2014年6月のお便り  HOMEに戻る

6/27 やまちゃんから「米ぬか汁と除草機の合わせ技」
 
今日二回目の除草機を入れる前に写真を撮りました。
1枚目は、全体的にはだいたいこんな感じのところが多いだろうというところを選んで撮りました。

2枚目は、除草機なしで、水口付近の米ぬか(というか米ぬかの粒)が多く降り積もっているところです。

3枚目は、除草機なしで、米ぬか汁の薄いところです。

除草機なしというのは、田植えの最後の田んぼで、苗送りベルトがトラぶって4条のうち2条しか植えることができず、
あと少しだからと、強引に2条植えでぐるぐる旋回しながら植えてしまいました。
そのため除草機を入れることができない部分が1反弱できてしまいました。
心ならずも、「米ぬか汁+除草機」と「米ぬか汁だけ」の比較対照区ができました。
 
昨日、水族館の市川さんが「思っていたより生き物が多くて面白い」と、田んぼの生き物調査に来てくれていたので、
「今年の田んぼはきれいでしょ」と、話しかけると、
「いやいや、まだこれからで、わかりませんよ」と、冷たい返事。
その冷たい返事の理由が、除草機に乗っていてわかりました。
1枚目の写真のようにきれいなところだけじゃなく、条間にコナギがたっぷり残っているところも少なからずあったのです。
ぼくはこれまで、畔からしか見てなかったのですが、
市川さんは、調査のため田んぼの中を歩いていたから見えていたのでしょう。
 
ただ、全体としては、「米ぬか汁と除草機の合わせ技」に手ごたえを感じています。
米ぬかがつくってくれるトロトロ層の効果は、除草機の威力を倍増してくれているように思いました。
また、米ぬかによって雑草の(根の)勢いが弱められていることも少なからずある様に思われました。
 
6/23 林さんから「田植えが終わりました」
 
皆さん今晩は、
昨日(6月23日)で田植えが、田植え機の洗浄まで含めて3日で終わりました。田植え期間中にニンジンの出荷要請が
あったので、これも同時並行で進めました。かなり忙しかった。妻の助力と手伝いに来てくれた人に感謝しています。
今年は、株間を従来より1割短い30センチで植えました。一株の占有面積は、33×30センチになりました。苗圃場の
片付けと苗箱の洗浄が終われば、田植えモードから中断していた大豆播種モードに再び切り替えます。山下さんの
メールにあったけれど、空梅雨で、畑はからから、ということですが、こちらは隣の県にもかかわらず雨がよく降ります。
特に今日4時30分ごろからの雨は非常に強かった。今年の田んぼは水の心配はないようです。今年の抑草は深水を
主体にやっていくことにしました。深水にすると稲の生育も遅れるようですが、それ以上にヒエの抑草とコナギの成長
抑制に効果がありそうなので、苗の活着に時間が取れそうです。このことはまたチェーン除草の開始を遅らせてよいと
いうことになりそうです。しかし雨で畝立てが出来ず、大豆が遅れそうです。一長一短があります。
 
林 正弘
岡山市

6/22 やまちゃんから「鶏糞液肥流し込みの能率アップのために」
 
こちらでは、久しぶりに恵みの雨が降りました。
空梅雨で、畑はからから、これで無事大豆も発芽するだろうとほっとしています。
 
能率アップのための、細部のイメージトレーニングです。
関心ない方は読み飛ばしてください。
 
米ぬか汁は、当初、水口の数メートル先にシャワーするつもりでした。
ところが、コンパネ製の水槽に水を投入する作業、水槽の中に米ぬかを入れてかき混ぜる作業、
そして米ぬか汁を田んぼに流し込むという三つの作業を同時進行でやったため、
水口に自在散水ノズルを当てっぱなしにして、シャワーは気休めに時たまやる程度になってしまいました。
エンジンポンプ内のインペラーで充分撹拌されるので、シャワーでなくてもまあまあ大丈夫だろうという気になっています。
 
やってみて、手間がかかって能率が上がらない原因がいくつか考えられました。
水槽への水の投入の筒先に自在散水ノズルをつけましたが、筒先が細いので水量が落ちます。
外したら、3分で約1トンの水が水槽に入るようになりました。
次に水口に当てた散水ノズルを32ミリの口径のものを使っていて、これを40ミリに変えたらかなり能率アップになるだろうと、
40ミリの散水ノズルを取り寄せたのですが、接続口の大きさが違うだけで、ノズルそのものは一緒でした。
電話で問い合わせたら、50ミリのノズルも同じだそうです。
 
シャワーするんでなく、水口の濁流に当てるんだから、塩ビのパイプでもいいんだよな、
塩ビのパイプの口径を大きくして筒先を変形させるという案もありかななどと考えながら、
ホームセンターを歩いていて、写真の「樹脂ストレナー」に出会いました。
1150円でしたので、まあ使ってみようと購入しました。
穴の面積が大きいので、能率が下がることはないでしょうから、3分で1トン近い液肥が流しも込めそうです。
(まあ、そんなに急ぐことはないので、エンジンを絞るでしょうが、、、、)
 
発酵鶏糞の場合、一袋15キロ、3パーセントとして、窒素約500グラムです。
反当り3キロ追肥するとして、6袋を1トンの水で溶くことになります。
米ぬかの時、流し込む田んぼの場所で水を吸い上げ米ぬかを溶いていましたが、
ぼくの田んぼの場合、早生も晩生も、300〜400メートルの間にそれぞれ3枚の田んぼがあります。
だから、水槽に水を吸い上げ、鶏糞を溶かす場所を固定することにしました。
水を吸い上げやすい場所で液肥を作ってから、目的の田んぼに行って流し込む、
その作業を2〜3往復した方が、能率的だし、一気に流し込むのでなく、少しずつ流し込めるように思い始めました。
流し込み用のエンジンポンプとホースは、軽トラに積んで移動できます。
3枚で5〜6反の田んぼの追肥が2時間弱でやることができれば御の字だと思っています。
 
さて???
 
6/20 やまちゃんから「奥方の観察によるイネミズゾウムシ」
 
お昼に塚本さんからのお便りを見て、それから田んぼに行ったものだから、
田んぼの泥をすくって見てみました。
たしかにトロトロになっていますね。
水が濁っていたりして、確信めいたことはまだ言えませんが、
少なくとも除草機の通った後は、雑草が少なくなっている雰囲気です。
 
わが奥方の観察によると、田植え後すぐにイネミズゾウムシが飛び込んできて、多いのは一株に3匹も4匹もたかっていたそうです。
ぼくも先日、除草機に乗りながら、田んぼ全面の早苗がイネミズの食害でカスリ状になってるのを見て、うんざりしました。
ただ食害のひどさの割には、イネの葉っぱにたかっているイネミズは少ないように思いました。
 
昨日、奥方が見たところによると、イネミズゾウムシがほとんど姿を消しているそうです。
「イネミズは、米ぬかが嫌でどっかへ逃げていったんとちがう?」というのが、奥方の見立てです。
「水面をすいすい泳ぐし、水底を平気で歩くこともできる、泥にももぐる。
そんなイネミズが米ぬかの層を嫌がったのと違うかなあ」という見立てです。
 
だとすれば、うれしんだけどなあ。
 
6/20  塚本さんから「田植え後の水張り効果」

田植え後に水が落ちて土が出てしまっているのに気がつかなかった田んぼは、

コナギがびっちり生えています。時々土が出ましたが水張りを続けた田んぼは

コナギの生え方は少ないです。
 

どちらも一反あたり籾殻堆肥を600?ほど入れました。

土の表面はトロトロ層というより、ふわふわ層ができている感じです。

写真は田植え後25日目、植代から28日目の写真です。

今日は、初めての除草機押しをします。作業を後回しにしていたら遅くなりました。

 

私の知人の田んぼは田植え後に処分に困っている米糠を撒いていますが、

一昨年あたりから草がめっきり少なくなりました。

ことし見せてもらったら草がなくてしっかりトロトロ層がありました。

毎年同じ田んぼに米糠を入れ続けたのがすごいなと思いました。

私だったら、一年入れてだめだったらすぐにやめてしまいます。

 

田植え後の米糠撒きが草抑えに効くのは、トロトロ層が発達するからだと思います。

有機酸かトロトロ層で決着をつけるつもりはありません。

事例を示しながら思うところを書いてみる場だと思っているので。おわり。

6/19 やまちゃんから「大豆の溝底播種をやったぞ!」
 
人の話にちょっかいを出してみるもんです(笑)
林さんにちょっかいをかけているうちに、懸案だった「大豆の溝底播種」のことを思い出し、
過去の農作業日誌を見ていたら、一昨年は6/11に、去年は6/18に播種しているではないですか。
急きょ、今日大豆の種まきをしようということになりました。
 
ロータリー幅140センチのトラクターで、ほぼ70センチ幅のウネを作り、ウネとウネの間の凹部に溝底播種しました。
ロータリーの両サイド部分のこなれが悪いところは、前もって全面耕起(PTO4の高速)することで、ていねいに砕土しておきました。
ロータリーの右側にチェーンケースがついていて、それが凹部の溝幅を広げてくれるので、
そこにゴンベエを通したら、きれいに播種出来た感じがします。
凹部の深さは7〜8センチくらいかな?
条間70センチと例年より狭くなったので、株間をたぶん70センチくらいと、広くするように変更しました。
 
今までにない快適な播種作業でした。
ぼくがトラクターに乗って溝を作っていく隣で、奥方がゴンベエを押していきました。
たぶん、よほどのことがない限り、今年の除草作業は楽勝です。
(林さんのように大面積でないからね)
 
田んぼの全部に大豆ではなく、17アールのうち湿りの多い部分2ウネに里芋(200株)、
乾きやすい部分、たぶん4アール(70センチのウネ数9本)ほどに大豆、残りは何も作らずという贅沢な使い方です。
黒大豆(2条)は、たぶん枝豆でほとんど売ってしまいます。
兵庫県西部特産のもち大豆(7条)は、友人の納豆の原料になったり、うちや数名の友人の味噌になります。
残った分だけ、直売所のお客さんに売ってあげます(笑)

6/19 林さんから「Re挑発です」
 
皆さん今晩は、山下さん今晩は、
山下さんに教えてもらって一安心です。それにしても面白いですね。マッチで火をつけ、ポンプで消火ですか。
山下さんの指摘を受けて。JAのデータを信用するなんて私もどうかしていました。私はまず農水省のデータを参照すべき
でした。それにもまして自分が書いた昨日のメールに赤面しています。それは、メールの中ほどの部分。硝酸態窒素に
ついて書いたところです。大豆の話と野菜の話を混同しているように読めます。一応「一般に・・・」と断っているのです
が。過剰な硝酸態窒素は主に葉の細胞の液胞に溜め込まれるので大豆の豆の中にはあまりないと思います。ニンジン
のような根菜類も葉を食べないので少ないと思います。出来たらもっとはっきり分かるように書けばよかった。
 
ところで、私は大豆を水田に作るので畝立てをして、その上に2条20センチ間隔で1粒蒔きします。条間は50センチし
か取れなかった。まだ32アールの田んぼ一枚にしか蒔き終わっていません。あと7枚の田んぼに大豆を蒔かなければ
ならない。田植えが迫っているのに仕事が重なっています。畝を立てたのは周りが水田なので湿害を避けるためです。
それよりも雑草対策に今から頭が痛いのです。管理機で走り回るつもりですが、体力が持つのか、本当に自信がない。
今の体力では1日3万歩は歩けそうですが、5万歩は歩けないと思う。トラクターに付ける除草機を購入する予定はあり
ません。コスト的に合わないからです。写真は、その大豆圃場の様子です。隣の圃場にも大豆を作ります。畝間通路に
土を残しているのは、これを管理機で左右に飛ばして土壌で雑草を被覆する予定だからです。畝の上はどうするかです
が、真ん中を管理機で通るしかないかな、と思っています。枕の部分はトラクターで除草できます。これは簡単。
 
林 正弘
岡山市

6/18 やまちゃんから「林さんへ、挑発です」
 
今日も前口上から入ります。
昔々、農文協に在籍していた時、ぼくのことを「マッチポンプ」とのたまわった後輩がいます。
その彼も、今や農文協を離れていますが、
要するに「山下は、自分で火をつけて、自分で消して回っている」というのです。
笑っちゃいました。
 
昨日の前口上の補足をさせてもらえば、
「百姓は、ひとりひとり皆、自分が先生なんです」なんだけど、
唯我独尊で、人のまねが苦手な人は、技術の成長が遅く下手ですね。
およそ農業技術のオリジナリティというか独創性なんて微々たるもんで、
「すごい発見をしたぞ」なんて思っても、たいていは先人がすでに似たようなことをやってるものです。
 
さて、本題です。
反収300キロなんて、JAの栽培暦のはったりですよ。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/daizu/d_data/pdf/006.pdf
だいたい170キロくらいの収量で推移しているみたい。
北海道だけ飛びぬけて高く、230キロ前後のようです。
 
3畝たらずしか作っていなくて、経験も浅いぼくですが、
水田で作る大豆に元肥なんていらないと思っています。
3年ほど前に、大豆つくりの経験豊富な、同じ姫路市内の若き友人に教えを請ったところ、
「種まき適期を逃してしまって、梅雨明けの7月中旬頃に播種するときには、
初期生育を促進するため、元肥を入れますが、そうでなければ無肥料でいいと思います」
と言っていました。
事実、元肥なしで、わが田圃では大柄な樹に育っています。
 
問題は、やっぱり雑草対策ができるかできないかにかかっているように思います。
北海道のようにカルチを使うか、みのるの田植機を改造して土寄せ道具をつくるか、
さもなくば手持ちの一輪管理機を使って、土寄せ中耕除草をするか、、、、
さきほどの姫路の若き友人たちは、密植にして除草に入ってないそうです。
 
さて、ここからは、まだやったことないはったりです。
小面積の大豆つくりで、雑草対策を考えると、溝底播種がいいぞと、2〜3年前から思っています。
排水条件さえ良ければ、溝底播種にすれば、ほどよい湿りがあって発芽も安定するはず。
大豆の初期生育は早いので、しょっぱなの抑草は、
三角鍬もしくはけずっ太郎を使いながら、肩の土を崩して大豆の株元の雑草を埋め込んでいきます。
初期生育の早い作物の場合、雑草は削るより埋め込んでしまうのが、効率的で確実です。
(これは、トウモロコシで経験済みです)
ある程度大豆が大きくなってきたら、一輪管理機で中耕しながら、土を飛ばして大豆に土寄せして次なる雑草を埋め込んでしまいます。
雑草対策はこれで完了です。
そのあと生えてくる雑草は、ほっといても大丈夫。
 
