません。
写真はこれらの毒を吸い出すための器具で、商品名は「
ポイズンリムーバー」といいます。
アウトドア用品、もしくは登山用品として扱われているようです。定価は1150円だったと思います。
2年立て続けに被害にあったので買い求めましたが、使う機会は当分無いだろうなと思っていました。
しかし、幸いな事に(
?)アカイエカに二の腕を刺されましたので、すぐ試用できました。
刺されて数分後、痒さがピークぐらいの時に、少し膨らんだ箇所にこれを強めに押し付けて吸いだし操作を数回行いました。
すると刺された所の膨らみが無くなり、その後の痒さも全くありません。痒み止めの薬を塗った部分よりいいです。
器具の先にある吸盤のような部分を見ましたが、肉眼では吸い出したと思われるものなんかは見えません。
説明書にはあくまで応急処置用とありますが、直ちに処置を行うことが大事なんですよね。だから、常時携帯できるような物を選びました。
皆さんも自分の身は自分で守りましょう。
なお、関連内容に2009年6月、吉村さんがアナフィラキシー対応として医薬品の「エピペン」を紹介されています。
*** 中出 ***
8/10 島根の堀野さんから「今年の除草剤を使わない稲つくり」
今年は、意気込んで巨大ビニペットブラシを作りました。
まずビニペットスプリングを約30cmに切り揃えて300本ほど用意し、
これを間伐材の杉板(3.5m)に
1.25cm間隔で打ちつけました。
(一番手軽な水平打ちです)
出来上がりは、田植え機でいえば11条余の広幅に相当します。
これでコシヒカリ水田35アールを、田植え後5日目からヨコ・タテ・ヨコ・タテ・・・
、
と数回引きまわしました。
2週間後にコナギは殆んど姿を消したので大成功と判断し、
所用で家を留守にしました。
ところが数日たって戻ってみると、またなにやら芽を出しかけています。
ウリカワ・オモダカ・クログワイなど・・・。 それも例年にない多さ。
では例の新兵器で・・・、と再度持ち出してみたものの、
ビニペットブラシは表層約2cmくらいから芽を出してくるコナギを想定していたので、
それより深いところから出てくる雑草には歯がたちません。
けっきょく、旧来の人力除草田車や動力除草田車を持ち出して掻きまわし、
挙句の果ては、2週間もかけて手取りする羽目になってしまいました。
新作ビニペットブラシの効果はそれなりに大きく、
あの憎たらしいコナギの芝生がなくなったところまでは良かったのですが、
これ幸いと2番手・3番手の雑草どもが頭をもたげ、大繁茂してきたようなのです。
除草手段は1つでは不足。
より深いイモ系雑草の対策も重要と思い知らされました。
私流の殺虫剤・殺菌剤を使わない稲作のほうは、順調に6年経過。
しかし雑草対策だけは、いまだ見通し立たずです。
あ〜、来年はどうしたものか。。。 (島根県飯南町 堀野俊郎)
8/5 やまちゃんから「暑いです」
もうお年なので、手抜きを考えながら過ごしています。
ヒノヒカリ、出穂20日あまり前の時期ですが、ちょっと葉色が浅い。
4月に鶏糞反当200キロ(チッソ成分にして6キロ?)散布したのに、
コシヒカリに比べたら、色が薄い。
去年は、油かすのペレットをふーふー言いながら畦から飛ばしてたなあと思いつつ、
今年はもうヤーメタの気分で、様子を見てみようと思っています。
コシのほうは、中出さんのイネに近いかな?