ここまで書いてきて、「マッチポンプ」なんて呼ばれているからには、じぶんでもやってみるべ、と思い始めました。
うちの一輪管理機はパワー不足で、ウネ幅を80センチくらいにしておかないと、株元まで土が届きません。
播種機は「ごんべえ」で、正確に2粒ずつ播種できるリンクベルト持っています。
二つの案を考えています。
漫画にして添付ファイルで送ります。
さてさて、、、、、
 
林さん、ハートに届く挑発になりましたでしょうか(笑)
 
6/18 林さんから「無農薬・無肥料で作る大豆収量1/3の根拠」
 
皆さんこんばんは、
無農薬、無肥料でつくる大豆の収量が慣行の三分の一の根拠についてですが、まず私がつくる大豆の反収が100kgを
超えることはないと思います。無農薬、無肥料では私の能力で100kgを超えることは無理ですね。一方、JAが今年4月
に作成した「平成26年度白大豆栽培ごよみ」によりますと、反収300kgとなっています。慣行ではこれだけあるんだなぁ、
と驚くとともに、私なんか1/3あればいいほうだな、と思ったわけです。大豆が初期生長するときに窒素が要るわけです
が、そのときはまだ根粒菌は根に住み着いていないので無農薬・無肥料ではどうしても初期生育が遅れますね。
生育初期には大豆は生長のためのツール(エンザイムなど)を作ったり細胞分裂したり忙しく、根粒菌に栄養を分け与え
る余裕がないのです。私の大豆の場合その有機肥料さえ使わないわけですから収量はがた落ちです。
一般に有機栽培が慣行栽培より収量が劣る理由の一つは有機肥料と化学肥料の即効性の差にあります。しかし、収量
が少ないとはいえ有機栽培は有機肥料の量が適切であれば細胞が液胞内に溜め込む硝酸態窒素(亜硝酸を含めて)
が少なく、食べたとき胃酸でニトロシルが生成されないのです。ニトロシルはアミノ基と反応してニトロソアミンが出来るの
で危険ですね。アンモニア性窒素は植物はそのままでは利用できず、過剰な窒素は一度硝酸態窒素にまで酸化されな
いと利用出来ないのですね。
 
大豆はじめるのはいいけれど、おそらく除草に苦しむことになりますね。今から雑草が恐ろしい。ところで私が携帯電話
をiPhoneに変えたときFit Bit という活動量計がオプションでついてきました。これは加速度センサーが入った小さな機器
をリストバンドに付けるものです。iPhoneとの間で機器間通信をやります。草刈のときこれをつけて歩数を計測すると1日
3万歩以上歩くことが分かります。これに大豆圃場の除草が加わるわけです。コナギ退治とはいえ、今年の夏が思い
やられますね。山下さんの米ぬか汁除草にしても私の田畑輪換にしても安易な方法はなかなかないものです。
 
林 正弘
岡山市

6/17 やまちゃんから「土質による抑草の違い」
 
林さんの言われるように、手間が課題です。
最後に米ぬか汁を投入した田んぼは、長辺が100メートルあり、
がぶがぶの水にした状態でやったもんだから、
落としから出ていく水よりも、水口から入っていく水の勢いの方が強いもので、
たんのする(あきあきする)くらい時間がかかってしまいました。
 
そもそも、この有機質肥料を液肥化して流し込もうという作戦は、鶏糞から始まりました。
ヒノヒカリは、肥くいで、穂肥というか後半の追肥が欲しんですが、
くそ暑いときに、動散を背負って畔を何往復するのが、体力的にやってられなくなっていました。
発酵鶏糞は、米ぬかよりうんと溶けやすくて、米ぬかのように粉になって残ることはありません。
ただ今作戦を練っているところです。
相も変わらず、乞うご期待です。
 
林さんも、大豆頑張ってください。
無農薬、無肥料だからと言って、慣行農法の大豆の収量をいくらに設定しているのかわかりませんが、
三分の一ということは、よほどのことがない限り、無いと思っています。
中耕除草用の一輪管理機が入れる条件の田んぼでしたら、
反当り100キロは、取れるとぼくは思っています。
3畝ほどしか作っていませんがね、、
 
さて、本題の前の前口上です。
井原豊さんは、数々の名文句を編み出された方で、
「農業に明日はない、しかし明後日がある」などは、未だに色あせない言葉です。
しかし、最近井原さんの言葉のなかで、これがいちばんやなあとぼくが思っているのは、
「百姓は、ひとりひとり皆自分が先生なんです」
ということばです。
 
日常的な場面では、井原さんも「せっかく教えたったのに、言うことを聞きよらん。わからんちんが、、、」
と、ぶつぶつ言っていたことがありました。
でも、それと同時に、井原さんは、
「百姓は、ひとりひとり、みな自然条件も経営条件も違うし、それだけでなく、思いも違う。
自分であれこれ考えて、工夫しながらやっていく、それが百姓の醍醐味というものやないか」
そんなことを井原さんは考えておられたように思います。
 
さてさて、これからが本題です。
わが姫路から、北(鳥取方面)に向かって播但線というローカルな鉄道が走っています。
その播但線沿いの若き百姓の友人たちが、ロータリーで深く、ゆっくりゆっくり二回代かきすることで雑草を抑えていると聞きました。
機械的にトロトロ層を作って、それで雑草が抑えられているというのです。
ふーん、なあるほどねえ、いろいろあるもんやなあ、
でもぼくの田んぼでは難しいなあと思いつつ聞きました。
二回目の代かきをするときに、居ついてしまって、その問題がどうしても解決できずに、
二回代かきという方法を断念したのでした。
ぼくがイネを作っているのは、車で20分走ったところにある従兄弟の田んぼで、砂壌土です。
 
自宅のある村の田んぼは、昔底土を瓦用に売ったりしたという、強粘土です。
うちの近くに、二畝ほどの小さな田んぼがあって、毎年紫黒米を作り続けています。
今日その田んぼの代かきをしていました。
ロータリーの爪は畑用の内向き(一山盛り)のまま、たっぷり水を入れて水の力で平らにしようという乱暴なやり方です。
PTOを4にして、二回三回とぐるぐるまわっていると、ふわーっとした泥水が広がって、ほぼ平らになっていきます。
そのふわーっとした泥を見ながら、
「もしかしたら、若き友人たちが言う機械的に作るトロトロ層って、これをいうのかもね」
と、思ったことでした。
田植え後すぐ畔から米ぬかを振りまいて、それと「八反どり」の併用で抑草に成功しているというのは、
この田んぼのことです。

6/16 林さんから「田植えが近づきました」
 
皆さんお元気ですか?
山下さんの米ぬか抑草を読んでいて私にはちょっと手間がかかるかな、と思いました。しかし、山下さんの米ぬか抑草の
今年の結果に注目しています。
私は今年から抑草方法に田畑輪換を採り入れることにしました。日本人は米を食べなくなりましたし少子高齢化もあって
米は生産過剰です。米過剰を緩和するためにもいいのではないかなと思って始めるようにしましたが、まず第一の目標
はなんといっても難関のコナギの密度低下です。田畑輪換を採り入れることは畑作物を増やすことに繋がる訳ですが、
これに関連して有機米の作付けを減らし有機大豆を1.3ヘクタール程つくります。トラクターに付ける大豆播種機2台が
昨日届いたばかりです。黒大豆のリンクベルトも同時に入荷しました。期待していた有機大豆の売り先からは今年は
要らないと言われてしまい、売れ残りになるでしょう。そのときはそのとき考えればいいことです。来年は大豆抑草も考え
られますね。大豆は、無農薬、無肥料とします。収穫量は慣行農法に比べると1/3となってしまい本当に少なくなるのです
が、良食味というのは何といっても魅力です。
朝日の苗も順調に育ち、田植えももうすぐかな、という感じです。写真は、朝日の苗の様子です。苗箱の数は570枚です。
 
林 正弘
岡山市

6/15 やまちゃんから「米ぬかによるトロトロ層効果はありやなしや?」
 
残り1枚の田んぼに除草機を入れたのですが、今日はコナギが大量にぷかぷか浮かんで、水に漂っていました。
昨日の田んぼとの違いは何?
昨日の田んぼは、わりとしまっていました。
今日の田んぼは、あまりしまっておらず、米ぬかによるものかどうか、泥の表面がトロトロになっている感じでした。
思い当たる節は、除草機のコース取りのために、マーカーの印がはっきり出るように、
今年は、水を落として田植えしました。
そして、田植えが終わった夕方まで、田んぼに水を入れませんでした。
ひっついている(田面が露出している)面積と時間が長かった田んぼと、そうでない田んぼの違い??かも??
昨日の田んぼは、お昼過ぎに田植えが終わって、夕方になって水を入れた田んぼ。
今日の田んぼは、夕方に田植えが終わって、すぐ水を入れた田んぼ。
 
いやあ、いろいろむずかしい。
この教訓は、来年にこそと思うんだけど、1年たったら忘れてるんだよね(笑)

6/14 やまちゃんから「米ぬか汁の抑草効果は?」
 
今日、早生のコシヒカリのところに除草機(ティラガモ)を入れました。
代かき後11日目、田植え後9日目です。
米ぬか汁は、隅々までしっかりいきわたっています。
水による拡散力はたいしたもんだなあと、改めて感心しました。
例年は、田植え後5〜6日くらいに、早めに除草機を入れるように心がけていましたので、今年はゆっくりです。
その分、苗がしっかり活着しているので、除草機が早苗を痛めることなく、安心して作業することができました。
 
さて、肝心の米ぬかによる抑草効果は?というと、
コナギかホタルイかどっちかよくわからんけど、
少ないんじゃないかと言えば少ないような気もするけど、
まだまだしっかりあるなあと言えば、あるような気がします。
9日目にしては、雑草が小さいんじゃないの?と言えば、そういう気もするけど、
米ぬかの効果によって、雑草の根がもっと傷んでいて、
除草機が通った後に、雑草がぷかぷか浮かび上がることを期待していたんですが、
それほど、期待していたほど、雑草は浮かび上がってきませんでした。
 
(水口周辺とか、ここらは米ぬかがかなり濃く堆積してるなと思われるところは、
明らかに抑草効果が出ていましたし、除草機が通れば完璧だなあと思いましたが、
全体としては、もうちょっとしてみんと、結論は出ないなあ思いました)
 
米ぬか汁の投入で、あれこれ試行錯誤しているうちに、
鶏糞液肥の追肥に、めどが立ってきたというか、改良点が見えてきました。
また書きます。

6/10 中出さんから「Re ロックウール取扱助言」
 
田中さん
ご意見をいただきありがとうございます。

>保温材として良く使われているロックウールやグラスウールは細かい繊維状になっていますので、その「かけら」が衣服や軍手などに付くと、永らくチクチクとします。

私も当初そのような想いで見ていたのですが、実感は異なっていました。
手触りは繊維質でなく、粉状の物を固めたという物でした。
グラスウール素材はFRPを使用する時に使ったことが有りますが、田中さんが言われる通り「チクチク」する感覚になります。しかし、ロックウールはこれとは異なるかと思います。
メーカーのわかりやすい説明はここで見てください。
http://www.rockwool.co.jp/about.html

自然のものが循環する「全量籾殻薫炭」をお奨めします。

田植えを手植えをするなら可能かと思いますが、機械植えを前提に考えていますので難しい事になります。

私が言った「苗箱一枚あたり床土より30円辺り高くなる計算です」において付け足します。
あくまで私の場合である事を念頭に置いてください。
床土(肥料入り)は0.5t単位で購入します。それに対してロックウールマットは25枚で一梱包になっています。
どちらも必要数量より多めに購入しますのでそれを含めた計算値です。
床土の場合は次年に使用する場合は芳しくないように思います。ロックウールマットは初年なのではっきり言えませんが、工業製品なので持ち越しは問題ないかと考えます。

ポイントはは自分の歳(体力・気力)に応じた稲作りを考えています。

*** 中出 ***

6/9 田中さんから「ロックウール取扱助言」

中出さんへ
 
ロックウールを使って、体がチクチクしませんでした?
それならば良いのですが...
 
保温材として良く使われているロックウールやグラスウールは細かい繊維状になっていますので、その「かけら」が衣服や軍手などに付くと、永らくチクチクとします。
 
取り扱う時には、肌理の細かい作業着でゴム手袋やPUライナー(商品名)等の手袋着用をお奨めします。
 
私は、かつて旧満州に出稼ぎに行った際に、ロックウールのかけらを体に浴びたせいで、体中が痒くなって「皮膚病」を発症してしまい、最近になって漸く「痒み」が治まって来ました。(未だに、空気が乾燥する晩秋から真冬は「痒い」ので、炎症を抑える塗り薬が手放せません。)
 
ロックウールも元々の素材は土の中から掘り出されたもののはずなので「土に還る」のかもしれませんけれど、個人的には自然のものが循環する「全量籾殻薫炭」をお奨めします。
(私は、育苗も含めた田植を作業委託していますので、あまり大きなことは言えませんけれど...)
 
以上 今日もじゃが芋収穫に勤しんだ田中より
 
<追伸>
本日は『タワラムラサキ』という品種のじゃが芋を収穫したのですが、収量は『レッドムーン』や『ベニアカリ(だったかな?)』よりも多いし、芋のサイズもそなりに大きいし味もレッドムーンよりも良い感じなので、この品種を来年度以降の「主力品種」にしてみようかと考えています。
    〆

 
6/8 中出さんから「マット苗を考えてみた」
 
田植えがあり、麦刈りがあり、梅雨に入った今は、畦草刈りと自宅の庭木の剪定にと休む間もない日々です。
でも、精神的に余裕が出てきたので自分なりの考察を書き込みます。

私はマット苗ですが、ここ数年は床土の不良と思われる育苗障害を感じています。
農協が業者から買い入れる土を処理した床土を購入しているのですが、どうも砂質が強いようで水持ちが良くないなど品質にバラツキがあるため発芽にも大きく影響しています。
私はプール育苗ですが、水を張る以前の事なので問題として残ります。
農協に文句を言えと言われそうですが、気の小さい私はとても出来ません。

今年、ロックウールの育苗を試験的に試してみました。
苗箱にクラパピー(床紙)を敷、ロックウールを載せ、種を撒き、今まで通りの床土の覆土と、薫炭のみの覆土を作ってみました。
播種は時間的にズレはあったのですが発芽において遜色はなく、田植機での移植時はロックウールの方が柔らかい分(保水力が高い)、床土のみの場合より苗の掻き取りが多いように思われた。
これは、田植機の調整で解消できる範囲と思います。
ロックウールに薫炭のみの覆土の場合、発芽においては問題ないと思います。
田植機による植え込みはしていないのですが、ここで弊害が出そうな気がします(爪とロックウールの相性?)。
対費用効果を考えたら、苗箱一枚あたり床土より30円辺り高くなる計算ですが、苗の軽さはビカイチです。
これで、畦際で苗渡しをする女房との喧嘩は極端に少なくなるでしょう、私の場合これが大きい・・・。

以上より、今後ロックウールに変える予定です。
私より先に使用されている方がいましたら、ご意見をお願いします。

*** 中出 ***


6/8 田中さんから「ジャンボ玉葱」

ジャンボ玉葱の写真を送ります。
お手ごろサイズの2倍以上の重量でした。
 
鶏糞と油粕を少々しか入れていません。勿論無農薬。
 
作物の根は結構広い範囲から養分吸収をしていると見えて、条間寸法は除草機ミニエースの都合上例年並なのですけれど、株間寸法が広すぎたのかなぁ...と思います。
 
多分稲も同じような性質を持っているのでは無かろうかと思い、田植え機で植え付けたもので近接している株中は引っこ抜くようにしています。
 
中古で入手したバインダーの調子がイマイチで小麦の刈り取りに思った以上の時間を要してしまい、じゃが芋の収穫は完了できず!次週に予定しているライ麦の収穫が少々心配です。
 
以上 有機&無農薬しか採りえの無い自給農家の田中より
6/7 田中さんから「Re中出さんの外野席より」
中出さん&山下さん
 
かつては性格もテクノロジーも結構尖がっていたのですけれど、還暦を過ぎて少しは丸くなってきたのではないかと思います...(笑)
 
6月は、田植は有るし、小麦・ライ麦の刈り取りはしなければいけないし、ニンニク・玉葱・じゃが芋の収穫はしなければならないし...
梅もちぎらないといけないし...
 
その後は足踏み脱穀機での麦の脱穀・天日乾燥と選別作業、田圃の除草等の作業が目白押しだし、畑の雑草はどんどん勢いを増していますので、時折フ〜っと溜息をつきたくなります。
 
今年を乗り切れば、来年は「毎日がOfftime」になる予定ですので、少しは農業稼働率を上げられるのではと思っています。
 
昨日、晩成玉葱の収穫をしての大いなる反省...!
あまりにも、玉がでかい!(写真撮影をしていないので紹介できないのが少々残念)
 
ミニエースでの初期除草を意識して、丈間が約30cmで株間が20〜30cmで苗を植付したところ、直径10cmあまりの玉葱がどっさりと収穫できました。
 
自家用には少々「デカ過ぎ!」。鶏糞と油粕を少々しか入れていないのに...
 
『現代農業』の5月号で紹介があった「でかい玉葱」と結構良い勝負が出来る大きさなのではないかと...
常日頃から畑が作物で埋まらずに雑草栽培をしている比率が高いので、かなりゆったりとした植付にしているのが原因ではなかろうかと思うのです。
 
今日は2時間ばかり田圃の「植え継ぎ」に行ってきましたが、植え継ぎ量よりも密植になった条を抜く作業のほうに時間をとられました。田植作業を委託している方は、田植の頃は苗が小さいのでついつい田圃の「隙間」が気になってしまうのでしょうね...
 
私は、ミニエースでの除草を意識して、邪魔になりそうな株を抜くことのほうに注力しました。
 
どうも農作物は、それぞれの『縄張り』が異なるように思えます。土地を有効活用しつつ、作物固有の『縄張り』を意識して植え付け段階で配慮すると、後々でメリットを享受出来るのではないかと思った次第!
 
稲の場合は「密植」がもたらすメリットは皆無ではなかろうかと思います。
ところで返す返すも、直径が10cmを越える玉葱は自家用には不向きですよねぇ...
どこかに「おすそ分け」して「わらしべ長者」を目指します。
 
以上 明日&明後日は農作業に没頭しようと思っている田中より
 
6/6 やまちゃんから「米ぬかシャワー、無事終わりました」
 
慣れぬことゆえ、どたばたとくたびれ果てましたが、
トラブルもなく、3枚の田んぼで7割から9割くらい、米ぬか汁が田んぼに広がっていきましたから、上出来です。
反当り5袋(85キロ)の米ぬかを入れました。
用水路から水槽に給水しながら、常時600リットルくらいの米ぬか汁をためながら、
同時並行的に米ぬか汁を飛ばすという作業ができました。
ドラム缶ではできなかったことができました。
米ぬかを水槽に投入したり、どこまで広がってるか確認に行ったりするときは、
噴口を水口に当てて、水流の勢いにゆだねたりしていました。
 
落としから排水しながら、米ぬか汁を引っ張るというがよかった、
1時間ほどで田んぼのほぼ全体に広がってくれるから、この効果は大きいぞと思いました。
 
一昨日の写真に付け加えたのは、水槽内部の米ぬか汁の出口になるバルブソケットに、
5か所ほど穴をあけたVU管を差し込んで、渦巻防止を図りました。
 
さあ、これで雑草がどれくらいおとなしくなってくれるか、これがいちばん肝心な問題です。
 
今月号の「現代農業」に、「流し込み施肥」の小特集がありました。
その中で、東北ライフ商事の河野さんが「どんな条件でも流し込み施肥を確実にやるコツ」という原稿を書いておられるますが、
その最後の行が、
「以上、いろいろ失敗を重ねて、現在にいたります」
という言葉。印象的でした。
 
6/5 中出さんから「外野席より」
 
山下さんと、田中さんのやりとりを見ていて思った事。

この仲間には角を隠した能力を有した人が居る事と、相変わらずしつこい姿勢の山下さんにハマってしまう人が居る事でしょうかね。
私は、外野席ですから読み流しています。

田植えが終わったと思っても束の間。
大麦の刈り取りで疲労困憊の中出のちゃちゃ(横槍)です。
 
*** 中出 ***

6/4 やまちゃんから「米ぬかスラリーの投入装置」
 
田中さんへ
いろいろご教示ありがとうございます。
 
米ぬかスラリーの排出口(側板につけた40ミリのバルブソケット)は、底板から35ミリの高さにあります。
枠を組むのに使った角材が35ミリでしたので、その高さになりました。
 
また
コンパネ水槽内部のノズル部分の流路断面積合計は、サクションラインの断面積以上(3割り増し以上が望ましい)であることが不可欠です
とのことですが、
40ミリのサクションホースの内径が37ミリでした。
また40ミリのバルブソケットの内径が46ミリです。
クリアしているようですね。
 
「ポンプへの渦巻きこみ」の、どういうことなのかよくわからなかったのですが、
ちょっと煙草を一服していて、「あっ、そういうことか」とわかりました。
エンジンポンプ側の吸引力が強いので、吸い込まれ口でぐわーっと渦ができるんですね。
だから、「追伸」に書かれていたようにパイプに穴をあけて、吸い込み口を大きくしてやるといいんですね。
 
ご指摘のように、40ミリVP管のキャップはいらないのでやめようと思いましたが、
バルソケにVU管を差し込んで、穴をあけておくといいようですね。
 
工作はあらかた終わって、あとは底板と側板をビス止めするだけになりました。
ビス止めは明後日、米ぬかシャワーの当日に、軽トラの上でやりたいと思っています。
添付の写真をご覧ください。
 

 
6/27 やまちゃんから「米ぬか汁と除草機の合わせ技」
 
今日二回目の除草機を入れる前に写真を撮りました。
1枚目は、全体的にはだいたいこんな感じのところが多いだろうというところを選んで撮りました。

2枚目は、除草機なしで、水口付近の米ぬか(というか米ぬかの粒)が多く降り積もっているところです。

3枚目は、除草機なしで、米ぬか汁の薄いところです。

除草機なしというのは、田植えの最後の田んぼで、苗送りベルトがトラぶって4条のうち2条しか植えることができず、
あと少しだからと、強引に2条植えでぐるぐる旋回しながら植えてしまいました。
そのため除草機を入れることができない部分が1反弱できてしまいました。
心ならずも、「米ぬか汁+除草機」と「米ぬか汁だけ」の比較対照区ができました。
 
昨日、水族館の市川さんが「思っていたより生き物が多くて面白い」と、田んぼの生き物調査に来てくれていたので、
「今年の田んぼはきれいでしょ」と、話しかけると、
「いやいや、まだこれからで、わかりませんよ」と、冷たい返事。
その冷たい返事の理由が、除草機に乗っていてわかりました。
1枚目の写真のようにきれいなところだけじゃなく、条間にコナギがたっぷり残っているところも少なからずあったのです。
ぼくはこれまで、畔からしか見てなかったのですが、
市川さんは、調査のため田んぼの中を歩いていたから見えていたのでしょう。
 
ただ、全体としては、「米ぬか汁と除草機の合わせ技」に手ごたえを感じています。
米ぬかがつくってくれるトロトロ層の効果は、除草機の威力を倍増してくれているように思いました。
また、米ぬかによって雑草の(根の)勢いが弱められていることも少なからずある様に思われました。
 
6/23 林さんから「田植えが終わりました」
 
皆さん今晩は、
昨日(6月23日)で田植えが、田植え機の洗浄まで含めて3日で終わりました。田植え期間中にニンジンの出荷要請が
あったので、これも同時並行で進めました。かなり忙しかった。妻の助力と手伝いに来てくれた人に感謝しています。
今年は、株間を従来より1割短い30センチで植えました。一株の占有面積は、33×30センチになりました。苗圃場の
片付けと苗箱の洗浄が終われば、田植えモードから中断していた大豆播種モードに再び切り替えます。山下さんの
メールにあったけれど、空梅雨で、畑はからから、ということですが、こちらは隣の県にもかかわらず雨がよく降ります。
特に今日4時30分ごろからの雨は非常に強かった。今年の田んぼは水の心配はないようです。今年の抑草は深水を
主体にやっていくことにしました。深水にすると稲の生育も遅れるようですが、それ以上にヒエの抑草とコナギの成長
抑制に効果がありそうなので、苗の活着に時間が取れそうです。このことはまたチェーン除草の開始を遅らせてよいと
いうことになりそうです。しかし雨で畝立てが出来ず、大豆が遅れそうです。一長一短があります。
 
林 正弘
岡山市

6/22 やまちゃんから「鶏糞液肥流し込みの能率アップのために」
 
こちらでは、久しぶりに恵みの雨が降りました。
空梅雨で、畑はからから、これで無事大豆も発芽するだろうとほっとしています。
 
能率アップのための、細部のイメージトレーニングです。
関心ない方は読み飛ばしてください。
 
米ぬか汁は、当初、水口の数メートル先にシャワーするつもりでした。
ところが、コンパネ製の水槽に水を投入する作業、水槽の中に米ぬかを入れてかき混ぜる作業、
そして米ぬか汁を田んぼに流し込むという三つの作業を同時進行でやったため、
水口に自在散水ノズルを当てっぱなしにして、シャワーは気休めに時たまやる程度になってしまいました。
エンジンポンプ内のインペラーで充分撹拌されるので、シャワーでなくてもまあまあ大丈夫だろうという気になっています。
 
やってみて、手間がかかって能率が上がらない原因がいくつか考えられました。
水槽への水の投入の筒先に自在散水ノズルをつけましたが、筒先が細いので水量が落ちます。
外したら、3分で約1トンの水が水槽に入るようになりました。
次に水口に当てた散水ノズルを32ミリの口径のものを使っていて、これを40ミリに変えたらかなり能率アップになるだろうと、
40ミリの散水ノズルを取り寄せたのですが、接続口の大きさが違うだけで、ノズルそのものは一緒でした。
電話で問い合わせたら、50ミリのノズルも同じだそうです。
 
シャワーするんでなく、水口の濁流に当てるんだから、塩ビのパイプでもいいんだよな、
塩ビのパイプの口径を大きくして筒先を変形させるという案もありかななどと考えながら、
ホームセンターを歩いていて、写真の「樹脂ストレナー」に出会いました。
1150円でしたので、まあ使ってみようと購入しました。
穴の面積が大きいので、能率が下がることはないでしょうから、3分で1トン近い液肥が流しも込めそうです。
(まあ、そんなに急ぐことはないので、エンジンを絞るでしょうが、、、、)
 
発酵鶏糞の場合、一袋15キロ、3パーセントとして、窒素約500グラムです。
反当り3キロ追肥するとして、6袋を1トンの水で溶くことになります。
米ぬかの時、流し込む田んぼの場所で水を吸い上げ米ぬかを溶いていましたが、
ぼくの田んぼの場合、早生も晩生も、300〜400メートルの間にそれぞれ3枚の田んぼがあります。
だから、水槽に水を吸い上げ、鶏糞を溶かす場所を固定することにしました。
水を吸い上げやすい場所で液肥を作ってから、目的の田んぼに行って流し込む、
その作業を2〜3往復した方が、能率的だし、一気に流し込むのでなく、少しずつ流し込めるように思い始めました。
流し込み用のエンジンポンプとホースは、軽トラに積んで移動できます。
3枚で5〜6反の田んぼの追肥が2時間弱でやることができれば御の字だと思っています。
 
さて???
 