昼寝をしながら、開沼博さんの「フクシマ論」(原子力ムラはなぜ生まれたのか)を読んでいます。
前にも書きましたが、福島県の浜通りは、ぼくが農文協で現代農業誌のセールスを始めたところです。
おひさまの高い時間帯には、若い人はほとんどいなくて、
家を訪ねると、おばあちゃんがお茶を出してくれて、イナゴの佃煮を出して歓待してくれました。
7月のイナゴはまだ目鼻立ちもはっきりせず、美味しかったです。
8月になると、いわき市近辺を回っていたのですが、
イナゴそのものの佃煮が出てきました。
これを食わねば雑誌の契約もパーになると、涙ながらに呑み込んでいましたが、
イナゴ食べたって、雑誌を買ってくれるはずもなく、
とぼとぼしょぼくれて、泣きたい気分でムラを歩いていました。
在籍6年目かな?東京の本部に転勤指令が来て、
屋根の下で時間から時間まで仕事をすれば一日が過ぎていくというのは、
なんと楽なことかとしみじみ思ったことでした。
余談はさておき、おばあちゃんたちからさんざん聞かされた「断り文句」
「百姓というのは、江戸の昔から生かさず殺さず、、、」
これは、その後岡山の中国四国支部に転勤してからは聞いたことがないんです。
東北の百姓に染みついた「恨みつらみ」なんだろうなと思っていたのですが、
開沼さんの本を読みながら、フクシマのチベットと称されてきた浜通り特有の言葉かもと思いました。
明治大正になってからも、税金で搾り取られていたようです。
納税組合なんて、そういう時代にできてるんですね。
もひとつ、3月11日のあと、
「ジャーナリズムの垂れ流す情報は、信用できない」
「洗脳されていて、御用機関に成り下がっている」
という声を何度も耳にしました。
ぼくはその時、
「まて、耳をすませろ、ほんものとほんものでないものをかぎとる耳を持つのだ」と思っていました。
ただ同時に、年を取って感度が鈍くなっているかもしれないやばさを思っていました。
開沼さんの本を読みながら、
やっぱりなあ、感度が鈍ってるなあと、あらためて思っています。
えらそうな言い方をすれば、
開沼さんは超一流の学者やライターになる方のようには思いません。
でも、一緒に歩いていくにはほどよい人だと思いながら、半分ほど読んでるところです。
中出さん、わが出作りのムラでは、ラジコンヘリ防除がされていますが、
希望者だけ赤い標識を田んぼに突き刺しています。
突き刺していないのは、ぼくともと研修生の服部くんだけです、たぶん、、、(笑)
8/5 福井の中出さんから「こんなん立てました」
私の田んぼが分かるようにと言われ、自分で作成した物を今年も立てています。
*** 中出 ***
8/1 福井の中出さんから「草刈り雑感(その3)」
塚本さん、ご無沙汰です。そして、重要なご意見ありがとうございます。
そうですね。そういった場合、慣れていない人や草刈機の能力に応じた対応が必要かもしれませんね。
「農地・水」と言われていましたが、例えば、学校のグランドの草刈りをPTAの奉仕作業で行う場合よりシビアな内容になると思います。
地域の事情により人、機材などにおいて役員の方は大変でしょう。かくいう私も当地で役員をしています。
チップソーにおいては9インチであろうが、10インチであろうが切れる物を選ぶべきです。
不慣れな人が非力な草刈機を使用していれば、切れ止んでくるとエンジンを吹かし、草刈機を大きく振り回すようになってくるでしょう。
こちらの方が危険だと考えるのは私だけでしょうか。
本当に切れるチップソーは触れるだけで切れます。そして、そういう刃物は手入れを必要とします。
きちんと手入れをしていれば、少々チップが飛んでも切れます、つまり長持ちします。
使い捨てではありませんから、そういう意味で職人(プロ)用と言えるでしょうね。
*** 中出 ***
7/31 塚本さんから「草刈機の歯」
中出さんがツムラ(津村鋼業株式会社)の草刈機の刃を紹介されていました。
「農地・水」の活動団体の役員をしている私は、ちょうどいいと6枚注文したのですが、
他の役員から、普段草刈機を使い慣れていない人(非農家)では径が大きすぎて危険、
ホームセンターで買った草刈機には負担が大きいなどで、頭を下げて9インチに交換
していただくことになりました。