6/20 やまちゃんから「奥方の観察によるイネミズゾウムシ」
 
お昼に塚本さんからのお便りを見て、それから田んぼに行ったものだから、
田んぼの泥をすくって見てみました。
たしかにトロトロになっていますね。
水が濁っていたりして、確信めいたことはまだ言えませんが、
少なくとも除草機の通った後は、雑草が少なくなっている雰囲気です。
 
わが奥方の観察によると、田植え後すぐにイネミズゾウムシが飛び込んできて、多いのは一株に3匹も4匹もたかっていたそうです。
ぼくも先日、除草機に乗りながら、田んぼ全面の早苗がイネミズの食害でカスリ状になってるのを見て、うんざりしました。
ただ食害のひどさの割には、イネの葉っぱにたかっているイネミズは少ないように思いました。
 
昨日、奥方が見たところによると、イネミズゾウムシがほとんど姿を消しているそうです。
「イネミズは、米ぬかが嫌でどっかへ逃げていったんとちがう?」というのが、奥方の見立てです。
「水面をすいすい泳ぐし、水底を平気で歩くこともできる、泥にももぐる。
そんなイネミズが米ぬかの層を嫌がったのと違うかなあ」という見立てです。
 
だとすれば、うれしんだけどなあ。
 
6/20  塚本さんから「田植え後の水張り効果」

田植え後に水が落ちて土が出てしまっているのに気がつかなかった田んぼは、

コナギがびっちり生えています。時々土が出ましたが水張りを続けた田んぼは

コナギの生え方は少ないです。
 

どちらも一反あたり籾殻堆肥を600?ほど入れました。

土の表面はトロトロ層というより、ふわふわ層ができている感じです。

写真は田植え後25日目、植代から28日目の写真です。

今日は、初めての除草機押しをします。作業を後回しにしていたら遅くなりました。

 

私の知人の田んぼは田植え後に処分に困っている米糠を撒いていますが、

一昨年あたりから草がめっきり少なくなりました。

ことし見せてもらったら草がなくてしっかりトロトロ層がありました。

毎年同じ田んぼに米糠を入れ続けたのがすごいなと思いました。

私だったら、一年入れてだめだったらすぐにやめてしまいます。

 

田植え後の米糠撒きが草抑えに効くのは、トロトロ層が発達するからだと思います。

有機酸かトロトロ層で決着をつけるつもりはありません。

事例を示しながら思うところを書いてみる場だと思っているので。おわり。

6/19 やまちゃんから「大豆の溝底播種をやったぞ!」
 
人の話にちょっかいを出してみるもんです(笑)
林さんにちょっかいをかけているうちに、懸案だった「大豆の溝底播種」のことを思い出し、
過去の農作業日誌を見ていたら、一昨年は6/11に、去年は6/18に播種しているではないですか。
急きょ、今日大豆の種まきをしようということになりました。
 
ロータリー幅140センチのトラクターで、ほぼ70センチ幅のウネを作り、ウネとウネの間の凹部に溝底播種しました。
ロータリーの両サイド部分のこなれが悪いところは、前もって全面耕起(PTO4の高速)することで、ていねいに砕土しておきました。
ロータリーの右側にチェーンケースがついていて、それが凹部の溝幅を広げてくれるので、
そこにゴンベエを通したら、きれいに播種出来た感じがします。
凹部の深さは7〜8センチくらいかな?
条間70センチと例年より狭くなったので、株間をたぶん70センチくらいと、広くするように変更しました。
 
今までにない快適な播種作業でした。
ぼくがトラクターに乗って溝を作っていく隣で、奥方がゴンベエを押していきました。
たぶん、よほどのことがない限り、今年の除草作業は楽勝です。
(林さんのように大面積でないからね)
 
田んぼの全部に大豆ではなく、17アールのうち湿りの多い部分2ウネに里芋(200株)、
乾きやすい部分、たぶん4アール(70センチのウネ数9本)ほどに大豆、残りは何も作らずという贅沢な使い方です。
黒大豆(2条)は、たぶん枝豆でほとんど売ってしまいます。
兵庫県西部特産のもち大豆(7条)は、友人の納豆の原料になったり、うちや数名の友人の味噌になります。
残った分だけ、直売所のお客さんに売ってあげます(笑)

6/19 林さんから「Re挑発です」
 
皆さん今晩は、山下さん今晩は、
山下さんに教えてもらって一安心です。それにしても面白いですね。マッチで火をつけ、ポンプで消火ですか。
山下さんの指摘を受けて。JAのデータを信用するなんて私もどうかしていました。私はまず農水省のデータを参照すべき
でした。それにもまして自分が書いた昨日のメールに赤面しています。それは、メールの中ほどの部分。硝酸態窒素に
ついて書いたところです。大豆の話と野菜の話を混同しているように読めます。一応「一般に・・・」と断っているのです
が。過剰な硝酸態窒素は主に葉の細胞の液胞に溜め込まれるので大豆の豆の中にはあまりないと思います。ニンジン
のような根菜類も葉を食べないので少ないと思います。出来たらもっとはっきり分かるように書けばよかった。
 
ところで、私は大豆を水田に作るので畝立てをして、その上に2条20センチ間隔で1粒蒔きします。条間は50センチし
か取れなかった。まだ32アールの田んぼ一枚にしか蒔き終わっていません。あと7枚の田んぼに大豆を蒔かなければ
ならない。田植えが迫っているのに仕事が重なっています。畝を立てたのは周りが水田なので湿害を避けるためです。
それよりも雑草対策に今から頭が痛いのです。管理機で走り回るつもりですが、体力が持つのか、本当に自信がない。
今の体力では1日3万歩は歩けそうですが、5万歩は歩けないと思う。トラクターに付ける除草機を購入する予定はあり
ません。コスト的に合わないからです。写真は、その大豆圃場の様子です。隣の圃場にも大豆を作ります。畝間通路に
土を残しているのは、これを管理機で左右に飛ばして土壌で雑草を被覆する予定だからです。畝の上はどうするかです
が、真ん中を管理機で通るしかないかな、と思っています。枕の部分はトラクターで除草できます。これは簡単。
 
林 正弘
岡山市

6/18 やまちゃんから「林さんへ、挑発です」
 
今日も前口上から入ります。
昔々、農文協に在籍していた時、ぼくのことを「マッチポンプ」とのたまわった後輩がいます。
その彼も、今や農文協を離れていますが、
要するに「山下は、自分で火をつけて、自分で消して回っている」というのです。
笑っちゃいました。
 
昨日の前口上の補足をさせてもらえば、
「百姓は、ひとりひとり皆、自分が先生なんです」なんだけど、
唯我独尊で、人のまねが苦手な人は、技術の成長が遅く下手ですね。
およそ農業技術のオリジナリティというか独創性なんて微々たるもんで、
「すごい発見をしたぞ」なんて思っても、たいていは先人がすでに似たようなことをやってるものです。
 
さて、本題です。
反収300キロなんて、JAの栽培暦のはったりですよ。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/daizu/d_data/pdf/006.pdf
だいたい170キロくらいの収量で推移しているみたい。
北海道だけ飛びぬけて高く、230キロ前後のようです。
 
3畝たらずしか作っていなくて、経験も浅いぼくですが、
水田で作る大豆に元肥なんていらないと思っています。
3年ほど前に、大豆つくりの経験豊富な、同じ姫路市内の若き友人に教えを請ったところ、
「種まき適期を逃してしまって、梅雨明けの7月中旬頃に播種するときには、
初期生育を促進するため、元肥を入れますが、そうでなければ無肥料でいいと思います」
と言っていました。
事実、元肥なしで、わが田圃では大柄な樹に育っています。
 
問題は、やっぱり雑草対策ができるかできないかにかかっているように思います。
北海道のようにカルチを使うか、みのるの田植機を改造して土寄せ道具をつくるか、
さもなくば手持ちの一輪管理機を使って、土寄せ中耕除草をするか、、、、
さきほどの姫路の若き友人たちは、密植にして除草に入ってないそうです。
 
さて、ここからは、まだやったことないはったりです。
小面積の大豆つくりで、雑草対策を考えると、溝底播種がいいぞと、2〜3年前から思っています。
排水条件さえ良ければ、溝底播種にすれば、ほどよい湿りがあって発芽も安定するはず。
大豆の初期生育は早いので、しょっぱなの抑草は、
三角鍬もしくはけずっ太郎を使いながら、肩の土を崩して大豆の株元の雑草を埋め込んでいきます。
初期生育の早い作物の場合、雑草は削るより埋め込んでしまうのが、効率的で確実です。
(これは、トウモロコシで経験済みです)
ある程度大豆が大きくなってきたら、一輪管理機で中耕しながら、土を飛ばして大豆に土寄せして次なる雑草を埋め込んでしまいます。
雑草対策はこれで完了です。
そのあと生えてくる雑草は、ほっといても大丈夫。
 
ここまで書いてきて、「マッチポンプ」なんて呼ばれているからには、じぶんでもやってみるべ、と思い始めました。
うちの一輪管理機はパワー不足で、ウネ幅を80センチくらいにしておかないと、株元まで土が届きません。
播種機は「ごんべえ」で、正確に2粒ずつ播種できるリンクベルト持っています。
二つの案を考えています。
漫画にして添付ファイルで送ります。
さてさて、、、、、
 
林さん、ハートに届く挑発になりましたでしょうか(笑)
 
6/18 林さんから「無農薬・無肥料で作る大豆収量1/3の根拠」
 
皆さんこんばんは、
無農薬、無肥料でつくる大豆の収量が慣行の三分の一の根拠についてですが、まず私がつくる大豆の反収が100kgを
超えることはないと思います。無農薬、無肥料では私の能力で100kgを超えることは無理ですね。一方、JAが今年4月
に作成した「平成26年度白大豆栽培ごよみ」によりますと、反収300kgとなっています。慣行ではこれだけあるんだなぁ、
と驚くとともに、私なんか1/3あればいいほうだな、と思ったわけです。大豆が初期生長するときに窒素が要るわけです
が、そのときはまだ根粒菌は根に住み着いていないので無農薬・無肥料ではどうしても初期生育が遅れますね。
生育初期には大豆は生長のためのツール(エンザイムなど)を作ったり細胞分裂したり忙しく、根粒菌に栄養を分け与え
る余裕がないのです。私の大豆の場合その有機肥料さえ使わないわけですから収量はがた落ちです。
一般に有機栽培が慣行栽培より収量が劣る理由の一つは有機肥料と化学肥料の即効性の差にあります。しかし、収量
が少ないとはいえ有機栽培は有機肥料の量が適切であれば細胞が液胞内に溜め込む硝酸態窒素(亜硝酸を含めて)
が少なく、食べたとき胃酸でニトロシルが生成されないのです。ニトロシルはアミノ基と反応してニトロソアミンが出来るの
で危険ですね。アンモニア性窒素は植物はそのままでは利用できず、過剰な窒素は一度硝酸態窒素にまで酸化されな
いと利用出来ないのですね。
 
大豆はじめるのはいいけれど、おそらく除草に苦しむことになりますね。今から雑草が恐ろしい。ところで私が携帯電話
をiPhoneに変えたときFit Bit という活動量計がオプションでついてきました。これは加速度センサーが入った小さな機器
をリストバンドに付けるものです。iPhoneとの間で機器間通信をやります。草刈のときこれをつけて歩数を計測すると1日
3万歩以上歩くことが分かります。これに大豆圃場の除草が加わるわけです。コナギ退治とはいえ、今年の夏が思い
やられますね。山下さんの米ぬか汁除草にしても私の田畑輪換にしても安易な方法はなかなかないものです。
 
林 正弘
岡山市

6/17 やまちゃんから「土質による抑草の違い」
 
林さんの言われるように、手間が課題です。
最後に米ぬか汁を投入した田んぼは、長辺が100メートルあり、
がぶがぶの水にした状態でやったもんだから、
落としから出ていく水よりも、水口から入っていく水の勢いの方が強いもので、
たんのする(あきあきする)くらい時間がかかってしまいました。
 
そもそも、この有機質肥料を液肥化して流し込もうという作戦は、鶏糞から始まりました。
ヒノヒカリは、肥くいで、穂肥というか後半の追肥が欲しんですが、
くそ暑いときに、動散を背負って畔を何往復するのが、体力的にやってられなくなっていました。
発酵鶏糞は、米ぬかよりうんと溶けやすくて、米ぬかのように粉になって残ることはありません。
ただ今作戦を練っているところです。
相も変わらず、乞うご期待です。
 
林さんも、大豆頑張ってください。
無農薬、無肥料だからと言って、慣行農法の大豆の収量をいくらに設定しているのかわかりませんが、
三分の一ということは、よほどのことがない限り、無いと思っています。
中耕除草用の一輪管理機が入れる条件の田んぼでしたら、
反当り100キロは、取れるとぼくは思っています。
3畝ほどしか作っていませんがね、、
 
さて、本題の前の前口上です。
井原豊さんは、数々の名文句を編み出された方で、
「農業に明日はない、しかし明後日がある」などは、未だに色あせない言葉です。
しかし、最近井原さんの言葉のなかで、これがいちばんやなあとぼくが思っているのは、
「百姓は、ひとりひとり皆自分が先生なんです」
ということばです。
 
日常的な場面では、井原さんも「せっかく教えたったのに、言うことを聞きよらん。わからんちんが、、、」
と、ぶつぶつ言っていたことがありました。
でも、それと同時に、井原さんは、
「百姓は、ひとりひとり、みな自然条件も経営条件も違うし、それだけでなく、思いも違う。
自分であれこれ考えて、工夫しながらやっていく、それが百姓の醍醐味というものやないか」
そんなことを井原さんは考えておられたように思います。
 
さてさて、これからが本題です。
わが姫路から、北(鳥取方面)に向かって播但線というローカルな鉄道が走っています。
その播但線沿いの若き百姓の友人たちが、ロータリーで深く、ゆっくりゆっくり二回代かきすることで雑草を抑えていると聞きました。
機械的にトロトロ層を作って、それで雑草が抑えられているというのです。
ふーん、なあるほどねえ、いろいろあるもんやなあ、
でもぼくの田んぼでは難しいなあと思いつつ聞きました。
二回目の代かきをするときに、居ついてしまって、その問題がどうしても解決できずに、
二回代かきという方法を断念したのでした。
ぼくがイネを作っているのは、車で20分走ったところにある従兄弟の田んぼで、砂壌土です。
 
自宅のある村の田んぼは、昔底土を瓦用に売ったりしたという、強粘土です。
うちの近くに、二畝ほどの小さな田んぼがあって、毎年紫黒米を作り続けています。
今日その田んぼの代かきをしていました。
ロータリーの爪は畑用の内向き(一山盛り)のまま、たっぷり水を入れて水の力で平らにしようという乱暴なやり方です。
PTOを4にして、二回三回とぐるぐるまわっていると、ふわーっとした泥水が広がって、ほぼ平らになっていきます。
そのふわーっとした泥を見ながら、
「もしかしたら、若き友人たちが言う機械的に作るトロトロ層って、これをいうのかもね」
と、思ったことでした。
田植え後すぐ畔から米ぬかを振りまいて、それと「八反どり」の併用で抑草に成功しているというのは、
この田んぼのことです。

6/16 林さんから「田植えが近づきました」
 
皆さんお元気ですか?
山下さんの米ぬか抑草を読んでいて私にはちょっと手間がかかるかな、と思いました。しかし、山下さんの米ぬか抑草の
今年の結果に注目しています。
私は今年から抑草方法に田畑輪換を採り入れることにしました。日本人は米を食べなくなりましたし少子高齢化もあって
米は生産過剰です。米過剰を緩和するためにもいいのではないかなと思って始めるようにしましたが、まず第一の目標
はなんといっても難関のコナギの密度低下です。田畑輪換を採り入れることは畑作物を増やすことに繋がる訳ですが、
これに関連して有機米の作付けを減らし有機大豆を1.3ヘクタール程つくります。トラクターに付ける大豆播種機2台が
昨日届いたばかりです。黒大豆のリンクベルトも同時に入荷しました。期待していた有機大豆の売り先からは今年は
要らないと言われてしまい、売れ残りになるでしょう。そのときはそのとき考えればいいことです。来年は大豆抑草も考え
られますね。大豆は、無農薬、無肥料とします。収穫量は慣行農法に比べると1/3となってしまい本当に少なくなるのです
が、良食味というのは何といっても魅力です。
朝日の苗も順調に育ち、田植えももうすぐかな、という感じです。写真は、朝日の苗の様子です。苗箱の数は570枚です。
 
林 正弘
岡山市

6/15 やまちゃんから「米ぬかによるトロトロ層効果はありやなしや?」
 
残り1枚の田んぼに除草機を入れたのですが、今日はコナギが大量にぷかぷか浮かんで、水に漂っていました。
昨日の田んぼとの違いは何?
昨日の田んぼは、わりとしまっていました。
今日の田んぼは、あまりしまっておらず、米ぬかによるものかどうか、泥の表面がトロトロになっている感じでした。
思い当たる節は、除草機のコース取りのために、マーカーの印がはっきり出るように、
今年は、水を落として田植えしました。
そして、田植えが終わった夕方まで、田んぼに水を入れませんでした。
ひっついている(田面が露出している)面積と時間が長かった田んぼと、そうでない田んぼの違い??かも??
昨日の田んぼは、お昼過ぎに田植えが終わって、夕方になって水を入れた田んぼ。
今日の田んぼは、夕方に田植えが終わって、すぐ水を入れた田んぼ。
 
いやあ、いろいろむずかしい。
この教訓は、来年にこそと思うんだけど、1年たったら忘れてるんだよね(笑)

6/14 やまちゃんから「米ぬか汁の抑草効果は?」
 
今日、早生のコシヒカリのところに除草機(ティラガモ)を入れました。
代かき後11日目、田植え後9日目です。
米ぬか汁は、隅々までしっかりいきわたっています。
水による拡散力はたいしたもんだなあと、改めて感心しました。
例年は、田植え後5〜6日くらいに、早めに除草機を入れるように心がけていましたので、今年はゆっくりです。
その分、苗がしっかり活着しているので、除草機が早苗を痛めることなく、安心して作業することができました。
 
さて、肝心の米ぬかによる抑草効果は?というと、
コナギかホタルイかどっちかよくわからんけど、
少ないんじゃないかと言えば少ないような気もするけど、
まだまだしっかりあるなあと言えば、あるような気がします。
9日目にしては、雑草が小さいんじゃないの?と言えば、そういう気もするけど、
米ぬかの効果によって、雑草の根がもっと傷んでいて、
除草機が通った後に、雑草がぷかぷか浮かび上がることを期待していたんですが、
それほど、期待していたほど、雑草は浮かび上がってきませんでした。
 
(水口周辺とか、ここらは米ぬかがかなり濃く堆積してるなと思われるところは、
明らかに抑草効果が出ていましたし、除草機が通れば完璧だなあと思いましたが、
全体としては、もうちょっとしてみんと、結論は出ないなあ思いました)
 
米ぬか汁の投入で、あれこれ試行錯誤しているうちに、
鶏糞液肥の追肥に、めどが立ってきたというか、改良点が見えてきました。
また書きます。

6/10 中出さんから「Re ロックウール取扱助言」
 
田中さん
ご意見をいただきありがとうございます。

>保温材として良く使われているロックウールやグラスウールは細かい繊維状になっていますので、その「かけら」が衣服や軍手などに付くと、永らくチクチクとします。

私も当初そのような想いで見ていたのですが、実感は異なっていました。
手触りは繊維質でなく、粉状の物を固めたという物でした。
グラスウール素材はFRPを使用する時に使ったことが有りますが、田中さんが言われる通り「チクチク」する感覚になります。しかし、ロックウールはこれとは異なるかと思います。
メーカーのわかりやすい説明はここで見てください。
http://www.rockwool.co.jp/about.html

自然のものが循環する「全量籾殻薫炭」をお奨めします。

田植えを手植えをするなら可能かと思いますが、機械植えを前提に考えていますので難しい事になります。

私が言った「苗箱一枚あたり床土より30円辺り高くなる計算です」において付け足します。
あくまで私の場合である事を念頭に置いてください。
床土(肥料入り)は0.5t単位で購入します。それに対してロックウールマットは25枚で一梱包になっています。
どちらも必要数量より多めに購入しますのでそれを含めた計算値です。
床土の場合は次年に使用する場合は芳しくないように思います。ロックウールマットは初年なのではっきり言えませんが、工業製品なので持ち越しは問題ないかと考えます。

ポイントはは自分の歳(体力・気力)に応じた稲作りを考えています。

*** 中出 ***

6/9 田中さんから「ロックウール取扱助言」

中出さんへ
 
ロックウールを使って、体がチクチクしませんでした?
それならば良いのですが...
 
保温材として良く使われているロックウールやグラスウールは細かい繊維状になっていますので、その「かけら」が衣服や軍手などに付くと、永らくチクチクとします。
 
取り扱う時には、肌理の細かい作業着でゴム手袋やPUライナー(商品名)等の手袋着用をお奨めします。
 
私は、かつて旧満州に出稼ぎに行った際に、ロックウールのかけらを体に浴びたせいで、体中が痒くなって「皮膚病」を発症してしまい、最近になって漸く「痒み」が治まって来ました。(未だに、空気が乾燥する晩秋から真冬は「痒い」ので、炎症を抑える塗り薬が手放せません。)
 
ロックウールも元々の素材は土の中から掘り出されたもののはずなので「土に還る」のかもしれませんけれど、個人的には自然のものが循環する「全量籾殻薫炭」をお奨めします。
(私は、育苗も含めた田植を作業委託していますので、あまり大きなことは言えませんけれど...)
 
以上 今日もじゃが芋収穫に勤しんだ田中より
 
<追伸>
本日は『タワラムラサキ』という品種のじゃが芋を収穫したのですが、収量は『レッドムーン』や『ベニアカリ(だったかな?)』よりも多いし、芋のサイズもそなりに大きいし味もレッドムーンよりも良い感じなので、この品種を来年度以降の「主力品種」にしてみようかと考えています。
    〆

 
6/8 中出さんから「マット苗を考えてみた」
 
田植えがあり、麦刈りがあり、梅雨に入った今は、畦草刈りと自宅の庭木の剪定にと休む間もない日々です。
でも、精神的に余裕が出てきたので自分なりの考察を書き込みます。

私はマット苗ですが、ここ数年は床土の不良と思われる育苗障害を感じています。
農協が業者から買い入れる土を処理した床土を購入しているのですが、どうも砂質が強いようで水持ちが良くないなど品質にバラツキがあるため発芽にも大きく影響しています。
私はプール育苗ですが、水を張る以前の事なので問題として残ります。
農協に文句を言えと言われそうですが、気の小さい私はとても出来ません。

今年、ロックウールの育苗を試験的に試してみました。
苗箱にクラパピー(床紙)を敷、ロックウールを載せ、種を撒き、今まで通りの床土の覆土と、薫炭のみの覆土を作ってみました。
播種は時間的にズレはあったのですが発芽において遜色はなく、田植機での移植時はロックウールの方が柔らかい分(保水力が高い)、床土のみの場合より苗の掻き取りが多いように思われた。
これは、田植機の調整で解消できる範囲と思います。
ロックウールに薫炭のみの覆土の場合、発芽においては問題ないと思います。
田植機による植え込みはしていないのですが、ここで弊害が出そうな気がします(爪とロックウールの相性?)。
対費用効果を考えたら、苗箱一枚あたり床土より30円辺り高くなる計算ですが、苗の軽さはビカイチです。
これで、畦際で苗渡しをする女房との喧嘩は極端に少なくなるでしょう、私の場合これが大きい・・・。

以上より、今後ロックウールに変える予定です。
私より先に使用されている方がいましたら、ご意見をお願いします。

*** 中出 ***


6/8 田中さんから「ジャンボ玉葱」

ジャンボ玉葱の写真を送ります。
お手ごろサイズの2倍以上の重量でした。
 
鶏糞と油粕を少々しか入れていません。勿論無農薬。
 
作物の根は結構広い範囲から養分吸収をしていると見えて、条間寸法は除草機ミニエースの都合上例年並なのですけれど、株間寸法が広すぎたのかなぁ...と思います。
 
多分稲も同じような性質を持っているのでは無かろうかと思い、田植え機で植え付けたもので近接している株中は引っこ抜くようにしています。
 
中古で入手したバインダーの調子がイマイチで小麦の刈り取りに思った以上の時間を要してしまい、じゃが芋の収穫は完了できず!次週に予定しているライ麦の収穫が少々心配です。
 
以上 有機&無農薬しか採りえの無い自給農家の田中より
6/7 田中さんから「Re中出さんの外野席より」
中出さん&山下さん
 
かつては性格もテクノロジーも結構尖がっていたのですけれど、還暦を過ぎて少しは丸くなってきたのではないかと思います...(笑)
 
6月は、田植は有るし、小麦・ライ麦の刈り取りはしなければいけないし、ニンニク・玉葱・じゃが芋の収穫はしなければならないし...
梅もちぎらないといけないし...
 
その後は足踏み脱穀機での麦の脱穀・天日乾燥と選別作業、田圃の除草等の作業が目白押しだし、畑の雑草はどんどん勢いを増していますので、時折フ〜っと溜息をつきたくなります。
 
今年を乗り切れば、来年は「毎日がOfftime」になる予定ですので、少しは農業稼働率を上げられるのではと思っています。
 
昨日、晩成玉葱の収穫をしての大いなる反省...!
あまりにも、玉がでかい!(写真撮影をしていないので紹介できないのが少々残念)
 
ミニエースでの初期除草を意識して、丈間が約30cmで株間が20〜30cmで苗を植付したところ、直径10cmあまりの玉葱がどっさりと収穫できました。
 
自家用には少々「デカ過ぎ!」。鶏糞と油粕を少々しか入れていないのに...
 
『現代農業』の5月号で紹介があった「でかい玉葱」と結構良い勝負が出来る大きさなのではないかと...
常日頃から畑が作物で埋まらずに雑草栽培をしている比率が高いので、かなりゆったりとした植付にしているのが原因ではなかろうかと思うのです。
 
今日は2時間ばかり田圃の「植え継ぎ」に行ってきましたが、植え継ぎ量よりも密植になった条を抜く作業のほうに時間をとられました。田植作業を委託している方は、田植の頃は苗が小さいのでついつい田圃の「隙間」が気になってしまうのでしょうね...
 
私は、ミニエースでの除草を意識して、邪魔になりそうな株を抜くことのほうに注力しました。
 
どうも農作物は、それぞれの『縄張り』が異なるように思えます。土地を有効活用しつつ、作物固有の『縄張り』を意識して植え付け段階で配慮すると、後々でメリットを享受出来るのではないかと思った次第!
 
稲の場合は「密植」がもたらすメリットは皆無ではなかろうかと思います。
ところで返す返すも、直径が10cmを越える玉葱は自家用には不向きですよねぇ...
どこかに「おすそ分け」して「わらしべ長者」を目指します。
 
以上 明日&明後日は農作業に没頭しようと思っている田中より
 
6/6 やまちゃんから「米ぬかシャワー、無事終わりました」
 
慣れぬことゆえ、どたばたとくたびれ果てましたが、
トラブルもなく、3枚の田んぼで7割から9割くらい、米ぬか汁が田んぼに広がっていきましたから、上出来です。
反当り5袋(85キロ)の米ぬかを入れました。
用水路から水槽に給水しながら、常時600リットルくらいの米ぬか汁をためながら、
同時並行的に米ぬか汁を飛ばすという作業ができました。
ドラム缶ではできなかったことができました。
米ぬかを水槽に投入したり、どこまで広がってるか確認に行ったりするときは、
噴口を水口に当てて、水流の勢いにゆだねたりしていました。
 
落としから排水しながら、米ぬか汁を引っ張るというがよかった、
1時間ほどで田んぼのほぼ全体に広がってくれるから、この効果は大きいぞと思いました。
 
一昨日の写真に付け加えたのは、水槽内部の米ぬか汁の出口になるバルブソケットに、
5か所ほど穴をあけたVU管を差し込んで、渦巻防止を図りました。
 
さあ、これで雑草がどれくらいおとなしくなってくれるか、これがいちばん肝心な問題です。
 
今月号の「現代農業」に、「流し込み施肥」の小特集がありました。
その中で、東北ライフ商事の河野さんが「どんな条件でも流し込み施肥を確実にやるコツ」という原稿を書いておられるますが、
その最後の行が、
「以上、いろいろ失敗を重ねて、現在にいたります」
という言葉。印象的でした。
 
6/5 中出さんから「外野席より」
 
山下さんと、田中さんのやりとりを見ていて思った事。

この仲間には角を隠した能力を有した人が居る事と、相変わらずしつこい姿勢の山下さんにハマってしまう人が居る事でしょうかね。
私は、外野席ですから読み流しています。

田植えが終わったと思っても束の間。
大麦の刈り取りで疲労困憊の中出のちゃちゃ(横槍)です。
 
*** 中出 ***

6/4 やまちゃんから「米ぬかスラリーの投入装置」
 
田中さんへ
いろいろご教示ありがとうございます。
 
米ぬかスラリーの排出口(側板につけた40ミリのバルブソケット)は、底板から35ミリの高さにあります。
枠を組むのに使った角材が35ミリでしたので、その高さになりました。
 