メーカーの話でも、23〜25ccの草刈機なら10インチでもいいが、
20〜22cc、ホームセンターの草刈機は9インチがいいということでした。
ご存知の方は多いと思いますが、私みたいに機械音痴の方のために投稿しました。
塚本
7/30 福井の中出さんから「草刈り雑感(その2)」
前にもお話ししたように、斜面での草刈りが多い私に必要なことは、滑らないことです。
この場でも過去にスパイク地下足袋が良いなどの話がありましたが、残念ながら私は使用したことがありません。
雨天でも作業が出来ることで、長靴にこだわって何かないかと探していました。
斜面用としてはL字形のような物がありますが
(写真で青色の物、品名は分かりません)、横移動にしか使えず今ひとつと感じていましたところ、有りました。
商品名は「イージスパイクプロ」というものです(写真で黄色の物)。
スパイクとありますが、実物のその部分は正に「爪」です。
だから、スパイクと違い土が詰まり難いし、深く刺さるので滑り難いということになります。
土の上であれば平地はもちろん、斜面での上り降り、左右の横移動が楽に行え、自分の思うような体勢を取ることが可能です。
しかし、斜面で足首に負担がかかっている事に変わり無く、疲労の軽減からするとL字形のタイプの方がいいです。
使用中、長靴に対してズレることは有りませんし、装着したまま長靴を脱ぐことも履くことも出来ます。
耐久性は分かりませんが、価格からするとワンシーズン持てば元は取れるかなぁ,,,。
価格は2000円前後ですから、スパイク地下足袋より安価でしょう。
詳しくはNETで、「
イージスパイクプロ」でヒットします。
*** 中出 ***
7/26 和歌山の田中さんから「ホームセンター仕様について」
草刈り機についての聞いたことは
安い物は長い棒の部分の中にベアリングがあるそうですが
ベアリングの数が少ないと農機具やさんが言っていました。
パイプの素材にしてもメーカーなどにもよって
違うそうです。
中でシャフトが回転していますが 太さも違いがあり
細い物はギヤーがかけやすいようです。
キャブレターの作り方が違うとのことで 修理がしにくく
交換とかになりやすいそうです。
どれも何店かのお店や修理屋で教えて貰ったことなので
事実確認は分解して比べたりしていませんの
本当かどうかが解りませんが
解る範囲でお知らせいたします。 田中
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7/26 宮城の齋藤さんから「今年の除草」
こんにちは 宮城県栗原市一迫の斎藤です。
今年の除草がようやく終わりました。石川の東さんから補助輪の御教示をいただいたのに
返信がたいへん遅くなり申し訳ありません。ありがとうございました。
実は加工している暇もなく 3輪のまま除草作業に入りました。
2回目の除草は追肥と同時なので 3輪車にも施肥機をつけました。
40kg入ります。キュウホーを8条にしたので少し重くなったせいか
施肥機をつける前でもウイリーはしなくなりました。(笑)
山ちゃんは4条飛ばしで除草をしているということでしたが 理屈は私の8条と同じですね。
条合わせがたいへんラクチンです。気持ちは半分以上楽になったような気がしています。
テラガモも8条にしました。前のソリをはずしてカゴ車輪をつけました。これも大分除草
効果があるように思えました。今のテラガモのカゴ車輪は初期型と違っていてそのまま
取り付けができなくてちょっと苦労しました。
それから今年からローターつきの田植機に変えたのですが これも期待以上に除草(抑草)
効果があったのか 15町歩のうち1回目の除草だけでも充分と思われた田んぼが半分以上
ありました。あと1/4は除草しなくともいい田んぼもありました。もちろん少々手遅れの
田んぼもあります。(爆)
参考までに今年の作業記録です。
4/29 播種
5/28 耕起
6/2 荒代
6/4 植代
6/6 田植え(側条)
6/25 一番除草
7/19 二番除草・追肥
一番除草は田植え後1週間以内 遅くとも10日以内にはと思っていたのが20日でも
大丈夫ですね。私のアバウトな性格には一番合っているようです。満足満足。(笑)
斎藤
政憲
7/26 やまちゃんから「けずっ太郎情報」
けずっ太郎スリムとけずっ太郎シャープ(メーカーの正式名称は「けずっ太郎角刃コーナー」)は、
本体は同じです。
替え刃だけ購入すれば、交換できます。
スリムの刃幅が10,5センチ、シャープは12センチです。
それから、そのうち「水草とれ太」のワイド版が発売されると思いますが、
たぶんこれも替え刃式になって、本体というか付け根の部分はけずっ太郎(スタンダード)と同じになりそうです。
刃幅が18センチくらいになりそうです。
7/24 福井の塚本さんから「平成24年の実況7月24日」
写真は、6月10日田植えコシヒカリ、田植え後45日目です。
田植え後14日〜20日目に手押しの除草機とドンガメで除草。
やはり田植え後5日目くらいには除草機入れないとどうにもなりません。
いつまでも草取りをしていると他の事が何もできないので草取り中止。
それに田植え後25日目くらいではコナギが大きくなり除草機の歯が立ちません。
今年は私がコナギに負けました。
ところで、今年はコシヒカリの最終田植えが6月25日でしたので、
いつ出穂するか楽しみです。
7/24 福井の中出さんから「草刈り雑感(番外編)」
山下さんが次の話をせかすから番外編としました。
今、草稿中なんです。
昔なら頭に浮かんだことを文書にして即投稿なんていう状態でした。
でも、文書って表情が無いから受け取る側がどうとでも解釈できるし、反対に誘導する事もできる。
だから慎重に・・・なんて重い理由じゃなくて、ただ忙しいのです。
この時期、田んぼの水を落とし田面をある程度固めたので、「けずっ太郎(スリム)」でコナギを刈っています。
兵庫県パワーありがとう。そして、これも草刈り?、、、。
*** 中出 ***
7/22 やまちゃんから「チップソー」
中出さんからの「草刈り雑感(その1)」、(その1)とあるから、まだ続きがあるでしょう。
楽しみです。
拙速気味ですが、合いの手です。
ツムラは、けずっ太郎のどうかんと同じ兵庫県三木市のメーカーですね。
使ったことはないけど、チップソーのトップメーカーだという印象を、昔々から持っていました。
ツムラの社員との出会いは、印象的でした。
数年前、京都のヤンマーの展示会の時に、チップソーの研磨機が展示されていたので、
その時に「この研磨機は、チップの外周のみを研磨するようになっていますね。
ぼくは、すくい面も研磨しているのですが、どう思われますか?」と聞きました。
担当者の返事は、即「ノー」でした。「チップが飛びやすくなります」という返事でした。
当時、飛びにくい埋め込み型チップソーが出回り始めていたので、
へそ曲がりの小生は、「ほんまかいな?」と、疑問を持って、あれこれ思案、
それが現代農業誌の「チップソーの研ぎ方の研究」という記事になりました。
編集者の協力で、日鉱製作所?の社長の福本さんという方から、
貴重な助言をもらうことができて、我ながらいい原稿を書くことができたと思っています。
余談は、さておき、中出さんの指摘は示唆に富んでおもしろい。
チップの材質も色々ありそうです。
3年ほど前、タングステン入りと銘打ったチップソーが比較的安価でホームセンターに売られていたので、
興味をそそられ、購入して使ってみました。
結果は、見事にすぐバラバラ、、、
チップが飛んだのではなく、割れて欠けて、、という感じでした。
もう一つ、今年刈払機を新調しました。
丸山のホームセンター仕様の32cc。在庫処分で24500円也。
それに付属品でついていたチップソー、これも3〜4時間使っただけで、
あえなく廃棄処分、鉄筋をがりっとやったぼくも悪いのですが、
ここまで飛ぶかというくらい、チップが飛びました。
だから、チップソーについて、まだまだ奥が深そうです。
ツムラのL-52、これは是非取り寄せて、使ってみたいと思っています。
ただ、ネットで見る限り、5枚組で15000円、ちょっと高いなあ、、、
もう一つ余談です。
刈払機以外でも、道具類にはホームセンター仕様というのがあります。
「ホームセンター仕様」は、質が悪いからやめた方がいいと助言されることがよくあります。
にもかかわらず、ぼくは「ホームセンター仕様」を買って使っています。
「ホームセンター仕様」って、ほんとのところどれくらい材質をケチっているものなんですか?