また
コンパネ水槽内部のノズル部分の流路断面積合計は、サクションラインの断面積以上(3割り増し以上が望ましい)であることが不可欠です
とのことですが、
40ミリのサクションホースの内径が37ミリでした。
また40ミリのバルブソケットの内径が46ミリです。
クリアしているようですね。
 
「ポンプへの渦巻きこみ」の、どういうことなのかよくわからなかったのですが、
ちょっと煙草を一服していて、「あっ、そういうことか」とわかりました。
エンジンポンプ側の吸引力が強いので、吸い込まれ口でぐわーっと渦ができるんですね。
だから、「追伸」に書かれていたようにパイプに穴をあけて、吸い込み口を大きくしてやるといいんですね。
 
ご指摘のように、40ミリVP管のキャップはいらないのでやめようと思いましたが、
バルソケにVU管を差し込んで、穴をあけておくといいようですね。
 
工作はあらかた終わって、あとは底板と側板をビス止めするだけになりました。
ビス止めは明後日、米ぬかシャワーの当日に、軽トラの上でやりたいと思っています。
添付の写真をご覧ください。
 

 
用水路からの水の投入と、米ぬかの投入、そして米ぬか汁のシャワーが同時並行的にできるようになりました。
水の投入に「自在散水ノズル」は必要なかったのですが、
タイプの違うのを2種類買ってしまったので、勢いがあってまあよかろうと使うことにしました。
また、ドラム缶につけていたゲートバルブなどを外して使ったので、
イラストに書いてあるより短くなりました。

6/4 田中さんから「Re設計変更」
山下さんへ
 
二昔ぐらい前に、日本の消防法に適用するように角型のステンレス製タンクを設計した経験があります。
 
力学的には「公式」が通用しない形状なので有限要素法による応力解析を行わないと十分な強度があるか否かを判断できないものでした。
 
その時には、漸くパソコンでも有限要素法による応力解析が可能になり、解析モデルを作成して数時間パソコンを動かして、やっと応力分布を得て、使う材料や補強材の配置が妥当なものである事を確認して、その結果を消防署に提出して「特例採用」として「公式外れ」のものを認可してもらいました。
 
確か大阪の淀屋橋近くに本社が有る化学会社さん(A化学さん)に納めたのではないかという、おぼろげな記憶!
 
添付ファイルは私の「勘ジニアリング」を元に作成したものです。参考にして頂けると幸い。
 
なお、山下さんのイラストにあるコンパネ水槽内にある40ミリVP管のキャップは無くても構わないのではと思います。それよりもボルテックスブレーカーの設置のほうが効果的かなと...???
 
40ミリVP管にスリットを入れてトタン板を挿入するだけで、ポンプへの渦巻き込みを防止できます。(理想的には十文字形状ですけれども、一文字形状でも十分効果的だと思います。直径が40mm程度なので...)
 
このポンプ接続ノズルは、底板から20mm〜50mmぐらい上の位置に取り付けると、サクションラインの閉塞リスクが低減できるのではないかと思います。多分そのような位置にしか穴あけし辛いから多分心配ないと思いますけど...
 
ボルテックスブレーカーについて判然としないようでしたら是非お問合せ下さい。
焼酎狂いの悪筆イラストですが...可能な限り解りやすい説明を追加致します。
 
以上 梅雨入りした福岡で玉葱収穫に励んだ田中より
 
●田中さんから「追伸」

やまちゃんへ
 
先ほど送付したメールの中に入れるのを失念してしまいましたので、急遽タイトルとは無関係の返信であることを御容赦願います。
 
私は、合板は接着剤を使っているので皆目「耐水性は無い」と信じているのですが、現在通っている「職業訓練校」での情報では、JAS規格で「構造用合板&特級」なる品質の物は耐水性が高いらしいです。
 
でもねぇ...「構造用合板&特級」で製作した「檜風呂」と同等なものなんてものにはお目にかかったことは有りませんから、JAS規格は「眉唾物」ではないかと思います。
 
一般用の合板では使っている接着剤の成分に起因して、耐水性は劣るものと思われます。
尤も、テストでは耐久性要求は後で考えると割り切れば、そこらにあるコンパネで十分ではないかと...
 
ついでながら...
 
イラストに有るコンパネ水槽内部のノズル部分の流路断面積合計は、サクションラインの断面積以上(3割り増し以上が望ましい)であることが不可欠です。
 
それに加えて、ボルテックスブレーカー(渦防止)というのは実にシンプルなものですから添付ファイルを参照していただけると幸い。
 
以上 「悪筆」の田中より

6/3 やまちゃんから「米ぬか汁の拡散のイメージトレーニング」
 
連日の発信です。
田植え直後に米ぬか汁を投入するときに、
「苗はまだ小さい、がぶがぶになるほど大量の水を入れることもできないし、
どうやったらうまく拡散させることができるだろうか?」
そのことが、ずっと気掛かりでした。
 
ぼくの中の答は、
「完璧なんて望まない、そこそこ広がってくれればいいんだ。
もし、端っこや畔周りに行きわたってないようだったら、その部分は畔から手で散布してもいいんだし、、、」
というものでした。
 
「天気予報は、明日、明後日と雨やなあ。大きな雨で、がぶがぶ水になったら、どうしよう」
今日代かきしながら、そんなことを考えていました。
その時、ふいに、今年苗代に鶏糞の流し込み施肥をした時のことが思い出されました。
 
苗代の灌水は、河川の本流からエンジンポンプでポンプアップして入れているのですが、
吐出口の筒先に、ドラム缶を置いて、そこに鶏糞を少しずつ入れながら、
ドラム缶から鶏糞水があふれるようにして、流し込んでいるのです。
さあ、これから鶏糞を投入するぞというときに、携帯に奥方から電話があって、
話が長引き、苗代に水が行きわたってしまいました。
困ったなと思って、やったのが、落としから水を抜きながら鶏糞水を流し込んだのです。
窮余の一策でした。
「鶏糞水よ、早くこっちへ来い、こっちへ来い」という思いでやりました。
そしたら、うまくいったのです。ほぼ均一に茶色い鶏糞水が広がりました。
小さな苗代ですので、目で確認できました。
 
「そうか、水尻から水を抜きながら、米ぬか汁をシャワーするというのもありだな」
「いや、ぜひやってみよう」
 
(追記)
ある方から
「最近、除草剤を使わないイネ作りのHPは更新されているようなのに、
HPの宅配便が届きません。メンバーから外されたのでしょうか?」
という連絡がありました。
勝手にメンバー登録を削除することはないのですが、
BCCで一斉送信した時、hotmailやlive、Aolなどが「送信できませんでした」と返ってくることが多いです。
「HPの宅配便」が届いてないようでしたら、HPを見ていただけるとありがたいです。

6/2 やまちゃんから「設計変更」
 
田中さんのお話し、ふーん、なるほどねえ、とわくわくしながら読んでいます。
中務さんや田中さんのアドバイスが無かったら、ドタバタ劇を演じていたに違いありません。
もっとも、まだまだドタバタ劇を演じる可能性無きにしも非ずですが、、、
「コンパネの枠で、1トンの水圧に耐えられるかなあ」と心配してくれる声も聞こえてきました。
ぼくは、そのことについて、あまり心配してなかったのですが、言われてみれば、その心配もありです。
いきなり1トンの水を入れるのではなく、500〜600リットルくらいから、やってみることにしましょう。
場合によっては、上部の補強も考える必要があるかもしれません。
 
>農業用の自吸式ポンプは土砂が混入する事を想定して作られているはずなのでオープンインペラーの可能性が高いのではないかと思います。
 
ぼくが使っている40ミリのエンジンポンプは、寺田のセルプラエンジンポンプです。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/laplace/111-5499.html
スターターコイル(紐)がぴくとも動かないので、分解してみたら、インペラーに石がかんでいました。
いずれは、鶏糞の流し込み追肥にも活用しようと思っているのですが、
鶏糞を水で溶いてみて、初めて分かったのですが、鶏糞には砂がけっこう混じっているんですね。
鶏が土をついばむんですね。
 
田中さんのお話を参考にしながら、かなり設計変更しました。
いちばんのポイントは「濃縮した米糠スラリーによる閉塞リスク」です。
吸い込み口に「ゲートバルブ」や「キャップ」をつけて、詰まった時に掃除などの対策がとれるように考えました。
また容量の大きいタンクにすることによって、薄い米ぬか汁のシャワーを考えられるようになりました。
おそらく1トンの米ぬか汁でも、10分あまりで散布できるのではないでしょうか?
 
漫画にして書いてみます。
お気づきのことがあれば、どしどし教えてください。
 

 
取り外しの便をを考えて、ワンタッチカムロックを注文しました。
http://www.monotaro.com/g/00496187/?displayId=18
後ろ側の側板の下部に穴をあけて、ゲートバルブを取り付けますが、
水中ボンド(二液性のエポキシ系接着剤)を使って固めます。
http://www.monotaro.com/g/00006692/
 
6/1 元「機械系エンジニアー」の田中より
 
山下さんへ
 
私の情報を参考にして頂き、深謝申し上げます。
 
コンパネの水槽ならば側面にポンプサクション接続用のノズルを設置する方が良いと思います。
水槽ボトムにノズル設置すると濃縮した米糠スラリーによる閉塞リスクが高まるのではないかと想像します。
 
ついでながら、ポンプのサクションライン(ポンプの吸い込みライン)の一番の大敵はエアー巻き込みです。
渦によるエアー巻き込みと、吸い込みラインの配管抵抗が大きい場合には流体の蒸気圧が低下してキャビテーション(気泡発生)を起こすというのが渦巻きポンプのトラブルのほとんどを占めています。
 
ポンプが所定の流量を流してくれないときに、多くの方はポンプ吐出ラインのバルブを全開にすることを選択すると思いますが、むしろ逆でして...
 
サクションラインに問題があるときには、ポンプ吐出ラインのバルブを締めるほうが流量確保が出来ます。ポンプ吐出ラインで問題発生を起こす可能性は非常に低い!
ポンプのサクションでキャビテーションが発生している時(それなりの経験が必要ですが、聴診器や聴診棒で音を聴いて見ると解ります)には、問題解決の第一選択肢は『吐出バルブを絞る』ことです。
 
30年ぐらい前に私が設計した設備で渦巻きこみが原因でポンプが所定性能を発揮できないトラブルが発生して数週間問題解決に悩みました。結果的に「ボルテックスブレーカー(渦防止板)」を容器のポンプサクションラインに設置したところ、ポンプ定格流量の3割り増しが余裕で流れるという事象を経験して、技術というのは「デスクでは無くて現場で育つもの」だと実感した次第。
 
「農業の技術」というのも全く同じですねぇ...!
 
オープンインペラーとクローズインペラーの違いは近々手描きの解説図を作成して送りましょう。農業用の自吸式ポンプは土砂が混入する事を想定して作られているはずなのでオープンインペラーの可能性が高いのではないかと思います。
 
私も米糠の有効活用は是非ともやりたい案件なので、山下さんの『大成功報告』があることを祈っています!
 
以上 元「機械系エンジニアー」の田中より

5/31 やまちゃんから「田中さん、ありがとう」
 
「作戦変更」のメールを「HPの宅配便」で送信した直後に、田中さんからのお便りが届きました。
ポンプに詳しくないのですが、自吸式のポンプで、たぶん「クローズドインペラー」だと思います。
イラストはぼくが書いたものではなく、ネットから無断で借用したものです。
 
ふーむ、5メートルの長さのサクションホースを買って、コンパネ枠のタンクに吸い込み口を入れようと思っていたのですが、
タンクの底の方にサクションホースを接続した方が、流れがスムーズになる!!
なるほど、まったくその通りですね。
コンパネの側板に穴をあけて、サクションホースを接続する方法を考えてみます。
 
たしか?と思いだして、納屋をごそごそしたら、昔作った接続口が出てきました。
40ミリ用エンジンポンプのサクションホースに、30ミリのVPのパイプ、30×40の異径ソケット、
40ミリのVPのパイプ、40ミリのバルブソケットを接続したものです。
インサート用ネジのついた40ミリの水栓ソケットを、側板の下の方に着ければいけそうですね。
 
やってみます。
火曜日の代かき水を入れてる時にテストしておきたいなあ。
またどんな想定外がでてくるやもしれんもんね(笑)
まあ、田植え翌日の金曜日にシャワーする予定だから、一日かけて慌てふためけばいいか。

 
5/31 田中さんから「Re米ぬか汁のシャワーのテスト」

山下さんへ
 
ポンプの外観を見る限りでは自吸式のポンプのようですね、ついでながらポンプのインペラー形式はオープンインペラーなのでしょうか?
 
米糠を混ぜた「スラリー」をポンプで送液を試みているようなので、ポンプインペラーがもしもクローズドインペラーだったら、詰まり易いのではないかと思います。
 
所謂「スラリーポンプ」と称される物は、一般的にオープンインペラーでして...
(山下さん作成のイラストでは、オープンインペラーのように描かれていますが????)
 
最後に、ポンプとドラム缶の設置位置(エレベーション:鉛直方向の位置関係)に関してのアドバイスですが、自吸式ポンプと雖もポンプサクションの背圧が高いに越した事は無いので、ドラム缶の液面がポンプよりも高い位置になるように設置すると「閉塞リスク」が低減できるのではないかと思います。
 
出来ることなら、ドラム缶の底か横からポンプサクションに接続するようにすれば、サクションラインの流れがスムーズになって、「閉塞リスク」の低減が可能なのですけれどねぇ...
 
吸い込みノズルに「重り」を付けている画像から判断して、そのようになっていないように見受けられますので、サクションラインの「エアー抜き」を出来るだけ頑張る!
これが「閉塞リスク低減」の第一歩ではないかと思います。
 
とりあえずは、ポンプをアイドリンク状態にしておいて、一旦ポンプをドラム缶よりも高い位置に持ち上げて、サクションラインのエアー溜まりを解消するだけでも「閉塞リスク」を低減できると思いますよ!
 
それとポンプ吐出ラインを分岐して、ミニマムフローラインでドラム缶内のポンプサクション付近に戻してやると、吸い込みノズル周辺のスラリー濃度が高くなりすぎないので有効な手段ではないかと思います。
 
そのためには、ポンプ吐出にティー分岐を設けてそれぞれのラインにバルブを設置して、吐出ラインとミニマムルフローラインとの流量バランスを図ることが必要です。
 
是非一度お試し下さい!
 