純正品に比べて、どれくらい質が落ちてるものなんでしょう?
どなたか、情報提供してもらえると嬉しいです。
7/21 福井の中出さんから「草刈り雑感(その1)」
私の所は丘陵地なので傾斜地である法面を刈ることが多々あり、これがこの時期(暑さと斜面で)しんどい。だから、切れないチップソーは使いたくない。
使い方にもよるのでしょうが、ホームセンターなどで売っている物は直ぐに切れ止んでしまうことが多いし、研磨しても使えないことが多いとも思っています。
その点、ツムラ(津村鋼業株式会社)の物には全幅の信頼をおいている。
山下さんが使用されているバクマの物は私も使用していたし、未使用の物を数枚ストックしています。
ホームセンターに置いている物としては、リーズナブルな割に良いと言う認識を持っていましたが、ツムラと出会ってから埃をかぶっている状態です。
研磨は両頭グラインダーにダイヤモンドディスクを取付けて行っています。素人作業でも切れ味は復活しますし、数回研いでも問題ないようなので、チップの部分に他と差があるように思います。
ただ、高価です。これ一枚でワンコインチップソーが5枚は買えます。だからかもしれませんが、ホームセンターで見かけることはありません。でも、対費用効果は5枚以上あると私は思っています。
私は自分の考えを押し付けるつもりはありません。しかし、「物」には本物とそうでない物が有り、その見極めには本物を見ないと多分分からないと思います。
だからと言って、高価な物をそうそう買う訳にはいかないのが現実で、こう言う場で意見を述べる事は(レビューというのかな)大事な事でないでしょうか。
刃物は切れなければいけない。そして、良い物は良い!
ツムラは山下さんの地元の企業です。
*** 中出 ***
7/20 岡山の中務さんから「福井の中出さんへお礼」
古〜い田植機のマーカー延長について、技術情報をいただき、
ありがとうございました。
私は単純に「丸棒か何かで延長して針金で括るか?」などと考えて
いましたが、良く考えれば(考えなくても?)それでは軸が回って
ラインが引けそうにありません(笑)
切断し、「Jの字」に折り曲げてアルミ板に共締めしているんですね。
来年に向けて、田植機の更新を考えているのですが、いずれにしても
来年は中出さん方式で延長したいと思います。
____________________________
我が家のコシヒカリは、2〜3回除草機を入れて、何とかイネが優先して
くれたか?・・・と思っていましたが、後半戦のきぬむすめに手を取られて
いる間に、コナギに逆転されてしまいました。
元々コナギの多い圃場なので、除草機を掛けたことで表面に出てきた種子が
どんどん発芽してきたのだと思います。
来年は、元肥を少し入れてイネの初期成育を促すとか、何か対策を考えたいと
思います。
きぬむすめの方は、2枚だけ除草機1回、他は何もせずに管理しており、
今のところイネが優勢なようですが、これから逆転されるかも知れません。
コシヒカリが100aに、きぬむすめ70a。これが平均反収3俵〜4俵くらいに
落ち込むと、2種兼業の日曜百姓でも若干キビシイです(笑)
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http://homepage2.nifty.com/wakesui/private/agriculture.html
中務 博文
7/18 岡山の林さんから「草刈・除草を一回りしました」
皆さん今晩は、
山下さんのヒノヒカリの写真は、いかに除草機が効果があるかが分かる写真でした。
梅雨の間に叔父が紀州南部(みなべ)で栽培している南高梅を10kg送ってくれたので、青梅をアルコール(焼酎)漬けにし、
熟した梅を天日塩に漬けて(20%)おいた。7月16日に梅雨明け宣言はなかったが、空を見ると夏雲が現れていたので、