以上 2006年に旧満州(瀋陽)でスラリーポンプのメカニカルシールと格闘した田中より
 
5/31 やまちゃんから「作戦変更」
 
昨日メールを書いた後、どうもうまくないな、ドタバタしそうだなあ、
などと、酒を飲みながらつらつら考えているうちに、画期的な?作戦変更を思いつきました。
 
型枠用の塗装コンパネ(180×90、厚さ12ミリ)を使って軽トラの荷台に乗せるプールを作ってしまおうというプランです。
 
1.8×0.9×0.7=1.13?。高さ60センチまで水を入れると約1トンの水が入ります。
水を入れたら動かしません。動かしたら道路交通法違反(積載量違反)になります。
荷台の高さが約65センチなので、65+70=135センチは、中がのぞきこめる高さです。
 
使い終わったら分解して収納できるよう、底と四方は垂木でビス止めする予定です。
少しはにじみ出るかもしれないが、問題になるほど漏れないはずです。
重さが、たぶん50キロ弱。片側を持てば25キロですので、一人で動かせる重さです。
鶏糞の追肥(流し込み)にも使いたいので、8月中旬までは分解せずに納屋の片隅に置いておきましょう。
長持ちするよう、明日塗装してない部分にペンキを塗っておこうかな。

5/30 やまちゃんから「米ぬか汁のシャワーのテスト」
 
今日から用水路に水が通ったので、田んぼに水を入れながら「米ぬか汁のシャワー」のテストをしました。
200リットルのドラム缶に17キロくらいの米ぬかを水で解かし、40ミリのエンジンポンプで噴射しました。
使った「自在散水ノズル」は、添付の写真の赤い方(微粒子タイプの方です)。
飛ぶわ飛ぶわ、気持ちいいくらい飛んでくれて、白い汁が田んぼの奥の方に広がっていくのが見えます。
メーカーの担当者は、「微粒子タイプでは、米ぬか汁は無理だと思いますよ」と、言っていましたが、まったく問題ありません。
 

ただ、やっぱり想定外のことが出てきます。
(1)2枚目の写真がエンジンポンプの吸い口ですが、
狭いU字溝の用水路からの水でも吸えるように、手作りして重りをつけています。
そのメッシュ(網目)に、底の方のどろどろの米ぬかが目詰まりしてしまいました。
もうちょっと荒目の方がいいかも?

  
(2)ただ、そのことはある程度予測されたことで、水路から水をくみ上げ、溶かしなおして再噴射すればいいやと、
吸い口を用水路に入れなおして、水を吸い上げようとしたら、なかなか水が上がってきません。
ポンプケースの上の排水口のキャップをあけてみると、ミルクセーキのような泡がいっぱい出てきます。
インペラで撹拌されて、米ぬか汁がミルクセーキのようになってしまったのです。
たぶん、これが原因でポンプ室が真空状態(?)にならないためだろうと思い、
ドレンキャップをあけて、米ぬか汁を排出して、清水と入れ替えました。
それでも、泡はすっとは消えてくれません。
 
一台のポンプで、清水を吸ったり、米ぬか汁を吸ったりするのは、どうも手間もののようです。
幸い40ミリのエンジンポンプが2台あります。
(もう20年近く前、購入したエンジンポンプの調子が悪かったので、農協に修理に出したら、
メーカーが直すの面倒だったのでしょう、これを使ってくれと新品をよこしました。
その時、修理に出したのも一緒に帰ってきました。
2台とも、今順調に動いています(笑)
 
2台使いながら、どんな手順で3枚の田んぼにシャワーしていくか?
もうちょっと、いろいろ作業手順の再検討が必要なようです。
米ぬかを溶かす量は、200リットルに一袋(17キロ)が限度のように思います。
明日も、足し水に田んぼに行きますので、今度は従来品の「自在散水ノズル」を使ってみようと思っています。
 
5/27 中務さんから「Re自在散水ノズル」
 
大変ご無沙汰しています。
岡山の中務です。
 
「自在散水ノズル」ですが、消防関係者だから知っていた・・・という訳ではなく、
サクションホースの継ぎ手を探しにホームセンターへ行ったら、横に並んでいました。
 
安価なものなので即買いして、使い途は後から考えました。
 
ホームセンターって、ホントいろんなモノを置いていますねぇ。
 
ちなみに私は消防署員ではなく、田舎の成人男子なら大半が所属している(?)消防団員です。
 
米糠散布、上手くいくとイイですね。
中務 博文

5/25 やまちゃんから「本題のイネの抑草の話に戻ります」
 
イネの抑草に、悪戦苦闘をしつこく続けてきたおかげというか、
その副産物(?)で、畑の除草の感度がよくなりました(笑)
 
まだまだ取らぬ狸の皮算用のレベルですが、今年は心ひそかに期するものを感じています。
田植え直後に米ぬかを散布すれば、雑草の勢いを弱めることができることは、
数多く実践報告が出てきていますし、ぼくも体験済みです。
しかし、2反あるような大きな田んぼに米ぬかを均一に振ることは、困難でした。
水口から流し込む方式は、水口周辺に米ぬかがよどんでしまい、早苗を枯らしてしまいました。
ならばと、米ぬかを練って団子にして、畔から投げ込むこともやりましたが、肘を痛めて断念(笑)
小さな2畝たらずの田んぼでだけ、畔からふりまくことができるので、米ぬか除草を続けていました。
 
「現代農業」2013年8月号で、「鶏糞水流し込み」の記事を読んで、
http://lib.ruralnet.or.jp/cgi-bin/ruraldetail.php?C01=%97%AC%82%B5%8D%9E%82%DD%8E%7B%94%EC&LOGIC=1&INDEX=0&LIST=2&DETAIL=1&SORT=0&KID=201308_050&PAGE=0&HEAD=0&LIB=0&DMY=%82%A0&DB1=0&DB2=0&DB3=0&DB4=0&DB5=0&DB6=0&DB7=0&DB8=0&DB9=0&DB10=0
鶏糞を水で溶いて流しこめるんだったら、米ぬかだって水で溶かして流し込めると思いました。
早速、コシヒカリの穂肥で試してみました。
「おっ、いけるやないか」と思いました。米ぬかの粒子が水口に沈殿するようなことは少ない。
「ただなあ、、、田んぼ全体にどれくらい均一に行きわたらせられるか、、、そこがカギやなあ、、、」
などと、ぶつぶつ独り言を言っているうちに、
「そうや、水口から流し込むんじゃなく、エンジンポンプを使って、水口のもう一つ先に、
広がりつつある水に向かってシャワーのようにふり注げば、もしかして、、、、」
と、ひらめきました。
 
その道具のイメージを「HPの宅配便」に書いて、実物を試作していたら、
http://www2.ocn.ne.jp/~josonet/2013nen/2013-11.htm(12月23日)
岡山の中務さんが、「自在散水ノズル」というのがありますよ」と、教えてくれました。
http://www2.ocn.ne.jp/~josonet/newpage.htm(2月15日)
「こんなもの、何に使ってるんですか?」と中務さんに聞いたら、
コンバインの足元の泥を洗うのに使ったりしているそうです。
中務さんは、彼のHPによれば、「ファイヤーマン」、消防士でないとこんなもん知らんわな。
メーカーに問い合わせたら、米ぬか汁を飛ばすなんて、想定外のことなもので、ちんぷんかんぷんの答えしか返ってきません(笑)
案外安い品物なんで、「JZ微粒子」と「従来品」の両方を注文し、数日前に届きました。
いけそうです。使えそうです。
ぼくの試作品は、かわいそうだけどボツになりそうです。
 
今度の30日の金曜日に、用水路に水が通ります。
田んぼに水を入れながら、実際に米ぬかをドラム缶で溶いて、テストしてみます。
本番は、6月5日にコシヒカリの田植えをするので、
翌日、水を入れながら、反当り50キロの米ぬかを水で溶いて、シャワーする予定です。
 
米ぬかだけで雑草を抑え込もうとは思っていません。
除草機との複合除草です。
乞うご期待です。

5/23 やまちゃんから「畑の除草(続)・海砂の活用」
 
海砂の活用については、井原豊さんから教わりました。
粘土質の畑の土壌改良には、海砂を10センチ客土すれば、見違えるようにこなれのいい畑に変身すると言われるのです。
強粘土質の田んぼに、ちょっとケチって、7センチ客土しました。
毎年大量の生もみ殻を投入し続けた効果もあるのですが、見事な畑に変身しました。
 
最近の海砂の活用例を列挙してみます。
(1)黒マルチをして、ニンニクを定植した後、雑草が株元からニョキニョキ芽を出し始めたころ、
植穴に海砂を投入して、雑草を埋め込みます。
これで、ほぼ雑草は抑えることができるようになりました。
 
(2)3月下旬から4月にかけて収穫する極早生タマネギは、黒マルチ栽培をしています。
この場合も、株元に海砂を投入して、ふたをしています。
雑草を抑えるだけでなく、マルチが風にあおられてばたつくことがなくなり、
地温があがるので、極早生タマネギの生育がよくなったように思います。
 
(3)3月から4月にかけて収穫する極晩抽性の大根の種を、
黒マルチをして、5〜6センチの穴をあけて、そこに1穴2粒まき(2本収穫)していますが、覆土に海砂を使っています。
種をまいてバサバサッと海砂を振りかけていきます。
ちょっと早めに黒マルチをしておいて、雑草をモヤシにしておいてから種をまいて、海砂をかければ、
雑草はほとんど問題が無くなったように思います。
 
(4)オクラを、最近は3月中旬に直播するようになりました。
前は育苗ハウスの中で、ポット育苗していたのですが、アブラムシに悩まされたり、
水をやりすぎて過湿にしてしまったりと、失敗続きで、直播に変えました。
やり方は、早めに黒マルチをして、地温をあげておきます。
次に穴をあけて1穴4粒種をねじ込んで、海砂をドサドサッとかけていきます。
そのあと、不織布をして、硬質ポリポットを1メートルおきにおいて、その上から透明マルチ。
現代農業2013年3月号の「トウモロコシの溝底播種」の記事と同じやり方です。
http://lib.ruralnet.or.jp/cgi-bin/ruraldetail.php?C01=%8ER%89%BA%90%B3%94%CD&LOGIC=1&INDEX=4&LIST=1&DETAIL=0&SORT=3&KID=201303_018&PAGE=0&HEAD=1&LIB=0&DMY=%82%A0&DB1=1&DB2=0&DB3=0&DB4=0&DB5=0&DB6=0&DB7=0&DB8=0&DB9=0&DB10=0
いくらかは雑草も生えてきますが、海砂に抑えられて、雑草も少ないように思います。
 
海砂は、土建屋でバケット一杯2000円で購入しています。
 
5/22 塚本さんから「トラクターの使い方」
 

トラクター保有は一台です。中古でも使えなくなるまで我慢して使ってきましたと言い訳。

私も、トラクターを使う間隔を空けながら、長期間に渡り少しづつ作業やるように工夫をしていこうと思います。

つまずいているのが、田んぼの肥料にしている籾殻堆肥です。

作るのに半年はかかり、作り始めるのが遅いのでもっとかかります。

籾殻堆肥を田んぼに撒き終わるのは5月に入ってからで、

慌てて長時間トラクターに乗ることになり、夜はうなされています。

田植えが終わったら堆肥積を始めて、秋起こしできるくらいでないとだめだなと思います。

そういえば、私は車の長距離運転も好きでなく、限りなく避けています。

ためになるお話を寄せて戴いてありがとうございます。

5/21 やまちゃんから「田中さんへ、ネギ坊主の出たネギ苗の利用について」
 
何年か前のことですが、収穫しきれずにネギ坊主がでてしまった「九条大ネギ」を、
種をまいて苗を作るより、こいつが利用できたらいいのになと思って、
頭をはねて、長さ20センチくらいの長さのものを定植したことがあります。
確か5月だったと思いますが、植え付け時期の記憶はおぼろげです。
 
ほとんど、次から次へとネギ坊主がまた出てきて、ぼくの場合にはものになりませんでした。
 
ネギ坊主の出た「九条大ネギ」が再利用できたら、うれしい話です。
田中さんのやり方を教えていただけませんか。

5/21 田中さんから「塚本さんへ;トラクターの振動」
塚本さんへ
 
多数のトラクターを保有しておられるようで...
羨ましい限りです!(私は1台限りですのでねぇ...)
 
20馬力の中古がどれほどのものかは定かではありませんけれど、それが原因と特定できるのであれば「短時間使用」に限定する「専用機」にしては如何でしょう?
 
トラクターのセッティングを変更するのはそれなりに「面倒くさい事」なので、「短時間使用」に限定する使い方をすれば、機械も生きるし体への負担も少ないのではないかと想像します。
 
爪を「内盛耕転」に組み替えて畑専用機に使えば、「畝上げ」機械として十分な働きをしてくれるのではないかと思います。そうすれば当然、振動を受ける累積連続使用時間はたいしたことは無いでしょうから、体への負担も少ないのではないかと想像します。
 
是非御検討下さい!
 
ちなみに、私は代掻きシーズンだけ「平面耕」の爪セッティングにして、それ以外は「内盛り」にしています。(ラチェットレンチを使えば30分ぐらいで設定変更可能だと思いますけど!)
 
まぁ...小規模「自給型農業」を目指すので、こんなことが出来るのですけれどもねぇ...
規模拡大を目指すとそうもいかないかと思います。
 
参考になる「意見」でなかったら「御容赦」願います。
 
以上 自給型農業を目指す「重ちゃん」より

5/21 田中さんから・Re畑の除草(続)」
山下さんへ
 
私は、収穫できずに「葱坊主」が出てしまった「九条大葱」の株を掘り起こして、白葱の部分だけを「穴底一条植え」にしています。
 
昨年収穫できないままに放置していた九条大葱の株が分株して、更に大きな株になってしまいましたので、今年は「株を分解」して山芋の堀棒の裏先で畝の中に穴を掘って、九条大葱の株の部分を放り込むという作業を時折しています。
 
でも、きっと植付したものの全部を自家消費できないだろうなぁ...
 
近所におすそ分けしようにも、皆さん揃って「根深」を栽培しているので貰ってくれる人も居ないし、だんだんと九条大葱の栽培面積が拡大していくのではと「懸念」しております。
 
今年の冬の「葱ま」と「鍋」での利用を視野に、ボチボチと九条大葱の白根を植えつけて、畑の雑草削減に取り組んでいます。
 
以上 福岡の自給的農業を目指す「重ちゃん」より!

5/20 塚本さんから「育苗の床土できました」
 

私の育苗床土の情報公開。

ここ数年成功している育苗の床土の作り方です。

A.土ぼかしの作り方

1.ホームセンターで買った有機JAS適合の無肥料の育苗培土を6。

2.鶏糞や米糠など窒素分の多い発酵資材を4。

3.籾殻を1。

の割合で水も混ぜて60度くらいで発酵。

一週間〜10日ごとに混ぜて温度が上がらなくなったら完成。

pHは7位です。このままでは稲に使えません。

B.

 籾殻燻炭又はピートモス(粉又は自分で砕く)

C.

 硫黄粉末・・有機JAS適合証明が得られるもの

 

Aの土ぼかしはそのままでは60日くらい育苗できそうなほどの肥料があるので、

Aの土ぼかし2に対してBの燻炭1(ピートモス、土など)を混ぜて薄めます。

その時、Cの硫黄粉末と少しの水も混ぜて1か月ほど放置して使います。

本当はAの土ぼかしとBの燻炭を1:1で混ぜて薄めてもいいくらいですが、

軽すぎて播種機の中で土がきれいに落ちないのと追肥をするのが面倒なので

土ぼかし2:燻炭1にしました。

 

ここ3年はこれで成功しているのでとりあえず完成。

綺麗な葉色でほれぼれです。が、

こんな手間かかるとたくさんの面積をやっている人はやってられないでしょう。

土ぼかしの作り方は、堆肥の研究家の橋本力男さんの資料から拝借しています。

ちゃんと出典も書いておきます。

 

課題として、燻炭や硫黄を混ぜなくても使える、

pHが5.0〜5.5位で肥料濃度も適当なものにしないと大量には使えないと思います。

終わり。

5/20 やまちゃんから「畑の除草(続)」
 
ネギは、長ネギ(根深ネギ)を65メートルのウネ2本、
九条ネギを同じく65メートルのウネ1本作っています。
ウネ幅140センチで、どちらも1条植えです。
6月下旬か7月初めころに、ネギロケットを使って、7センチ間隔に、一穴2本植えにしています。
9月中旬にコシヒカリの籾摺りが始まれば、土寄せ代わりにもみ殻を置いていきますので、
それで、雑草を抑えることができますが、
それまでの期間、ネギの株元の雑草対策でうんざりしていました。
夏の暑さと日照りで、ネギがなかなか大きくなってくれず、そのため思い切った土寄せもできず、
また、削っても削っても雑草が無くなってくれません。
 
去年、防草シートを敷いてみたらどうだろうと思い、やってみたら期待以上にうまくいきました。
手順を書いてみますと、
ウネの中央にロープをピンと張って、それを目安にネギロケットで穴をあけて植えていきました。
ネギが活着してしゃんとしてから、50センチ幅の防草シートを、ネギの両側に敷きました。
雑草が、株元というか防草シート同士の隙間からちょろちょろ出始めたら、
株元というか、防草シートの上に土入れをして、雑草を埋め込みます。
防草シートの上は、土が乾くので、雑草の抑制効果があるようでした。
防草シートの下は、しっとり湿っているので、ネギの成長も例年よりいいように思いました。
それでも、生えてきた雑草は、途中で防草シートの裾を持ち上げながら、
株元の土を払ってやると大半の雑草を取り除くことができました。
 
その畑では、今までネギのために灌水したことがなかったのですが、
去年谷水灌水したところ、ネギは見違えるようにぐんと伸びてきたので、
防草シートの上に思い切って土寄せすることができました。
8月下旬に防草シートを取り除いたのですが、
防草シートの上の土は、そのまま土寄せの土として残りました。
その後、もみ殻を株元に積み重ねていって、白ネギの出来上がりです。
 
(とまあ、順風満帆のように見えますが、実は去年大雨で二度も冠水して、根腐れを起こして例年以下の出来でしたが、、、(笑)
 
ついでに、苗つくりについても書いてみます。
こちらは、何年も前からやっていて、もう定着した方法です。
128穴のセルトレイに、おおよそ7〜10粒くらい、パラパラと種を落としていきます。
バーミュキュライトで覆土してから、海砂を振りかけています。
砂の重みで根上がり防止という気持ちと、砂は乾くと色が変わりますので、湿り具合の診断にもなります。
セルトレイの苗を、ネギロケットで仮植え床に仮植えしますが、
3月初めころに前もって黒マルチを張っておきます。
黒マルチの下で、生えるべき雑草は芽を切って、光不足でモヤシ状態になり、
4月中頃になると、温度が上がって、ほとんどとろけて消えてしまっています。
そこに仮植えするのですから、楽ちんです。
黒マルチの下は、しっとり湿った土の状態ですので、ネギロケットの穴が崩れることもありません。
 
2月中頃にまいた九条ネギの苗が、大きくなってきたので、直売所で青ネギとして売っています。
青ネギで売りながら、残りを、冬ネギ用に定植します。
雑草の苦労がなくなると、ちょっと欲が出て、自宅近くの畑に、50メートル2条植えで作ろうかなと思い始めています。
 
 
5/20 塚本さんから「トラクターの振動お返事ありがとうございます。」
 

中出さん田中さん早速に丁寧なお返事を頂きありがとうございます。

トラクターは、馬力が16(引き継いだお古),20(頂き物)、24(交通事故で全損),30(事故後の新車)と変わってきていますが、

16馬力の時は平気でしたが、20馬力中古から2日続けて乗ると腕がしびれるようになり、

振動のせいだと思いますが内臓が揺れている感じで夜はうなされています。

午前2時間、午後3時間くらい乗ると次の日はきついです。

振動に対する感受性が高いんでしょう。

5/19 田中さんから「Reトラクターの振動」
 
塚本さんへ
 
福岡の自給的農業を目指す「重ちゃん」です。
 
私のトラクターは中古で仕入れた15馬力のもので、現在アワーメーターは800時間オーバーなのですが、先日日曜日の午前に約2時間、午後約3時間ほどトラクターの座席の上で過ごしましたけれども、振動で不快な感じは皆目感じませんでした。
 
塚本さんのは、もっと大型のトラクターなのでしょうかね?それとももっと長時間トラクターの座席に座っているのでしょうか?
 
振動に対する感受性はかなり個人差があるのではないかと思います。
 
私の場合は、「胃全摘出」に伴う貧血&血行不良が原因ではないかと思うのですが、上腕を多く使う仕事をすると、夜中に掌がしびることがあります。
 
対処療法として手っ取り早いのは、湯上りのマッサージかな?
一日草刈機を使った時などは、「ラブローション」や「サロメチール」を湯上りに塗りこんで就寝すると、翌朝はなんとか我慢できるレベルに回復しています。
 
まぁ....「年には勝てない」と思って、少し筋肉を労わりつつも、それなりの負荷を筋肉にかけ続けるのが宜しいのではないかと思います。
 
以上 「重ちゃん」より
 
<追伸>
私のホームページは「重ちゃんのofftime」で検索していただけると幸い。
ホームページでも紹介しましたが、職業訓練校に通って鉋や鑿の刃砥ぎをやっていますけど...
「上腕を酷使する」機会が多いので、ほとんど毎日「湯上りマッサージ」です!
 
    〆

5/19 中出さんから「Re トラクターの振動」

忙しさにかまけて、ご無沙汰の中出です。

塚本さん、私の結論から言いますと個人的な事のように思います。
私は、自分のトラクター(30ps)を今の時期連日乗りますし、勤めている農園では大型(50ps)を約1ヶ月間乗り続ける事も有ります。
そういう事で、塚本さんが言われているようなしびれというようなものは感じたことがありません。
連日乗り続けることによる弊害は、「腰痛」と俗に「エコノミー症候群」と言われる症状に見舞われることでしょうか・・・。
あと、エアコン使用による弊害も感じます(キャビントラクター)。

農機使用時は割と単純作業が多いでしょう。
だから、意識して「次はどうしよう」とか「このライン取りは失敗」等と、常に考えるようにして緊張感を維持しながら操作すると少しは変わりませんかねぇ。
まっ、これも疲れる要因では有りますが・・・。

会社員で兼業農家としての立ち位置で稲作りをしていた時期から、勤めを大規模農家として変わってから稲作りの意識が変わりました。
専業農家は正に身を削る思いで仕事をしています。
私はそう思っています。

後ほど、ポイントがズレました。
すみません。

*** 中出 ***

5/18 やまちゃんから「畑の除草(2)」
 
予定を変更して、里芋の除草です。
尾ひれはひれをつけず、ごくごく簡単に書きます。
 
黒マルチを使った方が、草押さえになるので、
マルチを張ってから、穴をあけて催芽処理をした種イモを埋め込みます。
その時、マルチの真ん中を歩きながら穴をあけていっています。
これは「現代農業」で『M字型ウネ』という記事を読んで、それをヒントに始めました。
真ん中が低くなったウネの方が、雨が降った時に水がたまりやすくて、
里芋のように水気が好きな作物にはいいなと思っています。
種イモを埋め込んだら、マルチの隣のウネから、谷上げ鍬でどっさりマルチの上に土を載せておきます。
(里芋は、140センチ幅、50メートルの畝2本ですので、里芋の隣のウネから、土を持ってきます)
芽が出始めたころには、マルチの穴から雑草も芽吹いてきていますので、
載せていた土を、里芋の株元に寄せて、芽吹き始めた雑草を埋め込んでしまいます。
ひと月ほどしたら、同じ作業をもう一度やって、雑草を埋め込みます。
ただこれだけで、里芋の雑草はほとんどなくなりました。
 
7月中頃、梅雨が明けたら、マルチをカッターナイフで切りながらはぎとり、
肩に鶏糞をどさどさっと入れてから、一輪管理機を使って土寄せします。
ぼくの一輪はあまり馬力がないので、株元まで土が乗らないので、鋤簾を使って株元に土を寄せます。
この作業が、夏の暑いときにはフーフーですが、雑草に困ることはなくなりました。

5/18 福井の塚本さんから「トラクターの振動」
 
御無沙汰しています。

わりと新しいトラクターで他のトラクターと比べてもさほど振動が大きいとは思われないのですが、

一日乗っていると体に振動がかなりこたえます。

夜寝ていても指先までしびれる感じで体もきついです。

昔のトラクターでは二日乗ると腕までしびれました。

連日トラクターに乗っているような方もいらっしゃると思いますが、

体は何ともないんでしょうか?

なにか対策されていますか?

私だけ振動に弱いのかなと昔から思っています。終わり。


5/17 やまちゃんから「実況中継の予告篇」

 昨日、中古で手に入れたブロードキャスタで、鶏糞を元肥用に散布しました。
(手作りの撹拌棒がついていますので、厳密にはブレンドキャスターということになるのかな。)
しかし、ブリッジ(空間)ができてしまい、棒でつついてブリッジを崩しながらの作業で悪戦苦闘していました。
ふと思い立って、鶏糞を入れた後に、最後に小米を1袋30キロ、ふりかけるように入れたら、
ブリッジができずに、最後まで散布することができました。
これは、大きな発見でした。
 
さて、今年も、性懲りもなく「除草剤を使わないイネ作り」の「実況中継」をやりたいと思っています。
毎年のように、「一歩前進二歩後退」を繰り返している有様です。
それに対して、野菜の方は、毎年新しい発見があって、除草作業がほとんど苦にならなくなってきています。
腹立ちまぎれに、愚痴っぽく、野菜の除草作業の進化を3〜4回に分けて書いてみます。
(いずれ、イネの抑草でも、一皮むける時がくるはずだという期待を込めて、、、、、)
 
トウモロコシの除草や、ニンジンの夏場や冬場の太陽熱処理については、前に書いたので書きません。
この1〜2年の発見を書いてみます。
 
まずは、大浦ゴボウの除草を書いてみます。
大浦ゴボウは、播種間隔1〜3センチくらいですじ播きして、間引きはしない作り方です。
本葉が出始めたころになると、雑草もだいたい出そろってきていますので、
けずっ太郎シャープで、株元1センチくらいをねらって、ゴボウの両側を薄く削っていきます。
アバウトな作業で、北海道の方のいう「めくら除草」です。
すると、株際にだけ雑草が残ります。
その株際の雑草は、オルファ社のスクレイパーというペンキはがしなどに使う道具で、
ゴボウの根元の土を崩すようにしながら、雑草を削っていきます。
ゴボウの両側をけずっ太郎でスライスしているので、株元の土は、ポロポロと簡単に崩れます。
http://www.olfa.co.jp/ja/body/detail/34.html
ひざまずいての作業ですが、すいすい造作もなく雑草処理ができました。
65メートル、ひとウネ2条のゴボウですが、3時間ほどもあればできる感じです。
初期の処理さえできれば、ゴボウはあとあと大きな葉っぱを茂らせるので、手間いらずです。
 
大浦ゴボウは、わが直売所の人気商品で、「地場のゴボウは、柔らかくて香りがいい」と評判です。
おおよそ3月初め、5月初め、8月中旬、10月中下旬に種まきして、ほぼ年中切らさず収穫できるようになっています。
大浦ゴボウ本来の10センチ20センチなんて太さはねらいません。
2〜3センチくらいの若ゴボウ収穫です。
若ゴボウの方が、柔らかく香りがいいと思っています。
掘る道具は、「溝掘りショベル」です。
http://www.asaka-ind.co.jp/shop/20_72.html
以前は「10年保証」のラベルが貼ってありましたが、3年ほどでぽろっと柄の付け根の部分から折れて、
2回交換してもらったら、そのうち「10年保証」のラベルが消えてしまいました(笑)
 
以前は、夏の盛りは土がかちんこちんになって、掘るのに汗だくで途中で折れたりしていましたが、
去年、土が固くなったら、谷水灌水するようにしたところ、すこんすこんと面白いようにスコップが入っていきました。
谷水灌水しても、滞水しない限りゴボウは根腐れしません。
 
(補足)
これは、以前に書いたことがありますが、
10月中下旬播きの場合、冬から春にかけて、ホトケノザやハコベがはびこります。
そんな時は、ナイロンコードの刈り払い機で、地際からゴボウの本葉2〜3枚の葉ごと削ってしまうといいです。
ゴボウの生長点は、地下にあるので、陽気がよくなると、他の雑草より先に、
本葉3〜4枚目から展開してきますので、雑草に負けません。
 
次回は、ネギの雑草対策の予定です。
 
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