天日干しにした。天日塩で赤紫蘇のアクを揉み出し梅酢に漬けておいた。今日、梅と赤紫蘇を交互に重ねた。梅干が出来
上がるのが楽しみ。(写真)
私は、田植え後の除草・畦草刈を一回りしました。、もうチェーン除草では無理の状態の田んぼが出来てしまいました。
半分はあきらめの境地です。
時間が出来たので、やっと苗箱洗いを始めたところです。腰が痛くなるので写真のような洗い台を作ってみました。
やってみたところ腰が痛くならずに楽ちんです。
林 正弘
岡山市
7/17 やまちゃんから「久しぶりに実況中継です」
「イネが雑草に負けずに元気でいるのがいちばんだ。
条間の雑草さえそれなりに処理できればいいのだ。
株間の雑草なんて気にしなくて大丈夫。
7俵とれれば、御の字なんだ」
そんなはったりで、今年のイネ作りをスタートしました。
我ながら、はったりだと思いつつ、
でもまんざらはずれてはいないはずだという、妙な確信がありました。
イネミズくんにたたられ、雑草にのさばられて、ちんちくりんのイネの時がしばらくありました。
でも、その時でも4〜5俵の穫れ目があったのです。
「これで、5俵(300キロ)はあるのか!」と思ったものです。
5俵の時と、7俵の時では、たった2俵の違いで、イネの姿はまるで違います。
5俵の時のイネは申し訳なさそうに立っています。
7俵のときは、ちょっと自慢げに立っています。
でもそれから先は、むずかしい。
今まで最高で8俵半しかとれたことがないので、7〜8俵のラインの話しかできませんが、
今年は8俵超えるぞと思いつつ収穫してみたら、7俵しかなかったということがよくあります。
ここらになってくると、登熟歩合が関係してくるのかなという気がしています。
中出さんが、イネの写真を送ってくれたので、
「そうや、自分の田んぼのイネの写真を撮っておかねば」と思い、今日実現しました。
できるだけ標準的なところを撮ろうと思いつつ、カメラを向けたのですが、
「標準」というが、むずかしい。
何枚か送りますので、ご覧ください。
さあ「はったり」が、正夢になってくれるかしらん。
(この便で送るのは、6/9植のコシヒカリの田んぼの写真です。
次の便で、6/16に植えたヒノヒカリの写真を送ります)
●やまちゃんから「ヒノヒカリの写真」
1枚目は、株元に雑草がわりと残っている田んぼです。
2枚目は、2回目の除草のときに、
この列に除草機を入れたら、帰りはからで帰ってくることになるなあ、まあいいかとさぼった結果です。
右隣の条間がきれいななのと比べてみてください。
3枚目は、株元ぎりぎりまで攻めることができてる田んぼです。
もっとも、この田んぼ、もともとなぜか雑草が少ないのです。
7/12 福井の中出さんから「復帰しました」
平成20年9月までこの場にお世話になっていた福井県の中出です。
訳あってこの場を離れていましたが、この度復帰することになりました。
改めて、今後ともよろしくお願いします。
早速ですが、岡山の中務さんへ。
>左右どちらかのマーカーを少しだけ伸ばしておけば、、、。ですが、
私は、ふるーい田植機のマーカーを100ミリ左右とも延ばしています。
肉厚5ミリのアルミ平板を穴あけ加工し、ボルトで留めています。
アルミ平板はホームセンターで購入したと記憶しています。
アルミの方が加工し易く、軽量なのでお薦めです。
ボルト留めの欠点は緩み易いので、Wナットやセルフロックのナット使用等の対応が必要です。
条間を100ミリ開けても私のコンバイン(3条刈り)では、蛇行して植えていない限り刈り残すことはありません。
また、雑草が生えやすいとも思いません。ただ、一旦生えた雑草が育ち易いとは思いますが,,,。
とにかく管理がし易くなります。追肥時、機械・手取り除草時、溝切り時などの位置決め、刈り取り作業の中割り時などなど、、、。
写真を添付しますので参考にしていただければと思います。
※田んぼの写真で稲の葉が白いのは消石灰の為です。
*** 中出 ***
7/2 岡山の中務さんから「雑草管理」
岡山の中務です。
この週末は除草機にも乗らず、雨の合間に少し畦草を刈った程度でした。
コシヒカリの田は、コナギに負けたところもあり、このまま逃げ切れば判定勝ちというところもあり・・・というところでしょうか。これ以上除草機を入れることはせず、成り行きに任せようと思います。
きぬむすめの田は、コナギが少し生えたり、部分的にヒエが生えたりしていますが、こちらは緑肥の鋤込み効果か(?)雑草発生の少ない田も多いので、様子を見ながら、来週以降も随時対応しようと思います。
今年は山下さんと同様、外周を植えていない田が多いのですが、何枚かの田では、復路にマーカーラインの少し外側を帰ってくる方式で植えてみました。
実際、除草機を入れる段になってみると、これが実に見やすくてGood。
「え〜っとぉ・・・?」なんて条を数えることもなく、一見して乗り入れるべき道筋が見えますので、来年はこの方式で植えて、外周は植えてしまおうと思います。
左右どちらかのマーカーを少しだけ伸ばしておけば、何も考えずに再現できそうですが、私の田植機(クボタの古〜いヤツ)のマーカーはそういう小細工に対応できるような余分の長さがないので、来年までに何か考えようと思います。
「思います」ばっかりの文章でした(笑)
●岡山の中務さんから「追伸」
前のメール、「雑草管理」なんてタイトルを付けながら、田植えのコース取りについて書いてたら、終わった気分になって送信してしまいました(笑)
最近、遅ればせながら「雑草管理」という言葉を覚えたので、文字にしてみたかったのです。
IPMとかIWMとか、あまり難しいと理解が追いつかないのですが、下記のレポートを読んで、少しくらいなら理解できそうな気がしています。
http://www.tokiiro-net.jp/sengi22/sengi2207/100716.pdf
とりあえず、当面のココロの平穏を得るために、「除草」や「抑草」という言葉の呪縛から逃れ、「雑草と上手く付き合おう」という思考は大切かなぁ・・・と。
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http://homepage2.nifty.com/wakesui/private/agriculture.html
中務 博文
7/1 岡山の林さんから「除草を始めました」
皆さん今晩は、
春暁
春眠不覚暁
処処聞啼鳥
夜来風雨声
花落知多少
これは、中国の小学2年生(中国は九月入学なので、日本の小学1年生後半から2年生前半に相当。簡体を読めない
人のために、一部漢字に直しました。)の国語の教科書に載っている詩です。皆さんもご存知だと思います。
この国語の本にはこのような古典が載せられており、生徒は翌日にはすべて暗記して登校しなければなりません。日本の
小学2年生の本と比べてみて、そのレベルの高さに驚きました。算数の本もレベルが高い。小学校は8時から始まりますが、
7時40分には生徒は全員教室で大きな声で本を読みます。下校は4時半で、日本より遅い。中国では今日(7月1日)から
8月31日まで夏休みに入ります。ドイツの学校の教科書も分厚く、レベルが高い。日本経済衰退の原因の一つに日本の
若者の学力低下があると指摘されています。日本は教育の分野でも世界から取り残されているようです。中国の標準的な
学習内容は、pdfファイルでダウンロードして知る事が出来ます。興味があれば百度で検索してみて下さい。
今日から除草を始めました。チェーン除草をやる予定ですが、諸般の事情から遅すぎになってしまった田んぼがあります。
コナギがびっしり生えていて、2枚以上の葉を出しています。これらの田んぼではチェーン除草では遅すぎ、別の対策を考え
なければなりません。
林 正弘
岡山市
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